登山グッズで、ちょっとおもしろいマイナーな登山の便利グッズについて紹介、また「買って失敗した」と言われる道具たちも紹介(かわいそうだからフォローしてます)
そして自分も「失敗した」と思ったことがある道具もあるので、この記事を参考に、楽しく便利グッズを選べるといいと思います
[登山便利グッズ]目次
[登山グッズ おもしろ版]コスパな100均アイテム紹介
登山の便利グッズはほかのサイトでもたくさん紹介されていますが、ボクが便利と感じた、あまり「ほかにはないグッズ」を紹介してみます
100均おすすめグッズ
便利グッズの王道100均グッズでよく購入するのが、「クッションケース」です
工夫して腰に装着してGPSをいれたり、リュックに入れてあまり潰れてほしくない「ストーブ」などを保護してくれます
ストーブはひっかけたり、かさばったりするので、軽量でやぶれても心が痛まない100均ケースが便利ですね
登山の形態ごとに入れるアイテムや大きさを変えたりするので、大小たくさん購入しています
安いので助かります
100均でおすすめできないグッズ
100均でおすすめできないグッズもあります
それは「アクセサリーカラビナ」
こちらのアクセサリーカラビナは登山メーカーの丈夫なヤツですが、100均のカラビナはコスパが高いですがすぐ壊れます
登山中に壊れたりすると、ほかに代用しにくいのでかなりがっかり、注意してほしいですね
登山メーカーのアクセサリーは高いので、どうしても安いヤツがほしいというときにはホームセンターに300円以下で販売されているので、そちらで買ってみてください
[登山グッズ おもしろ版]高価でも便利なアイテム紹介
登山便利グッズというと、たいていはコスパなアイテムをイメージしますが、ここで紹介するのはちょっと価格が高め、でもかなり便利なアイテムです
便利グッズ:折りたたみ自転車
飯豊に行くならあった方がとっても便利な「折りたたみ自転車」
何に使うかというと、通行止めの林道をショートカットするために使います
管理されていて一般の人がいけない林道は東北にはたくさんあり、その奥に登山口があるのは珍しくありません
クルマが入れないので、林道をとぼとぼと歩かなくてはならないときに「折りたたみ自転車」があるとあっという間に時間短縮が可能です
安い買い物ではないので「グッズ」というには抵抗があるかもしれませんが、1時間あるくところを15分で行けてしまったりするので東北の山では使っている人が比較的多いと思います
軽トラックにママチャリを積んで持ってくる人もいますし、すごい人はスクーターを積んでくる人もいます
ボクの知り合いにはモトクロスバイクでズルをするひともいますが・・・
折りたたみ自転車なら、登山だけでなく通勤など使うところはたくさんあるので、1つもっておくととても便利です

便利グッズ:車中泊用シガレットコンセント
これは遠出で車中泊をする人にとても便利なグッズです
▼シガレットコンセントは「カーインバーター」という名称で販売されています
クルマで泊まるときにはお湯を沸かすときに使うときが多いです
寒いときには車中ではガスバーナーは使えないし、クルマの中では一酸化炭素中毒になるのでムリです
そんなときには電気ポットを使うのですが、そのときによくコンセントを使います
わざわざ電源がソケットタイプの電化製品を買わなくても、自宅にある電化製品をクルマの中ですぐ使える便利さはやみつきになります
ラジオや電気機器の充電も、シガレットソケットが一つしかない場合でもコンセントがあれば2つ以上同時に充電する使い方も可能
1つあると本当に便利なので、車中泊をする人には特におすすめです
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便利グッズ:モーリアンヒートパック&マグネシウムライト
これは登山の便利グッズというよりは、山小屋・避難小屋に常備してほしい災害便利グッズです
▼モーリアンヒートパック
どちらもなじみがない名前ですが、モーリアンヒートパックは火を使わないでお湯が作れる発熱剤を使ったアイテムです
火を使わないので、山小屋が火事になることはなく、水を入れるだけですぐにお湯ができるので、遭難して疲弊しているときにはとてもありがたいアイテムです
車中泊のクルマの中でも一酸化炭素がでる心配がないので、簡単に使うことができます
モーリアンヒートパックは登山の時でも山頂でカップラーメンのお湯を沸かすときにはとても便利
あっという間に沸くので、これもクセになるはずです
ただし高い山では沸点が低いのでポットに入れていったほうがいい場合もあります
低山限定と思ってください
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▼マグネシウムライトも水を使った製品です
こちらは水でぬらすと光を発します
こちらも災害用に山小屋にあるととても便利なグッズ
山小屋だけでなく家庭の非常用にもっていてもいいかもしれません
ただ登山で使えるかというと、個人的にはヘッドライトがあれば十分なのでリュックにはいれなくていいかもですね(個別記事ではおすすめはしていますが・・・)
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[登山グッズ おもしろ版]買って失敗!と言われている登山グッズ紹介
