富士山で登山初心者が失敗したくない失敗談をかいてみました
ボクもそうでしたが、登山に初めていくときには、気持ちが高揚する反面、不安もおなじくらいあると思います
登山初心者のころは山に行く前日、ドキドキで、全く寝ることができないことはよくありました。
あらかじめ準備できることは対処しておけるように、いろいろな知識も身に着けておくことが大切です。
今回は、当日本番までに知っておきたい、登山初心者によくある失敗談を書きましたので参考にしてください
[富士山で登山初心者が失敗したくない6選]==▼目次==
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富士山の登山初心者おすすめコースです
参考にどうぞ
[富士山登山の注意点]初心者の寝不足登山

意外と体力や経験がある方でも、ときどき苦しんでしまうのが寝不足による疲れです。
始めての登山で、緊張とわくわくで寝ることができなくなってしまうこともありますが、車中泊などをしてしまうとそれはてきめんに出てしまいます。
出発で出遅れたくない、寝坊してしまうのが心配だ、などの理由で前日に登山口近くに乗り込んで、車の中で寝る方がいますが、慣れてないときは要注意なのです。
通常運転しているときは気づきませんが、意外に車の中は狭く、始めての登山などのときは、足が延ばせなくて、寝ることはできないでしょう。
足などが伸ばせないので、エコノミー症候群のような症状になってしまう場合もあります。
そうなると登山どころではないですね。
ときどき、クルマを改造して、寝るところを作る方もいらっしゃいますが、・・・とりあえずお金がかかります。
また、登山口近くの道の駅などの駐車場を利用する人もいると思います。
しかし、深夜まで、トラックや人の往来が多い場合があり、なかなか寝ることができません。
これも、ある程度経験して慣れておかないと、本番に差し支える原因となってしまいます。
寝るという行為は、人によってですが、環境が変わると気が張ってしまって、リラックスすることがかなり難しいのです。
もし、お金が少しあるのであれば、民宿や安いホテルなど、体を伸ばして寝るところを確保することをおすすめいたします。
また、自宅で睡眠をしっかりとり、未明に出てくることもいいと思います。
自宅での睡眠は2時間でも3時間でも車の中での睡眠よりはとても良質な睡眠になります。
睡眠は登山では重要な要素なので、十分とれるように考えておきましょう。
こちらの目覚ましは、大音量プラス明るさで起こしてくれます
疲れているときなどは音だけではなかなか起きることができません
寝坊すると、途端に登山に行きたくなくなることも多いです
また、ラジオなどもかけることができるので、すぐ天気などの情報をしいれるのにもおすすめです
スマホだけの目覚ましに頼らず、こういった最新の目覚まし時計を使うと、二度寝の心配は少なくなると思いますね。
[富士山登山の注意点]山の気温は夏でも低い

山の上など、高いところは気温も低いと知識では思ってらっしゃると思いますが、どのくらい寒いかはなかなか想像できないでしょう。
富士山の山頂や槍ヶ岳の山頂の8月の気温は、東京の1月の気温より低いのです。
なかなか登山口でそのイメージを持つことは難しいですが、いろいろ情報を取り入れて、準備をしっかりしないと、寒さで山頂にたどり着けないこともあります。
また、風や雨が出てきた場合は、より環境が悪化します。
そのようなときに薄着で出かけてしまうと、最悪の場合、遭難や低体温症になってしまいます。
(低体温症についてはこちら)
↓
「登山ガイドもミスをする|登山と低体温症の知識」

夏でどんなに晴れの日でも、装備には必ずレインウェアや防寒着を持参し、寒くなったら、面倒くさがらずに、すぐ着込むことが良いとされています。
登山に行く前は、天気予報は特にぎりぎりまでチェックすることをオススメします。
山の天気は変わりやすいです。
ちょっとした天気情報についても山の上では大きな違いになることもありますね。
天気予報で「ところにより雨」ということがありますが、これで自分の家の周辺が雨になることはあまりありません。
ここで「雨」と言っているのはほとんど「山の上」のことです。
こんなところなどに注意しながら「天気予報」をごらんください
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登山天気[山の天気予報サイト6選]

[富士山登山の注意点]初心者のあれもこれも持ってしまい装備が重くなる

山でのことをイメージしながらパッキングしていると、不安や心配ごとから、あれもこれもといろいろ装備を持っていきたくなると思います。
荷物の軽量化というのは、どんなに上級者になっても永遠の課題で、尽きることがありません。
初心者の方も山に行きたいと思った時点ですでに登山家です。
あれこれ持っていきたいと思いますが、軽量化に努めるようにしてみましょう。
上級者でも軽量化で悩んでしまうということは、それだけ大事なことで、長期間それを担いで持っていくと自分でも気が付かない間に、体力を大幅削ってしまう危険性があります。
出発して最初のうちはいいですが、だんだんと体力を削り、一番気を付けなくてならないのは、帰りの下りです。
ケガをしてしまうのはこの下りで、軽量化はケガ防止にも役立つ知恵なのです。
具体的に軽量化をどうするかは、必要なものだけもっていく・・・ということになりますが、それでは初心者の人には難しいので、ザックの大きさを制限するというのが一番いいかと思います。
日帰りであればザックの容量を30リットルくらい、1泊小屋泊まりであれば40リットルくらいに制限して、これに入るように取捨選択をすると、知らず知らずに軽量化になると思います。
[富士山登山の注意点]初心者の靴擦れ

