ボクが選ぶ「登山リュックおすすめ No1」は・・
ボクが選ぶ「登山リュックおすすめ No1」、それはコスパな
「モンベル リュック」
その中でも「バーサライト」が特におすすめ。
(▼おすすめバーサライトパックの30Lタイプ)(Amazon広告)
30L、重さ395g、価格は11,000円 ポケットが少ないのが難点ですが、「軽さ」と「コスパ」「手に入りやすさ」「メーカーの信頼度」など、これらのバランスが良い最強クラスのリュックです。これらのメリットは「バーサライト」だけでなく、モンベルリュック全般にいえる特長ですね
(※選んだ理由の説明はこちら>>)
==▼目次==
(▼こちらは日帰り登山のリュックの記事です(20L~30L編))

※価格は調査時の価格です 現在の価格はリンク先にてご確認ください
登山ザックの「女性おしゃれおすすめ」はミレー
女性向け日帰り用リュックおすすめはデザインと機能重視で
ミレーリュック「スイウ22」(Amazon広告)
ミレーの女子向けおしゃれリュック。機能は十分、デザインは女性向けの優しいフォルムで色もすてき。
(※女子向けおすすめリュックの記事はこちらから>>
(▼レディース向けの登山リュックを紹介する記事はこちら)

登山リュック|ブランド ランキング「TOP5」
ボクが見てきた登山リュックのブランドランキングのTOP5を紹介
TO5は「モンベル・ミレー・ドイター・オスプレー・グレゴリー」(次点でノースフェイス)
「価格もほどほど」「機能性が満足」「適度な使いやすさ」があるボク好みのメーカーです
そしてコスパが良くて初心者おすすめの「モンベル」が「TOP1」ですね
↓ブランド別リュック紹介はこちら↓
- 「モンベル」のリュック
- サワークライムパック 30(モンベル)
- レディース向け ピレネーパック25 モンベル
- バーサライトパック30,40(モンベル)
・価格はちょっと安めの初心者向け。丈夫で軽量なリュックが多い庶民の味方。沢登り用のリュックが得意
- 「ミレー」の登山ザック
- ミレー プロライター
- [ミレー]マトリクス25・ネオ30
- サースフェー40+5(SAASFEE40+5 ミレー)
・偉人ラインホルトメスナー氏御用達のミレー。ザックは革新的なデザインなのにベースはクラシカルな機能が主。ボク的に隙がない印象。アルパイン系の山屋に人気のブランド
- 「オスプレー」のリュック
- コード42(KODE42 オスプレー)
- コード42の後継機ソールデン42
- タロン33(Talon33 オスプレー)
・リュック専門1974年創業の老舗メーカー。滑走系の冬リュックが強くて、なにより使いやすさバツグン
- 「ドイター」のリュック
- エアーコンタクトライト35L+10(ドイター)
- フリースケープ(ドイター)
- グラビティ エクスペディション 45+(ドイター)
・リュック専門メーカー。過酷な環境に対応する軽量リュックが超得意。「竹内洋岳氏」の特殊リュックなども手がける。おしゃれ度も高い
- 「グレゴリー」のリュック
- ジェイド33(JADE33 グレゴリー)
- ズール40(Zulu40 グレゴリー)
- アンバー34 グレゴリー
・アメリカのバックパッカー誌でおなじみの丈夫で背負い心地が優秀なリュックメーカー。長時間行動が好きな人におすすめ 登山のリュックに限定すると順位は下がるけど、たぶんアウトドアの世界で一番人気と思われるリュックの代表メーカー
オスプレーの登山リュック
(https://www.lostarrow.co.jp/osprey/about/index.html)
オスプレーは1974年から創業している歴史ある信頼厚い会社で、1974年からいままでずっとザックのみ作ってきた会社です
夏用の登山ザックの特徴は、とにかくシンプル。そして軽い
夏用と同じくらいチカラを入れている冬用ザックは、ちょっと重めですが機能性が高いザックが多いです
(参考:https://www.osprey.com/us/en/culture/about-us)
(▼オスプレーリュックを詳しく解説した記事はこちら)

