レビュー【パタゴニアR3】暖炉級のフリース登山ミドルウェア

パタゴニアR3をレビューしました

「パタゴニアのフリース」と言えば、登山メーカーの同社が、当初からチカラを入れていたミドルウェアです

暖かさは優秀で、その中でも一番暖かいフリースが


「R3フーディ」です

以前はこの「R(レギュレーター)シリーズ」の最上級は「R4フリース」というフリースでした

しかし、2017-2018年冬シーズンから規格が統合されて、今は、「R1・R2・R3のカテゴリー」に分れることに(カスタマーサービスセンター調べ)

Rシリーズは、パタゴニアフリースの「フラッグシップ」で、より過酷(かこく)な環境で使うためのものです

その中でも「R3フーディ」が「暖かさ」と「軽さ」のバランスが一番すぐれているフリースで、「最強」です

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▼目次

  1. パタゴニア「R3」のメリット
  2. パタゴニア「R3」のデメリット
  3. patagonia R3フーディ|ウィメンズ
  4. patagonia R3フーディ|メンズ
  5. まとめ|ミドルウェアおすすめ

パタゴニア「R3」のメリット

なによりのメリットは「吸湿速乾」! これにつきます

似たようなミドルウェアで、「パタゴニアナノパフ」があります

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パタゴニア ナノパフ(Nano Puff)の「レビュー」、マイクロ・ナノとの違いなどを書きました ナノパフは化繊のインサレーションが入っていて、濡れ(ぬれ)に強く、冷たくなりにくいです 山での過酷(かこく)な環境で行動しているときは、ダウンより化繊がベスト 普段着や街着にも使えて自分はヘビーに使いまわしています

これは、インサレーションジャケット(中綿入り)のため、「吸湿」にかけてはやっぱりフリースが強いです

フリースの特長を最大限に生かすには、「厳冬期」のスピード重視登山の場合がいいですね

ここで求めているのは、ある程度の保温をしつつ、最大限の「汗処理」が目的

自分は汗かきなので、とても助かります

風が出てきたときには、防風に透湿のアウターを着て、汗を抜けるようにすると、よりいいです

登りのときに激しく動くと、汗でぬれますが、休憩や平らなところでの歩きのときに、汗をかかないようにそして、冷えないようにしておくと、ある程度汗が抜けていきます

ぬれたままでも、冷えを感じにくいのも特徴で「フラッグシップ」のすごさを実感しています

また、「リサイクルポリエステルの使用」のため、少しではありますが、環境への恩返しもしていると思うと、スッキリとして登山ができます

自然の中で、遊ばせてもらっていることに対してのちょっとした貢献(こうけん)をふくめると、「R3フーディ」はとてもいい仕事をするフリース

登山初心者の場合は、ナノパフより、フリースの方が、脱いだりする回数が減るのでおすすめです

これはためしていただきたいです

パタゴニア「R3」のデメリット

デメリットは2つ

  • 1つ目は、防風性が少し弱いこと
  • 2つ目は、重さがややあること
  • この2つです

    これはナノパフなどの化繊入り中間着とくらべてのこと

    実際は大きなデメリットではなく、それほど重要なところではないとおもっています

    この場合、条件によって「フリース」と「化繊インサレーション」を使い分けると「快適さ」がより増します

    先ほど話したように、急登で汗をたくさんかくとき、そんなときはフリースがいいですが、風が強い時などは、化繊インサレーションが快適な場合があります

    それは、化繊のインサレーションの「防風性」が高いからです

    以前にあった「R4フリース」の場合は防風性があってほぼ無敵でしたが、R3にはこの機能はありません

    風が強いと低体温症に関わるので、注意が必要ですが、R3のフリースを着ている場合でも、風が強くなったらアウターを着ればいいので、それほど大きなデメリットではないと思います

