デナリジャケットのコーデ|着こなしやサイズ感の話

ノースフェイス デナリジャケット ネコにフリースコーデ

デナリジャケットのコーデとか着こなしとか

デナリジャケットのコーデはややオーバーサイズを購入し、タイトなパンツとやや大きめのシューズを合わせるのが基本でカラーはブラックが王道。キャップなどを加えるとバランスがより良く見えます

※デナリコーデの参考はこちら>>デナリジャケットコーデ一覧

デナリジャケット コーデ
(https://m.media-amazon.com/images/I/71fXW2xsy5L._AC_UY606_.jpg)

デナリジャケットのコーデは、なぜか昔から難しいと言われています。その理由はやや古風なシルエットで、ジャストサイズでもボディラインに余裕が多く、直線的なフォルムというところ、そしてそのシックなカラーがその理由。そのためザ・ノースフェイスの殿堂入りをはたしている栄光のデナリジャケットは、残念ながら「ややダサい」というレッテルを貼られています。でも上手にコーデすれば着こなしが可能で、難しいからこそ他と違いを鮮明に出すことができます

※ダサくても売れる理由はこちら>>「デナリジャケットがダサい理由」

==▼目次==

デナリジャケットのコーデ一覧

THE NORTH FACE「デナリジャケットのコーデ」で特に参考になる(数がある)サイトは「Wear」さんのコーデサイト。投稿型のファッションサイトで、気になる服装のファッションコーデの参考によく使われるサイトです

デナリジャケットのサイズ感

デナリジャケットコーデのサイズ感は、ジャストサイズならばややタイトという口コミが多いです。amazon・楽天の写真をみるとタイトなシルエットが多いですね。シンプルでタウンユースにも使えるような洗練したデザインなので、ほとんどの服装にマッチが可能。コーデサイトのWEARさんやZOZOTOWNさんなどのファッション系のサイトではわざと上のサイズやダウンサイズを着ていることが多いので間違いやすいので注意です

クラシックなフリースなので、シルエットラインは直線的。ドライ性や耐久性もあるので機能的にも満足すると思います

 
 

デナリジャケットのレディースアイテム

現在のプロダクトではデナリジャケットってレディース用ないんですね。ユニセックスもなくメンズのみ・・・と思っていたら新作はユニセックスになっていてレディースのサイズも出てきていました。さすが人気のアイテム。

(▼ユニセックスで男女OK)
デナリジャケット レディースメンズ
(https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NA72051)

※公式オンラインストアはこちら>>デナリジャケットのページ

以前は女子でサイズダウンのデナリ使っている人も多かったようですが、普通にジャストサイズのデナリを使えるようです

▼みーさんの女子ステキコーデ

みー|FREAK'S STOREのブルゾンを使ったコーディネート - WEAR
FREAK'S STOREのブルゾン「WEB限定 THE NORTH FACE/ザノースフェイス Denali Jacket/デナリジャケット」を使ったみーのコーディネートです。WEARはモデル・俳優・ショップスタッフなどの着こなしをチェッ【続きをよむ】

女子でも王道は足下に向かってテーパーが基本。ジャケット自体のややジミ感は、アクセント(みーさんの場合はナイキシューズ)を加えることで、逆に映えるっていう特典があるので、ウェアってほんとわからないですね

デナリジャケットは「ジップインジップ」対応品

ノースフェイスウェアはアウターとインナーを一体化できるジップインジップのアイテムが多いです。デナリジャケットもジップイン可能で、暖かなアウターを作ることも可能。例えば定番ノースフェイスのマウンテンジャケットもジップインジップが可能です

(▼マウンテンジャケット)
ジップインジップができるノースフェイスマウンテンライト
(https://m.media-amazon.com/images/I/818+auvw0UL._AC_SX466._SX._UX._SY._UY_.jpg)

デナリジャケットがダサい理由

デナリジャケットがダサいと言われる理由はそのレトロ感のある重いシルエットが理由。ただダサいだけでは普通は売れません。なぜダサいけど売れるのか。それは「暖かいから」です。

(ちょいダサのデナリジャケットとタイトなパタゴニアR3)
デナリジャケット ダサい
(https://m.media-amazon.com/images/I/81KJFVThWwL._AC_UX466_.jpg)
(https://m.media-amazon.com/images/I/71EeeG+g4aL._AC_UX569_.jpg)