コード42(KODE42 オスプレー)
オスプレーの名機「コード42」を紹介(現在生産完了なのでAmazonで安く買うチャンス。後継機は「ソールデン42」です)
このコード42は冬の山スキー用で軽さは普通のザック。使いやすいので初心者におすすめ
(▼コード42)(広告)
(▼後継機のソールデン42)(広告)
<仕様>
製品名:コード42 OS52035
価格:18,468円
カラー:レッド
サイズ:66×33×3センチ(M/Lサイズ)
容量:42L
重さ:1600g
素材:420Dナイロン、420Dヘックスリップダイヤモンドナイロン
ウインタータイプのザックですが、ポケットも多くデザインも「ナイス」なので夏の登山にも使えます(沢登りはやめた方がよいかも)
ほかのザックから比べると少し重めで、重さレベルは中の中というところ
重さの理由は生地を丈夫なものを使っているからで、使う環境によって「丈夫さ」をとるか「軽さ」をとるか、どちらかをとるかになります(オスプレーは丈夫さが得意)
コード42の後継機ソールデン42
▼こちらがコード42の後継機ソールデン42(広告)
重量は重くなっていますが、丈夫さと使い勝手はレベルアップしています
サイドのコンプレッションベルトで、よりシェイプさせれば、重さが感じにくくなります
パネルアクセスができるので、上から中を開けるより簡単に中にアクセスできます
登山初心者にはかなりおすすめの機能です
(▼ソールデン42の動画はこちら)
▼YouTubeタップで再生
(https://youtu.be/jqwKeRqMbj4)
冬用ザックが多く採用している背中から中のものをとれるのはかなり使い勝手がいいです
休憩時にそれはよくわかると思います
ボクの記憶では、背中から中のものをとるシステムはオスプレーが最初だったような・・・
(▼公式サイトはこちら)

タロン33(Talon33 オスプレー)
オスプレーの「タロン33」を紹介します
軽量なタロン33はオスプレーロングセラーのアイテムで、軽いので女性におすすめです
(▼タロン33)(広告)
(▼公式サイトはこちら)

製品名:タロン 33
価格:19,800円
・ジッパーポケット付きトップポケット
・トップポケットの裏にキークリップ付きメッシュポケット
・ストレッチメッシュフロントパネル
・収納可能なアイスツールループとバンジーストラップ
・トレッキングポールアタッチメント
・上下サイドコンプレッションベルト
・ストレッチメッシュサイドポケット×2
・ストレッチショルダーハーネスポケット
・ジッパーヒップベルトポケット×2
「タロン」はオスプレーのロングセラー。ボクの記憶が正しければボクが登山を始めるころからあったと思います
「軽さを追及」しているためか、ボトムと外側のアクセント以外の素材は、少し軽めの70×100デニール素材を使っています
軽すぎるザックはカラダとのフィット感が悪いこともありますが、「背面長が調整」できたり、「エアスケープアコーディオンフォームバックパネル」が背中をフィットさせているので、軽さだけでなく、背負い心地も考えています
サイドにギアラック(カラビナなどをひっかける場所)がついているのも特徴の一つで、先鋭的な攻める登山を目指しているのがよくわかります(インサイドアウト コンプレッションストラップといいます)
登山リュック モンベル
(https://www.montbell.jp/)
モンベルは総合アウトドア用品店という感じで、ザック以外も幅広くアイテムを販売している欲張りな会社。そこで扱っているモンベルザックの全般的な特長は「丈夫」で「安い」というところ
特にコスパを考えるとやっぱりモンベルは「庶民の味方」という立ち位置にいます
最近個人店に製品を卸すのをやめたり、ちょっと価格が高めになってきているところもありますが、これからも「庶民の味方」という立ち位置を崩さず進んでいってほしいです
サワークライムパック 30(モンベル)
サワークライムパックは日本のお家芸「沢登り」のためのザックです
水はけがかなりいいので、沢登りだけでなくいろいろなウォータースポーツに使える優れものです(当然普通の登山にも使えます)
(▼サワークライムパック30)

