【ザック・パンツの臭い】山登りの臭い対策|下山後の温泉や洗濯
登山のにおい対策を紹介します
登山をすると、どうやっても汗やドロが理由で、パンツやザックの臭いがちょっときつくなります
汗で頭などのにおいを気にする人もいます
これをどうにかしたい
臭いは登山家にとって永遠の課題で、このまま家に帰ると嫌われてしまいます
自分はこんなフローで毎回進めています。
目次
▼パタゴニアの修理が感動的だった話

まずは靴を軽く洗う
自分は登山道を下ってきて、クルマに乗る前に、まず靴とストックを洗います。
整備されている登山口であれば、水道が完備されていて、そこにブラシがあるところが多いので、それを使わせてもらって靴のドロを落とします。
問題は、水道が完備されていないところです。
自分は、どうしてもドロが落したいので、小沢で洗います。
最初に登っているときに、登山口近くの小沢を探して置いて、そこで洗います。
そうするとすっきりした気持ちでクルマに乗れます
意外にドロのなかの細菌の繁殖が理由で臭いがでてきます
軽く洗うだけでも、臭いもある程度解消されるので、おすすめです
家族に電話
次は、まず家族に登山を完了したと電話をします。
自分は、朝早く下山することが多いので、普通に電話をすると怒られます。
そのため、メールで下山の報告をしたら、とりあえずは一安心。
「臭い」と「家族に電話」は、全く結びつかないかもしれませんが、家族に電話をすることで、家に帰ったときに、クサイと家族に迷惑をかけることがイメージができるんです
これが意外に、消臭の「やる気」引き出させてくれます
いっしょに登山に行ったパートナーとだけ話していると、不思議とあまり臭いは気にならないんです 不思議なんですが・・
そのため、自分は、家に帰る直前で我に返るように、電話をします
不思議ですが、家族に電話をすることで、レジャー気分がリセットされるのだと思います
お試しあれです
臭い消しのため、登山後の温泉が大変オススメ
時間に余裕があるときには、温泉が大変オススメ
これは、「極楽、極楽」と言いたいから入るのではなく、臭いがバッチリ消える効果がすごいからです
ダニなどの除去
臭いだけでなく、温泉には、体に付いたダニやヒルを除去するためという効果にもいいです
山に行った恰好のまま温泉に行くと、ほかのお客に迷惑が掛かってしまうので、クルマで着替えて、そこである程度ダニなどを確認して除去しておきます。
そして、最終的には、温泉で浄化します。
臭い消しが一番の理由(家族に迷惑を掛けないため)
通常の登山で縦走をしていると、そこまで汚くはなりませんが、沢登りなどをしていくと、かなり汚れます。
そのまま家に帰ると、家族にダニ扱いの待遇を受けます(帰る途中の電車でも同じ)
そのため、温泉で体を浄化させるのです
これはかなり効果が期待できます
臭いの原因は、細菌の繁殖が一番の理由ですが、これを押さえてくれるのか、一気に臭い問題が解決されます
あとは、ちゃんとした着替え
これで、ほぼ臭い問題は解決されると思います
▼こちらを参考にしてみてください
「なまらグッド」などの消臭スプレーで登山の臭い消し
家に帰ったら、洗い物を分けます。
汚すぎるものはお風呂か庭で、まず汚れを落としてから洗濯機へ。
そんなに汚く無いものは、そのまま洗濯機に入れます。
すぐに洗濯できないザックなどは、ウェットティッシィなどで汚れを落としてから、ファブリーズのなどの匂い消しをかけておきます。
▼最近はこの「なまらグッド」が人気
これおすすめ 香りもいいし、なにより子供にやさしい
ジオライン 臭い対策にとても有効
モンベルの化繊のブランドに「ジオライン」という生地があります
これは匂いにとても有効
個人的に山でも家でも春・夏・秋・冬全シーズン「ジオライン パンツ」を履いています
銀イオンで制菌されているためか、2泊3日くらいでもアンダーにあまり匂いがつきません
ほかのメーカーの同等品よりもコスパがよくて、肌触りもGOODでとてもオススメ


道具についた臭い対策に、整理しながらのメンテナンスも重要
ロープや、ヘルメットなど、乾かしたいものをビニルシートの上に置いて、2日くらい乾かします。
その後、また山行に使えるように、整理してしまっておきます。
クツの掃除←これ重要!!
登山靴の掃除は山でやっているのでやりません。
沢登りをしたときだけ、水で細かい石などを除去して、陰干ししておきます。
※これが一番めんどうくさい。
そうしないと、沢靴が川くさくなってしまって、がっかりします。
「川くさい」とは、川のコケの匂いのような、川魚の匂いのような、そんな匂いのことです。
沢靴の洗い方・臭いの消し方

徹底的に「乾かす」
登山の装備全部の洗濯がすんだら、乾かします。
天日(てんぴ)にそのまま干してしまうと、劣化してしまうので、風通しのいい日陰に干します。
自分は自分の部屋に干してしまいます。
扇風機を回して、家族の部屋の方に風が行かないように気を付けます。
2日くらい乾かしたら、次の山行に行けるように整理しておきます。
いつでも「温泉」に入れるように整理をしておく
温泉が大好きだからではありません(念のため)
温泉に入るのは、あくまで家族に嫌われにように「臭いを消すためです」
自分は、ザックと、もう一つのバックを持って行けば、山に登れるようにしています。(厳密には、ザックとバックと靴の3つ)
登山に必要なものは、全てザックに入れておくか、外に引っかけて起きます。
もう一つのバックには、下山後に必要なもの(着替えや温泉セット)を入れておいて、この2つを持っていけば山に登れるようにしています。
特に温泉グッズはとても大切
まとめ
以上、書いているだけで、かなりの手間で、とても面倒ですね。
知り合いには、登山装備などを整理せず、次の山行まで、そのままクルマの中に入れておいたり、汚い装備を家族に洗ってもらったり、そのまま家の中に入れておいたりする方もいます。
しかし、装備をそのままにしておくと、ドロなどで劣化が進むこともあります。
そして、家族に手伝ってもらうとそれなりの反発もありますし、汚いままにしておくと、それだけで、家族にとってはストレスですね。
永く登山をやっていくには、安全管理と家族の理解は必須事項です。
社会人たるもの、趣味を満喫するときに、他人に迷惑を掛けないようにするのは大切です。
清潔を保つことや、片付けなどは億劫(おっくう)ですが、めんどうくさがらずにやれるといいですね。
以上です。