ジェットボイルが釣りでも人気なので調べてみました
ボクのイメージでは、冬の登山で極寒の中お湯を沸かしているイメージのジェットボイルですが、今はキャンプや釣りなどの一般的なレジャーでも活躍中のようです
釣りといっても渓流釣り(渓流釣りでもジェットボイル使ってますけど)のような山岳系ではなく、ワカサギや海釣りなどで人気が高いです
ワカサギ釣りとかで釣ってすぐ食べたい人にはいいですね(魚を焼いたり揚げたりするときは、少し工夫が必要です)
湯沸かしだけの場合(コーヒーやカップラーメン)にはやっぱりジェットボイルは最強で、速攻湯沸しでシンプルに楽しく釣りができそうです
ジェットボイル 釣りでお湯を沸かしたい人へ
ジェットボイルを釣りで湯沸かしに使うときはやっぱり山では簡単に味わえない楽しみ方をするのがいいです
基本的な使い方は登山と同じですが、「重さ」や「かさばり」をあまり気にしなくていいので、ちょっと豪華に自由に楽しむことができます
湯沸かしは釣りでもシンプル
コーヒーやカップラーメンを作る場合は山と同じで、フライパンを使った料理では、ソロでも重さを気にしなくていいので、いろいろレパートリーを増やすことが簡単です
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ジェットボイルのおすすめはこちら(登山用です)

釣りにはジェットボイルミニモがおすすめです
とろ火ができて、バーナー部の径もやや広め
安定感があります
釣りの場合は、登山のように重さはあまり気にしなくてもなんとかなるので、同じとろ火が可能なコンパクトなマイティーモもいいですが、重さを気にしない釣りではミニモおすすめ
デメリットはゴトクがミニモの中にオールインワンになってくれないことですが、釣りなので大きなデメリットではありません
湯沸かし特化のジェットボイル!釣り場でラーメン・コーヒーが食べ放題
ジェットボイルを釣り場で使うとき、一番使いたいシチュエーションは、登山と同じで「ラーメン」と「コーヒー」を作るときが多いと思います
湯沸かし特化のバーナーなので、ラーメン・コーヒーには最強です
専用クッカーを使えば、バーナーと一体型でくっついているので、簡単に倒れたりこぼれたりしません
▼専用クッカーならバーナーをくっつけることが可能(赤で囲っているところ合体できます)
(出典:Amazon)
手作業が多くて、手元が忙しくなる釣りのときは、かなりのメリットじゃないでしょうか(ワカサギとか)
コーヒーを豆から作りたい人は、専用のコーヒープレスがあります
専用のコーヒープレスを使うと、エレガントなコーヒーが堪能可能です
▼小さいクッカー用のプレス(JETBOIL フラッシュ、ジップ、マイクロモなど)
▼大きいクッカー用(JETBOILのミニモやスモーなどの広口クッカー専用)
このコーヒープレス、モンベルの公式サイトでは大きいほうの「グランデコーヒープレス」が高価ですが、Amazonなどを見ると普通のコーヒープレスの方が高いです・・・
山でコーヒープレスを使う場合、「重さ」や「かさばり」で登山によっては制約されるときがありますが、釣りではちょっと重くてもあまり気にしなくていいので、プレスがオススメ
そうすればおいしいコーヒーが飲めます
▼ミル(コーヒー豆を挽く道具)で本格的に
▼釣りでもドトールのコーヒーが飲める
ジェットボイルミニモ|釣り場で鍋奉行がしたい
やっぱり釣り場でも鍋をしたくなります
でも「釣り場で鍋」は、ジェットボイルではなるべくやめた方がいいかもしれません
理由は「ふきこぼれ」が心配だからです・・・
プラス、ボクの場合、一瞬の湯沸かしが信条のジェットボイルというイメージがあるせいか、なんとなく弱火でグツグツは似合わない感じがします
やるならば、フラッシュやZIPではなく、「とろ火OKのミニモ」が安全です

弱火でコトコト仕様なので、安全度は高いからですね
専用の「フラックスリングがついているナベ」を使わないと効率が悪くなりますので注意
コンパクトのマイティーモもとろ火OKなので料理に使いやすいです
マイティーモは、ミニモより小さくて使いまわしがいいので、なんとなく使いたくなりますが、ミニモと比べると通常火力が強く、油断するとガス欠になりやすいです
そんなことから、ボクはやっぱりミニモがおすすめですね
ジェットボイル ゴトクで炒め物
ジェットボイルで炒め物をするときは、標準装備の専用クッカーそのままでは使えません
専用のクッカーはお湯か液体系(スープやラーメン)しか使えません(というか公式では液体系しかダメと言ってます)
炒め物などをするときには、別売りの「フライパン」か「鉄アミ」が必要になります
プラス付属の「五徳」も必須です
専用クッカーで炒め物系をやろうと思えばできないことはありませんが、ボクも焼き付きなどで失敗したことがあるので、推奨はしないです
ジェットボイルに限らず炒め物をバーナーでやるときには、上部が標準クッカーより不安定になるし、動かすことも多くてバランスも悪くなります
そのために特に火傷には注意です
ジェットボイル焼肉
ジェットボイルでは焼肉も可能です
動画「ジェットボイルでステーキ」ではステーキを作っていますが、やり方は焼肉とほぼ一緒なので、参考になると思います
(出典:YouTube)
こちらの動画は普通に焼き肉(というかステーキですが)やってます
五徳さえつければ、焼き肉もOK
ジェットボイルのフライパン
炒め物も焼肉もとりあえずフライパンを使わないと始まりません
フライパンを使うときは特に全体のバランスが悪くなるので、ジェットボイルのスタビライザーは忘れないようにしてください
熱効率を考えるとフラックスリングタイプのフライパンがおすすめですが、使い勝手を考えるとコンパクトな「サミットスキレット」が便利ですよね~
山ではガスの量が心配になりますが、燃料をある程度持っていける釣りでは効率度外視の手返しができるサミットスキレットがおすすめ
効率を求めるならやっぱりフラックスリングタイプのフライパンが良いです
▼ジェットボイル専用のフラックスリング入りのフライパン
そして炒め物は油の飛び散りが心配
専用のバーナーシートがおすすめです
▼バーナーシート

