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パタゴニア ナノパフ(Nano Puff)を使って10年近く経ちます
ここでは「ナノパフ」のレビューと疑問の解説をかきました
化繊のウェアのメリットはほぼ登山や汗をかくアクティビティに特化しているということ。 街や家で着るなら軽くて暖かい「ダウン」が有利ですからね。 ナノパフは登山に使ってこそ真価を発揮するウェアなんです
==▼目次==
▼関連記事


ナノパフの「寒い」と「マイクロ・ナノ」との違いを解説
ナノパフの疑問を解説してみます
「ナノパフ 寒い」というワード
「ナノパフ 寒い」という検索結果がでることがあります
なんでそんな検索ワードがでてくるのか・・・と思って調べてみると、ヤマケイやレビューサイトなどで、「ナノパフは寒いといわれていますが~」という始まりの文が多いためのようです。 どこのサイトも「寒いといわれているけど寒くないよ」という結果で締めくくっていますし、とりあえず「ボクのナノパフも寒くありません」
もっと深く調べてみると・・・ありました
たぶんその「ナノパフ 寒い」の検索ワードの発祥の地がこのブログだと思われます
(▼「「新山岳耐久王国」さんのブログ」)

この新山岳耐久王国さんのブログを拝見すると、
「化繊のインサレーションは汚れにくく、濡れてもペッタンコにならないが、あまり暖かくない」と書いてあります
これからその「ナノパフ 寒い」が始まったのかもしれないです
ナノパフは薄いので、普通に冬に使ったのでは寒いに決まっています
ナノパフが何のために作られたか、その使い方を説明します
ナノパフは夏のクライミングのためのウェア
確かに、ナノパフは化繊なので、言われていることは「真理(しんり)」の一つではあります
同程度のダウンウェアと比べるとやや寒いし、冬の登山に使うには重ね着が基本で、冬に単独で使う機会は少ないかも
ただ、それは使い方の問題
ナノパフがつくられた理由は「夏のクライミング中の肌寒いときに着るウェア」として作られました
冬が目的ではないんですね
冬でも部屋着や街着、そして濡れても冷たくなりにくいので、登山でもインナーとして使われることがあります
ナノパフの着かた・使い方
ナノパフは年間を通して、登山や街着で使っています
メーカーも言っているとおり万能ジャケットで、登山初心者にとってもとても使い安いウェアです
以前紹介した、化繊の極暖インサレーションダスパーカも超万能で「夏」でも「冬」でも使えます(ボクは寒さがニガテで雨や濡れそうな日は夏でも使用中)が、ナノパフはよりコンパクトなので、ダスパーカより使い方の幅が広いです
【パタゴニア】「ダスパーカ」・「ハイパーパフフーディ」|登山アウターにおすすめ

夏の使い方
夏はカンタンな防寒着に使えます
防風性能も高いので、ウインドブレーカーの代わりにもなるし、ちょっとした雨でも防いでくれてすぐ乾くのはダウンでは難しい使い方です
普段着や街着にも使えるシルエットなので、登山から家にいるときまでずっと着ていられるウェアです
冬の使い方
冬は1枚なら普段使いが最適。 街着でも使えるので、起きてからすぐ着て一日中着用できる使いやすさが良いです
登山やハイキングではインナーとして使えます
防風性能と耐久撥水機能で、風が吹いたり濡れたりしても乾きが早いし、カラダの芯まで寒くなることがないです。 これはかなりのメリットだと思います。 フリースなら風に弱いので、風が強いときは寒くなりがちです
パタゴニア 「ナノパフ」「マイクロパフ」 「ナノエア」の 違い・比較
「ナノパフ」「マイクロパフ」 「ナノエア」の 違いを表にしました
詳細一覧は下記のとおり
(▼レディースナノパフ等を比較しました)
名称 | 画像 | 価格 | 重さ | その他 | 違い |
---|---|---|---|---|---|
ナノパフ・ジャケット | ![]() | 25,300円 | 284g | 60g インサレーション リップストップ 高い保温性 | マイクロパフ、 ナノパフと 同じくらいの暖かさ だけど安くて重い |
