ファイントラック社の「フロウラップフーディ」の紹介です
ファイントラックは昔から使っているとても好きなメーカーで、ボクは旧版のニュウモラップフーディをヘビーにつかっていて、登山でも普段使いも使っています
参考にしてみてください
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41JUQEeF04L._AC_.jpg)
フロウラップフーディ・ニュウモラップ|目次
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フロウラップフーディの普段使い・登山の着こなし
フロウラップフーディは、ジャケットよりは普段使いがしやすいです
ジャケットとフーディのどちらか迷っているなら「フーディのほうがオシャレしやすいのでおすすめ」
ちょっと高価ですが、普段使いでも登山でもフードがあるととても便利です
フードは登山では冬ならほとんどかぶっていてもストレスにならず、夏でも肌寒いときには被るだけで風をシャットアウトしてくれてかなり優秀
普段使いでもフードがアクセントになってくれるので使い安いです
ただマムートやパタゴニアのようにオシャレに作ってはいません
着ているだけで、完全に「登山をやっている人」とバレバレで、カラーも原色で合わせにくく、着こなしは難しいかもしれません
できればジーンズのような普段使いのパンツと、リュックは背負わずショルダーバックのような小物を合わせると中和されて普段使いの雰囲気になります
ファイントラックのウェア類は普段になじませるのがちょっと難しいアイテムです
フロウラップフーディ|ニュウモラップが廃盤に
ファイントラック(finetrack)は近年日本のアウトドアメーカーで急成長を果たしたメーカーの一つ
レイヤリングという考えを会社の中心に持ってきて、どこよりも深くそのレイヤリングを考えている会社です
そのファイントラックが「レイヤリング」の中心製品のとして、黎明期(れいめいき)から世におくりだしたのが
「ミッドシェル ニュウモラップ」です
当時からのキャッチフレーズで、「出発から下山まで脱がない」という、新しいコンセプトは珍しかったと思います。
「着っぱなし」というのは、めんどくさがりの自分にはかなり気になる言葉。
そしてその大きな特長は
- 保 温(ほおん)
- 耐 水(たいすい)
- 透 湿(とうしつ)
- 防 風(ぼうふう)
の「4本柱」がすごいところです。
しかし、長年お世話になった「ニュウモラップ」が廃盤になってフロウラップに変更になりました。
ニュウモラップさようなら・・・。
そして次世代の透湿ソフトシェル「フロウラップ」はより実践的になって、より山用として新発売されています
自分がそちらを購入するのは、ニュウモラップがまだまだ使えるので、(お金の関係もあり・・)まだまだ先のことになりそうです。
現在はニュウモラップが廃盤、そしてアップデートされて、
「フロウラップ」
というモデルが代わりのソフトシェルと新発売。
(メンズ)
(ウィメンズ)
フロウラップフーディ|フロウラップ 仕様紹介
重量 | 295g |
---|---|
素材表 | 20D ナイロンスムース |
中間層 | エバーブレス エアメンブレン | 裏 | 20D ポリエステルニット |
原産国 | 日本 |
ファイントラックの製品は、ほぼメイドインジャパン。
日本大好きな日本のメーカーです。
そして、こんなひとにおすすめ
- スピード重視の登山を考えている方
- 汗かきの方
- 山でも街でもジャケットを使いたいと考えている方
こんなひとには是非使ってほしいと思います。
フロウラップフーディの「保温」
ニュウモラップに直接保温に関するようなインサレーションはありません。
しかし、山で体温が奪われる最大の理由は「風」。
この風を
こだわりの素材material
で完全にシャットアウトすることで、驚くほどあったかくなります。