<仕様>
【素材】本体:ポリエステル・ディッピングメッシュ、210デニール・ナイロン・ダブルリップストップ
【重量】672g
【カラー】ブルー(ORBL)
【サイズ】【背面寸法】50cm
【容量】30L(高さ61×幅30×奥行き19cm)
(https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1223370)
夏に使いたい軽量リュックが「サワークライムパック」
軽さはインナーバッグを入れても「672+130=802g」で圧倒的に軽くそして丈夫です
水に入りながら活動するには、全部が防水になっていない方が出したり入れたりしやすいので使い勝手が格段に違います
サワーパックは「沢登り用」に作られた素材のために、とにかく軽くて頑丈(がんじょう)です
水にぬれても保水せず、「ディッピングメッシュ」が水を四方から抜きます
下部に水が溜まっても、穴が開いているドレンシステムで、こちらも水がかなりのスピードで抜けます
防水袋を使えば、軽くてだしやすいザックなので、登山初心者にもおすすめ・・・ですが、普通のザックは穴なんて開いていないので、やっぱり初心者は不安ですよね
メリットを言うと、例えば全面防水ザックは生地が厚く重くなりますが、サワークライムパックは逆に軽いです
また、通常のザックでも大雨に会うと、レインカバーでも中までぬれて重くなります
これはぬれますが重くなりません
普通のザックも絶対濡らしたくないものは、防水袋に入れると思いますが、これも考えは同じです
サワークライムパックは見た目で損をしていますが、よく考えると普通の縦走にも使える良品ということがわかります
ですが、デメリットもあります
それは、背中を安定させる「枠(フレーム」が入っていないために、少し安定しません
気になる人は気になりますね
価格はメリット。「1万円を切る安さ」で、インナーバックを入れると、1万円を少し出るくらい
別売りのインナーバックは普通のザックでも使うことが多いので、これを入れることによるデメリットはないと思います
インナーバッグは、最後のピークハントで荷物をデポするときにも使えるし、寝るときのマクラにも滝つぼの浮袋にもなるので、とても便利です
重くなるデメリットより、それらのメリットのほうが多いと自分は思います
ザック本体は、メッシュのシースルー構造のため、癖(くせ)はありますが、使うとやめられないザックです
(▼防水インナーはこちらをよく使っています)
(▼イスカの防水インナー)(広告)
レディース向け ピレネーパック25 モンベル
(▼ピレネーパック)
(https://m.media-amazon.com/images/I/410ZkVhnrgL._AC_.jpg)
製品名:ピレネーパック 25 (ウイメンズ)
価格:10,080円
容量:25L
重さ:1020g
サイズ:57×27×15センチ
正面と下部素材:210デニール・リップストップ・ナイロンドビー(ウレタン・コーティング)
側面素材:330デニール・ナイロン・オックス(ウレタン・コーティング)
底部素材:1000デニール・バリスティックナイロン(ウレタン・コーティング)
(▼ピレネーパック25 公式ページ)

日本の代表的な有名メーカーモンベルの「レディースのためのリュック」です
25リットルにしては少し重いですが、その代わり「丈夫×2」です
底は1000デニール(ほぼ破けません)の素材を使っていて、とりあえず穴はあきませんよね
リップストップナイロン(穴が開いてもさけにくい)を使っていて丈夫さは折り紙付き
カラーやデザインは女性を意識したシルエットなので、レディースにとてもオススメですね
(▼ピレネーパック25)(広告)
バーサライトパック30,40(モンベル)
超軽量でそれ以外の便利さを置いてきぼりにしてしまった、モンベル挑戦の軽すぎリュックです
(▼バーサライトパック)
(https://m.media-amazon.com/images/I/81M9sGIl3FL._AC_UL1500_.jpg)
30Lの場合
【素材】30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
底部/背面:100デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
【重量】395g
【カラー】ブルーグリーン(BLBK)、イエロー(CYL)
【容量】30L(高さ57×幅29×奥行き19cm)【背面寸法】53cm
【特長】チェストサポート、ピッケルループ、サイドストラップ、サイドポケット、ウエストベルト収納ポケット、トレールウォーターパック対応
(https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133323)
40Lの場合
【素材】30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
底部/背面:100デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
【重量】480g
【カラー】ブルーグリーン(BLBK)、ライトグレー(ICWT)
【容量】40L(高さ63×幅30×奥行き22cm)【背面寸法】53cm
【特長】チェストサポート、ピッケルループ、サイドストラップ、サイドポケット、ウエストベルト収納ポケット、トレールウォーターパック対応
(https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133324)
(▼モンベルバーサライト公式ページ)