マイクロパフジャケット | ![]() | 35,200円 | 207g | 65g インサレーション ダウンのように 温かい保温性 リップストップ | ナノパフより 軽く暖かさは同じ ナノパフより高価 |
ナノエアジャケット | ![]() | 34,650円 | 269g | 60g インサレーション 4方向の伸縮性 通気性 耐摩耗性 | ナノパフと同じ くらいの暖かさ 伸びるけど高価 |
(https://www.patagonia.jp/product/ws-nano-puff-jkt/84217.html)
(https://www.patagonia.jp/product/ws-micro-puff-jkt/190696717051.html)
(https://www.patagonia.jp/product/ws-nano-air-jkt/84257.html)

ナノパフ・マイクロパフの違いを詳しく
マイクロパフの方がナノパフより軽くて、保温力は同じ、価格は高いという違いがあります
ナノパフの上位機種ですが、破れにくく、コスパが高いナノパフはマイクロパフよりは、初心者向けと言えます
(▼下記別記事の抜粋です)
マイクロパフはナノパフの上位製品という立ち位置です
マイクロパフ
- ナノパフより軽い
- ナノパフと同等の暖かさ
- ナノパフよりシルエットがやや細み
- ナノパフより高価
細かい違いもありますが、簡単に言うとこんな感じ
それ以外の細かい違いは
- ナノパフはリサイクルナイロンで、マイクロパフはバージンナイロン
- ナノパフの中綿は「プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ」で、マイクロパフは「プルマフィル・インサレーション」
というところ
中綿の質は、同じ量ならば、後発のマイクロパフが優秀ですが、シェルのナイロン地の厚さがナノパフのほうが厚いので、結果的に暖かさは同等程度に感じられます
カスタマーセンターの人にうかがってみると、ナノパフとマイクロパフは、やはり暖かさは同等で、マイクロパフの軽さが売りだということでした
ナノパフ・ナノエアの違いを詳しく
ナノパフとナノエアの違いは「伸縮性」
保温力は同じですが、よりアクティブな動きに対応するためのジャケットです
ナノパフは「登山」ですが、ナノエアは「トレイルラン」に適していると言えます
ナノパフ「レビュー」
ここからはボクが10年近く使ったナノパフの良いとこ悪いとこを解説します
ナノパフは洗濯がとても楽
ナノパフの乾きやすさは段違い(だんちがい)に早いです
ボクは厳冬期にはインナーが多いです。 乾きやすいので、山から下りたらナノパフを着たまま温泉へ向えるので便利
そして、なぜかあまり臭くならない!
この消臭能力は不思議で、防臭効果の機能はないですが、臭くなりません。
あまりほかの製品で試したことはないですが、作業着屋で買った化繊の製品は臭くなりますから、化繊だから臭くならないということにはならないと思います
不思議。 多分乾きやすいことが関係しているのかもしれないです
自宅で寝る時も着ていて、家族に白い目でみられたことがありましたので、当然ですがそれは注意が必要ですね
洗濯するときも、ネットに入れて、他の洗濯物と一緒に「中性洗剤」を使って洗濯機で洗います。そして脱水して陰干しで半日あれば乾き、とても優秀
洗濯をしない場合は、ファブリーズをかけて、陰干しを2日くらいします
それだけで臭いや保温性に問題がないのでメンテナンスがとても楽ですね
ナノパフの着こなしやサイズ感
ナノパフはタイトな製品が多いパタゴニアの中では、めずらしくゆったり目に作られています。 なので着やすくて脱ぎやすいです
着脱がしやすいようにそう作られていると思います
レディースはウエスト部が若干きついですが、ほかの製品と比べるとかなりゆったり目です
いつものパタゴニア製品の感覚でインターネットを使って買うと、失敗するかもしれませんので注意が必要です
