日帰り登山のザックの選び方と20L、25L、30Lザックのマイセレクトを紹介します
==▼目次==
- ザック「25L」セレクト「1位」はこれ
- グレゴリー ミウォック24
- モンベル ガレナパック 25
- ドイター トレイル24
- オスプレー アーケオン25
- チャムス スプルースブックパック 23L
- ミレー 8 セブン 25
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日帰り登山ザック「容量の選び方」
日帰り登山のザック容量について、ボクのザック容量の選び方について書きました
いまネットを検索すると、日帰り登山ザックのサイズについて、「日帰り登山は30Lでは大きいのでは?」という記事が多いみたいですが、ボクとしては登山のザックの大きさは「30Lでは大きい」とは思っていません
ボクの実例から説明すると、散歩程度のハイキングでも、ボクは25Lのザックを使っていますがそれほどすき間を感じません
▼ボクの日帰り登山ザック中身はこちら(夏のハイキングバージョン)
- レインウェア(上着のみ)
- おやつ(ソイジョイ2つ、ポテチ1つ)
- お昼(おにぎり×2、ゆで卵×1、ハム)
- 水筒
- 方位磁針
- うちわ(虫除け、体温調整)
- 軍手
- 虫除けスプレー
- 虫刺され軟膏
- レジャーシート
- タオル
ここの紹介しているのは一部ですが、これらをザックに入れると、25Lでもそれほどスカスカにはなりません そしてカップラーメンが食べたくなったら、これにカップラとガスバーナーが加わり、日帰り登山で安達太良山とかになれば、さらにプラスアルファの装備(防寒着など)が加わります
そぅ考えると日帰り登山なら少なくても「25L」、できれば「30L」はほしいんじゃないかと考えます
次に平均的なザックの重さをみてみます
20Lは約700g、40Lは約1600gくらいが平均です 20Lと40Lを比べると重さが倍違うので、さすがに重く感じますが、25L(約850g)30L(約1100g)くらいの重さならそれほど気にならないはず
そして一人ではなく、例えば子供と行くときなどを考えると、完全に20Lでは少ない
子供1人分の食料やウェア類が加われば30Lでも余裕はそれほどありません
どうしても20Lにしたいと考えるなら別ですが、「使い勝手の幅を確保」して、かつ「安全を重視」するならば、日帰り登山(安達太良山など1000mを超える山など)の場合は、30Lザックくらいがおすすめだと思います
ただ実際日帰り登山のザックとして「人気が高い」のは「20Lザック」です
20Lリュックが人気の理由・・・それは20Lというと「デイバック」と言われているコンパクトなバックが主流で、普段使いもできておしゃれなリュックも多いため・・・・だと思います
20Lのデイバックで日帰り登山をやっている人もいるし、ダメというわけではありません 高原散策などのハイキングなら20Lでも十分です
でも初心者で、これからいろいろな登山をやっていきたいのならば、やっぱり30Lがおすすめですね
日帰り登山 ザック おすすめ
日帰り登山のザックおすすめを、オシャレでかつ軽さと機能性のバランスの良いリュックを念頭にセレクトしました
ここでは20Lザック、25Lザック、30Lザックの「おすすめ」とその「リュック一覧」を書いています
==▼目次==
ザック20Lの「セレクト1位はこれ」
登山リュック「20L」のおすすめです
20Lザックでは、「ミレー ウェルキン20」がおすすめ
価格が比較的安くて、機能のバランスがよいです 特に雨蓋がついているのはよかった(雨の侵入おさえる役目)
セレクトに使用したほかのザック(サロモン、パタゴニア、ドイターなど)も紹介しているので参考にどうぞ
ミレー ウェルキン20
▼ウェルキン20
(https://m.media-amazon.com/images/I/61-Gdl9Qm0L._AC_UL1500_.jpg)
ミレーの20Lおすすめは「ウェルキン20」
ミレーなのに比較的落ち着いた価格10,890円は魅力的
メッシュ加工で通気性と快適性をあげています
重さは760gと平均的でミレーらしく耐久性も高いです(リップストップナイロンを使っています)
なにより雨蓋(リュック上部についている蓋)が20Lでもしっかりしたものがついているので、ボク的にはうれしいです
▼ウェルキン20
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サロモン アウトデイ20+4
▼アウトデイ20+4
(https://m.media-amazon.com/images/I/81djA65F7gL._AC_UL1500_.jpg)
20Lサイズなのに、腰まわりがしっかりフィットできる構造になっていて、安定性が高レベル
トレラン用のバックを基本につくられているので、ぶれないバランス性が売りです
重さは671gと軽量で、ポケットも大きく、デザインがオシャレなところもさすがサロモンという感じ
デメリットは価格で、税込13,200円のちょっと高めです
(サロモンアウトデイ20+4 公式サイト:https://www.salomon.com/ja-jp/shop-apac/product/out-day-20-4.html)
