ジェットボイルの使い方をまとめてみました
ジェットボイルの基本の使い方は「湯沸かし」が一番得意。でも焼肉もできます
ここではちょっと通常の使い方ではない使い方も含めて書いてみました
モンベル ジェットボイル 使い方とジェットボイルの料理動画などもまとめましたので、参考にどうぞ
==使い方の▼目次==
- ジェットボイルで焼肉などの料理のレシピ
- ジェットボイル「ZIP」の使い方
- ジェットボイル フラッシュの使い方のコツ
- ジェットボイル マイクロモの使い方のコツ
- ジェットボイル ミニモの使い方のコツ
- ジェットボイルの収納の注意点
- 使い方の説明書はこちら
- ジェットボイルの入れ物はオクトスかビニル袋(ボクはビニル袋)を使う
- ジェットボイル[ゴトクの使い方のコツ]
- ジェットボイルの使い方|ジェットボイル 改造のお話
▼関連記事
ジェットボイルおすすめ[料理と登山]高速湯沸し人気の秘密

ジェットボイル「ZIP」の使い方
ジェットボイルの使い方を紹介します
代表的なジェットボイルというと、ロングセラーの「ZIP」が有名

とりあえずこれ1つ持っておけばどんなシチュエーションでも使えます
使い方もシンプルなので初心者でも問題ありませんが、収納は何回か練習しないと、山で忘れてしまうかもしれません
ジェットボイル使い方(動画)
ジェットボイルの動画でとてもシンプルなでわかりやすい動画がありましたのでちょっと紹介
出典:https://www.youtube.com/watch?v=CcpOo6HmJUE
ジェットボイルZIPの公式動画です
良い方法と悪い方法を比較しているのでとても分かりやすい動画に仕上がっています
実際はボクも間違って使っていたところもあったので、とても参考になると思います
ジェットボイルZIPの使い方がまず基本
ジェットボイルZIPの使い方が一番王道です(ジェットボイルシリーズの中では)
- 点検(破損がないかこれ重要)
- ガスコックの締めを確認
- 組み立てる
- ガスカートリッジを付ける
- スタビライザーをつける
- 専用クッカー取付
- 食材投入(←これも重要)
- 点火
- 調理完了後、冷まして片付け
この流れはだいたいほかのメーカーのバーナーと同様の使い方です
特にジェットボイルで注意が必要な点は、スタビライザー(安定させる機器)設置と、食材を入れてから「点火」させることが重要です
スタビライザーを使わなければならない理由は、バーナーやクッカーの位置が他メーカーのアイテムより高く作られていて、若干バランスが悪いところが「デメリット」だからです
ほかのメーカーのアイテムは、こんな大きな支えはあまり必要ありません
ジェットボイルは高くてバランスが悪いので、それを補うためにこの「スタビライザー」が必要です
また、空焚きを防ぐために食材を入れてからガス点火の順番は他のバーナーを使うときにも同様の流れが良いですが、特にジェットボイルは注意喚起しています
燃焼効率がいいので、加熱するスピードが高くクッカーからの熱伝導で火傷してしまうことと、焦げ付き防止が主な理由です
これを解消するために、特にジェットボイルは食材を入れてから加熱を推奨しています
ジェットボイルZIPで料理をする場合、はそれほど火力がいらない料理がおすすめです
焼肉でも肉を焼いたりする場合は比較的やや時間がかかります
焼けなくても食べることができる、牛肉とか、もしくはカップラーメンの湯沸かしがやっぱりおすすめ
フライパンなどで調理をする場合は、熱が逃げないようにアルミホイルで蓋を作ったりして工夫するとガスを余計に使わなくていいので、このやり方もおすすめです
【ジェットボイルZIP(JETBOIL ZIP)】日帰り登山にオススメの格安バーナー
こちらジェットボイルZIPの使い方がよくわかる動画です
(▼ジェットボイルZIPの使い方動画)
▼YouTubeタップで再生
(https://youtu.be/p07lAe8ca_M)
とてもわかりやすくメリットとデメリットを解説しています
シンプルにまとめているのはいいのですが、ちょっと早くまとめすぎている感もないわけではないですね・・・
動画ではかなり手際よく「ZIP」を使いこなしていて、巻き戻しをしないとよくわからないところがあるくらい
ジェットボイルは、ほかのバーナーと違ってパーツが若干多いので現場(登山やキャンプで使うとき)でなくさないように注意です
また、ジェットボイル ZIPは点火の装置がついていないので、これも注意です
ZIPはライターなどが必ずほしくなります
ジェットボイル フラッシュの使い方のコツ
ジェットボイルフラッシュの使い方を解説してみます
▼ジェットボイルフラッシュ