ナノパフの「シリーズ比較」
パタゴニアは化繊ウェアだけでもたくさんありますが、各シリーズの中にもベストやプルオーバーなど種類が多彩。ここではナノパフのシリーズを比較してみます
(▼レディースシリーズの比較です)
名称 | 画像 | 価格 | 重さ | その他 |
---|---|---|---|---|
ナノパフジャケット | ![]() | 25,300円 | 284g | 60g インサレーション リップストップ 高い保温性 |
ナノパフベスト | ![]() | 17,600円 | 207g | 60g インサレーション リップストップ 高い保温性 |
ナノパフプルオーバー | ![]() | -円 | -g | 現在プルオーバーは 公式では販売して いません |
ナノパフ フーディ | ![]() | 30,800円 | 306g | 60g インサレーション リップストップ 高い保温性 |
パタゴニア ナノパフ ジャケット
ナノパフの基本は「ジャケット」です
いろいろありますが、とにかく迷ったらこれ
冬でも夏でも家でも山でも使える万能感があるシリーズです
カラーはおとなしめを購入すると、いつでも使い回すことができます
登山だけと割り切っている人は、オレンジ系が目立つのでおすすめ。
▼パタゴニア公式サイトはこちら▼
>>メンズ・ナノパフ・ジャケット
(▼メンズ ナノパフジャケット)
(▼ナノパフ レディース ジャケット)
patagoniaナノパフ フーディ
フーディタイプは保温性はバツグン
風が強い日でもフードを被れば冷たい風もシャットアウトしてくれます
意外と頭部からの熱発散が多いので、フードを被るだけで暖かさは倍くらい違うイメージをもってしまいます
おすすめ
▼パタゴニア公式サイトはこちら▼
>> ウィメンズ・ナノパフ・フーディ
(▼レディース ナノパフ フーディ)
(▼メンズ ナノパフ フーディ)
ナノパフ プル オーバー
自分が当時ナノパフを買うときに一番目に考えたのは、カッコよさ・・・ではなく「軽さ」です
以前は重い荷物が特に嫌(いや)で、軽さを特に意識して選びました
そのため、ナノパフのジャケットではなくて、プルオーバー(前チャックがみぞおちくらいしかないもの)を買いました
プルオーバーは軽量で、クライミングをしているミニマリスト(軽量化が大好きな人達)には特におすすめ
自分くらいのレベルでは、暑くなったら脱ぎやすいように、前空きチャックのあるジャケットかフーディが使いやすいかもしれません
それでも軽量を求めるなら、プルオーバーが最適です
ナノパフプルオーバーは当初とても人気があって、場所は忘れましたが、パタゴニアレビュー会場でのプレゼンテーションの時、ナノパフが盗難にあったという話があったほど
プルオーバーは隠れた名品なので、気になる人には使って欲しいと思います
(▼メンズ ナノパフプルオーバー)
(▼ウィメンズ ナノパフプルオーバー)
ナノパフベストを街着に
ナノパフプルオーバーも軽量ですが、最軽量というと、「ナノパフベスト」です
個人的に普通の登山に使うのはプルオーバーまでがいいと思いますが、ナノパフをインナーに使う場合や、激しく運動するような場合は「ナノパフベスト」が使えます
価格も生地が少ない分、安くて手に入れやすいですが、初心者にはおすすめしません
それほど運動量がない場合は、脇の下(わきのした)から熱が逃げやすいので、ちょっと使いづらいと思います
濡れても暖かいナノパフなので、汗をかく脇の下を生地でおおっても問題なく、保温性を確保できます
初心者にはナノパフジャケットがいいと思います
ナノパフベストが使いやすい環境は、街着として使う場合
スタイリッシュなデザインのパタゴニア製なので、街で着ても全く違和感なく使うことが可能
製品の色もたくさんあるので、お気に入りで合わせやすい製品が見つかると思います
▼パタゴニア公式サイトはこちら▼
>>ウィメンズ・ナノ・パフ・ベスト
(▼ウィメンズ ナノパフベスト)
(▼メンズ ナノパフベスト)