ジェットボイルで焼き魚
ジェットボイルで鉄アミを使った焼き魚は若干レベルが高いです
どちらかと言えば上級者向け
まず効率重視、繊細なジェットボイルのバーナー部が油でベトベトになります
鉄アミを使った後は、とにかくキレイにしないと効率が悪くなるかもしれません(ボクもフラックスリングにヤニが大量にくっついた時はちょっと大変でした)
これはジェットボイルに限らずどんな小型のバーナーでも一緒です
公式サイトでもボクが見た限りでは、どこのページでも鉄アミを使っているようなイラストや画像がないのは、鉄アミを使うような想定はしていないからだと思います
だからこちらの動画のお姉さんは上級者でレベルが高いということになります↓
釣ったワカサギを食べる !モンベルジェットボイル Smelt Teriyaki Marinade
出典:YouTube
ジェットボイルのバーナー部は一点集中型の炎で、鉄アミのような直火の場合は常に動かさないと、焼けないところも出てきます(焼けすぎもでてきます)
動かすにはアミに身がくっついてしまってかなりやりにくいですよね・・
なのでこの女性はとても上手
やってやれないことはないですが、個人的には非推奨です
アウトドア 湯沸かし電気アイテムと比較してみる
アウトドアでは湯沸かしを電気で沸かすアイテムも多いです
▼例えばこの電気ケトル 小さくて高性能なヤツ
電気湯沸かしアイテムと比べたときのジェットボイルのメリットは、バーナー部から漏れる熱で暖が取れるというところです(普通のバーナーよりは暖かくならない印象はある)
そして「かさばる電源」もいらないので、防波堤での夜釣りには最適です
電気の湯沸かしではこれは難しい
逆に電気湯沸かしのメリットは、車中など密閉されたところでもOKというところで、逆にこれはジェットボイルでは難しいです
そんなことから、優秀なジェットボイルの注意点はやっぱり「換気」になります
ボクがテントの中で使った限りでは(本当はテントの中はダメ)、普通のテントの場合、ある程度の通気があるので、窒息することなく使えてます
それでも不完全燃焼が起こる場合がゼロではありません
クッカーに雪や水滴などがつかないように注意しないと、一酸化炭素が発生するので、弱火などでは特に注意が必要です
ジェットボイル 釣のブログ
ジェットボイルのブログも人気が高いのでたくさんあります
ジェットボイルが釣りでも人気が高いことがわかるのは、「釣り具の上州や」のブログにジェットボイルのことが書いてある記事がわかりやすいです
登山で使っていると、釣り具屋さんに「ジェットボイル」があるのはなんとなく違和感がありますが、人気でなので売ってるんですね
またこちら、ブログではありませんが、「バス釣り」にもジェットボイルをおすすめする動画もあります
船の上で休憩するときに使うんですね
暖かくて楽しそうです
【バス釣り】冬釣行に必須なアイテム ジェットボイルはすごいよ
出典:YouTube
釣りよか ジェットボイル|人気釣り動画でもジェットボイル紹介
人気のYouTube「釣りよか」でもジェットボイルを紹介しています
▼片手サイズの器具でお湯が沸かせる便利用品をゲットした!!
(出典:YouTube)
これをみると、やっぱり夜釣りなどは寒い!ということが良くわかります
そんなときにジェットボイルの「瞬間湯沸かし」はとても助かります・・が、練習しとかないと、寒くて慌てていて、海にボチャン・・などという事態になるかもしれません
釣り現場で初めて使うまえに、家で一度練習しとくといいかもしれませんね
ジェットボイル マイクロモを使いたくなると思いますが・・
釣り現場のジェットボイルは、「マイクロモ」の人気が高いようです
でも登山特化のマイクロモは、釣りでは少しオーバースペックに感じます
マイクロモはジェットボイルの中では一番登山に特化しているジェットボイル
軽いのにいろいろな機能がついていて、軽さが大事な山では、とても重宝するヤツなのですが、釣りでは価格とスペックが合わないです
同程度で使うなら、フラッシュの方が40g重いですが4,000円程度安いし、火力も強くておすすめ(その分ガスのなくなりは早いです)
安くて湯沸かしだけでいいなら「ZIP」でも十分
料理を考えるなら、トロ火ができる「ミニモ」がやっぱりおすすめですね
山では強いマイクロモですが、適材適所でほかのスペックにしたほうがいい場合があります
ジェットボイル 釣りにはクッキングポットがおすすめ
ジェットボイルのクッキングポットがラーメンなどにおすすめなので紹介

おすすめはおすすめですが8000円以上するので、お財布と相談して検討してください
登山に持っていくには思いアイテムですが、釣りではがっちりジェットボイルにはまって、お湯がすぐ沸きます
二人以上のとき、とくに役に立ちます
雑煮やパスタも作りやすく、料理の幅もかなり広がります
登山では重くて考えてしましますので、釣りやキャンプ専用ともいえますね