フラッシュもジェットボイルシリーズでは人気のアイテムで、このジェットボイルはツーリングで使うと使いやすいと思います
その理由はコンパクトさと火力です
ジェットボイルの中では比較的火力が強くて、そしてジェットボイルならではのコンパクト設計がおすすめ
ZIPの火力は1134キロカロリー(重さ400g)で、フラッシュは2269キロカロリー(重さ440g)で、倍近い火力の差があります
火力はZIPの約2倍重さは40g重い程度です
ちなみに燃料の使用量は公称「フラッシュ139g/h」、「ZIP 100g/h」です
1時間当たりの燃料量なので、これを「分」に直すとフラッシュ2.32g/m、ZIP1.67g/m
0.5L沸かすのに公称「フラッシュ1分40秒(1.67分)」と「ZIP 2分30秒(2.5分)」といっていますので、0.5Lの水を沸かすために必要な燃料量は
- フラッシュ: 2.32×1.67=3.87g/0.5L
- ZIP : 1.67×2.5= 4.2 g/0.5L
となって、長い目で見ればフラッシュの方が燃費いいですね、なんとなく不思議な感覚
さすが新しいやつは違う
燃焼量は火力と比例はしていないということがここからわかりますね
ZIPも優秀ですが、重さを気にしなければフラッシュも優秀
重さが気になりますが(40gくらいの差ですが)バイクで40gはないのといっしょですから問題なしですね
個人的にフラッシュは下界で使うイメージがあります
登山で大人数パーティの場合はミニモかガソリンバーナーを使った方が便利で、ソロ登山では軽さ重視で、ZIPかマイクロモがいいです
フラッシュはキャンプやバイクツーリング、釣りなどでちょっと凝った調理をするときに良いかもですね
ジェットボイル マイクロモの使い方のコツ
ジェットボイルマイクロモの使い方は、登山で使うのがやっぱり適していると思います

軽くて火力のバランスがとても良いためです
「ガスが長持ち」で「軽い」といえば登山におすすめ(1512キロカロリーで重さは400g)
マイクロモの公称仕様で沸騰するまでの燃料量を計算してみます
120g/h=2.0g/m
0.5L:2分15秒=2.25分
上記の条件から
2.25×2.0=4.5g/0.5L・・・これをみると、フラッシュ(3.87g/0.5L)よりZIP(4.2 g/0.5L)よりお湯を沸かす効率は悪くみえます
でもマイクロモは「とろ火」ができます
食材を温め直したり、ご飯を炊くときに沸騰した状態からとろ火を使えば、燃料の効率はかなりいいはず(データはありませんが)
もう一つは寒冷地仕様も登山におすすめの理由
寒冷地でも安定した火力が保てる「サーモレギュレーター」もついているので、寒い山頂では強い味方になってくれます
この「とろ火」と「寒冷地仕様」と「軽さ」がマイクロモの特長
あまり凝った料理をしない登山では、ボクはこれが一番おすすめですね
そしてジェットボイルマイクロモの料理おすすめというと、なんといってもカップラーメンです
料理・・・・ではないかもしれませんが、スピード重視の登山で風に吹かれ、雨に打たれたあとの、テントや山小屋で食べるカップラーメンは極上、最強です
試してほしいです
このほかにもアルファ米もおすすめですが、やっぱりカップラーメンには勝てないとボクは思います
基本は登山で湯沸かし特化のジェットボイルなので、こんな料理がおすすめになります
ジェットボイル ミニモの使い方のコツ
ジェットボイルミニモの使い方をまとめてみました

