「GIRO NINE MIPS のレビューです
ちょっと高めのヘルメットで、ボクにはなかなか手が出ないですが、衝撃吸収性がとても優秀なので紹介します
バックカントリーやスキースノボにおすすめですね(厳冬期にはバイザーだけでは寒いので取り外してゴーグルを使ってください)
ここではおすすめヘルメットのメリットとデメリットを書きましたので、参考にしてください
<(▼関連記事) 登山のヘルメット|登山用軽量人気の[5選]と[選び方]

[NINE MIPS ]GIROヘルメット「ビュー・ミップス」
「GIRO」というと、個人的には、「スキーのヘルメット」で「ごつい」というイメージ
そして、スキーのヘルメットというよりは、「スノーボーダーのヘルメット」のイメージが強いです
調べてみると、「GIRO」は1985年創業のアメリカのちょっと若い会社
そして自分のイメージは、ほぼ合っているようで、ヘルメットを主に扱っていて、スノースポーツ以外では、サイクル競技のヘルメットも扱っているようです
そちらのラインナップも、ちょっと魅力的なので機会があればごらんください
自分の一般的なヘルメットの考え方は、夏も冬も同じヘルメットにしたいということ
全シーズンほぼヘルメットを必要としているアクティビティをしているので、1つのヘルメットに統一したいと思っていました(お金の事情からです)
その考えからすると、GIROのヘルメットは冬使えますが、夏は暑くて使えません
自分はコスパの考えから、夏も冬も一緒のヘルメットをつかっていたので、GIRO製品にはあまり購買意欲はありませんでした
ですが、GIROを調べてみると、最先端のショック対策が万全
またこのヘルメットには、なんと「ゴーグル」がついていて、軽量で便利
これは自分食いついてしまいました
どうしてもゴーグルは曇ったり、外れたりが難点でしたが、これは曇りづらいし、ゴーグル着脱(ちゃくだつ)もとっても楽チン
これいいですね
特にメガネの方や、化粧落ちが気になる人は、通常のヘルメットでは、ゴーグルが邪魔(じゃま)でスキーに集中できません
それが一発解決するのが、ゴーグル付きヘルメットです

GIRO(ジロ)ヘルメットの衝撃吸収システム(メリット)
自分が一番注目している機能が、MIPS(ミップス)というシステム
ミップスなんていう名前はあまり耳にしませんが、簡単に言うと、ヘルメットへの衝撃を拡散させるシステムの名前です
ヘルメットが2重構造になっていて、外側と内側がずれることで、衝撃を吸収するような造りで、公式ホームページでは、
「1000分の2秒に数ミリ回転するシステム」
とかっこよくコマーシャルしています
このシステムは、スウェーデン王立工科大学とカロリンスカ病院のとの学術研究で生み出されたシステム
よって、バックデータもしっかりしていて、信頼度バツグンです
外から見ただけでは全く分からないシステムですが、一番重要なシステムです
「神は細部に宿る」といいますので、見えない所に設置されたこのシステム、これも「神」だと思います
消臭効果(メリット)
GIRO製品は「銀イオン」による消臭効果も付いています(付いている物もあります)
これはメンズ製品に装備
自分も汗でやや臭いのするヘルメットを洗うときがありますが、これがなかなか乾きません
そこで、消臭スプレーを多用することが多いです
でも、それがあまり手間でもないんですが、なぜか面倒と思ってしまいます
そんなことから最初から消臭効果がついているものはとっても「ウェルカム」
登山系では、臭いは気にしないかもしれませんが、ゲレンデではやっぱり気になってしまいます
これは、メンズのみの装備
ウィメンズにもあるとよかったと思うんですけどね
バイザー|インテグレーテッドシールド(メリット)
今回一番紹介したいのは、この「アイシールド」です
ヘルメットにシールドがついているので、ゴーグルが入りません
そして、これの一番のメリットは、これが便利で使うようになると、ヘルメットをかぶってなかった人も、自然とヘルメットをかぶる様になるということ
ということは、安全が促進(そくしん)されるということです
