登山で耳鳴りをしたときの耳抜き方法と、予防方法を書いています
山に登っていて、気圧の差で耳が痛くなってきたら、「耳抜き」で強制的に空気を入れます。
耳が痛くなる人は、動けなくなるほどで、それだけで楽しい気分が台無しになります。
晴れていて楽しいトレッキングなのに・・・・。
早く解決をしてしまいたいところです。
まずやり方は以下のとおり。
(重要)症状が重い人の対処|耳抜きのやり方
耳痛みの解消法その1は耳抜きです
登山初心者でも簡単にできます。
- まず鼻をかみます
- 息を軽く吸い込んで、鼻をつまみます
- そして口を閉じて吸い込んだ息をゆっくり、やさしく耳の方へ空気を送り込みます
- あまり強くやると耳が痛くなるので、ゆっくりやるのがコツです
- ゆっくり空気を入れると、耳の中でピキピキ音がなると思います
- そこからもうひと踏ん張りするとシュッと耳の中に空気が入ります
- たぶん片耳のみに入ると思いますので、そこからもう少しゆっくり強く空気を入れます
- そうすると両耳に空気が入り、中と外の気圧が同じくなるはずです
- そして最後にツバを飲み込みます
この耳抜きは、痛くなる前にやるのが効果的です。
症状が軽い人向け|ツバをのむ・アメかガム・あくびをする
症状が軽い人は以下のやり方が効果的です。
アメをなめる、ガムをかむ(解消法その3)
あくびをするように口を大きく開ける。(解消法その4)
こちらのアメはどうでしょう
個人的にとても助けられています
これらも耳抜き同様に、耳の鼓膜の裏へ空気を通して、鼓膜の外と中の気圧の差を失くすようにする方法です。
なぜ耳が痛くなるのか|航空性中耳炎の症状
登山やハイキングでは気圧の変化により、耳や痛くなることがあります。
自分はあまり痛くなったことはありませんが、自分の家族はすぐ痛くなるので対応がとても大変です。
死に至るようなことではないので、あまり重要視しないで対応していると、家族に怒られてしまいます。
誰でもそうですが、登山やハイキングなど、楽しい事をしている時に、水を差されるとかなり機嫌が悪くなると思います。
ハイキング中に耳が突然いたくなることは、楽しさに水を差す行為となってしまい、機嫌が一気に悪くなってしまうようです。
登山などのように、高度を一気に上げるようなことをすると、急激な気圧の変化に対して、耳の中の圧力調整がうまくいかなくなり、痛みが出てきます。
専門的な名称は「航空性中耳炎」といいます。
耳栓をしたような閉塞感があらわれたあとに、耳が痛くなってくる症状で、通常は、上記で説明したような対応で症状が良くなることがあります。
また、寒さで鼻水が出ているときや、風邪で鼻づまりになっている時も調節がうまくいかず耳が痛くなります。
登山で標高が300m~500mごとに水分を取ると良いです(解消法その5)
よく耳栓をすると良いという記事をみますが、あまり耳栓では改善はしないようです。
いまはこちらのような機器で耳抜きができるようです(解消法その6)
参考にどうぞ
それでは楽しい登山を
参考:読売オンライン ヨミドクター
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20140531-OYTEW48241/
参考:JAPAN AIRLINES
https://www.jal.co.jp/health/before/symptoms.html
▼初めての登山[登山入門:服装・持ち物など]