ミニモは登山(ピークハント)で使うジェットボイルというよりは、バックパッカーの人やキャンプなどにおすすめのジェットボイル
ジェットボイル ミニモ 料理に適したシリーズです
クッカーの口径が少し大きいジェットボイルで、低温でも安定した火力が使えてとろ火も使えて「調理」が得意
口径の差は通常のジェットボイルが直径10.4㎝に対して12.7㎝あります
数字を見るとちょっとした差ですが、このちょっとした差が、安定性と使いやすさに直結
普通の日清カップヌードルは上部の直径が9.5㎝なので、それと比較するとなんとなくその大きさがイメージできると思います
12.7㎝というと、結構大きくて、調理全般に適しています
あとスタッフバッグついているので、ちょっとうれしいですね
ジェットボイルの収納の注意点
ジェットボイルは収納がコンパクトにできてとても便利です
でも初めてジェットボイルを使う人の場合、登山に行く前にある程度練習しないと、入れ方を間違えてしまうことがあります
ジェットボイルのスタッキング(しまい方)を間違うと、点火装置や細かい部品が壊れてしまうことがあるので注意ください
ボクの収納のときのワンポイントおすすめは、ガスボンベとバーナーの間に「ジェットボイル 説明書」を挟んでおくことです
▼ボクはジェットボイルのバーナーの上に厚紙を挟んでいます
説明書をもっていけば収納の順番が間違えても確認できるし、バーナーのボンベ取り付け部分の保護にも役立ちます
バーナーのボンベ接続部分は大事なところなのですが、通常の収納をすると、ボンベの底と直接ぶつかってしまいます
説明書でなくてもなんらかの紙を挟んで保護をしたほうがいいと思います
▼厚紙を挟んで
▼その上にボンベをいれています
使い方の説明書はこちら
ジェットボイル 説明書ダウンロードはこちらの公式サイトからどうぞ
ジェットボイルの入れ物はオクトスかビニル袋(ボクはビニル袋)を使う
ジェットボイルの入れ物は、付属になっているシリーズもありますが、ジェットボイル 袋が無いものもあります
ないシリーズのために、「オクトス」からジェットボイル用の入れ物を販売しています
【素材】上部 / 30Dコーデュラナイロン 底部 / 500Dコーデュラナイロン
【サイズ】直径11cm×高さ22.5cm (円筒状で直径10.5cm×高さ19cmまで収納可能)
【重量】17g
【カラー】ブラック
【対応機種】JETBOIL PCS Flash / Flash
サイズが各種あるのでいろいろ見てください
入れ物がない場合、ギュウギュウ詰めのリュックの中では蓋が外れてバラバラになることもあるので、軽量化を目指していない限りは、あった方がいいです
ビニル袋でもいいので入れておくとバラバラにならなないですよ
ボクはビニル袋に入れています
ジェットボイル[ゴトクの使い方のコツ]
ジェットボイルゴトクの使い方を解説します
![Jetboil ジェットボイル Pot Support ポット サポート ゴトク [並行輸入品]](https://m.media-amazon.com/images/I/41HhQTGI+8L._SL160_.jpg)
ゴトクは専用クッカー以外のクッカーを使うときに使う道具です
あわてて設置すると、取付がややうまくいかないことがありますので注意が必要ですが、とっても便利なオプションのひとつ
ゴトクの受けの部分を切り返す必要があるので、これも忘れないでやっておきたいです
切り返さなくてもナベやフライパンはのりますが、バランスが悪くなり、転倒の恐れがでてきます
湯沸かし専門の人の場合はなかなか使わないので、現地(山)に一緒に持って行くと、なくしてしまうアイテムNo1だと思います
ボクも1回だけ(記憶にある限り)忘れたことがありますので注意ください
- ジェットボイル付属のゴトクと普通のフライパンできのこを料理 ベテランも愛用 初心者にも簡単 山ガールにもオススメ キャンプ道具 JETBOIL MiniMo
- ジェットボイル 五徳がはまらない・使えない・・
- ジェットボイル ゴトクで料理
- ジェットボイル付属のゴトクと普通のフライパンできのこを料理 ベテランも愛用 初心者にも簡単 山ガールにもオススメ キャンプ道具 JETBOIL MiniMo
ジェットボイル付属のゴトクと普通のフライパンできのこを料理 ベテランも愛用 初心者にも簡単 山ガールにもオススメ キャンプ道具 JETBOIL MiniMo
ジェットボイルミニモの使い方の動画ですが、最初のところでゴトクの説明をしています
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=n3vEZZzkdLU)
「絶景アウトドア くじゅう高原Japan Kuju plateau 登山 キャンプ」さんの動画で、この中でジェットボイル ゴトク 付け方を動画の最初のところで解説しています
最初に忘れちゃだめなのは、受けをまげるところです
これを忘れることが多いので、やっておいてほしいですね
専用クッカーを使った後に、他のナベを使うためにゴトク付けをすることがありますが、これは冷やさないとヤケドしますので注意
これはボクも何回か失敗していて、思ったより素早く冷えませんでした
ジェットボイル 五徳がはまらない・使えない・・
ジェットボイルで五徳(ゴトクの漢字はこう書く)がはまらないことがたびたびあります
こちらの「南紀和歌山釣太郎」さんの最後でゴトクの説明をしています
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=wJSc3BtstoU)
釣太郎さんもゴトクセットが慌てているのか、なかなかうまくできてないです
あわてているときがほとんどですが、普通にはめにくいことも理由かもしれません
カチッとはめなくても、バーナー部がゴトクと水平より上に出ていれば使えます
バーナー部が水平より上に出ていないと、風で炎が流れてしまって、周りのプラスチック部が溶けるので注意です
ジェットボイル ゴトクで料理
ジェットボイルのゴトクを使った料理でおいしそうな動画を一つ紹介
ボクの場合、登山でゴトクはあまり使わないので、料理のレパートリーは少ないのが悩みのタネ
ゴトクを使えば楽しく料理もできるんですが・・
ゴトクを使うということは、フラックスリングがついていないクッカーを使うことなので、燃費は悪く、そこのとこだけ注意ですね
ジェットボイル付属のゴトクと普通のフライパンできのこを料理 ベテランも愛用 初心者にも簡単 山ガールにもオススメ キャンプ道具 JETBOIL MiniMo
先ほども紹介した「くじゅう高原Japan Kuju plateau」さんの動画
この動画が一番料理がおいしそうに見えます
出典:https://www.youtube.com/watch?v=n3vEZZzkdLU
動画で使っているフライパンは、気持ちやや大きめの感じですが、バランスが悪くなるので、なるべくならコンパクトなフライパンが良いです
▼専用品でないですが、モンベルの「アルパインフライパン」もおすすめ