  • レトロフリースというと、デナリジャケットだけでなくパタゴニアのレトロフリースもロングセラーしてます。
  • (▼パタゴニアクラシックフリースもちょっとダサい)
    パタゴニアレトロフリース
    (https://m.media-amazon.com/images/I/71JgcHrxtaL._AC_UX569_.jpg)

  • ▼単品でみると野暮ったいフリースも、上手に着こなすとピースが整っておしゃれに見えます
  • フリースジャケット クラシック レトロ X コーデ
    (https://m.media-amazon.com/images/I/51uwsso1TmL._AC_.jpg)

  • レトロフリースはダボッとしたデザインが原因で、着こなしや重ね着にはちょっと苦労しますが「暖かいから」人気でロングセラーしているわけです。登山で使う場合は重ね着が必須なので、タイトなフリースが多くなってきていますが、実際レトロシルエットのフリースと着比べてみるとその暖かさの違いが分かると思います。ダサくても売れる理由はコレですね

デナリジャケットとは

デナリジャケットの発売時期は1989年。そのころから作られ続けているノースフェイスの超ロングセラーアイテムなんです。クラシックなシルエットながら暖かさと多機能さで、老若男女区別なく人気は絶大。当時は長期遠征のエクスペディション用に開発したジャケットでした。そのため機能は折り紙付きです。レトロスタイルで着こなしが難しいデナリジャケットですが、難しいからこそ多くの人が挑戦し人気が衰えません

参考:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NA72051

==▼目次==

デナリジャケットの評価はこんな感じ

デナリジャケットはコーデサイト「wear」さんでもコーデ数が600件超。メルカリでも999件超の物件があります。それだけ人気で評価が高いと言えます。Amazonでも評価は満点5.0のところ「4.3」の点数で、人気が高いことがよくわかります

(▼wearの600件超のコーデ数)
デナリジャケットの評価 wearより 
(https://wear.jp/coordinate/?tag_ids=142455&suggest_flag=1)

(▼メルカリでも999件以上のアイテム数)
デナリジャケットの評価 メルカリより
(https://jp.mercari.com/search?keyword=%E3%83%87%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)

(▼Amazonでの評価は4.3/5.0点)
デナリジャケットの評価 amazonより
(https://www.amazon.co.jp//dp/B08QHLSVNX/)

 
 

デナリジャケットの機能は?|メリットとデメリット

メリットその1「静電気防止」

女性にやさしい静電気防止機能がメリットの一つ。冬になると、静電気が気になって、化繊の製品が着ることができない場面が多いと思いますが、これがあれば気にする回数がかなり減りますね

いつも冬の季節は静電気がイヤで「コットン製品」を着ますが、重ね着をすると「重く」なりますが、その重さと寒さによる血行の悪さで「肩がこって」くることがあります。肩がこるとストレスがかかってきて、そのストレスで静電気が溜まりやすくなり、悪循環のスパイラルに「はまってしまう」ことがあります。

その時、このジャケットを着ると、ストレスが解放され、とても楽でスムーズに活動が可能

参考文献:ストレスで静電気がたまりやすい理由

 
 

メリットその2 暖かさはお墨付き

デナリジャケットの暖かさ・保温力の効果は、ノースフェイスが「ヘリテージモデル」としてデナリジャケットを指定しているということが、十分な理由になります。「ヘリテージモデル」とは、歴代の優れた製品の復刻で、「殿堂入り」された製品ということで、当時このモデルは「エクスペディションモデル=遠征などに特化したハイエンドモデル」でしたのでその性能は間違いないです

また、この製品は「ポーラッテッククラシック」という素材を使っていましたが、現在は独自の「Versa Micro ECO 300(バーサマイクロエコ300)」というリサイクルポリエステル素材を使っています。フリースの上にアウターを着ると、空気をより抱き込むことができて、保温効果が大きくなるわけです

 
 

「デメリット」は価格・・かな

デメリットは、ちょっと高い価格の部分です。価格は税込で「19,800円」。ほかのメーカーでも一番高いフリースは同様の価格が多いですが、一般的にフリースと考えると例えばユニクロとかなら税込で2,990円なので差は歴然です。暖かさや軽さ丈夫さを考えるとその価格差はわかりますが、遠くから見た見た目は一緒なので価格で悩んでしまう人は多いと思います

