【ダスパーカ・マクロパフフーディ】パタゴニア|登山アウターの服装おすすめ

patagoniaの定番ウェア【ダスパーカ】と【ハイパーパフフーディ】&【マクロパフフーディ】のデメリットとメリット紹介してみます

パタゴニアの化繊中綿のアウターの服装中では最高峰!

一番暖かく、濡れて(ぬれて)もすぐ乾きます

風をシャットアウトする機能も完璧!

そしてとてもコンパクトにできるので、年間を通じて「ほぼ使うことができる」スーパージャケットです

泊まりの登山もこの服装を着て寝ると、とても暖かなので、その分シュラフを軽くできるメリットがあります

※2016年にダスパーカが廃盤になって、名前を変えながら(ハイパーパフフーディとは・・)更新されてきましたが、2020年に復活 「新生ダスパーカ」が誕生しました
▼あのクライミング界最高峰のピオレドール賞をとった横山氏が最新レビューをしています

パタゴニアの化繊インサレーション「DASパーカ(ダスパーカ)」が復活 - patagonia|Yamakei Online / 山と溪谷社
2016年で一旦廃番となったパタゴニアの「DASパーカ」が今年4年ぶりに復活しました。生まれ変わった「DASパーカ」の進化に、アルパインクライマー横山勝丘が迫ります。

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ダスパーカの使い方

自分は自他とも認める「パタゴニアのファン」で、ダスパーカは大好きです

ダスパーカ 01
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81qvyvdDRAL._AC_UL1500_.jpg)

▼最新ダスパーカはこちら

ウィメンズ・DASパーカ | パタゴニア公式サイト | W's DAS Parka
ウィメンズ・DAS・パーカを販売しています。パタゴニアのカスタマーサービスがご購入から修理までサポートします。製品を長くご使用いただくための製品保証や修理サービスも充実しています。骨まで凍みる寒さの日々から予定外のビバークまで、あらゆる状況【続きをよむ】
メンズ・DASパーカ | パタゴニア公式サイト | M's DAS Parka
メンズ・DAS・パーカを販売しています。パタゴニアのカスタマーサービスがご購入から修理までサポートします。製品を長くご使用いただくための製品保証や修理サービスも充実しています。骨まで凍みる寒さの日々から予定外のビバークまで、あらゆる状況で活【続きをよむ】

そんな大好きな自分でも、日本でのパタゴニア製品の価格は高いと思ってしまいます

いざ買うとなれば、毎回考え込んでしまって、長い時間をかけて買うか買わないかを決めていて、なんとかお金を貯めて、コツコツとパタゴニア製品をいくつか買っているわけです

 

そのコツコツ買った製品の中で、自分にとって冬にはかかせない製品があります

それは、寒がりの自分にはこれ無しではいられない「ダスパーカ」です

これは化繊の中綿が入っているパーカーで、パタゴニアのフラッグシップ(最高)の製品の一つです

(ダスパーカ)

▼公式サイトでも取り扱い中止になってしまいました 残念

取り扱い終了:メンズ・DASパーカ | Men's DAS Parka| パタゴニア | 公式オンラインショップ | Patagonia | アウトドアウェア
取り扱い終了:メンズ・DASパーカ。同様の特長を持つ後継製品メンズ・ハイパー・パフ・フーディを販売中。パタゴニアのカスタマーサービスがご購入から修理までサポートします。サイズ交換にかかる送料はすべてパタゴニアが負担します。製品を長くご使用い【続きをよむ】

2018年の冬バージョンから名称が「ダスパーカ」から「ハイパーパフフーディ」にモデルチェンジしたようですが、仕様を見る限りはほぼ同様の製品でこちらもカッコいいです

ハイパーパフフーディ
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61gXeVcCJOL._AC_SL1340_.jpg)

その後早くもハイパーパフフーディは廃盤(!)