ナベを使うときはそれほど注意しなくてもなんとかなりますが、フライパンをゴトクで使う場合は、焦げ付きやすい感じがします(ボクがヘタクソなだけ)
多分ジェットボイルの一点集中の燃焼部のおかげで、火があたっているところが、特に熱くなるからかもしれません
ナベはそうでもないんですが・・
ジェットボイルの使い方|ジェットボイル 改造のお話
ジェットボイルを改造するという人もいます
ボクも改造・・というかボクの場合は吊り下げられるようにクッカー穴をあけただけですが、それでもバーナーをいじるというのは勇気がいります
▼吊り下げ用の穴(焚き火で使うときはアルミで覆って使ってください)
なぜかというと、暴発の恐れがあるから
本当ならできれば改造はほどほどにしないといけないですね(っていうかいじったらすべて自己責任になりますので注意)
メーカーの取扱説明書にも「決・し・て分解、改造しないでください!」・・・と書いてありますので、やるなら自己責任ということでお願いします
ジェットボイルを自作して使ってみる
ジェットボイルを自作する人がいました・・
この方すごいです
ボクのイメージではバーナーはテクノロジーの塊のようなイメージだったので、「本当にできるのか・・」と思ってしまいました
こちらの方は「ダイソー」で買える範囲でやっているという縛りも自分に課しています(求道者・・)
▼「自作でジェットボイル!(1) FREELIGHT」
外見だけ見ると、かなりの廉価版にみえますが、性能をみると意外にそうでもないと感じです
重さもボンベ別で「270g」(優秀)、水温19℃を沸いた感じまでで3分(優秀)・・かなり高性能だと思います
自作JET 液出し燃焼
こちら「bakabunjp」さんの動画です
出典:自作JET 液出し燃焼
この動画をみるとかなり性能がよさそうなことがわかると思います
炎をみると、ほんとのジェットボイルみたい
かさ張りはありますが、それ以外はかなり作りこんだ感じがします
試験を重ねたススのつき具合で苦労の跡がよくわかりますね
ジェットボイル 分解するくらい改造して使うのはマネしないほうが・・
ジェットボイルを分解して改造している記事はこちら
「山道楽さん」の記事です