新しい登山靴で山に向かうことがあれば、靴擦れは大なり小なり必ずと言っていいほどできてしまいます。
その前にある程度履きならしていくといいのですが、仕事などで忙しいとなかなか難しいでしょう。
靴擦れでひりひりし始めたら、すぐに絆創膏やテーピングをするといいです。
また靴擦れというのは、靴に遊びがあって、動くと皮膚に当たってすれてしまう場合がほとんどです。
靴擦れが出てくると、ヒモを緩めてしまう登山初心者の人がいますが、それは逆の場合があります
良く締めるとこすれることころが動かなくなり、症状が和らぐ(やわらぐ)場合があります。
靴擦れをしやすいところにはじめにテーピングを張っておくことも良い手段です。
このニチバンのテーピングは安さのわりには丈夫なので、コスパがよくおすすめです
痛いところにテーピングを直接貼ることに抵抗があれば、貼る場所にテーピングを逆さにして貼れば粘着面がキズ口に触らないので抵抗がないと思います
お試しください
[富士山登山の注意点]初心者の登山前半に急いでばててしまう

登山口から出発して前半は、気負いや時間短縮を考えてしまって、オーバーペースになることあります。
特に登山初心者の場合は特にその傾向は強いでしょう。
最初は努めてゆっくり進まないと、気持ちが前へいってしまっているので、気づかないうちにオーバーしてしまいます。
登山後半になればなるほど、疲れが蓄積していき、ケガをする元になるので、 体力を後半にとっておくことはとても重要なことなのです。
まずは出発して300mくらいは自分の体をモニターして進みましょう。
そして汗のかき具合や、靴擦れにないそうかどうかの確認をしながら進みます。
300mくらい進んだら、小休憩を必ずいれ、暑いときはジャケットを脱いだり、靴擦れになりそうなときには、テーピングを貼ったりして、今後予想されるトラブルを早めに解消するといいでしょう。
300mすすんで小休憩をすることで、オーバーペースになりそうな状況も一度リセットされるので、ペース配分にも効果的です。
[富士山登山の注意点]初心者のシャリバテになる・食事をとらない

特に登山初心者によくある失敗はこれです。
頂上を目指そうとすることに集中しすぎて、途中栄養補給や水分補給をおろそかにしてしまいます。
少しずつそれらを行っていないと、突然の脱水症状やシャリバテといって低血糖症になってしまうことがあります。
両方の症状とも、吐き気やめまいなどの症状がでてきて、ちからが入らなくなります。
ひどくなると意識障害などの重症になるケースもあることから、特に気を付けなければなりません。
こまめに栄養・水分補給をすることが大切です。
(こちらを参考にどうぞ)
↓

一心不乱に歩いていると、なかなかどこで区切って休んでいいかわからないことが多いと思います。
そのため、時間を区切って、その時間になったら、どんな時でもかならず休憩を入れるようにすれば、補給がおろそかになることは少ないと思います。
栄養補給には、ソイジョイやフルーツグラノーラ、羊羹など好きなものをチョイスする楽しみもあります。
また、飴玉をなめながら歩くのも手でしょう。
水分補給は、病気のときにお世話になる経口補水液が一番効果的ですが、それでは味気ないので、ミネラル分が多く入ったジュースなどを持っていくといいと思います。
[富士山登山の初心者は失敗が大きくならないようにするのが大切
登山はいろいろ考えたり、知識を増やしたり大変なことがたくさんありますが、一生楽しめるレクリエーションです。
またそれらの苦労も計画をしているときは楽しいものです。
多少のハプニングは楽しみのうちと考え、大きなハプニングにならないように計画していくことが大事です。
山頂に登り切った達成感や山々での景色を堪能しながら、楽しい登山ができることを祈っています。
▼失敗を最小限に抑えるためのおすすめ記事はこちらです
登山に朝の早起きは必須です
「でもどうしても起きることができな!!」
そんな人は一度こちらの記事を読んでいただければ、少しは助けになるはずです

天気予報は登山と切っても切れない情報です
それには天気図などを見るクセをつけることが重要なのですが、慣れない人はなかなかそれができないですよね
こちらの「てんきとくらす」はわかりやすく、それでいて山に特化した情報ものっています
楽しく天気予報を見ることができるので、初心者にはおすすめですね。