ヘルメットをつけないとゴーグルがついてこないので、みんなヘルメットをかぶって、事故が少なくなるという構図
これが一番素晴らしい効果だと思います
重さがデメリット(価格も高め)
MIPS(ミップス)という高機能の保護装置があるからかもしれませんが、少し重めです
気になるほどではなく、スキーヘルメット全体から言うと中程度の重さなので、心配はありません
あと価格がもう少し安くなるといいなーと思うのはいつものことです
安くなれば、使用するひとも増えて、事故も少なくなります
無い物ねだり感はありますが、ちょっとだけ期待してます
▼GIROヘルメットムービー
「ビュー(エッセンス)・ミップス」個人的感想
いつもの価格が引っかかって星4つ
それ以外は「エクセレント」
とくに衝撃吸収機能は優秀ですね
- メガネの方・化粧落ちが気になる方
- キッカー「命」の方
- 林の中の高速クルーズが好きな方
GIROヘルメット:ビュー・ミップス(VUE MIPS)メンズ

<製品仕様>
製品名 | ビュー・ミップス(VUE MIPS)メンズ |
---|---|
メーカー | GIRO(ジロ) |
重量 | 578g(Mサイズ) |
カラー | Matte Titanium Matte Turbulence Matte Black |
サイズ | M (55.5-59cm) L (59-62.5cm) XL (62.5-65cm) ※XLサイズはカラーが限定されます。 |
参考価格 | 39,000円+税 |
特徴 | (衝撃吸収に優れたシェルとフォーム構造 軽い) (後頭部のダイヤルで簡単にフィット) (頭の中心にヘルメットが来るようにできるシステム よりフィット感が増す) ベンチレーション (ゴーグルのベンチレーションと同期する ベンチレーション |
GIROヘルメット:エッセンス・ミップス(ESSENCE MIPS)ウィメンズ

<製品仕様>
製品名 | エッセンス・ミップス(ESSENCE MIPS)ウィメンズ |
---|---|
メーカー | GIRO(ジロ) |
重量 | 578g(Mサイズ) |
カラー | Matte Black Matte Marine Matte White |
サイズ | |
参考価格 | 39,000円+税 |
特徴 | (衝撃吸収に優れたシェルとフォーム構造 軽い) (後頭部のダイヤルで簡単にフィット) (頭の中心にヘルメットが来るようにできるシステム よりフィット感が増す) 付きベンチレーション (ゴーグルのベンチレーションと同期する ベンチレーション スタイリッシュなイヤーパッドとトリムディテール |
[NINE MIPS ]コスパなGIROヘルメット「ナイン・ミップス」「フェード・ミップス」
次はGIROのヘルメットの中で、コストパフォーマンスが特に良い製品を紹介します
一番安い物・・・という考えではありません
あくまで、コスパなので、GIRO独自の多方向衝撃保護システムの「MIPS」は外すさないで考えてみます
それを含めてGIROのヘルメットを見ると、
- メンズ:ナイン・ミップス(NINE MIPS)
- ウィメンズ:フェード・ミップス(FADE MIPS)
この2製品がおすすめ
両方ともMIPS機能が搭載のヘルメットの中では一番コスパの良いヘルメットです
第一のメリットはやはり「ミップス(MIPS)システム」
先ほども説明しましたが、ミップスMIPSとは、GIRO(ジロ)独自の「衝撃吸収のための機能」で、特筆(とくひつ)すべきメリット
シンプルに説明すると、ヘルメット外側の外殻(がいかく)の部分と、内側のライナーの部分が、衝撃(しょうげき)を受けると、お互い逆に動いて、ショックを吸収します
公式のホームページを見ると、「フリップ(空中で、縦に1回転)の練習も恐れることなくできる」、と思い切ったことが書いてありました
▼こちら
「いざという時のさらなるプロテクション“MIPS”」
フリップと言うと、頭部を遠心力に任せて「縦に1回転させるトリック」で、危険きわまりない技です