 
 

デナリジャケットを登山で使う場合

デナリジャケットを登山で使う場合は、ジャストサイズかやや小さめのサイズがおすすめ。全体的にリラックスサイズ気味なので、重ね着をすると動きにくいときがあります。なるべくフィットするようなサイズを選んでください。そして山で使うときにはボディ裾にあるドローコードは引いて使うことを忘れずに。これを引かないとタウンでは問題なくても山では風が入ってきて寒いです

デナリフーディ|ノースフェイスデナリフーディは保温レベル高

登山ではデナリジャケットより、より保温性の高いデナリジャケットフーディがおすすめです。フーディはファッション性で取り入れることもいいですが、春や冬にはフードの保温力の実効性が高いので、ジャケットよりもフーディで

(▼メンズフーディ)

 
 

デナリジャケットの毛玉の話

デナリジャケットはどちらかというと毛玉ができにくいフリース。ですが毛玉ができたときは手でとると時間がかかってしまうので、毛玉クリーナーが便利。価格が高いアイテムのほうがキレイにとれます。でも安くても問題なしです。どうしてもとれない部分は生地を裏から指で押してハサミで処理するとやりやすいのでおすすめ。ムリに高価な毛玉クリーナーは買わないでも良いです


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一応毛玉防止として「こすれる部分」にはフリース素材ではなくナイロン素材を使っているので毛玉はできにくいです

また毛玉ができにくいようにするには、洗濯のときは裏返して洗濯すると良いらしいです(これはタクゾーさんのサイト見て発見・・確かにそう言われればそうでした・・)

ユニクロのフリースも良いがノースフェイスのデナリジャケットなら何年も着れる。
モアモアの暖かいフリース。ポーラテック300を使用したノースフェイスのフリースデナリジャケット 。

 
 

デナリジャケットはポーラテック生地を使わなくなった

デナリジャケットは以前「ポーラテック(フリースを開発した会社で商標でもある)」を使用していましたがそれは2017年くらいまで。現在はポーラテックじゃない独自の「Versa Micro ECO 300(バーサマイクロエコ300)」というリサイクルポリエステル素材を使っています

(▼ポーラテック)
ポーラテック ロゴ
(https://m.media-amazon.com/images/I/91UACdPonzL._AC_UL1500_.jpg)

リサイクルポリエステルというと「パタゴニア」が先駆けですが、ようやくノースフェイスもリサイクルの波に乗ったというわけです

今までの商品の流れを見てみると、2019年くらいまではリサイクルではない「バーサマイクロ300」を使用していました

2019年11月のヤマハックさんの記事をみると2019年アイテムの紹介では、まだリサイクルではありませんでしたので、デナリジャケットは2020年くらいからリサイクルポリエステルを使い始めているようです

デナリジャケットの素材は「バーサマイクロ300」と呼ばれる、厚みのあるマイクロフリース生地。柔らかくて滑らかな肌触りで、温かい空気をたっぷり溜め込みます。
(https://yamahack.com/3149)

それ以降にリサイクルポリエステルとして徐々に使ってきているということ 時代の流れですからね

 
 

デナリジャケットの洗い方は?

デナリジャケットは洗濯機で洗濯OKですが乾燥機は×です。

(▼デナリジャケットの洗濯表示はこちら)
デナリジャケット 洗濯表示
(https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NA72051)

左から順に説明すると

  1. 液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる
  2. 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
  3. タンブル乾燥禁止
  4. 日陰のつり干しがよい
  5. アイロン仕上げ禁止
  6. ドライクリーニング禁止
  7. 弱い操作によるウエットクリーニングができる

(参考:https://www.goldwin.co.jp/wash.html)

洗濯機が使えるのはありがたいです。化繊で乾燥しやすいので、乾燥機が使えなくても陰干しで1日おいておけばオーケーですね

  1. お礼が遅くなって申し訳ありません。
    登山において、血流の悪化は深刻な問題ですよね。静電気を防止する事で血流にも影響を与えるので、少しでも知っていただけたら嬉しいです。
    ありがとうございます。

    • わざわざご返信ありがとうございました
      勉強させていただきましたm(__)m