パタゴニア アルトヴィア・パック 22L
▼アルトヴィア・パック 22L
(https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/climbs/cabinet/24/imgrc0075716505.jpg)
20Lではなく22Lですがおすすめなので紹介します
パタゴニア得意のリサイクルナイロンを使った環境に配慮したバックパック
オシャレで普段でも使えるデザインが人気のリュックで、以外と使える大きめのポケットがサイドと背面にあって便利です
▼アルトヴィア・パック 22Lの動画はこちら
▼YouTubeタップで再生
(https://youtu.be/jmOPsOiVqbE)
腰フィットもしっかりしていて、バランスのよいリュック 強いてデメリットをいえばもっと明るいカラーがほしかったところ
重さは679gで価格は公式で13,200円のちょっと高め
1万円切ってくれるとうれしいですね~ やっぱりパタゴニアは全般的に高い
▼公式サイトはこちら
ドイター トレイル20
▼ドイター トレイル20
(https://m.media-amazon.com/images/I/91QTeN6LxAL._AC_UL1500_.jpg)
オシャレな女性向けのリュック ウエストがしっかりしていて、背面クッションも充実しているのでとても背負い安く疲れません
背中の蒸れを防ぐ独自のエアコンタクトシステムがあって夏に最適です
デメリットは重さと価格
重さは重めの1020gで、価格は15,400と比較的高価です
これは付属の機能が多いため(エアコンタクトとか)重さと価格に反映していると思われます
ただ背面がしっかりしていてフィット感もあるので、重さはそれほど感じなく、バランスがいいのでそれほど疲れに影響はないように思えます
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グレゴリー マヤ22
▼マヤ22
(https://m.media-amazon.com/images/I/71upHelYHQL._AC_UL1001_.jpg)
グレゴリーの本格的トレランパックのマヤ22です
トレラン用なのでフィット感は1位といっていいくらいよくて、多機能なのに、重さも798gと軽いのが特徴
でも高性能すぎて、価格が17,600円とかなり高い これは30Lクラスくらい高いです
ただそれくらい優秀で疲れが軽減できるので、余裕があれば選んでみてください
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ザック 25l「セレクト1位はこれ」
ザック「25l」シリーズのおすすめは「グレゴリー ミウォック24」です
これを選んだ理由もバランスが良いこと
ミウォックは、軽くて価格はまあまあ 機能は必要なところに必要な分だけというシンプルさが決めて シルエットもオシャレな感じが良いですね
グレゴリー ミウォック24
▼ミウォック24
(https://m.media-amazon.com/images/I/716LIGjvkUL._AC_UL1001_.jpg)
17,600円とちょっと高め設定のリュック
重さは839gとまあまあ
そしてポケットが豊富で柔軟性のあるハーネスでフィットしやすい構造です
特にポケットや道具を固定する機能(バンジーコードなど)がたくさんあるので、便利性のレベルは高いと思います
楽しく、そしてアクティブに登山をしたい人向けのリュックです
(▼ミウォックの動画はこちら)
▼YouTubeタップで再生
(https://youtu.be/-KXGwK9rIVw)
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モンベル ガレナパック 25
▼モンベル ガレナパック 25
(https://r.r10s.jp/ran/img/1001/0004/548/801/693/411/10010004548801693411_1.jpg)
さすがモンベルという価格11,660円はすごい
重さも757g(レディース仕様)という軽さも良いです
シルエットはクラシック風で、落ち着きのある実に標準的な仕様です
逆に言うと面白みはやや欠けるデザインなので、好き嫌いはあると思います
コスパがいいリュックの代表という感じです
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ドイター トレイル24
▼トレイル24
(https://m.media-amazon.com/images/I/91KXUnCbjxL._AC_UY695_.jpg)
15,400円で1030gという、これだけみたら30Lくらいのスペック(悪い意味で)ですが、これで24Lなんです
どうしてこの価格と重さになったかというと、「機能性」を追求した証拠だからです(どうみてもコスパはよくないと思ってしまいますけどね)
ボクもドイター使いですが、重さというよりはフィットとバランス重視がドイターの特徴で、価格は別にして、印象としては重さのデメリットはそれほど感じません