本当なら分解しちゃダメですが、この改造方法がすごい
カートリッジをバーナーにつけながらクッカーに収納可能にしてます(できるんだ・・)
良い子はマネしちゃだめですが、単純にすごいと思いました
この記事では、
当然ですがバーナーにカートリッジを取り付けたまま収納でき、しかも『“スタビライザー”→“組み立てた状態のバーナー”』の順でコンパニオンカップ入れると、蓋がバーナーの周囲を押さえてガタつきもほとんどありませんし、収納時にカートリッジ底縁部の赤錆でカップの底面がリング状に汚れることもありません。
私としては、とても使いやすくなり大満足です。
出典:http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/flash-708d.html
という勝利宣言で文章を締めています
ブラボー
ジェットボイルの発電タイプを使いたい人へ
ジェットボイルの発電タイプがあるんじゃないか・・・と聞かれたこともありますが、たぶん「BioLite キャンプストーブ2」のことを言っているのだと思われます
その理由は、製造元は違いますが、販売はジェットボイルもバイオライトも同じモンベルで独占販売しているから
キャンプストーブは「効率」を考えるとあまりおすすめできるものではありませんが、木を燃やして発電できるというエコの精神が見える楽しいストーブ
メーカーBioLite(バイオライト)は、この発電ストーブだけでなく、太陽光発電やライトなどシリーズでいろいろなエコグッズを販売しています
今風のおしゃれなアウトドアグッズという感じです
キャンプやバックパッカーの人が使うと楽しいアウトドアができると思います
ジェットボイルで焼肉などの料理のレシピ
ジェットボイルの料理は専用クッカーを使うとそれほどレパートリーは見込めませんが、ゴトクを使うと、フライパンや大型のナベも使えるようになって、ジェットボイルで山ごはんがとても楽しくなります
ジェットボイルの調理で真っ先に挙げられるのは、専用クッカーで作ったラーメンと、アルファ米です
ボクのジェットボイル料理レシピのほとんどはこれ
ジェットボイルのクッキングとはまったく言えませんが、多分ほかの人も、登山で使うときはこれなんじゃないかと思っています
ただ、作ろうと思えばバラエティに富んだ料理もできます
焼肉やパスタなんかがよく見ることができるジェットボイルレシピですね
ここでは湯沸かし以外のレシピも紹介しますので参考にどうぞ
- ジェットボイル 焼肉料理の使い方のコツ
- ジェットボイル ラーメンを作る使い方のコツ
- ジェットボイル ご飯が炊く使い方のコツ
- ご飯を炊くブログ紹介
- サトウのごはんを山で使う
- ジェットボイル パスタ料理の使い方のコツ
- JETBOIL PASTA
- ジェットボイル 水作りの使い方注意
- ジェットボイル クイックレシピ本で使い方紹介
- ジェットボイル コーヒーを作る使い方
- コーヒープレス おいしいコーヒーの淹れ方
ジェットボイル 焼肉料理の使い方のコツ
(▼ジェットボイルで焼肉やっている動画です)
▼YouTubeタップで再生
(https://youtu.be/uTie_0BtYb4)
こちらジェットボイルで焼き肉・・というか肉、野菜炒めを作った「fanta nonta」さんの動画
延々と混ぜています。中心の熱量が強く止めるとくっついてしまうので、混ぜは必須。(焼きが甘いときは中心に押しつけるとすぐ焼けます)
ステーキも押しつけるように焼くとイケますが、山では混ぜるため蓋なしで料理をして風などで熱が逃げます。なのでちょい薄めの肉でやるのがおすすめ。
焼肉は熱が逃げやすいので、なるべく「風防」があると便利で、専用クッカーで17㎝以上 ゴトクを使うなら21㎝以上ほしいです。 あると全然料理のしやすさが違うので、持って行くと楽しく焼肉ができます
ジェットボイル ラーメンを作る使い方のコツ
ジェットボイルはラーメンがやっぱりおすすめです
よく登山で使われているラーメンはやっぱりカップヌードルです