(▼バーサライトパック40L)(広告)
(▼バーサライトパック30L)(広告)
とても軽く、全く余計なものを省いた(はぶいた)つくりで全てがギリギリの大きさで、フロント収納など余計なものは一切ありません
潔さ(いさぎよさ)が武器の実に硬派(こうは)なザックです(硬派だけどボクのおすすめ)
少し経験者が使うような仕様になっているため、初心者には扱いづらいかもしれませんが、重さは特筆すべきものがあるので、使って慣れれば大きなアドバンテージになると思います
個人的には、初心者にも使ってもらいたい!
ポケットはフロントにはありませんが、そのほかにはそれなりにあるので、困ることはないはずです
価格も手頃で、素材もこの軽さにしては、かなり丈夫
おすすめの中の1つですね さすがモンベル
軽さよりも丈夫さと機能性ならは▼チャチャパックとキトラパックもおすすめ
(▼[チャチャパック30の評価]キトラパックと比較)

登山リュック「ドイター」
今はイワタニプリムスに所属している、リュック専門のブランド「ドイター」
1898年創業で高所のアルピニストのための登山リュックを主に制作(アイガー、ナンガパルパット登山のサポートなど)
一般的なモデルは快適性と背負い安さを追求。
個人的には軽さと機能と価格の安さのバランスが良い感じ。
(https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/about/history/index.html)
エアーコンタクトライト35L+10(ドイター)
「エアーコンタクトライト」のメリットは「容量が大きいのに安い」、これに尽きます
デメリットはクッション性が高いので、カラダにピッタリフィットが好きな人はなんとなく浮いている感じがすること
(▼エアコンタクトライト)(広告)
エアーコンタクトライトは3シーズン使えるザックで汎用性が高く、紹介している「35L+10」は女性用に作られたザックですが、男性でもOK
重さは軽量ザックのドイターにしてはちょい重の「1580g」、でもほかのメーカーと比べるとやや軽のレベルです
<仕様>
重さ 1400g
表地: 100D ポリエステル H.T. / 600D ポリエステル
ソール素材または裏地: ナイロン
収納可能サイズ: 31-40L
留め具の種類: ファスナー
タテ68cmxヨコ28cmxマチ19cm
ポケットの数:8(外側6/内側2)
価格: ¥19,800
(https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/mountain/index.html?group0=mp_air)
フリースケープ(ドイター)
フリースケープは冬タイプのザックですが、丈夫で使い勝手が良く汎用性が高い初心者におすすめのタイプ
(▼フリースケーププロ)(広告)
<仕様>
重量
1490g
容量
38+10L
サイズ(高さ×幅×奥行)cm
68 / 32 / 22
アバランチ対応ツール専用の大型フロントポケット、ロープホルダーを備え、トップリッド部分の高さ調整で容量を増やすことが可能なロングツアーに対応できるモデルです。スノーボードやスノーシューを取り付けたままでも背面側から荷室にアプローチ可能なバックアクセス機能を備えています。
重さは普通くらい、その分機能性は充実しています。スノーボードもスキーもスノーシューも取り付けることができるタイプで、かつ丈夫につくられています
価格は「28,600円」とちょっと高め。その分しっかりとしたつくりが持ち味です
(▼公式サイトはこちら)