どうしても気になる人はムリに選ばなくてもいいと思います でも機能性の素晴らしさもちょっと気にしてほしいと思います
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オスプレー アーケオン25
▼アーケオン25
(https://m.media-amazon.com/images/I/51Tml3WVIZL._AC_SL1010_.jpg)
価格は23,100円の高めの設定で最初はちょっと引きますが、その理由は糸の太さが1000デニール(通常は200~300デニール)という厚めの設定にしているから
耐久性バツグンでちょっと手荒に扱っても破けません
そのかわり価格も高く、ちょっと重めです(1340g)
「重厚なバックが好き!」という人のための、オスプレーにしてはめずらしいクラシックな25Lです
アーケオン25公式サイト:https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gOS54024001001/
チャムス スプルースブックパック 23L
▼スプルースブックパック
(https://m.media-amazon.com/images/I/818ngJyYp2L._AC_UL1500_.jpg)
オシャレでファニーなチャムスから紹介するのは「スプルースブックパック」
23Lなので、25Lより容量は少し小さ目です
選べるカラーが豊富で自分に合ったカラーが選べます
価格は11,880円で重さは不明・・・残念
パタゴニアと同じくリサイクルナイロンを使っているところはさすが
デニール(糸の太さ)も1000デニールと太めの糸を採用しているので、耐久性は高いです
でも糸を太くすると重さも出てきてしまうので、あくまでバランスが大事
それはともかく、ファニーなオシャレを選ぶならチャムスが良いかと思います
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ミレー 8 セブン 25
▼8セブン25
(https://m.media-amazon.com/images/I/81hpl3I3Y9L._AC_UL1500_.jpg)
ミレーの25Lクラシカルなバックパック
価格は14,300円、重さは790gです 価格は普通ですが、軽量仕様のバックパックです
外側にポケットは少なく、中にたくさんの収納スペースがあるので、トレッキングというよりは普段使いに使い安いです
ウエストベルトもついていますが簡易的 いつもの通勤に使いつつ、ときどきハイキングに使う・・・というような使い方がいいかもしれません
公式サイト:https://www.millet.jp/c/hardware/backpacks/MIS2187
登山ザック30L「セレクト1位はこれ」
バックパック30Lのおすすめは「ザノースフェイス テルス30」です
これを選んだ理由もバランスが良いためです(価格が高いのがちょっと気になりますが・・)
機能性が高く、使い勝手がとても良いのが特徴のザックで、ロングセラーになっているのがよく分かるザックです
ザノースフェイス テルス30
▼テルス30
(https://m.media-amazon.com/images/I/91z4Rw0F4RL._AC_UY695_.jpg)
ノースフェイス ロングセラーの「テルス30」の紹介です
価格は21,450円(セール時なので、定価はもう少し高いです)と高め設定
軽さは1,270gと標準的
でも人気が高く、「テルスシリーズ」としてブランド化され、大きいサイズも小さいサイズもあって、ノースフェイスの代表的なザックの1つになっています
人気の秘密は使い安さです フロントポケットの開放性やサイド、ストラップにもポケットがあってどれもシンプルで使い安いです
価格は高いですが、見てみるとロングセラーの意味が分かると思います
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モンベル チャチャパック 30
▼チャチャパック30
(https://m.media-amazon.com/images/I/81BDOZWqjXL._AC_UY695_.jpg)
モンベルロングセラーのチャチャパックの紹介です
軽量「1180g」で、ポケットも背負い安さもバランスの良い仕様になっています
軽さの秘密は生地を若干薄めにしているところ、背面クッションもやや薄めにしているところと思われます
でも価格はそれほど安くない(19,250円)ので、モンベルらしくないところ
ちなみに「チャチャ」とは北海道国後島の「爺爺岳(ちゃちゃだけ)」が由来らしいです
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コロンビア アウトドライEX28Lバックパック
▼アウトドライEX28Lバックパック
(https://m.media-amazon.com/images/I/81r1eT+Ux0L._AC_UL1500_.jpg)
おしゃれなシルエットにもかかわらず、防水という硬派な機能をもった28Lリュック(完全防水ではないので、強い噴流などを受けると浸水します)