登山の便利グッズで「買った失敗!」という投稿を見かけました
それは、
「山歩きを始めたばかりの頃、購入して失敗した物を教えて下さい」
(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14177188304)
というYahoo!知恵袋の記事です
内容を見てみると・・・
ランタン・十徳ナイフ・軽アイゼン・カトラリー・マグカップ・45リットルザック・安物の靴
最初は役に立つと思っていましたが
経験を積む(工夫を覚える)あるいは山行スタイルが変わってくると
無駄であることに気づきますランタン
一度も使わずにお蔵入り、ヘッデンで十分軽アイゼン
最初はなんて便利なんだと思っていましたが
8爪以上を使うともう軽アイゼンは怖くて使えません十徳ナイフ
無駄なものが多すぎて重いだけカトラリー
チタン、プラスチック・・・いろいろ買いましたが
今はアルファ米に入っているスプーンと割りばしで十分マグカップ
山でおいしいコーヒーを飲みたい
保温性の高いマグは嵩張るだけ、簡単なマグで十分
すぐ冷めてすぐ飲める45リットルザック
日帰りには大きく、テン泊にはちょっと小さい出典:ヤフー知恵袋
まあ、道具というのは人によっては「便利」だったり「使えない」と感じる人もいるので一概には良い悪いは決められません
このYahoo記事を眺めて、製品を見ていましたが・・・うーんこれは、「買って失敗」というには、ちょっとかわいそうなと感じてしまいました
そこで、失敗と思われているかわいそうな道具達のフォローを、出来る限りしてみたいと思います
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※道具は個人の登山のやり方や考え方で、役に立つ立たないは変わる場合が多いです あくまで個人的な感想なので、ご了承ください
登山便利グッズの買って失敗!「ランタン編」
これは、確かに最初はテント泊や、小屋泊でないと暗いと思って買ってしまいますね
自分も買いました
その後、ヘッドランプの方が便利だということになって、だんだん縁遠くなる道具です
雰囲気はとてもいいのですが、かさばるし、重いのです
山の道具は、1つの道具で使い方は複数ないと軽量化にはなりません
そういう意味では、ランタン類は無駄になることが多いですね
しかし、雰囲気を出すにはとても良い道具です
自分が持って行くとしたら、やはり女子だけの泊りや、女子と行く時の泊付き登山です
やはり、山に行く理由は、現実逃避が主な理由で、下界では味わえない雰囲気を味わいに行くのだと思います
あまり先鋭的な登山でなければ、ランタン程度の重さを我慢すれば、雰囲気たっぷりの野営が可能です
雰囲気が上がれば食事もとてもおいしい
その日の行程を楽しく話題にできる雰囲気になります
また、下界でも災害時には、特に便利です
ヘッドランプもいいですが、家族での活動を考えると、ランタンは必要です
また半年に1回くらいの、非常食試食会(賞味期限がきれそうな非常食を食べる会)でもランタンは必要です
自分に特化した内容で恐縮ですが、最近のランタンはあまり大きなものでなくても、大変明るいものが多くでているので、邪魔者扱いせずに、大事に持っていてあげてください
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便利グッズで買って失敗!登山「十徳ナイフ」」
確かにこれは、とても便利なように見えて、実は無計画に買うと、失敗しやすい道具です
登山初心者のころは、便利なので、付いている工具の種類はできるだけ多い物を買ってしまうと思います
今の十徳ナイフは、いろいろバリエーションが豊富にあるので、
1 使う状況を想像(~のようなときに)
2 使い方をイメージ(~のような使い方をする)
と具体的なイメージをして買うようにするといいと思います
あれば、確実に便利ですが、それでも、行く山の行程を細かくイメージしていかなければ、道具は言う事を聞いてくれません
この山のどういう場合でどのように使うのか
そこまでイメージすると、本当の十徳になると思います
ちなみに自分は、スーベニアを首にかけておくだけです
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便利グッズで買って失敗!登山「軽アイゼン」」
知恵袋の記事の中で、8爪以上のアイゼンを使うと、軽アイゼンが怖くて使えなくなる、という記事がありました
確かに、雪上では、軽アイゼンはあまり効きません
しかし誤解があるようなので、補足しますが、軽アイゼンが真価を発揮するのは、雪ではありません
ドロです
特に、下りのドロドロ登山道を進む場合には、軽アイゼンは必須の装備となります
そのようなルートを計画する場合、できるだけ持って行くとケガをする可能性は少なくなると思います
上りは何とかなりますが、雨が止んだ土の登山道の下りはとても危険なスベリ台になるのです
そして、自分の場合、ケガというより、転んで恰好悪いことが一番イヤなのです
転んで、お尻やザックがドロドロになってしまいます
そして、その転んだ証拠は車に着くまで、ずっと烙印(らくいん)されています
また、沢登りで高巻き(滝などを進む場合に、沢の斜面を通過する方法)をする場合にも、危険なところは、軽アイゼンを付けた方が、安全に巻けることがあります
沢での重大事故は、巻いている時に起こりやすいです