グラビティ エクスペディション 45+(ドイター)
45リットルで「950g」という軽すぎるリュック。価格も19,800円でこの機能では信じがたい価格。公式サイトでは人気でいつも品切れしている印象です
(▼グラビティ エクスペディション)(広告)
初心者には使いにくいかも。 でも軽いリュックを使ってしまうと「元の普通のリュックに戻れなくなる病」になるくらい「軽さは神」です
(https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/D3362222/index.html)
グレゴリーザック 登山用
グレゴリーは登山というより「バックパッカー」や「ハイカー」におすすめのリュックが専門です
(https://www.gregory.jp/)
背負い安さと丈夫が持ち味で、長く平坦な道をあるくことに特化したリュックが多いです
最近は大きくモデルチェンジがあって、より登山にも使えるようなフォルムになってきています
(▼登山におすすめのリュックはこちら)
ジェイド33(JADE33 グレゴリー)
(▼ジェイド33)(広告)
<仕様>
製品名:ジェイド33 M
カラー:ルビーレッド
重さ:1420g
容量:34L
金額:¥23,760円
本体素材:210D/100D
底部素材:210D
ジェイドは女性向けに作られていたザックですが、男性でも使ってOKです
価格的にお手軽感はないのが残念。でも信頼と使い勝手がダントツに、かなりいいです
公式の注意書きで、サイドのコンプレッションバンドが、上下ともクイックリリースタイプの画像ですが、ラダーロック式になっているようです
自分は取り外しが簡単な「クイックリリース式」が外付けがしやすく好きなのですが、ガチ登山には簡単にとれないラダーロック式が便利かもしれません
全体の重さは、33リットルという容量からみると、やや重いです
またサイドポケットが深くて丈夫で自分好み
サイドには飲み物を入れることが多いので、かがんでも簡単にペットボトルなどが落ちない深いポケットがありがたいです
深い場合、水筒やストックの収まりが大変よくて出し入れを頻繁(ひんぱん)にする小物(地図など)を入れておく場合便利です
全体的に「シック」で「シンプル」、自分好みなデザインも今回紹介しているザックの中では「上位に位置」しています
▼関連記事
グレゴリージェイド33を解説 ≫

(▼グレゴリー50Lのザックはこちら)
グレゴリー【パラゴン58 レビュー】米「ベスト13」の登山バックパック50Lを評価!

(▼グレゴリーの人気の高いリュック「スタウト」の解説はこちら)

ズール40(Zulu40 グレゴリー)
(▼グレゴリー ズール)(広告)
製品名:ズール40 M
カラー:ネイビーブルー
価格:¥25,920税込
容量:40L
重さ:1520g
素材:本体210D/100D 底210D
容量が増え、名前が変わっただけで、「ジェイド33」の容量が大きくなったバージョンが「ズール40」です
重さは40リットルで1520gは、ランクでいうとまん中くらいですね
まあそんなに軽くない
40リットルというのは、初心者の人が最初に扱うにはちょっと大きいかもしれませんが、初心者でも本気で登山をしたい人には、個人的にオススメしたいです
この容量は、小屋1泊に使うにはぴったりで、テント1泊で少しキツイくらい、テント2泊はもう少しパッキングに工夫が必要になってきます
自分の中では、カリマーとグレゴリーのデザインはがとてもオススメですね
アンバー34 グレゴリー
(▼グレゴリー レディース向けリュック「アンバー」)(広告)
<仕様>
収納可能サイズ: 31~40L
サイズ:ワンサイズ (第7頸椎骨~腰骨最上部 36~51cm)
容 量:34リットル
重 量:本体=1.08kg、レインカバー=74g
推奨パッキングウェイト:16kgまで
素 材:本体/200D×900Dポリエステル、210Dポリエステル 底部/630Dバリスティックポリエステル 裏地/135D高密度エンボスポリエステル
出典:Amazon
グレゴリー「ジェイドシリーズ」の後継機です
違いは「軽さ」 とにかく軽いです(レディース仕様なので特に軽いです)
ジェイドシリーズが重いというわけではなく、ポケットの大きさや、ベルトの太さをシェイプして軽くしています
基本はジェイドと同じ機能を持っています
より中級者向けになったといえるかもしれません
個人的には収納スペースに余裕のある「ジェイド33」も捨てがたいですが、最新のアンバーも気になりますね
詳細は下記で解説しています
▼グレゴリー【アンバー34】デメリットとメリット|評価できる軽量リュック解説