    重さも化繊インサレーションと比べると少し重いです

    これも登山に行く条件を加味(かみ)してどちらか選ぶのも楽しみの一つでしょうか
     

    patagonia R3フーディ|ウィメンズ

     
    <製品仕様>

    製品名R3フーディ(ウィメンズ)
    メーカーパタゴニア(patagonia)
    重量428g
    原産国 - 
    参考価格28,080円-19,656円
    素材
  • 本体:
  • 8.9オンス・ポーラテック・ハイロフト・ポリエステル97%
    (リサイクル・ポリエステル53%)/
  • ポリウレタン3%。
  • 袖口:
    6.9オンス・ポーラテック・パワー・グリッド・
    リサイクル・ポリエステル93%/
  • ポリウレタン7%。
  • ポケット:
  • 3.4オンス・ナイロン100%。
  • フェアトレード・サーティファイド・ソーイング
  • 本体と袖口はブルーサインの認証済み
  • その他
  • 取り外し可能なタグを備えた
    リバーシブルのデザイン。
  • ジッパーガレージを備えあごへのあたりが快適な
    リバーシブルのフロントジッパー
  • パイル面は伸縮性の縁取りを備えた
    フーディスタイルのハンドウォーマーポケット付き。
  • スムーズ面は接着型ジッパー式チェストポケット付き
  • フロントジッパーはステッチを補強して
    超音波接合した構造により、
    かさばりを軽減してしなやかさを向上
  • R1ポーラテックパワーグリッド素材を使用し、
    スパイラルシーム構造ですっきりと仕上げた袖口
  • 裾とフードとハンドウォーマーポケットは
    温かさを逃さない伸縮性の縁取り付き
  •  
     

    (フーディ)

     

    (参考にジャケット)

     

    (http://www.patagonia.jp/ws-r3-hoody/25708.html?dwvar_25708_color=BCW&cgid=womens-fleece-technical#tile-4=&start=1&sz=24)

     
     

    patagonia R3フーディ|メンズ

     
    <製品仕様>

    製品名R3フーディ(メンズ)
    メーカーパタゴニア(patagonia)
    重量510g
    原産国 - 
    参考価格28,080円-19,656円
    素材
  • 本体:
  • 8.9オンス・ポーラテック・ハイロフト・ポリエステル97%
    (リサイクル・ポリエステル53%)/
  • ポリウレタン3%。
  • 袖口:
  • 6.9オンス・ポーラテック・パワー・グリッド・
    リサイクル・ポリエステル93%/
  • ポリウレタン7%。
  • ポケット:
  • 3.4オンス・ナイロン100%。
  • フェアトレード・サーティファイド・ソーイング
  • 本体と袖口はブルーサインの認証済み
  • その他
  • 取り外し可能なタグを備えた
    リバーシブルのデザイン。
  • ジッパーガレージを備えあごへのあたりが快適な
    リバーシブルのフロントジッパー
  • パイル面は伸縮性の縁取りを備えた
    フーディスタイルのハンドウォーマーポケット付き。
  • スムーズ面は接着型ジッパー式チェストポケット付き
  • フロントジッパーはステッチを補強して
    超音波接合した構造により、
    かさばりを軽減してしなやかさを向上
  • R1ポーラテックパワーグリッド素材を使用し、
    スパイラルシーム構造ですっきりと仕上げた袖口
  • 裾とフードとハンドウォーマーポケットは
    温かさを逃さない伸縮性の縁取り付き
  •  
     

     

     

     

    (http://www.patagonia.jp/ms-r3-hoody/25772.html?dwvar_25772_color=GLDG&cgid=mens-fleece-technical#tile-6=&start=1&sz=24)

     
     

    まとめ|ミドルウェアおすすめ

    今回はレギュレーターシリーズ「R3」を紹介しました

    これは個人的にミドルウェアのおすすめの1つですが、ほかにもオススメのミドルウェアがあります

    1つ目はダウンを使った「パタゴニア ダウンセーター」もおすすめです

    Patagoniaのロングセラー製品で、軽さと温かさのバランスがトップクラス

    https://airisu745.info/patagonia-down-sweater/

    価格は安くないですが、夏でも冬でも使えて、パタゴニア好きはほとんど皆持っているといっていいほどのアイテムです

     

    次のおすすめミドルウェアは「ファイントラック」の「ニュウモラップフーディ」

    現在はモデルチェンジしていて「フロウラップフーディ」に代わっていますが、基本性能はほぼ同じです

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    ファイントラックのミッドシェル 【ニュウモラップ・フロウラップフーディ】をレビュー 二つとも防水ではなく耐水ですが、中間着としてはとても優秀 その使い勝手を書きましたので参考にしてください

    中綿がないシンプル構造で、透湿性能が抜群(ばつぐん)です

    風をシャットアウトする機能もオススメで、登山では1日中脱ぐ必要がないウェアとしてとても使えます

     

    ミドルウェアはそれ単独というよりは、「アウターやインナー」に合わせるように使うことが一番です

    安い買い物ではないので、よく吟味(ぎんみ)して買う必要がありますね

    今回の記事などを参考にしてみてください

    以上です

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