廃盤早すぎですね

「ハイパーパフフーディ」という名前がちょっと覚えにくかったというのがボクが
考えた速効廃盤の理由です

アイテム自体ダスパーカとほぼ同じでとても優秀、なので廃盤の理由は多分そこだと思っています

(ハイパーパフフーディ)

 

その後新しくなった「マクロパフフーディ」

これは「マイクロパフ」「ナノパフ」といったシリーズがあるので、一貫性があり、結構長続きするとみています

▼マクロパフフーディ

ウィメンズ・マクロ・パフ・フーディ | パタゴニア公式サイト | W's Macro Puff Hoody
ウィメンズ・マクロ・パフ・フーディを販売しています。パタゴニアのカスタマーサービスがご購入から修理までサポートします。製品を長くご使用いただくための製品保証や修理サービスも充実しています。マイクロ・パフのロフトをさらに増し、温度計の目盛りを【続きをよむ】

メンズ・マクロ・パフ・フーディ:パタゴニア

出典:YouTube

シリーズを通して大まかなところはほぼ変わっていませんが、軽さはだんだんと軽くなっています

当初の「ダス」は620g程度でしたが、今の「マクロ」は400g台です


自分は、このダスパーカを盛夏以外は、ほとんど持参しています

山の天気は変わりやすく、夏でも山頂付近はとても冷えます

そんなときは軽量で乾きやすく丈夫なダスパーカを持っていると、とても安心!

このパーカーは、以前からマイナーチェンジを繰り返しながら販売されていて、製品としては、かなり古株(ふるかぶ)です

パタゴニアの「ダウンセーター」というベストセラーの製品も古くからありますが、経歴は同じくらいかもしれません

 

自分がパタゴニアの製品にあこがれたときには、すでに両方ともあったので、かれこれ10年以上のロングセラーの製品で、間違いないです

昔からほしくて、お金を貯めていましたが、現在は「2枚」持っています

山でも使いますが、パタゴニアのアイテムはスタイリッシュなので(自分からみるとですが・・・)街着でも十分通用します

こちらで紹介しているアウターもスタイリッシュ

 

パタゴニア以外でも、最近のガチ系登山メーカーは、カッコいいものが多いです

そんな「スタイリッシュで高機能なアウター」ですが、自分はかなりの寒がりなのに、うちは暖房をあまりつけないので、使い方を間違ってなぜか部屋着になるときもあります・・・

 

メーカー仕様

 

ダスパーカの仕様です
―メーカー説明-

42,120円(税込み)

重さ:635g軽いです

素材構成: シェル:1.2オンス・20デニール・リップストップ・ナイロン100%

ポリウレタン・コーティングとDWR(耐久性撥水)加工済み

インサレーション:ポリエステル100%の120グラム・プリマロフト・シルバー・インサレーション・ハイロフト

胴部の追加レイヤー:ポリエステル100%の60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション

高山での厳しいコンディションに対応する、パタゴニアの化繊のインサレーション製品の中で最も温かいパーカー耐水性と防風性を備えた丈夫で軽量なポリウレタン・コーティング加工済みのパーテックス・エンデュランス・リップストップ・ナイロン製シェルに、120グラム・プリマロフト・シルバー・インサレーション・ハイロフトを施し、要所には60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーションを追加

 

化繊のジャケットと言えば、パタゴニアでは、「ナノパフ」や「ナノエア」といった製品がありますが、ダスパーカはその中の最上位の化繊入りジャケットです

防水ではありませんが、撥水加工をしており、ちょっとの雨(降水量1~2mm)くらいなら問題なく対応できます

(▼こちらも優秀な化繊インサレーション「ナノパフ」です)

【レビュー】化繊インサレーション|パタゴニア Nano Puff(ナノパフ)

[ナノパフ レビュー]登山・街着にジャケット・プルオーバー紹介
パタゴニア ナノパフ(Nano Puff)の「レビュー」、マイクロ・ナノとの違いなどを書きました ナノパフは化繊のインサレーションが入っていて、濡れ(ぬれ)に強く、冷たくなりにくいです 山での過酷(かこく)な環境で行動しているときは、ダウンより化繊がベスト 普段着や街着にも使えて自分はヘビーに使いまわしています

 

丈夫さ

ダスパーカ、ハイパーパフフーディ、マクロパフフーディ 内側内部の画像

 

自分は山スキーで「ダスパーカ」をカラダの一番上(アウター部)に着ています

スキーで下るときにも、枝にひっかけたり、転んで、擦ったり(すったり)することもありますが、まだ破けたことはありません

枝に引っかけて、「まずいっ!!」と思って引っかけたところを見ると、何でもありません!(すごい!)