下界で食べるラーメンと比べると、山で食べるカップヌードルはおいしさ100倍
食べたことがある人ならば、この気持ちを分かってもらえるんじゃないでしょうか
そしてボクが良く使っているのはチキンラーメンです

チキンラーメンなら必要な分を使えばあとはしまっておけます
容器が邪魔なボクはチキンラーメンをよく使いますが、チキンラーメンは少数派です
やっぱりカップヌードル派がとても多いです
追加の容器を持って行きたくなくて、そしてジェットボイルも汚したくないボクは、ジップロックにお湯とチキンラーメンを入れて使っています

食べやすくて、雰囲気も良くしようとするならば、ジェットボイル ミニモでラーメンがおすすめですね
ジェットボイル ご飯が炊く使い方のコツ
ジェットボイルはご飯もOK
ジェットボイル炊飯のポイントは、「耐熱のビニル袋」を使うこと
ジェットボイルは熱の伝導が優れているので耐熱じゃないと溶けたりする可能性があるからです
ジップロックなら100℃までOK
ジップロックならジェットボイルでも問題なく(溶けないで)使えます

これを使うと、ガスは使いますが、ジェットボイルで米が炊けてしまうというお話です
(ただね・・・炊飯はガス使うし、そしてかなり面倒・・。ボクはアルファ米が軽くて料理も早いのでこっちがほとんどですね・・)
ご飯を炊くブログ紹介
こちらのブログ「くじゅう山麓ログハウスの宿 ポーランの笛よろず日記」さんでジップロックを使ってゴハン炊いています

無洗米(山で洗う必要がないから)、ジップロック(耐熱100℃なら他の袋でも可)、など
- 計量カップで120cc分の米(無洗米)と、同量の水をジップロックに入れます 空気を抜いてチャックを閉めます
- クッカーに水を張り、蓋をのせます
- 最初から弱火で沸騰させます 燃料節約のためです
- 7分で沸騰 ここから消える寸前まで超とろ火にします
- 超トロ火でもふたを閉めているとお湯があふれます やはり少し開けておかないと
- とろ火で20分、消火後蒸らし10分で取り出します
- ご飯茶碗に軽く2杯分のご飯が炊きあがりました~
ジェットボイル系だとガスの使用量は10グラムでした
110サイズのカートリッジだと10回は炊ける計算になりますね
このやり方は結構ガス使うのでそれは注意。でもこれで炊飯すると、山の上でも、「もっちもち」の炊きたてご飯を食べることができるので、高級感を味わうならオススメ
サトウのごはんを山で使う
ジェットボイルでサトウのごはんを食べるには少々問題があるようです

