セイコーランドマスターの評価[SBDB015レビュー・違い]登山初心者こだわりのおすすめ

セイコーランドマスターの評価をしてみました

セイコーランドマスターを付けている男性

ランドマスターはセイコーのフラッグシップな時計で、登山を見据えたスペシャル機

今回は、セイコープロスペック「ランドマスター」の25周年記念モデルを紹介します 

登山家「三浦雄一郎」氏などが監修した、登山に適した腕時計で、セイコー独自の「スプリングドライブ」という駆動形態を装備

今の時代のいろいろな機能が付いた機能美とは逆行した、シンプルな時を刻むだけの「いさぎよい」時計です

登山ウォッチは現在クウォーツ時計のようなゼンマイを使用していない時計が全盛期ですが、それにあえて機械式を加えて挑戦する「セイコー」のその気概(きがい)も、嫌いじゃありません(通常のクウォーツ式は駆動にモーターを使っていますが、スプリングドライブというシステムはクウォーツの駆動部に機械式のゼンマイを使用しています 参考:セイコーSpringDrive

「こだわり」のある人向け 「時計LOVE」な人向けの時計だと思います

 
 

(アイキャッチ画像:Amazon)

 
 
 
 

セイコーランドマスターの評価|ランドマスター 25周年モデル「SBEJ 003」「SBEJ 001」

2018年3月7日に、登山などのアドベンチャーウォッチとして有名な「プロスペックランドマスター」の25周年記念モデルの発表がありました

ここで発表になったモデルは2つ

 
 

  • 25周年記念「限定」モデル「SBEJ 003」←数量限定500本
  • 25周年記念「レギュラー」モデル「SBEJ 001」

 
 

どちらもシンプルな構造で、余計な機能はついていません

余計な機能がついていないということは、こわれにくいということ

シンプル イズ ベストの代表のような時計で、セイコー最高峰のモデルの1つだと思います

(限定モデル 「SBEJ 003」)

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(レギュラーモデル 「SBEJ 001」)


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ただ、個人的に感じることがあります

 
 

それは、この時計は・・・高いス

 
 

両方とも20万パワー(円)で、2~3万パワー(円)が限界の自分にとっては立ち向かうことすらできない始末

自分にとっては、見てるだけで、決して届かない時計というわけです

 
 

セイコーランドマスターの評価|ランドマスター「SBDB015」

 
 

セイコーの「登山系ウォッチ」というと、「アドベンチャーウォッチ」というジャンルで、で山岳滑走家「三浦雄一郎」氏などが監修している時計で有名

ということで、山用のイメージの強い時計ですね(海や川でも使えます)

今自分が持っている時計は、セイコーと人気を二分するカシオの「プロトレック」ですが、価格3万円程度

それから比べると、今回発表になったモデルは両方とも、「なんと20万円!」

自分の1か月分の給料なみではないですか・・・

うーん高くて買えない

 
 

もっとやすいものはないのかと思って、旧バージョンをみてみました

そうしたらおどろき! なんと旧バージョンの方が、価格が高いんです  残念・・・

 
 

その調べた旧バージョンとは

 
 

「セイコープロスペックランドマスター「SBDB015」」

 
 

そうです 「三浦雄一郎スペシャル」です

これが大台の定価「30万越え」です

 
 

あれこんなに高かったっけ・・・

これは手が出ませんね・・

見た目はどのスペックも同じように見えますが、でも何かがちがう

今回はその違いを比較してみました

 
 

 
 

セイコーランドマスターの評価|セイコー「ランドマスター」比較|SBDB 015・SBEJ 003・SBEJ 001

スペックを比較してみると違いがわかると思います

まずは35万円もする、「三浦雄一郎」氏仕様のスペシャル機を紹介

 
 

<ランドマスター「SBDB 015」 製品仕様>

製品名  SBDB015 
駆動方式 【スプリングドライブ】
(セイコー独自 
 駆動部にゼンマイ、調整にクウォーツをつかっています)
キャリバーNo 【5R66】
(時計の心臓部 ムーブメントの
 管理ナンバーのこと
 この管理ナンバー表記するということは、
 時計に自信があるということになると思わ
 れます)
ケースコーティング ダイヤシールド
(セイコー独自 時計をキズから守る
 新技術 ダイヤは最強です
ケース材質 【純チタンケース】
(硬質コーティング)
(チタンは軽くて、安定していて、
 そして高価・・・)
ガラス材質
(ガラス本体の材質)
【サファイアガラス】
(人工サファイヤですが、硬度は天然
 と同等 ダイヤの次にかたいです)
ガラスコーティング スーパークリアコーティング
ルミブライト あり(針・インデックス)
(新開発の発光体 光る長さは従来の
 60%向上)
精度 平均月差±15秒(日±1秒相当)
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁
 (磁場の耐性)
あり
サイズ 縦49.4㎜×横46.7㎜×厚さ14.2㎜
重さ 140g(軽い!!)
その他機能 スクリューバック
ねじロック式りゅうず
耐メタルアレルギー
ケース裏部パーソナルデータ
刻印可能
ダブルロック中留
石数30石
24時針(ディアルタイム表示機能)
パワーリザーブ表示機能
カレンダー連動時差修正機能
秒針停止機能
カレンダー(日付)機能つき

