Garmin vivoactive 3 レビュー|登山・ランニング・ゴルフの腕時計におすすめ
ガーミンの腕時計「vivoactive3」のアクティビティごとの使い方を紹介します
「vivoactive3(ビボアクティブ3)」はGarminの中でもかなりコスパの高い腕時計として、日本では人気の高い製品
GPSもついていますが、その他の機能も充実していて、ランニングや登山、ゴルフでもとても役立つ腕時計です
参考にしてみてください
こちら「235J」コスパが高くオススメです

vivoactive3 レビュー▼目次==
- ガーミン 235Jの後継機「vivoactive3」
- vivoactive3 マニュアルとスペック
- vivoactive3をゴルフに活用する方法
- vivoactive3をランニングに活用する方法
- vivoactive3 ロードバイクに活用する方法
- vivoactive3を登山に活用する方法|GPS機能の紹介
- vivoactive3 レビューの結果
- 最新vivoactive3 「music」メリット・デメリット
▼登山時計おすすめ 人気の「ランキング5」初めての1本の選び方

こちら「fenix 5x plus」も最新おすすめ

vivoactive3 レビュー|ガーミン 235Jの後継機「vivoactive3」
vivoactive3が2018年1月25日に発売になりました
以前は「vivoactive」シリーズに日本エディションの「J」タイプがありましたが、そちらはすでに販売が終了されています
そして、リニューアルした「vivoactive3(ビボアクティブ3)」が代わって新しく発売です
以前の「J」タイプはどちらかと言えば、フィットネス系とゴルフ系の機能が強くて、アウトドア系では使いにくいタイプでしたが、今回の「3」はそれを超えていくような機能が盛りだくさん
シリーズ的に見ると、生産の流れから、「vivoactive J」タイプから「vivoactive 3」に移ったように見えますが、ほかのブログさんでも言っているとおり、機能性とコスパを考えると、「フォアアスリート235J」の後継機と言っていいと思います
(▼こちらの「なりきり日記」さんでも235Jの後継機といっています)

vivoactive3 レビュー|vivoactive3 マニュアルとスペック
vivoactive3のマニュアルとスペックを紹介します
買ってすぐに使い方を見たい場合のマニュアルは、簡易的な「クイックスタートマニュアル」が便利です
▼公式サイトマニュアル一覧です カテゴリーは「ライフログ」
フルのマニュアルはかなり見にくいですので、慣れてきてからみるといいと想います。
▼こちらはvivoactive3入門使い方ガイドの動画です
標準の仕様は下記のとおり
公式サイトを参考に書き出しましたが、この共通仕様の数で全ての機能のまだ半分くらい
ボリュームハンパありません
【本体仕様】
レンズ素材:特殊強化ガラス
ベゼル素材:ステンレススチール(Black SlateのみPVDコーティング)
ケース素材:繊維強化ポリマー
ストラップ素材:シリコン
サイズ:43.4×43.4×11.7mm
外周:127-204mm
重量:43.0 g
防水等級:5 ATM
タッチスクリーン
ディスプレイタイプ:太陽光の下でも見やすい、半透過メモリインピクセル(MIP)
ディスプレイサイズ:直径1.2インチ(30.4 mm)
解像度:240 x 240 ピクセル
カラー表示
稼働時間:GPSモード:最大11時間
Smartモード:最大7日間
内蔵メモリ/履歴:アクティビティデータ:7件
ライフログデータ:14日間
【時計機能】
時間/日付
GPS時間同期
自動サマータイム設定
アラーム
タイマー
ストップウォッチ
Face It対応
【センサー】
GPS+みちびき
GLONASS
Garmin Elevate 光学式心拍計
気圧高度計
コンパス
加速度計
温度計(表示のみ)
【デイリースマート機能】
接続機能:Bluetooth Smart、 ANT+
Connect IQ(ダウンロード可能なウォッチフェイス、データフィールド、ウィジェット、アプリ)
通知機能
テキスト応答(Android)
カレンダー
天気情報
ミュージックコントロール
スマホ探索
VIRB操作
スマートフォン互換性:iPhone、 Android
Garmin Connect Mobile
Find My Watch機能
Garmin Pay
【ライフログ機能】
ステップ数
ムーブバー
自動ゴール設定(アクティビティレベルを学習して、歩数目標を毎日設定)
スリープモニタリング(合計睡眠時間、睡眠時の眠りの深さを計測)
消費カロリー(心拍ベース)
上昇階数
移動距離
週間運動量
TrueUp
Move IQ
フィットネス年齢:あり(アプリ内)
