害獣駆除の資格|登山も関係ある動物管理【狩猟免許・鉄砲所持許可・鳥獣管理士】

こちらに走ってくるイノシシ登山の動物・昆虫
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有害鳥獣駆除の資格が重要な理由|野生鳥獣の増加は登山にも関係している

 
 
【2018年6月30日】更新 

増えているイノシシ・シカ・クマなどの有害鳥獣の被害と、害駆除の資格(狩猟免許・鉄砲所持許可・鳥獣管理士について書きました

ここ数年、毎年のようにイノシシやシカなどのいわゆる有害鳥獣による被害が大きいというニュースが多く、被害は大きくなってきていて、その被害は登山にも影響してくるかもしれません

確かに、山岳での獣害というのは、あまり考えられないと思いますが、森林限界までの森林部では、獣害は十分考えられます

森林の中には、クマもイノシシもシカもサルもいます

そいう状況中、有害鳥獣駆除の資格が見直されてきているようです

 
 

最近の有害鳥獣の増加の記事は下記の通り。

 
 

鳥獣被害対策の現状と課題 農林水産省
(http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/pdf/2502_meguji.pdf)

尾瀬で有害な鳥獣、植物増加 駆除活動の強化急務」(https://www.minpo.jp/news/detail/2017081544216)
出典:福島民報

農林業の獣害 食い止めろ 首都圏自治体
出典:日経新聞

 
 

これらのニュースのように、被害は年々大きくなっている傾向があります

都市部にいると、なかなかわかりませんが、クマやイノシシはわからなくても、コウモリなどは多くなっているような気がしないでしょうか

最近では、タヌキなども、都市部に多く出没しているようなことを聞いたことがあります

上記のニュースで報道している獣害は、作物の食い荒しがほとんどです

自分の地域でも、被害があまりにひどく、畑作を諦める(あきらめる)農家の人もいました。

「いくら作っても、イノシシやハクビシンにエサをやっているような感覚になってしまって、やっていられない!」

そう言ってガッカリしてやめる方は、少なくないです

いろいろ対策をしているようですが、いまのところ、自分の地域の具体的な対策方法は、電気柵が一番のようです。

(▼今は電気柵も通販で売っています)

 
 

聞くところによると、電気柵以外、イノシシやハクビシンにはあまり効かないようです
 
 


特にイノシシは住宅周辺では、最強

 
 

その姿からはなかなかわかりませんが、頭も良く、判断力もかなりあるようです

そして、そのパワー

聞いた話、道路を走っていると、突然出てきてクルマにぶつかって、逆にクルマが道路から落ちてしまったようです

また、ほんとか嘘かわかりませんが、跳ね返されたクルマもあるとか

 
 


イノシシ最強です

 
 

クマは、ある程度逃げてくれる場合があるので、まだいいような気がしますが・・・それでも、クマも怖いですけどね。

クマもイノシシもむき出しになっている鼻に電気柵がさわらないと効きません。

それ以外の場所は毛が邪魔して、全く効き目がないようです。

そのため、電線を設置する高さが、よく来るイノシシの鼻の高さに会わせることが一番大事、と知り合いが言っていました。

電線を張ると、イノシシなどは来なくなりますが、管理とお金がとても大変のようです。
 
 

登山に関する害獣駆除の必要性

登山に関係する獣害とは、直接的な獣害はでニュースになっているのは、クマの獣害がほとんどみたいですね。

自分もクマは特に注意しています。

クマスプレーとかは常備です。

最近は、人間を恐れなくなったイノシシやシカなどの獣害も、ときどき聞きます。

シカも至近距離で見たことがありますが、すごい胸筋肉と足筋肉で、勝てる気がしません。

ごめんなさいっていう感じですね

 
 

サバイバル登山家もクマスプレー

 
 

サバイバル登山家で有名な服部文祥氏も、氏が書いている本を見るとクマは怖いみたいです。

軽量化のところで、500円玉を持っていくかいかないかで悩んでいましたが、クマスプレーはあっさり持っていっていました。

やっぱり、サバイバル登山家といえども、クマは怖いですよ

サバイバル登山家は、ギリギリまで、クマスプレーか拳銃の「44マグナム」かのどちらを持っていくかで、迷っていました。

本気かふざけているのかわかりませんが・・・

 
 

登山で獣害|至近距離にクマ

登山で遭遇するような動物は、たいていは人に慣れていないことが多く、こちらの存在を知らせれば、逃げて行く事がほとんど

まれに人間を恐れなくなってしまった動物もいるので、注意は必要ですが、山奥に住んでいるためか、そういう意味ではピュアな野生を保っています。

近年は、クマ、シカ、イノシシなどの、登山で遭遇しそうな動物の増加のニュースをよく聞きますが、それにより、登山道などで遭遇する確率が増え、徐々に人馴れしてくることは十分考えられます。