ボクは低山でしかサトウのごはんを使ったことがないのでわかりませんでしたが、ある程度高い山になると、真ん中あたりまで火が通らないようです
レトルトパック ご飯の戻し方
レトルトパック ご飯の戻し方時々レトルトパックのご飯を山に持って行きます。 →よくある パックケースのままレンジなどに入れてチンするとご飯が戻るヤツです。山でボイルして戻すのですが、うまく戻りません。時間を長くしても回り(ケー... - 登山・トレッキング 解決済 | 教えて!goo山でボイルして戻すのですが、うまく戻りません。
時間を長くしても回り(ケースに近いところ)はチャント戻るのですが、真ん中のあたり(全体の半分以上)は結構硬いままです。
2,000m級の山までならボク的に問題ないです
でもこんなこともあるようですね
サトウのごはんはとてもおいしいので確かに山で食べたいです
でもどうしても気になる場合は、アルファ米がおすすめです
近ごろのアルファ米(乾燥米)はお湯で戻しても、昔のようなパサパサ感はなく、かなり優秀です
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ジェットボイル パスタ料理の使い方のコツ
ジェットボイルでパスタも定番です
お湯を沸騰させて入れて混ぜるだけ
長さが長い場合は、パスタを折っていれてください
底にパスタがくっつく場合があるので、忘れないで混ぜることが大切ですね
JETBOIL PASTA
こちらは「絶景アウトドア くじゅう高原Japan Kuju plateau 登山 キャンプ」さんの動画です
出典:https://www.youtube.com/watch?v=INWYd2q9VQE
パスタというよりはペンネですが
こちらの動画ではナベを2つ使っていますが、やっぱり面倒だったり、2つ鍋を持っていくことがイヤだったりすることがあります(ボクがそれ)
そのときはクッカーを1つだけ(専用クッカーのみ)を持っていって、「そのまま混ぜるだけパスタ」を使うととても便利です

ボクはなるべくラクチンをしたいので、こんなやつで楽しんでいます
ジェットボイル 水作りの使い方注意
夏は必要ありませんが、冬は雪から水をつくることがよくあります
ジェットボイルで水を作るには、取扱説明書には「少量の水を呼び水に入れてそこに雪を入れる」と書いてありますが、それをやらなくても、なんとかなる場合が多いです
ボクの場合は、なるべく炎があたる中心に雪がさわるようにして入れておくと、早めに雪が水に変わってくれるので、空焚きのような感じにはならないですんでいます
またたくさん水を作ると、クッカーの周りに水滴が付いて濡れてくることもあります
こまめに水を拭かないと効率が悪くなるので注意です
もう一つ注意は外でガスを扱うことです
テントでも通気性がいいので、一酸化炭素中毒などにはそこまで心配することはありませんが、火事などの原因にもなるので、やっぱり水作りは外でやった方がいいと思います
ジェットボイル クイックレシピ本で使い方紹介
ジェットボイルのクイックレシピというモンベル監修のレシピ本があります

ジェットボイルで料理を極めたいと思う人はこれをみるといいですね
55コもレシピがあるので、必ずできる料理が見つかるはずです
ジェットボイル コーヒーを作る使い方
ジェットボイルでコーヒーを作る方法は2つあります
1つはお湯を沸かして、インスタントコーヒーを飲むこと
▼小分けタイプが便利です