この仕様のなかで、まず目に付くのは、重量「43g」
この機能でこの機能でこの軽さは異常です
ガーミン時計のフラッグシップ「fenix5X」は「98g」なので、比較してみると約半分の重さ
これだけでもオススメ度は高いです
ですが、そのほかの機能もびっくりするものが多いので要注意です
この時計の心臓部、メインのセンサーはかなり重要
そのセンサー群の3本柱(さんぼんばしら)は「GPS」と「光学式心拍計」「加速度計」です
この3つのセンサーでほとんどの機能を動かしていると言ってもいいと思います
まず「GPS」
この仕様をみるかぎり最高位の感度だと思います
その内容は、ガーミンのGPS専門機器「GPSMAP 64scJ」と性能は同じで、最近日本で打ち上げた「みちびき」からロシアの「GLONASS」などが使用可能です
これによって、いろいろが角度から電波をとらえることができるので、トンネルの中の計測は無理ですが(これは加速度計で測れるので問題ないです)、通常難しいと言われる「谷」の部分や、建物の陰(かげ)でも精度よく電波をつかまえることが可能です
次は「光学式心拍計」
これはその名のとおり「光」を使って腕(うで)の血管をみて心拍を計るセンサー
この血液の流れを見るだけのセンサーですが、これがかなり優秀
消費カロリー、最適運動量、運動計画などの機能でこのセンサーが使われています
簡単にいうと、このセンサーだけで全てを判断しているわけではなく、それを判断するための膨大(ぼうだい)な蓄積(ちくせき)データあってのセンサー
センサー感度と、蓄積データが素晴らしいので、「光学式心拍計」がすばらしいということになります
そして、「加速度計」これもすごい
時計がどれだけ加速したかを計測できます
特にすごいと感じたのは、GPS電波が取得できないところで、加速度計を使って位置処理ができるということ
こう書くとあまりすごそうに感じませんが、どんな場所でも時計の位置わかるという技術はかなりすごいんです
また、重力を感じるというと、すごい仕組みに思いますが、基本はとてもシンプルです
簡単にいうと、バネを振り回すと伸びますが、この伸びを計算して重力を判断しています
実際に使っているのは「バネ」ではなく、「金属の棒」だったりします
金属の棒でも、重力をかけるとわずかに伸びます
それを計算して判断しているということになります(厳密には伸びたときの電気抵抗を測定している)
これ以外にも静電気を使った計測法などもありますが、重力がかかると端子の電気的な動きがあって、それを計測する原理はだいたい一緒です
ガーミンさんのカスタマーサービスに問い合わせたところ、詳細は答えられないということでしたので、下記の「OMEGA」の加速度計の仕組みを参考にしてください
参考文献:OMEGA
この加速度計を使用して、身長などから割り出される腕の売り幅やその強度などのデータから、正確な数値を出すことが可能になります
その他で特徴的なのは、アプリ「Connect Mobile」でスマホと同期できることです

Garmin Connec Mobileでできること
シンプルで見やすいデータ、グラフ、地図などでアクティビティを確認したり、目標に向けた進捗状況の確認、データのワイヤレスアップロードやデータの共有などができます。
週間ステップ数やランニングのチャレンジを友人や家族と競い合ったり、LiveTrack機能を使って結果をリアルタイムに比較することもできます。
その他、スマホ連携機能を使って現在の天候条件や天気予報、着信やメッセージ受信のお知らせを受け取ることができます。
出典:Garmin Connect Mobile
ここにも書いてある通り、腕時計でデータを取って、スマホで共有したり、見やすいデータに変えたりできるアプリです
目で見る限り、腕時計だけでは限界があります
この同期アプリを使えば、楽しくトレーニング等ができるので、そのトレーニングを長続きさせる効果もあると思います
ぜひ「vivoactive 3」を購入したときは、使ってほしいアプリだと思います
これらのセンサーを駆使して、細かなカスタマイズされた機能が動いていることになります
vivoactive3 レビュー|vivoactive3をゴルフに活用する方法
ビボアクティブシリーズは、どの機種にもゴルフに特化した機能をもっています
それは、新発売の「3」も同様
ゴルフのスコアに貢献(こうけん)する細かい機能が盛りだくさんです
- F/M/Bまでのヤード数(グリーン前、中、後までの距離)
- レイアップ/ドッグレッグまでのヤード数
- ショット距離を測定(コースの任意の場所からのショットのヤード数を正確に計算)
- デジタルスコアカード
- ステータストラッキング(ストローク、平均トータルパット数、グリーン、フェアウェイヒット)
- Garmin AutoShot
- マニュアルピンポジションのグリーンビュー
- 危険およびコースターゲット