重さは1014gで価格は14,960円で、これはほかの30L程度の仕様をみると比較的普通
中はポケットがたくさんあって、PCスリーブ(ノートパソコンを入れるスペース)もあって普段でも旅行でも使える仕様になっています
ちょっとしたトレッキングにも普段使いも両方使いたい人むけのバックパックです
▼公式サイトはこちら
パタゴニア アルトヴァパック28L
30Lには届かない28Lですが、とてもスタイリッシュなリュックを紹介
▼アルトヴァパック28L
(https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/climbs/cabinet/24/imgrc0075716418.jpg)
パタゴニアのシックでシンプルな軽量ザック
重さは767gで価格は15,950円で軽いわりに価格は標準的で、コスパが良いと言えます
シンプルなのでポケットなどの機能性は最小限に抑えられていて、逆にそれがすっきりとしたシルエットに仕上がっていて、パタゴニアらしいとも言えます
メッシュ加工もしっかりされているので、ムレも軽減してくれる一日中担いでいられるザックです
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ドイター トレイル 30
▼トレイル30
(https://m.media-amazon.com/images/I/81VNwULg8iL._AC_UL1500_.jpg)
17,600円で重さ1180gの軽量30Lリュック
小さいサイズはどうしても多機能なドイターは重くなってきますが、30Lあたりから標準以上の軽さになってきます
トレイル30の上位機種「トレイル30プロ」もあって、このバックパックも魅力的に見えますが、機能が豊富になっているためやや重く、あまり初心者にはおすすめしません(価格もちょっと高いですし) ボク的には通常の「トレイル30」が良いと思います
トレイルシリーズは、シンプルな構造でドイターの特徴であるフィット感や背面の蒸れ防止がとても優れたリュックなので、30Lでは「トレイル30」がおすすめです
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ミレー ヤリ30
▼ヤリ30
(https://m.media-amazon.com/images/I/71EE5ILD3sL._AC_SL1500_.jpg)
ミレーの「ヤリ30」 忘れられないような名称で、軽量とシンプルが売りのリュックです
軽さは1000gで30Lにしてはかなり軽いシリーズ 価格は15,400円でこれはちょい安め
軽くて良いことが多い「ヤリ30」ですが、気になるのは耐久性
生地は100デニールでやや気になる糸の細さ「ナイロン 100D CROSS HEXA」という長い名前の生地を採用しているようですが、リップストップ(破けにくい機能)が備わっているかというと、それがどこにも仕様として書いていません
軽さの大きな理由の一つはこの糸の細さです
耐久性をとるか軽さをとるかの参考にしていただければ
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サロモン アウトナイト30+5
▼アウトナイト30+5
(https://m.media-amazon.com/images/I/718a8hspGdL._AC_UL1500_.jpg)
オシャレなリュックで定番のサロモンから超軽量で使い勝手のいい「アウトナイト30+5」を紹介
価格は16,500円で、超軽量の756g
30L標準の重さからみると、かなり軽くなっています(約3分の2の重さ!)
価格は標準で、機能性が高く(隠しポケットなど使い勝手も良い)超軽量となるとすぐに買ってしまいますが、軽さには理由があります
公式には詳しく書いていませんが、耐久性は期待できないと思います その証拠に公式にも耐久性についてのプレゼンが全くされておらず、機能性と軽さがメインの説明になっていました
あくまで経験者仕様のトレラン用という位置づけになっているので、選択する際は注意して購入してください
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オスプレー アーケオン30
▼アーケオン30
(https://m.media-amazon.com/images/I/71C5zMc96CL._AC_UL1500_.jpg)
大型ザックが多いオスプレーから30Lザックのおすすめを紹介
というか、オスプレーの30Lザックは現在これしかありません
最小で25Lザック、それ以外はほとんど50Lや40Lが多いです
アーケオンシリーズの特徴はその重厚さ1000デニールという太い糸をつかっていて、とにかく耐久性があります その代わり重いというデメリットもあります(1800g)
デメリットは重いだけではなく、価格もちょっと高価(28,600円)
オスプレーは基本重厚な作りが特徴なので、その重厚さが強くでたシリーズなのかなと思います
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