ここではモンベルのストックで登山初心者に使いやすい軽量ポールを紹介しています
モンベルは、モンベル純正のポールだけでなく、ヘリノックスやアトラスというメーカーのトレッキングポールも扱っています
初心者のモンベルポール選び方としては、ボクは純正がおすすめ
(▼モンベルU.L.フォールディングポール)
(https://m.media-amazon.com/images/I/31iiqmqo6YL._AC_.jpg)
ヘリノックスもアトラスもやや価格はやや高めに設定されている(価格が高いのは耐久性や機能が良いためです)ので、初心者としてはまずコスパなモンベル純正がよいかと。 コスパだけでなく必要な機能も含めて考えてもそんな感じがおすすめですね
モンベルストック==目次==

モンベルポール登山軽量おすすめは「モンベル アルパイン ポール」
まずはモンベル トレッキングポールおすすめNo1はアルパインカーボンポールが良いです
(▼アルパインカーボンポール モンベル)
(画像出典:モンベル)
(▼公式 アルパインカーボンポール)

ボクがこれを選んだ理由は「価格」と「カーボン」、これらのメリットのバランスが良いと思ったからです
下記はメーカー説明
(▼アルパインカーボンポール)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B00J2NJQ2Y)
(https://m.media-amazon.com/images/I/61x3HigE0LL._AC_SL1500_.jpg)
7001超々ジュラルミンの芯を剛性に優れるカーボン繊維強化樹脂で包み込むことで、高い強度と驚異的な軽さを両立させたポールです内蔵スプリングによる衝撃吸収システムを採用しています
※1本での販売となるのでそこは注意
仕様
【重量】185g(201g) ※( )内はポイントプロテクターとバスケットを含む総重量です
【使用サイズ】90-115cm
※使用サイズ・収納サイズはポイントプロテクターを含まない長さです
出典:モンベル
価格はまずまず
この重さでこの値段8,030円は、おどろくほど安い!!・・というわけではありませんが、機能面からこの価格設定は、かなり優秀だと思いました
重さは1本185gで文庫本より軽い感じ
少し前までは280gを切ると一番軽い製品と思ってみましたが、最近は200gを切る製品が多数出ています
その中でもかなり優秀
いまでは最軽量のポールは150gを切るものもありますが、トレッキングでいろいろ使えるように、丈夫さも考えないとダメです
個人的意見ですが、安いもの(1,500円~3,000円くらいのもの)は雑な使い方をするとすぐ曲がる場合があります。 やはり安いものはそれなりで、がっかりしたこともあるのでおすすめはできません
場合により、安いものでもよいこともありますが、高尾山を卒業するくらいであれば、このくらいのものは必要です
カーボンの軽さと丈夫さのバランスが一押し
出典:モンベル
カーボンが良いのは「軽さ」と「丈夫さ」のバランスが良いからです
カーボンはアルミと比べると「ちょい重」。 アルミとの違いはしなやかさがあることです。カーボンはそのしなやかさでちょっとした曲がりはバネのように戻ります。耐久性が高いということで、それが大きなメリット
でもカーボンのデメリットは一度完全に曲がってしまうと、使えなくなるくらいダメになってしまうところです(アルミは応急で元に戻せるのですが)
でも通常の使い方をすれば折れるということはまずないので、強さのカーボンもよく使われているというわけです
カーボンのしなやかさと丈夫さをとるか、アルミの軽さをとるか、自分の登山を考えて、選んでみてください
ボクのポールもほぼカーボンですが、山スキーでも折れたことはなく、友人も含めていまのところ見たことはないです
そしてヒザに不安があるかたは2つそろえることをすすめます
アップダウンが大きいところ(両手を使わないと登ることができないようなところ)は、むしろないほうが良いことがありますが、通常はダブルで持っていると、負担が大幅に軽減されます
またグリップがT字のストックもありますが、自分は「Iグリップ」を 強くおすすめします
理由は2つを両手で扱うダブルポールで扱うのが「Tグリップ」では難しいためです
「Tグリップ」はあくまで片手のみで扱うのに適しているだけです
「Iグリップ」は汎用性があり、1本で使用しても、T字との差はありません
ザックに収納するときも「Iグリップ」はかさばらないので、とても便利です
アルパインカーボンポールのアンチショック
こちらアンチショックがついているアルパインカーボンポール
これも品薄のようですが、もし見てみたいというかたは、こちらを確認くださいm(__)m
(▼アルパインカーボンポールアンチショック)