自分は近距離で、ヘルメットをかぶらない人のダブルフリップ(空中で縦に2回転)の失敗を見たことがありました
▼ダブルフリップはこれ
死ぬことは無かったようですが、それはもう・・・大変なことになっていた、というしかありません
フリップをしなくても、長くスキーやスノーボードを楽しむのであれば、ヘルメットは必須
ミップス(MIPS)はその危険な「フリップの練習」にも使えるようなヘルメットで、とても優秀な衝撃吸収力(りょく)をもっています
また、フリップのような回転の衝撃(しょうげき)だけではなく、直線的な衝撃(木にぶつかるなど)にも強く、バックカントリーにもぴったりです
脳に影響があるようなスポーツは、長く続けて行く事ができません
ボクシングなどでも分かるように、脳への衝撃が多いと、日常の生活も大変
それはスキーやバックカントリーでも同様で、頭部のプロテクションは必須事項
自分の知り合いでも、まだヘルメットを付けていない人もいますが、大人であれば、他人に迷惑を掛けないように付けるべきです
また、ヘルメットを付けると、心も引き締まります
これは、毛糸の帽子では出て来ない「心理」
そして、できるならミップス(MIPS)に匹敵(ひってき)する衝撃吸収ヘルメットを着用すると、なお「吉」です
ご検討ください
デメリットは「価格」だと思う
やはり性能と価格は比例していて、すばらしい衝撃吸収の機能の裏には、それなりの価格が待っています
今回紹介するコスパの良いものでも、通常の登山系ヘルメットの2倍くらいします
2倍の価格差は考えてしまいますね
ですが、危険な行為をするのであれば、やはり少なくてもヘルメットは必須で、より危険なスポーツには「MIPS」のような最新の機能はとても重要です
自分の持っているお金とやりたいスポーツを見極めて、スポーツに合わせてお金を使うのか、お金に合わせてスポーツのレベルを落とすのかを考えないといけないですね
そして、楽しく、長く遊んでいたいです
以下、2製品を紹介します
ナイン・ミップス(NINE MIPS)メンズ 個人的感想
- 〇多方向衝撃保護システム「MIPS」搭載(とうさい)安心感が違います(でもなるべく転ばないようにしましょう)
- 〇頭にフィットするような機能が満載(まんさい)フィットするようにすると衝撃の吸収もいいので、これはGOOD
- ×価格は高価 サイフと相談しましょう
<製品仕様>
※ナイン(NINE)にはミップス搭載しているものと、していないものがあります 参考に両方の仕様を明記しましたので、ご参考までに
製品名 | ナイン・ミップス(NINE MIPS)メンズ|ナイン(NINE)メンズ | |
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メーカー | GIRO(ジロ) | |
重量 | ||
カラー | ||
サイズ | ※ Sサイズはカラーが限定されます。 | |
参考価格 | ||
特徴 | (衝撃吸収に優れたシェルとフォーム構造 軽い) (後頭部のダイヤルで簡単にフィット) (頭の中心にヘルメットが来るようにできるシステム よりフィット感が増す) (ゴーグルのベンチレーションと同期する ベンチレーション |
フェード・ミップス(FADE MIPS)ウィメンズ 個人的感想
- 〇多方向衝撃保護システム「MIPS」搭載(とうさい)安心感が違います(でもなるべく転ばないようにしましょう)
- 〇女性向けにデザインを選定 やる気を出すには、外観(がいかん)も重要
- ×価格は高価 サイフと相談しましょう
<製品仕様>
製品名 | フェード・ミップス(FADE MIPS)ウィメンズ | |
---|---|---|
メーカー | GIRO(ジロ) | |
重量 | ||
カラー | ||
サイズ | ||
参考価格 | ||
特徴 | (衝撃吸収に優れたシェルとフォーム構造 軽い) (後頭部のダイヤルで簡単にフィット) (頭の中心にヘルメットが来るようにできるシステム よりフィット感が増す) (ゴーグルのベンチレーションと同期する ベンチレーション |