- ピンポインター
- ラウンドタイマー/走行距離計
※「Garmin AutoShot」とは、ラウンドしている間に打ったショットの到達位置、使っているクラブや打った飛距離を自動的に記録してくれる機能です
特に障害物で見えない場所でのショットのときでは、とてもイメージしやすいような情報を構築(こうちく)してくれます
ここにある機能は、ベテランの人ならなくてもなんとかなるかもしれませんが、初心者の人には、とても助かる機能です
この機能があれば、スコアはかなり期待したくなります
ベテランの人も、このゴルフの機能があれば、ショットに集中できるので、おすすすめ
vivoactive3 レビュー|vivoactive3をランニングに活用する方法
ランニングでも非常に細かい設定が可能で、このアクティビティも得意分野のひとつ
光学式心拍計(血流に光をあてて、その反射で心拍数を測定)での測定や温度計などでのライフログはもちろんですが、下記のようなラン用の機能も付いています
- ランプロフィール
- GPS計測
- ランワークアウト
- フットポッド
特にランで重要なのはGPSでの計測です
距離やタイムなどはもちろんですが、ペースも管理が可能
また、別売りの「フットポッド」と言われるセンサーを付けることが可能です
このセンサーは靴に付けて、歩幅(ケイデンス)が分かります
かなり精度よく測定できるので、余裕があればほしいところ(トンネルの中でもOK)
でも定価12,000円で、アマゾンでも7,000円程度
安い買い物ではないですね
「ガーミンの腕時計」には、「加速度計」というセンサーがついているので、ピッチや速度もある程度計測できますが、より正確性を求めるときや、トンネルなどGPSの電波が届きにくいところで走る場合は、「フットポッド」が有利のようです
vivoactive3 レビュー|vivoactive3 ロードバイクに活用する方法
vivoactive3をロードバイクに活用する方法を書きました
この時計は、自転車での機能も充実しています
- サイクリングプロフィール
- 時間距離アラート
- Varia Vision
- Variaレーダー
- Variaライト
- 速度とケイデンスセンサーサポート(別途センサーが必要)
時間や距離を設定して到達をお知らせしてくれる機能が主なサイクリングの機能
これに先ほどの仕様で説明したような標準的な機能が加わります
ここで見慣れない「Varia」と名のつく項目がありますが、これはサイクリング専用のセンサーやディスプレイのことです
「Varia Vision」という機器が、現在の道路は体の心拍数などを目の前に表示してくれるディスプレイ
それ以外にもセンサーとして使われる「レーダー」や「ライト」と言った別売りの「Variaシリーズ」もあって、カスタマイズがとても楽しくできます
また、別途自転車に付けるセンサーもあって、それを使うことにより、より精度の高い管理が可能です
イメージはまるでサイボーグですね
vivoactive3 レビュー|vivoactive3を登山に活用する方法|GPS機能の紹介
登山で活用する機能というと、「GPS」が一番使えます
ガーミンは昔から「GPS」に特化したメーカーで、アウトドアの「GPS」機器のシェアはNo1を誇っています
現在の日本市場については、「市場は台数ベースで前年比1.7倍に伸びており、その中でガーミンはトップシェアを誇る」
参考文献:日経トレンディ
(https://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/042600901/?P=3)
個人的にもガーミンのGPSを使っていることもあって、一番信頼できる機能だと言えます
仕様にも書いてありますが、使えるGPS衛星は
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- みちびき(日本)
この3種類の衛星使えるようになっています
この衛星使用の数もトップクラスなので、精度の信頼は抜群です
(※3種類といってもアメリカのGPS衛星は現在31機動いているので、3つの衛星というわけではないので、注意ください)
このほかにもGPSの衛星は各国から打ち上げられていて、各国の衛星の精度は下記のようになります 参考までに
- アメリカ(GPS):誤差約10m
- ロシア(GLONASS):誤差約50~70m
- 欧州(Galileo):誤差約1m
- 中国(BeiDou):誤差約10m
- インド(NAVIC):誤差10~20m
- 日本(QZSS みちびき):誤差数㎝など
参考文献:日経XTECH
このGPS機能にプラスして、電波が届かないような場所では、「加速度計」を使って補助するため、ほとんどの場所で位置確認が可能になります
登山では位置情報の機能はとても重要