これに、フードを被るとほぼ無敵。
冬はフードをかぶってヘルメット被ります。
そうすることによって、完全に熱が逃げていかないので、とても重宝すること請け合いです。
(薄手のバラクラバを装着するともっと無敵になります)
でもフードを被ると、音も聞き取りづらくなるので、そのあたりは注意が必要になります。
ニュウモラップと同等以上の性能をもっているので、こちらもまた無敵感たっぷりです
フロウラップフーディの「耐水」
一応言っておきますが、ニュウモラップもフロウラップも防水ではなく、耐水です。
ホームページでは耐水を強く推していますが、ニュウモラップの場合はあまり期待はできませんでした。
自分が買ったのは何年か前なので、現在のモデルはもう少しレベルがあがっているかとは思いますが、だいたい水滴がわからないくらい雨が降ると、さすがの耐水もチカラを発揮できなくなり、雨水が浸入してきます。
その後、乾くのは、すごい早いのかな?と思っていましたが、思ったより遅かったので、少し残念。
それでも普通の化繊よりは断然早いので、一般の方は満足かもしれません。
フロウラップフーディの「透湿」
これは抜群。
ニュウモラップの場合は、「ウィンドストッパーファブリクス」が風を完全にシャットアウトしていました フロウラップは耐水性も向上した「エバーブレスメンブレン」です
普通は、これだけ風を止めていると、
「通気性もないよね?」
と思ってしまいますが、なんと通気性はすごいものがあるんです。
これは、かなりイケていると思います。
この通気性のおかげで、ある程度暑くても蒸気や熱気が逃げてくれるので、それほど苦にならずに着続けることができますし、寝るときも暑苦しくならないので、そのまま着て寝ることができるんです。
この透湿が「快適」を作り出しているといっても過言ではないですね。
こんな言い方すると誤解があるかと思いますが、「スカスカ」です。
ホームページには、
「化繊の一般的なシャツなどと同等以上の透湿性」
といっています。
見た目これだけ「ナイロン」していて、透湿なんてないようにみえるのに、このキャッチフレーズを言えるのはすごいなと思います。
そして、実際すごいんです。
お試しあれですね。
フロウラップフーディの「防風」
そして、これ。
あれだけの「透湿」を謳って(うたって)いながら、防風性能も素晴らしいとは恐れ入ります。
通気性が同じだと言われている「普通のシャツ」の場合は、蒸気が逃げやすければ、風もいれてしまうので、とても寒い!・・のが普通。
ですが、そうはならない!
圧巻です。
雪が降る前の11月ころの安達太良山のこと、アウターにニュウモラップを外側に着ているだけで登ったことがありましたが、そのときも防風が完璧で、逆にポカポカとしてきて、体が暑くなってきたことがあります。
防風のうたい文句に偽り無しです。
フロウラップフーディ・ニュウモラップ|まとめ
個人的なニュウモラップのレビューは「星4つ」で、フロウラップもほぼ同様だと思います
星5つにしなかった理由は、耐久性と耐水性。
耐久性はそれほどなく、自分は結構注意してつかっているので、長持ちしている方だと思いますが、ちょっと雑に扱うと、破れそうな気がします。
次に耐水性。
これは公式HPで宣伝しているほどではないと思います。
通常のウィンドブレーカーと同じくらいのレベルかと。
この2つを除けばとても満足なソフトシェルです。
旧版のニュウモラップは廃盤になってしまって残念ですが、しばらくはまだ在庫があるので売られると思います。
もしかしたら、安くなるかもしれませんので、意外と買い時かもしれません。
以上です。おわり。
ニュウモラップフーディ
※ニュウモラップはジャケットとフードがついているフーディがありますが、どちらを選ぶかというと、断然フーディです。
※経験上、軽量化を考えすぎて、快適性をよく考えないと失敗がおおくなります。
(メンズ)
(ウィメンズ)
「フロウラップジャケット」はコチラ
フーディーより軽量なジャケットタイプ
個人的にフードがあったほうがいいですが、軽量化を考えるとジャケットもおすすめです
メンズ
レディース
フロウラップフーディ・ニュウモラップ|ミッドシェルジャケット【3選】
自分がいろいろ調べた中で、他社の同様の製品がいろいろあったので紹介します。
マムート グライダージャケット
マムートのウィンドブレーカー。
価格も同レベルで、ファイントラックと双璧(そうへき)の製品です。
(メンズ)
(ウィメンズ)
パタゴニア フーディニジャケット
ファイントラックと同レベルの製品ですが、パタゴニアに珍しく価格的には安いです。
不思議です。

(メンズ)

(ウィメンズ)
ホグロフス BRANTEVIK HOOD
この製品も同様のレベルですが、安くてGOOD。
ホグロフスも高価なイメージがありますが、機能+価格で悩みますねー。
多分丈夫さはニュウモラップの方があると思いますが・・。