膝が悪い人は価格と機能のバランスが良いモンベルポールが良いと思う
トレッキングの時には足などの関節の痛みで歩くのが嫌になるときがあります
自分の周りでも、若いときに頑張った人ほど 年齢を重ねてから ひざや腰の痛みなどに苦しんでいる人が多いですね(本人たちは笑いながら話してはいますが・・)
特にひざの痛みは山で活動しているかたには、慢性的な症状
これからトレッキングを始めようかと考えているかたは、特に積極的にポールを使ったほうが、長くトレッキングを楽しむことができると思います
ボクもヒザが悪いのですが、ヒザ故障防止の装備は、トレッキングポールはもちろん、サポートタイツやクッション性のあるトレッキングシューズでがっちり装備を固めています
冬にアルパインポールを使いたいならカムロック
紹介した軽くてコスパで使いやすい「アルパインカーボンポール」は使っているスクリューロックシステムは寒くて濡れる環境(冬など)では凍ってしまうこともあります。 寒くて濡れるような登山もあるなら、「カムロック式」の「アルパインポール カムロック アンチショック」を考えてもいいです。 カムロックは冬の手袋でも扱いやすいのも魅力的
(▼アルパインポール カムロック アンチショック)

(https://www.amazon.co.jp/dp/B00KATEVBK)
(https://m.media-amazon.com/images/I/41Nh7zkEhQL._AC_SL1000_.jpg)
価格はやや高の「¥6,930」。 ボクの場合気になるほどではないですが、まあ、これは人に寄りますよね・・・
デメリットはカムロックの部分が「指の節(ふし)」のように出っ張っているためちょっと邪魔になります
リュックに挟んだり外したりするときに引っ掛かることがあります
慣れれば気にするほどではないですが、最初は気になるかも。 ちなみにボクのトレッキングポールはすべてカムロックです
価格 ¥6,930(税込)
(シャフト)アルミニウム合金
(グリップ)EVA
(ストラップ)ナイロン
(重さ)235g(250g) ※( )内はバスケット等を含む重さ
(サイズ)105~130cm
ウェイトはやや軽。 アルミ製で価格はギリギリ6,000円台を確保。
カムロック機構はやや高くそしてちょっぴり重くなります。 寒くなる時期の歩行を考えなければスクリューロックが良いかもです。 加えてボクの主観ですがスクリューロックと比べると壊れにくい点も気に入っています。 スクリューロックは何回か壊れてしまいましたが、カムロックはまだ壊れたことがありません。 参考にしてください
モンベル トレッキングポール 2wayタイプ
2wayとは「Tグリップ」、「Iグリップ」2つの使い方ができてオトクなポールのこと
モンベルには2wayタイプのポールがいくつかありますが、おすすめはアンチショックがついた「2-Wayグリップ アンチショック」
(▼2-Wayグリップ アンチショック)
これもオトク感があって人気が高いです
Tグリップが好きな人は使い方が広がるのでおすすめ。 そしてIグリップメインの人にも「T」のグリップ部分を木にひっかけて登ったり、座っているときにちょっと遠くに置いてあるものを「T」の部分でとるときに便利に使えます。(紹介しておいてなんですが、安全面を考えると非推奨)
「Tグリップ」は「Iグリップ」の「トレッキングポール」という感じより「ステッキ」に近いイメージがありますが、これはその中間に位置するポールになります
モンベルの折りたたみトレッキングポールはまずコレかな・・
トレッキングポールで折りたたみのモンベルアイテムは「U.L.フォールディングポール」が人気高いし、ボクもおすすめしたいですが、初心者にはどうかな・・・
(U.L.フォールディングポール)
(https://m.media-amazon.com/images/I/51gU4Z7rcUL._AC_SL1000_.jpg)
この「U.L.フォールディングポール」、人気が高すぎて、いつみても売り切れっていう感じ。 その理由は価格だと思います。 価格は「5,940円」でモンベルのポールの中でもかなり安めに設定されています。 理由は軽くて材料費がかかってないからだと推測しますが、アルミで95-105㎝版は「142g」です・・・軽すぎる・・・どんなに良いポールでも軽いと耐久性はだんだんと弱くなってきます。 軽いのに耐久性が高いはなかなかありません。 このポールは軽量化を目的としたポールなので、簡易ポールくらいで考えたほうが正しい使い方ができると思います
あと価格は1本単位なのでご注意
(▼U.L.フォールディングポール 105)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B071RZJGM4)

アルパイン フォールディングポール(折りたたみ)
モンベル折りたたみポールには、価格がちょっと高めの「アルパインフォールディングポール」もあります。
モンベルの「折りたたみポール」で初心者におすすめするのは、どちらかというとこちらが耐久性もあって初心者にはおすすめかも