この信頼できる「ガーミン」の機能で、安全な登山ができるということが、一番のメリットだと思います
vivoactive3 レビューの結果

レビュー結果はコチラ
総合評価は満点の「星5」です
やっぱりこの価格で機能充実がハンパないです
コスパ良すぎ
どんなアクティビティの人にもとてもおすすめ
参考にしてみてくださいm(__)m
vivoactive3 レビュー|最新vivoactive3 「music」メリット・デメリット
最新の「vivoactive 3」に音楽の機能が加わった、よりフィットネス系に近くなったシリーズ「vivoactive3 music」
待っていた人も多いのではないのでしょうか
メリットとデメリットを整理しましたので紹介します
vivoactive3 musicのメリット
標準の「3」より5,000円程度高くなりますが、音楽機能が加わったということで、スマホを持たなくても、音楽が聞けるようになりました
コチラのサイトで、ガーミンジャパンの山根さんがこの腕時計をわかりやすく表現しています
山根さんは「vivoactive 3 Music」のことを、「音楽を保存、再生できるGPSスマートウォッチ」と表現。
GPSや光学心拍計などランニングに特化した様々な機能と、スマホとペアリングして着信やメッセージ情報、天気やスケジュールなどを表示できるスマートウォッチとしての機能を兼ね備えているのが「vivoactive 3 Music」なんですね。
タッチパネル操作で右サイドに一つキーがあるだけなので、スマホと同じく誰でも簡単に操作できると思います。
出典:livedoorNEWS
(http://news.livedoor.com/article/detail/15409722/)
シンプルで高機能な腕時計の最大のメリットはスマホから解放されることです
スマホで操作をするのは、最初は便利だと思っていましたが、腕時計で操作するほうがより便利
煩わしさ(わずらわしさ)がかなり軽くなります
ランニングのときに、重いスマホを持たなくてもOK
スポーツクラブなどでマシンを使って走る場合などにもかなり便利です
ラン以外でも防水ヘッドスピーカーを使えばスイムでも音楽が聴けるので、集中したいときにはとても助かります
vivoactive3 musicのデメリット
デメリットをあげるなら、最近アップデートで不具合があったことですね
コチラのAmazonのクチコミを見ると
2019/3/20昼頃にアップデートが行われ、それ以降Bluetoothに全く接続不可能になりました。
スマホにも、ワイヤレスイヤホンにも全くつなぐことができません。
アプリを再ダウンロードしようが、スマホを再起動しようが、ペアリングを一度解除してやり直そうが全く無駄です。これから買おうとしている人は絶対にやめたほうがいいです。
とかなり厳しいご意見がありました
これに対して公式のガーミンサイトを見てみると
警告
本ソフトウェアはこれが適用されるGPS製品にのみアップロードできます。
その他の機器にアップロードした場合、使用できなくなる恐れがあります。
本ソフトウェアのアップロードに失敗し、その後再アップロードをしても成功しない場合、GPS機器をガーミンアフターサービス部門にお送りいただき検査を受ける必要があります。出典:ガーミン公式サイト
という注意書きがありました
Amazonのクチコミのように、「vivoactive3」の不具合と言うわけではないようですが、なんらかの不具合があったことがわかります
「警告」ですからね
これを見てしまうと、なんとなくアップデートしたくなくなってしまうかもしれません
また、エラーが出たときの「問い合せ」もなかなか難しいようです
購入から1ヶ月経ったとき、電源が入らなくなりました。
修理担当窓口の担当者の対応がとても悪く、メールの返信が返ってこない、日本語が上手く使えていないことで、やりとりがスムーズにいかない、滞っている状態です。
Bluetooth接続に不具合があり、同接続でhuawei社スマートフォンとの同期がさせません。
速やかな改善を要望します。
カスタマーサービス対応の担当の人「全部が悪いというわけではない」と思いますが、こういった障害もあるということでしょうか
それでもやっぱり評価結果「vivoactive3 music」は優秀
デメリットもありますが、「大部分のクチコミ」は優秀さをアピールしたものが多く、機能も充実でアクティブな環境でのスマホの代わりにとてもオススメです
500曲保存できて、激しい運動をする場合は事前のダウンロードをしておけば、長く集中したフィットネスができて、効率が上がります
個人的には「music」もちょっと高価な気がしますが、ほかのガーミン時計と比べると、かなりコスパ優秀
おすすめなので、参考にしてください
▼関連記事
こちらの記事もオススメです
登山スマートウォッチおすすめ【10選】ガーミンGPS時計など紹介