軽アイゼンは少し重いですが、巻くときにあるのとないのでは、精神的疲労の度合が全く違います
そして、それが必要か、いらないかは、計画段階の時に決めます
いらない沢には必要はないのです
計画的に道具を検討すれば、あってこまる装備ではないと思います
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便利グッズで買って失敗!登山「45リットルザック」」・・そう言うのはかわいそうです
自分の別記事で、楽天やアマゾンのランキングを分析した記事を書いたことがあります
そこで、ザックのランキングをみると、なぜが、20リットル前後のザックくらいのものと、60リットル以上のザックのランキングが上位に入っていて、30~40リットルザックのランク入りが少なかったので、不思議だなと思っていました
この記事で、45リットルザックがなぜ人気がないかわかりました
泊まりでは容量が少なく思われ、日帰りでは容量が多く思われていたんですね・・・
自分としては、40リットルザックくらいが一番だと思っていましたので、とても残念です
ザックのパッキングの記事にも書きましたが、初心者のときの荷物軽量化のコツは、少し小さ目のザックを用意して、それに入る様に荷物を選定することです
どうしても最初のうちは、あれもこれもと入れてしまいますが、それを制限するには、ザックを制限するとやりやすいと思います
45リットルザックを毛嫌いせずに、使ってやってください
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便利グッズで買って失敗!登山「カトラリー」
うーんこれは確かにワリバシで十分ですね
自分もカトラリーは持ったことはありません
カトラリーとは、スプーンやフォークなどの食器の総称で、自分が使うとしたら、やはり女子含みの登山のときや、恰好よく登山をしたいときに使うと思います
また、登山というよりは、バックパッカー的な旅の場合は、あるととても楽しい旅になりそうです
最近は時間がなくて、時間制限付きのピークハントばかりやっていますが、そんなゆっくりした旅もいいですね
1か月くらい休みをとって、気の向くままに山に入る・・・そんな旅にあこがれます
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便利グッズで買って失敗!登山「安物の靴」
これは自分も同意します
安物の靴は、いろいろな面でデメリットの温床
山で靴が壊れたら、応急処置の道具が無ければ遭難する可能性もあります
靴はある程度高い、信頼できるものを買いましょう
便利グッズで買って失敗!登山「プロトレック」
(▼プロトレック RW-2500-1JF ロングセラーの良品)
ヤフーの記事では、機能をあまり使わないと言っていますが、活用できるかできないか内容の吟味が少し足りなかったのかもしれません
ボクの場合はかなり便利に使っているので、その内容について簡単に説明いたします
これは便利!プロトレック機能:アラーム
朝起きる時に使います
スマホで十分という意見もありますが、スマホは緊急ようなので、バッテリーを持たせるために、電源を切っておきます
そのため朝起きるために、時計のアラームを使っています
これは便利!プロトレック機能:コンパス
通常コンパスを持っていますが、この時計のコンパスはスペアにしています
コンパスを2個もつよりは、時計がコンパスの代わりをしてくれるため軽量化にも役立っています
これは便利!プロトレック機能:気圧計
確かに時計の気圧計は、やや大ざっぱな機能だと思いますが、標高を確定させるための指標の一つに使えます
また、自分の時計は気圧の大きな変化を予測して、雨などの予報をしてくれます
とても便利な機能で、使わないと言う手はありません
これは便利!プロトレック機能:ライト
夜、時計を見る時にとても便利
機能の一部としてカウントはしないかもしれませんが、あえて言わせてください
[登山グッズ おもしろ版]自分が購入して失敗したと思った道具
これはちょっと残念「20m 8mmザイル」
これは、初めて沢に入る前に、何となく買ってしまった一品
実際20mのダブルロープなので、あまり使える場がありませんし、家においてもちょっと邪魔なだけです
唯一使えるのは、ロープワークの練習
一人で黙々と体に覚えさせる練習をするときには、やや使えます
でも、一人で練習するときには、若干長すぎなんですね
帯にみじかし、たすきにながしですね
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[登山グッズ おもしろ版]買って失敗と思わないためにすること
どのような道具でもそうですが、使うイメージを細かくシミュレーションすることが大事で、そのイメージをしないで買うと、失敗してしまいます
一番やってはいけないのは、登山用品店に行って、目的外のものを、格安販売をしているからといって買ってしまうこと
これは、ほとんど失敗することが多いです
自分も毎回反省するのですが、いまだ失敗をしています
とりあえず猛省します
また、ほかの人が持っているからと言って買ってしまうのも失敗の1つになります
ここが難しいところで、高価なものほどその失敗は多いようです
これも「使うイメージ」を十分にすると防げるのでご注意ください