こっちも入荷待ちがときどきある人気のストック。 価格は8580円とULタイプよりはかなり高く設定されていますが、やっぱりしなやかカーボンの方が曲がる可能性が低いという一点で初心者には扱いやすいと思います。 105~125cmで222g(238gプロテクターとバスケットを含むと)と軽さもまあまあ
収納サイズは39cmで悪くないコンパクト加減です
面白いのがジュラルミン(アルミ)とカーボンが組み合わさったハイブリッドタイプということ
そして冬でも専用バスケットを使えば使えるので、ちょっとしたスノーハイキングにも使える汎用性があります
冬季の厳しい登山をやる人じゃなければ、使い勝手が良いのでかなり満足すると思います
外のメーカーの冬季に使えるストックから考えるとコスパは良い感じ。 オトク感が高い買い物をすると、機能が良いにこしたことはありませんが、価格的な満足度がうれしいところ。 使ってみてください
モンベルトレッキングポールの修理方法
モンベルはポールの壊れたときはモンベルに「壊れたアイテム」と「受付書」をつけて送付すれば「修理」をしてくれます(ものによってやれないものもあるようです)
また簡単な修理なら、部品も販売しているので自分でやることもできます
修理サービスに修理してもらう場合
モンベルのポールの修理サービスの詳細はこちら
(▼トレッキングポールが壊れたらこちらの修理サービスにお問い合せ)

インターネットからのお問い合わせ
お問い合わせフォームに必要事項をご記入の上送信すると折り返しの連絡が来ます(これが受付ではありません。あくまで疑問解決のコーナー▼)
お問い合わせフォームへ(修理)>>
お問い合わせフォームへ(パーツ)>>
修理受付から納品までの流れは
- 受付
- 見積り
- 修理
- 納品
修理受付書【一般】を記入し、受付書と該当するポールを一緒にモンベルに送付する
モンベルで受け付けた後に、見積りの連絡がある
見積りがOKなら修理に入る
こんな流れです。 修理できるかどうかの電話問合せはできますが、とにかく受付は受付書と修理ストックがとどかないと受理にはなりませんので注意です。 電話だけしてもモンベルからは何もきません
修理に関しての注意点が公式サイトにありましたので、参考までに
※1: カスタマー・サービスに修理品をお送りいただく際の送料はお客さま負担となります。
※2: 修理をご依頼いただく際は、できるだけ汚れを落していただき、修理が必要な箇所をテープなどで明示いただくようお願いします。
※3: 修理品のご自宅へお届けには、1個口あたり550円(税込)の送料がかかります。
(▼送付先は下記のとおりです)
モンベル・カスタマー・サービス
〒550-0013 大阪市西区新町2丁目2-2
フリーコール:0088-22-0031 ※携帯電話、IP電話などからはご利用いただけません。
TEL:06-6531-3544 FAX:06-6531-4055
受付時間:平日10:00~17:30 / 土曜10:00~15:00 ※日曜・祝日は休
自分で修理してみたい人はまず部品
自分で修理したい人は、不具合がある箇所のモンベルストックの「部品」をまず探します
その壊れているところの部品がなかったり、自分で分解が不安なときはメーカーに送付するか、直営店を尋ねるかの方法しかありません。 すべての部品が販売されているわけではなく、壊れやすく、交換しやすいところの部品のみが販売いるので、自分でやる範囲はそれほど広くないためです
部品の例として、雪でポールを使いたいときの部品に「スノーバスケット」があります
こちらはモンベルタイプのバスケット
スノーバスケット
価格 ¥528(税込)
ブランド モンベル
スノーバスケット

これは残念ながら、「U.L.フォールディングポール」には取り付けできません。また、旧モデルには一部対応していないモデルがあります。 例えば2010年以前のモデルには対応してないということ。この辺は注意です
こちらはヘリノックスに適合するバスケット。 間違わないように
スノーバスケット
価格 ¥1,100(税込)
ブランドHelinox(ヘリノックス)

HelinoxポールのRIDGELINEシリーズに取り付け可能なスノーバスケットです。 こちらは2個セット
対応モデルは「FL-130、LB-130SA、LBB-120、LTL-125」
モンベルはストックの種類がたくさんあるので、このスノーバスケットのように部品を購入する場合は、とりあえず適合するかどうかの確認は必要になります
パッとみただけでは旧版、新版でも適合するしないがあるので、まずはカスタマーサービスに適合の確認です
直営店で無料対応してくれるかも
自分で修理も良いですが、ほかのサイトの「修理レビュー」を見ると結構面倒。 そんなときはモンベル店に行くと、カンタンに済ませられることもあるので行ってみる価値は十分にありです。 「無料対応してくれた・・・」というレビュー記事が2つもあったのでまずは行ってみるべきだと思いました