「ミレー」の登山ザック
ガチ登山のブランド「ミレー」(ボクのイメージです)
(https://www.millet.jp/)
史上初めての8000m14座に登頂した「ラインホルトメスナー氏」をサポートしていた有名なメーカーで、1930年代創業のリュックばっかり作っていた会社。
高所登山に特化したアイテムが多いです
バックパックはどれも超シンプルで、かつデザインが斬新なものが多いです
トリロジーシリーズを中心に軽量タイプが多いのも特徴で、ハイエンドモデル多数です
(参考:https://www.millet.jp/history/)
ミレー プロライター
ミレーのデザイン性の高い軽量ザックで、モダンアルピニストのためのザックです
(▼プロライター30+10)(広告)
サイズは40Lなのに、重さが1000g台のかなり軽量のザックです
そのかわりに余計なポケットや機能が省かれている、使う人を選ぶザック
そんなテクニカルなザックをボクが登山初心者におすすめする理由は、「
丈夫さ」です
この軽さでアルパインやスキーツアー仕様のザックなので、丈夫さは優秀です
ミレー独自の耐久性の高い生地をつかっていて、引き裂き防止の「3ラインハニカムナイロン」と摩擦につよい「コドラナイロン1000デニール」を使って、最強生地に仕上げています
人間工学に基づいた背面システム「X-LIGHTER BACK」で背負い心地のストレスを解消し、クライミングハーネスに干渉しにくい取外し可能な「ハイウエストベルト」を装備したハイエンドの良品です
価格は2万円を超えるので、お世辞にもコスパが高いとはいえませんが、軽くて丈夫なザックは登山初心者の強い味方になってくれます
<仕様>
・X-LIGHTER BACK
・2バックル留め高さ調節可能な雨蓋
・拡張可能なメインコンパートメント
・ロープ固定を兼ねたコンプレッションストラップ
・2つのジッパーフラップポケット
・ダイレクトアクセス
・3つの荷揚げ用ループ
・FPP Ergoアイスアックスホルダー
・スキーホルダー&サイドコンプレッションストラップ
・取外し可能なギアホルダー付きウエストベルト
・背面一体式ショルダーストラップ
・容量:30+10L
・バックレングス=46cm
・サイズ:W30_H53_D18.5cm
・重量:1,020g
[ミレー]マトリクス25・ネオ30
ミレーのマトリクスはかなり斬新なデザインで左右非対称のオシャレなリュック(現在は生産完了。そのためAmazonなどでコスパに販売中。後継機は「リュック NEO 30」に受け継がれています)
▼マトリックス25
(https://m.media-amazon.com/images/I/913t2VsKrlL._AC_UL1500_.jpg)
(▼ミレー マトリクス25)(広告)
(▼ミレー マトリクス25)(広告)
(▼マトリクスの後継機「ネオ30」)(広告)
※「マトリクス」後継機は「ネオ30」。こちらも左右非対称のデザインで、マトリクスと比べてよりシンプルな構造が特長です
<仕様>
製品名:マトリクス 25 (MATRIX 25)
価格:19,440円税込
容量:25L
素材:トリプルリップストップナイロン70D 230T オックスフォードナイロン420D
重さ:830g
・高い機能性を革新的な左右非対称のスタイルに込めたバックパック
・背負い心地がよく機能的なバックシステム「ST-ライターバック」や、最新の人間工学に基づいたショルダーストラップなどを搭載し、アルピニズム スキーツアリング仕様になっています
・非対称アルパインシェイプデザインに、新世代のクイックアックスアイスアックスホルダーなど、クライムライドに要求される機能を装備しています
出典:Amazon
コンパクト、そして、とても目立つデザインが大きな特長で、視線を集めたい人におすすめです
スキーキャリーシステムがあるので、冬のザックとばれてしまいますが、その重さと、機能とデザインは、夏の縦走にもかっこよく使いたいザックと思って下さい
容量は「25リットル」で、夏も冬も日帰りの登山がメインです
ぎりぎり夏で1泊くらいはできそうです
一番の特長はデザインで、見て分かるとおり、スタイルを気にする人にはピッタリ
そして仕様を見ると「機能性」もいいんです
生地が一工夫され、軽さが追及されています
それでいて、ストラップなどは、こういうアルパイン系の軽いザックはペラペラなものがありますが、「マトリクス」はしっかりとしたつくりになっていて安心です
そして、あまりにも目立つデザインなので細部の良さがわかりにくいですが、余計なものをまったく付けておらず、計算された軽量化が見え隠れしています
外見だけでなく、機能も贅沢(ぜいたく)な、できる人の「登山リュック」デス
サースフェー40+5(SAASFEE40+5 ミレー)
登山初心者のザックにおすすめのサースフェー40+5の紹介です
(▼サースフェー40+5)(広告)
<仕様>
製品名:サースフェー40+5(SAAS FEE 40+5)
価格:22,680円税込
容量:40L+5L
重さ:1540g
素材:コーデュラナイロン570・840D、ベロシティーナイロン420D、オックスフォードナイロン420HD
デザインは「シンプル」で「質実剛健」な感じのザック(バックパック)
最大の特長は、そのくっついている機能の割にはとても軽いということです
ついている装備をまとめると
(付属機能)
2気室構造
コンプレッションストラップ
取り外し可能な雨蓋
2つのジッパーフラップポケット
サイドジッパーポケット
アイスアックス・トレッキングポールホルダー
サイドコンプレッションストラップ
ウエストポケット
ハンドレスト
ハイドレーションシステム対応
ボトムコンプレッションストラップ
レインカバー
ホイッスル
これだけついていて1500g台なので優秀ですね
軽さは山では「最強の武器」です
そして、その「軽さ」は「価格」に反映されちゃっているのが残念です
サースフェーの少し高めの価格設定は、軽さの犠牲(ぎせい)ということになります
ここはガマンですね
見た目はシンプルに見えますが、周辺ストラップの数や位置も申し分なく、「ポケットの数9箇所」と、とても多いので、便利さは保証付きです
特にポケットの数は特におおくて、逆に小物をどこに入れたか、分からなくなるかもしれません
ポケット大好きな人にはオススメできるほど洗練された場所にポケットがついています
自分はどこに入れたかわからなくなる性格なので、個人的にサースフェーは自分には合わないかもしれませんが・・・
デメリットは特にないです(ポケット以外)
しいていえば、「サイドポケット」がもう少し大きいといいと思いますが、この辺りは好みなので、参考程度にお願いします
ミレーでは、なるべく使いやすいオールマイティさも売りにしていて、登山初心者におすすめの理由の一つです
その他ホイッスル付きもなんとなくうれしいところで、また丈夫さもおすすめの高い理由の一つ
ザックの素材は、通常、210D(210デニール)くらいが標準だと思うのですが、420Dの生地をつかっているので、かなり丈夫だと思います
このナイロンの太さでこの軽さはいいですよ お買い得です
▼関連記事
「[サースフェー レビュー]SAAS FEE40L+5を評価してみたところ・・登山初心者おすすめザック」

