[ナノパフ レビュー]登山・街着にジャケット・プルオーバー紹介


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パタゴニア ナノパフ ミドルウェア

パタゴニア ナノパフ(Nano Puff)を使って10年近く経ちます

ここでは「ナノパフ」のレビューと疑問の解説をかきました

(▼ナノパフジャケット)

化繊のウェアのメリットはほぼ登山や汗をかくアクティビティに特化しているということ。 街や家で着るなら軽くて暖かい「ダウン」が有利ですからね。 ナノパフは登山に使ってこそ真価を発揮するウェアなんです

==▼目次==

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「登山の服装・トレッキングウェアの選び方とコーデを紹介 アウターは防風、ベースレイヤーは速乾、ミドルレイヤー(中間着、フリースなど)は保温透湿機能がレイヤリングでは重要 夏のハイキングはおしゃれなユニクロ・ワークマンなどの製品もいいですが、春秋冬は機能重視 でコスパなモンベルもおすすめ

 
 
パタゴニアダウンセーター|夏冬兼用 登山のインナー

https://airisu745.info/patagonia-down-sweater/

 
 

ナノパフの「寒い」と「マイクロ・ナノ」との違いを解説

ナノパフの疑問を解説してみます

 
 

「ナノパフ 寒い」というワード

「ナノパフ 寒い」という検索結果がでることがあります

なんでそんな検索ワードがでてくるのか・・・と思って調べてみると、ヤマケイやレビューサイトなどで、「ナノパフは寒いといわれていますが~」という始まりの文が多いためのようです。 どこのサイトも「寒いといわれているけど寒くないよ」という結果で締めくくっていますし、とりあえず「ボクのナノパフも寒くありません」

(▼ボクのナノパフ)
パタゴニア ナノパフ プルオーバー 胸の画像 

 
 

もっと深く調べてみると・・・ありました

たぶんその「ナノパフ 寒い」の検索ワードの発祥の地がこのブログだと思われます

(▼「「新山岳耐久王国」さんのブログ」)

Patagonia ナノパフ Pullover<手に入れた編> | 新山岳耐久王国
ご存知 Patagoniaのナノ・パフ・プルオーバーをSALEで購入。 馴染みの直営店で、『プルオーバーの方がセーター脱ぎ(=両手が同時に抜ける)する...

この新山岳耐久王国さんのブログを拝見すると、

「化繊のインサレーションは汚れにくく、濡れてもペッタンコにならないが、あまり暖かくない」と書いてあります

これからその「ナノパフ 寒い」が始まったのかもしれないです

ナノパフは薄いので、普通に冬に使ったのでは寒いに決まっています

ナノパフが何のために作られたか、その使い方を説明します

  1. ナノパフは夏のクライミングのためのウェア
  2. ナノパフの着かた・使い方
  3. 夏の使い方
  4. 冬の使い方

 
 

ナノパフは夏のクライミングのためのウェア

確かに、ナノパフは化繊なので、言われていることは「真理(しんり)」の一つではあります

同程度のダウンウェアと比べるとやや寒いし、冬の登山に使うには重ね着が基本で、冬に単独で使う機会は少ないかも

ただ、それは使い方の問題 

ナノパフがつくられた理由は「夏のクライミング中の肌寒いときに着るウェア」として作られました

冬が目的ではないんですね

冬でも部屋着や街着、そして濡れても冷たくなりにくいので、登山でもインナーとして使われることがあります

 
 

ナノパフの着かた・使い方

ナノパフは年間を通して、登山や街着で使っています

メーカーも言っているとおり万能ジャケットで、登山初心者にとってもとても使い安いウェアです

以前紹介した、化繊の極暖インサレーションダスパーカも超万能で「夏」でも「冬」でも使えます(ボクは寒さがニガテで雨や濡れそうな日は夏でも使用中)が、ナノパフはよりコンパクトなので、ダスパーカより使い方の幅が広いです

(▼ナノパフが全て収納コンパクトな状態)
パタゴニア ナノパフ ポケットに全部入ったところ

【パタゴニア】「ダスパーカ」・「ハイパーパフフーディ」|登山アウターにおすすめ

【ダスパーカ・マクロパフフーディ】パタゴニア|登山アウターの服装おすすめ
寒がりの自分には、これ無しではいられない「ダスパーカ」という、化繊の中綿が入っているパーカーです。 2018年の冬バージョンは名称が「ダスパーカ」から「ハイパーパフフーディ」にモデルチェンジ そして2020年にはダスパーカが復活しました 山小屋のような暖かさの中綿入りジャケットです

 
 

夏の使い方

夏はカンタンな防寒着に使えます

防風性能も高いので、ウインドブレーカーの代わりにもなるし、ちょっとした雨でも防いでくれてすぐ乾くのはダウンでは難しい使い方です

普段着や街着にも使えるシルエットなので、登山から家にいるときまでずっと着ていられるウェアです

 
 