もう一つは「コーヒー豆」から作る方法です
ボクが知っている限りこの2つのやり方が一般的ですね
ボクはほとんどインスタントコーヒーですが、知人はコーヒー豆を現地で挽いて、プレスを使ってごちそうしてくれます(ボクにはできない・・)
簡単にいうと、風味と味は完全に「コーヒー豆」の勝利です
漫画「岳」の三歩くんの気持ちがとてもよくわかります
今はインスタントも優秀なコーヒーが多いですが、時間と手間を惜しまないならやっぱり「コーヒー豆」がいいと思います
コーヒープレス おいしいコーヒーの淹れ方
ジェットボイル 専用コーヒープレスの使い方をまとめてみました
ジェットボイルのコーヒープラスは俗にいう「フレンチプレス」というやり方です
日本ではよく紅茶を楽しむときに使われているやり方ですが、コーヒーもこれで淹れるとおいしい
以下「フレンチプレスのおいしい入れ方」です
【おいしいコーヒーの淹れ方】
- ジェットボイルでお湯を沸かします
- 「沸騰」したら火を止めて、粗挽きのコーヒー豆を17g程度(クッカーの底から1.5㎝くらい)入れ「軽く」かき混ぜる
- コーヒープレスをセットして「約4分」待ちます(ここではプレスしない)
- 4分後ゆっくりとプレスを下げる(微粉が混ざらないようにゆっくり)
- 細かい豆が沈殿するのを待ち(約10秒)、カップに注ぎます
(参考:(BALMUDA))
フレンチプレスのコツは「お湯を注いで4分待つこと」で、フレンチプレスのどのサイトでも同じように「4分」と言っています
量は関係なくこの待ち時間が一番おいしい時間なので、やってみてください
▼ジェットボイルコーヒープレス
ジェットボイルの使い方|ジェットボイルのフライパンなどのオプション
ジェットボイルはフライパンなどの湯沸かし以外の調理ができるオプションがいくつかあります
ジェットボイルは燃焼部がバーナーで広がっているタイプではなく、1点集中のタイプで、ジェットボイルの燃焼部の広がりは専用クッカーについているフラックスリングで広げています。
フラックスリング付きのフライパンもあって、これが一番正規のフライパンです
でもこれはフライパン自体を揺らしたりするのは面倒なタイプなので、効率はいいのですが、人によっては使いにくいかもしれません
こっちのモンベルの「アルパインフライパン 16」なら軽くてより小さい(17.6×4.1cm)タイプ

ジェットボイルの正規品ではないですが使い勝手は悪くありません
ジェットボイル スキレット使い方
ジェットボイル専用のフライパンでやや小さいバージョンがあります

このスキレットは直径がおおよそ20センチくらい
モンベルのコンパクトなフライパンよりやや大きいですが専用のフライパンなので、使いやすい一番ギリギリのサイズになっていると思います
スキレットの本体サイズは公式で「20.3cm×21.6cm×4.8cm(収納時)」(←おかしい表記だけど、多分横の最大は21.6㎝でいいと思います)と書いてあります
軽くソーセージを焼いたり、山で「行者ニンニク(という野草)」を見つけたら、すぐにジェットボイルを取り出してソテーにするときに手返しがいいので、とても便利です
フライ返しがついているので、枝を折ってハシをつくらなくてもよくて便利
ジェットボイル クランチット 使い方
ジェットボイルのクランチットとは、ガスカートリッジ廃棄のときに使う、残りのガスを抜く機器のことで、実際これがあるととても便利です

これがないとガス抜きは結構面倒な作業になので、「ちょっとくらいいいだろ・・」という気持ちでガス抜きしないでゴミに出してしまいます
これは危ない
クランチットがないときは、ボクの場合マイナスドライバーとカナヅチで穴を開けていました
これも上手にやらないと、火花が飛ぶので結構危ないんですよ
▼クランチットは穴を開けるところがプラなので安心
このクランチットなら簡単手軽でジェットボイル以外のガスボンベでも使えるのでいいと思います
▼クランチットは装着するとこの穴からガスが抜ける
【使用方法】
ガスカートリッジのネジにストーブを取り付ける要領で固定させます。この状態でほとんどのガスが抜ける仕組みになっています。さらにてこの原理で穴あけをおこなうことが可能です。※ガスカートリッジの廃棄につきましては、お住まいの自治体の廃棄方法にしたがって処理をしてください。(穴あけを行わず、ガス抜きを行って処理をする自治体もございます。)
(出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1824371)
ジェットボイルの鍋はどれを使うといいか|クッキングポット紹介
ジェットボイルの鍋と言えば、1.5Lクッキングポットです

価格も「7,500円+税」くらいするし、重さも340gもあるので登山ではちょっと使いにくいですが、フラックスリングがついていてガスの節約には良いです
フラックスリングはついているといっても、ゴトクを使う必要があるので、そこも注意してください