下記のような動画を見ると、実際の怖さがわかります。
 
 


 
 
これをみると必須のような気がしますよね・・・こわいです。

クマスプレー必須です。

(▼ 一番有名なクマスプレー 強力です)

 
 

ハンターの人手不足

 
 

今はハンターの高齢化も進み、全くの人で不足になっています。

ナウシカの腐海のように、辺境の地だけの問題ではなく、辺境で食い止められなかった動物が都市部に入り込んでくることは考えられます。

実際、自分の家の近くにもクマの出没はよく聞きます。

シカもサルも・・です。

以前はここまで近くに来ることはありませんでした。

タヌキや、リスが来るところには、何もしなければ、だんだんとイノシシやクマが出没するでしょう。
 
 

ハンターの資格取得

その後、サバイバル登山家も猟銃の免許をとって、今では猟をしています。

資格はどんな風にとるのでしょうか。

調べると、まず銃を持つためには、

 
 

1 狩猟免許(各都道府県)

2 鉄砲所持許可(各都道府県の公安委員会(警察))

 
 

の2つの免許と許可が必要です。

勘違いしてしまいますが、「1」の狩猟免許だけでは、銃は持てません。

猟をする免許と、銃を持つ免許は別なのです。

次に資格取得を調べてみました。
 
 

狩猟免許をとる概要

大きく4つに分かれます。

 
 

1 第1種銃猟

2 第2種銃猟

3 わな猟

4 網猟

 
 

この中で、ライフルや散弾銃が使えるのは、1の「第1種銃猟」という資格。

第1種銃猟の試験内容は

1 90分間の筆記試験(知識の試験など)

2 適性試験(視覚、聴覚、運動能力など)

3 技能試験(道具の判別や使い方など)

この3つです。

※狩猟免許試験当日の少し前に、猟友会で「狩猟免許予備講習会」と言う講習会を開催してもらえます。

希望者のみですが、これを受講すると、テキストや例題集、実技のコツなどを教えてもらえます

これを受けると、8割方合格できるらしいので、受講すべきでしょう

 
 

銃刀法に基づく猟銃所持許可

次は法律に基づく、猟銃所持の許可について、簡単に流れを説明します。

 
 

1 警察で講習受講の申し込み

2 講習受講+試験

3 射撃教習の申請

4 火薬の許可申請

5 火薬を受け取る

6 射撃教習+試験

7 猟銃を所持

8 警察で猟銃所持の確認

 
 

と、銃(散弾銃の場合)を持つには、かなりの関門があり、これを全てクリアしないと、銃は持てません。
 
 


結構大変・・・・

 
 

狩猟者登録

これらを全てクリアしたあとは、最後の登録です。

1 都道府県に行く(県庁など)

2 登録の申請

3 共済保険等の加入

4 狩猟税と手数料を払う。

 
 

これで登録を済ませれば、晴れて猟ができます。

長い道のりですね・・・・。

くじけます。

(▼詳細な鉄砲・狩猟免許の流れはこちら)
マタギの【鉄砲 免許を取る方法】10年後も必要な「狩猟の仕事」

【動物の狩猟免許取り方・鉄砲免許】|サバイバル登山・マタギのための試験対策
一昔前は、なんとなく狩猟は野蛮なイメージがありましたが、最近では、イメージチェンジがうまく進み、女性も免許をとっているサイトを目にします。 散弾銃にて狩猟をする場合は、2つの免許が必要です。

 
 

でも最近は、結構若い方も申請されているようで、職業としてはまだ確立はされていないですが、現在のハンター人口の減少を考えると、就職に有利になる場合があるかもしれません。

ちなみに上記の記事の一つには、鳥獣駆除の公務員の試験には有利になるという記事がありました。

(▼狩猟者登録後は、こんな感じになれるかもしれません)

 
 

鳥獣管理士

最近の鳥獣被害を背景にして、「鳥獣管理士」という資格が民間資格ですが、新しくできたようです。

参考:一般社団法人 鳥獣管理技術協会

これは、国内唯一の野生鳥獣管理の資格で、鳥獣管理技術協会(事務局=宇都宮大学)が、今年度から全国の大学などと連携し、養成に乗り出しているということです。

参考までに・・・

「鳥獣管理士」養成 大学の授業 単位認定 技術協会
出典:日本農業新聞

資格が出てきているということは、時代のニーズが大きくでてきているということでしょうか。
 
 

まとめ

登山をしていると、いろいろなことを頼まれることがあります。

個人的にですが、ガイドらしきことをしたこともありますし、写真の依頼、はたまた、人探しの話もあるようです。

そのうちに、鳥獣駆除や鳥獣関係の記事などの依頼も来るかもしれません。

 
 

とっておいて、今後、損はないと思いますが、ハードルは少し高いようですね。

 
 

以上。

参考文献:
環境省 「ハンターになるには」
 
 

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