冬の使い方

冬は1枚なら普段使いが最適。 街着でも使えるので、起きてからすぐ着て一日中着用できる使いやすさが良いです

登山やハイキングではインナーとして使えます

防風性能と耐久撥水機能で、風が吹いたり濡れたりしても乾きが早いし、カラダの芯まで寒くなることがないです。 これはかなりのメリットだと思います。 フリースなら風に弱いので、風が強いときは寒くなりがちです

 
 

パタゴニア 「ナノパフ」「マイクロパフ」 「ナノエア」の 違い・比較

「ナノパフ」「マイクロパフ」 「ナノエア」の 違いを表にしました

詳細一覧は下記のとおり

(▼レディースナノパフ等を比較しました)

名称 画像 価格 重さ その他 違い
ナノパフ・ジャケット パタゴニアナノパフ ジャケット 25,300円 284g 60g
インサレーション
リップストップ
高い保温性
マイクロパフ、
ナノパフと
同じくらいの暖かさ
だけど安くて重い
マイクロパフジャケット パタゴニアマイクロパフ ジャケット 35,200円 207g 65g
インサレーション
ダウンのように
温かい保温性
リップストップ
ナノパフより
軽く暖かさは同じ
ナノパフより高価
ナノエアジャケット パタゴニア ナノエアジャケット 34,650円 269g 60g
インサレーション
4方向の伸縮性
通気性
耐摩耗性
ナノパフと同じ
くらいの暖かさ 
伸びるけど高価

(https://www.patagonia.jp/product/ws-nano-puff-jkt/84217.html)
(https://www.patagonia.jp/product/ws-micro-puff-jkt/190696717051.html)
(https://www.patagonia.jp/product/ws-nano-air-jkt/84257.html)

[解説 マイクロパフ]パタゴニア インサレーションフーディ&ジャケットエアレビュー
パタゴニア中綿入りのフーディ「マイクロパフ」のおすすめポイントを書きました わせて、皆さんがよく疑問に思うこととして、仕様が近い「ナノパフ」との違いもかきました 「マイクロパフ」と「ナノパフ」の違い・比較とメリットデメリット 参考にどうぞ

 
 

ナノパフ・マイクロパフの違いを詳しく

マイクロパフの方がナノパフより軽くて、保温力は同じ、価格は高いという違いがあります

ナノパフの上位機種ですが、破れにくく、コスパが高いナノパフはマイクロパフよりは、初心者向けと言えます

(▼下記別記事の抜粋です)

マイクロパフはナノパフの上位製品という立ち位置です

 

  • マイクロパフ
    1. ナノパフより軽い
    2. ナノパフと同等の暖かさ
    3. ナノパフよりシルエットがやや細み
    4. ナノパフより高価

     

    細かい違いもありますが、簡単に言うとこんな感じ

    それ以外の細かい違いは

     

    1. ナノパフはリサイクルナイロンで、マイクロパフはバージンナイロン
    2. ナノパフの中綿は「プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ」で、マイクロパフは「プルマフィル・インサレーション」

     

    というところ

    中綿の質は、同じ量ならば、後発のマイクロパフが優秀ですが、シェルのナイロン地の厚さがナノパフのほうが厚いので、結果的に暖かさは同等程度に感じられます

    カスタマーセンターの人にうかがってみると、ナノパフとマイクロパフは、やはり暖かさは同等で、マイクロパフの軽さが売りだということでした

    ▼【マイクロパフフーディ】について書きました

     
     

    ナノパフ・ナノエアの違いを詳しく

    ナノパフとナノエアの違いは「伸縮性」

    保温力は同じですが、よりアクティブな動きに対応するためのジャケットです

    ナノパフは「登山」ですが、ナノエアは「トレイルラン」に適していると言えます

     
     

    ナノパフ「レビュー」

    ここからはボクが10年近く使ったナノパフの良いとこ悪いとこを解説します

     
     

    ナノパフは洗濯がとても楽

    ナノパフの乾きやすさは段違い(だんちがい)に早いです

    ボクは厳冬期にはインナーが多いです。 乾きやすいので、山から下りたらナノパフを着たまま温泉へ向えるので便利

    そして、なぜかあまり臭くならない!