高価なので、引っかけたときなどは、一瞬青ざめますが、この丈夫さには助けられています

そのため、この丈夫さは登山初心者に、特にオススメ

理由は、丈夫さで登りと滑りに集中できることによって、行動の安全を確保できるからです

この安全への寄与(きよ)はかなり大きいアドバンテージだと思います

(こちらも参考にどうぞ)

【冬山装備一覧】ウェア・ギアの選び方|登山初心者編

[厳冬期 登山]冬山装備・基本の服装解説
冬山の装備まとめ冬のウェア・ギアは特に重要な装備で、漏れが無いように用意したいです 初心者にも手に入れることができるように、機能と価格を検討して、コスパを上げてみました 参考にしてください

 
 

価 格

 
 

価格は、残念ながら、がっかりするほど高価です

できればもう少し安くしてもらえるとありがたいですね

パタゴニア製品全般について、日本での価格と他国の価格の設定ついて、いろいろなウワサもありますので、このように価格を高く設定していると、いろいろ勘ぐり(かんぐり)たくなります

しかし、機能の評価は高く、実際自分もこの山小屋のような温かさを体験すると、文句は言いたいですが、納得もしています

 

 

乾きやすさ

 
登山用シャツの洗濯したあと天日干ししている画像

 

化繊のインサレーションなので、乾きはとても早いです

丸洗いをして、陰干ししておくと、3時間くらいである程度乾いきます

この「速乾スピード」はかなりびっくり!

山岳で降雪で濡れて(ぬれて)も全く問題なく、濡れたままでも暖かいので、とても優秀

だからと言って、保温を犠牲にしているわけではありません

確かに羽毛と比べると保温能力は落ちますが、大吹雪のときも、顏は冷たかったですが、体はポカポカでした

濡れに強い(濡れても暖かさをある程度確保できる)ため、行動中の保温には一番適しています

雪や雨、そして汗を大量にかいても、保温は持続します

そして、そのまま来ていると、体温で乾きます

羽毛ではこうはいきません

濡れるとすぐロフト(羽毛の体積)を失い、一度濡れたら、登山中は乾きません

このように、ダスパーカの一番の強みは、行動しているときの保温が最大のメリットなのです

 
 

ダスパーカのサイズ

ダスパーカの全体像

 

サイズは少し小さめのものを買うと、少しタイトに見えて、丈(たけ)も短くなく、ちょうどいい長さで、街で着るのにも格好よく使えるので、自分はそのようにしています

しかし、少し小さいものを選ぶと、見た目はいいのですが、問題があります

それは、ヘルメットをかぶってからフードをかぶると、少し腰回りの生地がのびて、突っ張ってしまうのです

そのためオススメは、やっぱり多少ゆるくても、ちょうどよい背丈のサイズを選ぶのがよいかと思います

 
 

総合評価(ダスパーカ・ハイパーパフフーディ)

 

いくつか自分の体験を元に、ダスパーカを紹介しました

実際は、ダスパーカより良い製品もあるかもしれませんし、価格に至っては・・・・ウーン、あまりおすすめは出来ませんね

自分はパタゴニアの考え方の一部が好きで、その延長でパタゴニア製品を買っています

登山の製品はパタゴニアだけではないし、登山とは伝統的な遊びであるため、パタゴニアより伝統的なメーカーも多数存在します

それぞれにファンがいて、それぞれに好きな理由が存在します

自分も、好きだということを全面に出しながら、記事を書きましたが、もしいいなと思って、少し共感していただくと、とてもうれしいですね

スタッフバックもついていて、保管に便利です

ダスパーカ付属のスタッフバッグ

 
 

パタゴニア ダスパーカ


[パタゴニア] アウトドア ジャケット 84102 メンズ ABRG US XS-(日本サイズS相当)
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パタゴニア ハイパーパフフーディ・マクロパフフーディ(ダスパーカ後継仕様)

~追記~

2018年シーズンから、名称が変わって「ハイパーパフフーディ」になりました

仕様は見る限り同じで、ダスパーカ仕様

ダスパーカ=(いこーる)ハイパーパフフーディだと思ってもらってもいいと思います

 

ハイパーパフフーディ|メンズ

(パタゴニア)patagonia M's Hyper Puff Hoody ハイパー・パフ・フーディ 84390

 
 

 
 

ハイパーパフフーディ|レディース

ダスパーカの後継機 ハイパーパフフーディ
(https://www.patagonia.jp/womens-hyper-puff-hoody/84395.html)

▼参考にこちらはジャケットタイプです

すぐ名前がかわって、「マクロパフフーディ」になりました

仕様はほぼ同じですが軽いですね

https://www.patagonia.jp/product/mens-macro-puff-hoody/80110.html?dwvar_80110_color=BALB&cgid=root

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました

三毛ネコが正座をしてお辞儀しているイラスト