 
 

次に、「三浦スペシャル「SBDB 015」」を基準に

 
 

  • 25周年記念「限定」モデル「SBEJ 003」
  • 25周年記念「レギュラー」モデル「SBEJ 001」
  •  
     

    この2つを比べてみました

     
     

    1. 駆動方法
    2. スプリングドライブ(自動ではなく、手巻き)(三浦モデル)

      メカニカル自動巻き(25限定モデル)
      メカニカル自動巻き(25レギュラーモデル)

      コメント:これはあくまで三浦さんが手動でいいといったから、手動になったのだと思います たぶん・・

       

    3. キャリバーNo(ナンバー)
    4. 【5R66】(三浦モデル)

      【6R64】(25限定モデル)
      【6R64】(25レギュラーモデル)

      コメント:キャリバーNoはあくまで製造管理Noなので、基本的なつくりはそれほど違わないと思います

       

    5. 精度
    6. 平均月差±15秒(日差±1秒相当) (三浦モデル)

      平均日差+25秒~-15秒 (25限定モデル)
      平均日差+25秒~-15秒 (25レギュラーモデル)

      コメント:これは大きな差ですね

    7. 防水
    8. 日常生活用強化防水(10気圧) (三浦モデル)

      日常生活用強化防水(20気圧) (25限定モデル)
      日常生活用強化防水(20気圧) (25レギュラーモデル)

      コメント:これは一般のひとの登山なら、10気圧防水でも問題ないと思います

       

    9. サイズ
    10. 縦49.4㎜×横46.7㎜×厚さ14.2㎜ (三浦モデル)

      縦51.9㎜×横46.8㎜×厚さ15.9㎜ (25限定モデル)
      縦51.87㎜×横46.8㎜×厚さ15.93㎜ (25レギュラーモデル)
      コメント:サイズが微妙に違うというのが、逆にいいですね!

       

    11. 重さ
    12. 140g (三浦モデル)

      170g (25限定)
      170g (25レギュラー)

      コメント:三浦モデル優秀過ぎ

       

    13. その他の特長
    14. 耐メタルアレルギー (三浦モデルのみ装備)

      簡易方位計 (25限定・25レギュラーモデルのみ装備)

      コメント:ここはその人にあった条件で選ぶといいと思います

     
     

    この比較を見てわかるとおり、価格差の一番の理由は

     
     

    「精度」の差

     
     

    と推測されます

    30万の三浦スペシャルは1日±1秒程度の誤差ですが、25周年記念の2つのモデルは最大+25秒の誤差が発生するかもしれないということなので、この精度の差は大きいですね

     
     

    セイコーランドマスターの評価|セイコー「ランドマスターSBDB005」

    まだ根強い人気がある「ランドマスターSBDB005」をSBDB015などと比較したくて調べてみましたが、すでに絶版になっているためかどこにも販売されていないようになってしまいました

    セイコーランドマスター SBDB005 Amazon
    (https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51m%2B1fZNH%2BL._AC_.jpg)

    いまでは中古でときどき売りに出されているくらいのようです

    2012年発表のスプリングドライブ先駆け的なランドマスターで当時の定価は264,600円で価格も一般的なアウトドア登山ウォッチにしてはかなり革新的です

    こちらも三浦雄一郎氏のプロディースです

    仕様がなかなか見つからなかったので、Amazonさんの仕様を拝借してみました

    モデル番号:sbdb005
    モデル番号:sbdb005
    発売日:2012
    アイテム形状:ラウンド
    ディスプレイタイプ:サファイアガラス
    文字盤の直径:45ミリメートル
    ケースの厚さ:13ミリメートル
    バンド幅:22ミリメートル
    文字盤の色:黒
    特殊機能:付きスクリューバックスクリューロックタイプクラウン耐性金属アレルギーケースバックパーツ個人データを刻印可能ダブルロッククラスプ
    アイテム重量:4.96オンス
    ムーブメント:スプリングドライブ
    (https://www.amazon.co.jp/SEIKO-PROSPEX-LANDMASTER-PRODUCED-YUICHIRO/dp/B00X381KZA)

    セイコーランドマスターの評価|まとめ

    自分としては、今後も宝くじが当たらない限りは縁のない時計ですが、いろいろ調べると、最先端の技術がわかってとても楽しい調べものでした

    セイコーのランドマスターは25周年

    25周年というと、時計が親から子へ受け継がれていっても良い「時の流れ」

    子どもにあげると考えると、20万以上の宝石のような時計も、買って大事につかってもいいかもしれない・・・と思ってしまいます

    以上です

    (ランドマスター 25周年記念 500本限定モデル SBEJ003)

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    (ランドマスター 25周年記念 レギュラーモデル SBEJ001)

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    (ランドマスター 三浦雄一郎モデル SBDB015)

     

    1. もう少し、時計のムーブメント(特にスプリングドライブ)を調べてから記事にされてはいかがですか?

      • スプリングドライブの説明等に補足をつけてみました ご意見ありがとうございました