    この消臭能力は不思議で、防臭効果の機能はないですが、臭くなりません。

    あまりほかの製品で試したことはないですが、作業着屋で買った化繊の製品は臭くなりますから、化繊だから臭くならないということにはならないと思います

    不思議。 多分乾きやすいことが関係しているのかもしれないです

    自宅で寝る時も着ていて、家族に白い目でみられたことがありましたので、当然ですがそれは注意が必要ですね

    洗濯するときも、ネットに入れて、他の洗濯物と一緒に「中性洗剤」を使って洗濯機で洗います。そして脱水して陰干しで半日あれば乾き、とても優秀

    洗濯をしない場合は、ファブリーズをかけて、陰干しを2日くらいします

    それだけで臭いや保温性に問題がないのでメンテナンスがとても楽ですね

     
     

    ナノパフの着こなしやサイズ感

    ナノパフはタイトな製品が多いパタゴニアの中では、めずらしくゆったり目に作られています。 なので着やすくて脱ぎやすいです

    着脱がしやすいようにそう作られていると思います

    レディースはウエスト部が若干きついですが、ほかの製品と比べるとかなりゆったり目です

    いつものパタゴニア製品の感覚でインターネットを使って買うと、失敗するかもしれませんので注意が必要です

     
     

    ナノパフの「シリーズ比較」

    パタゴニアは化繊ウェアだけでもたくさんありますが、各シリーズの中にもベストやプルオーバーなど種類が多彩。ここではナノパフのシリーズを比較してみます

    (▼レディースシリーズの比較です)

    名称 画像 価格 重さ その他
    ナノパフジャケット パタゴニアナノパフ ジャケット 25,300円 284g 60g
    インサレーション
    リップストップ
    高い保温性
    ナノパフベスト パタゴニア ナノパフ ベスト 17,600円 207g 60g
    インサレーション
    リップストップ
    高い保温性
    ナノパフプルオーバー パタゴニア ナノパフ プルオーバー -円 -g 現在プルオーバーは
    公式では販売して
    いません
    ナノパフ フーディ パタゴニア ナノパフ フーディ 30,800円 306g 60g
    インサレーション
    リップストップ
    高い保温性

     
     

    パタゴニア ナノパフ ジャケット

    ナノパフの基本は「ジャケット」です

    いろいろありますが、とにかく迷ったらこれ

    冬でも夏でも家でも山でも使える万能感があるシリーズです

    カラーはおとなしめを購入すると、いつでも使い回すことができます

    登山だけと割り切っている人は、オレンジ系が目立つのでおすすめ。

    (▼メンズ ナノパフジャケット)

    (▼ナノパフ レディース ジャケット)

     
     

    patagoniaナノパフ フーディ

    フーディタイプは保温性はバツグン

    風が強い日でもフードを被れば冷たい風もシャットアウトしてくれます

    意外と頭部からの熱発散が多いので、フードを被るだけで暖かさは倍くらい違うイメージをもってしまいます

    おすすめ

    ▼パタゴニア公式サイトはこちら▼
    >> ウィメンズ・ナノパフ・フーディ

    >> メンズ・ナノパフ・フィッツロイ・フーディ

    (▼レディース ナノパフ フーディ)

     

    (▼メンズ ナノパフ フーディ)

     

     
     

    ナノパフ プル オーバー

    パタゴニア ナノパフ プルオーバー 前からの画像 

     

    自分が当時ナノパフを買うときに一番目に考えたのは、カッコよさ・・・ではなく「軽さ」です

    以前は重い荷物が特に嫌(いや)で、軽さを特に意識して選びました

    そのため、ナノパフのジャケットではなくて、プルオーバー(前チャックがみぞおちくらいしかないもの)を買いました

    プルオーバーは軽量で、クライミングをしているミニマリスト(軽量化が大好きな人達)には特におすすめ

    自分くらいのレベルでは、暑くなったら脱ぎやすいように、前空きチャックのあるジャケットかフーディが使いやすいかもしれません

    それでも軽量を求めるなら、プルオーバーが最適です

    ナノパフプルオーバーは当初とても人気があって、場所は忘れましたが、パタゴニアレビュー会場でのプレゼンテーションの時、ナノパフが盗難にあったという話があったほど

    プルオーバーは隠れた名品なので、気になる人には使って欲しいと思います

    (▼メンズ ナノパフプルオーバー)

    (▼ウィメンズ ナノパフプルオーバー)

     
     

    ナノパフベストを街着に

    パタゴニア ナノパフベストを若い女性が着ている

    ナノパフプルオーバーも軽量ですが、最軽量というと、「ナノパフベスト」です

    個人的に普通の登山に使うのはプルオーバーまでがいいと思いますが、ナノパフをインナーに使う場合や、激しく運動するような場合は「ナノパフベスト」が使えます

    価格も生地が少ない分、安くて手に入れやすいですが、初心者にはおすすめしません

    それほど運動量がない場合は、脇の下(わきのした)から熱が逃げやすいので、ちょっと使いづらいと思います

    濡れても暖かいナノパフなので、汗をかく脇の下を生地でおおっても問題なく、保温性を確保できます

    初心者にはナノパフジャケットがいいと思います

     
     

    ナノパフベストが使いやすい環境は、街着として使う場合

    スタイリッシュなデザインのパタゴニア製なので、街で着ても全く違和感なく使うことが可能

    製品の色もたくさんあるので、お気に入りで合わせやすい製品が見つかると思います

    (▼ウィメンズ ナノパフベスト)

    (▼メンズ ナノパフベスト)