登山リュック[個別比較5選]
登山のリュック30L程度のアイテムを比較しました
順位 | メーカー | 画像 | 品名 | 価格(円) | 重さ | 丈夫 | 背負い | 便利 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | モンベル | ![]() (広告) | バーサライトパック30 | 11,000 | 395g | 〇〇〇 | 〇〇 | 〇〇 |
2位 | グレゴリー | ![]() (広告) | スタウト35 | 22,000 | 1270g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇〇 |
3位 | ミレー | ![]() (広告) | サース フェー 30+5 | 21,450 | 1500g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇〇 |
4位 | オスプレー | ![]() (広告) | タロン33 | 18,700 | 1060g | 〇 | 〇〇 | 〇〇 |
5位 | ザ ノースフェイス | ![]() (広告) | テルス30(レディース) | 21,450 | 1270g | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 |
メーカー別の紹介でもそうですが、1位は「モンベル バーサライト」、価格が秀逸ですよね
2位以下はほぼ横並びの印象です
2位以下もどれも優秀で、モンベルとの差はちょっとした使いやすさです
例えばファスナーの大きさ(モンベルはやや小さい)やストラップ等の耐久性は2位以下の方が優秀で、モンベルはそういうところを削ってコスパを達成していると思われます
2位以下のどれも登山リュックで1位になってもおかしくないですが、ボク的に「登山リュック最強ブランド」は「モンベル」ですね。やっぱり
・
登山リュック容量・サイズの選び方
登山リュックは「軽くて疲れない」と「丈夫で破れない」の両立が必要
それをクリアするには、ちょうどいいリュックの選び方がほしくなります
ボクも容量の選び方は登山形態(ハイキング、日帰り2,000m前後登山、冬山登山、山スキー、沢登りなど)によってよく迷います
登山リュックは「20~30リットル」のリュックが一般的に人気が高く、ちょうど「ハイキング」から「日帰り登山」で使える容量です
↓ボクがやっている選び方の基本はこちら↓
- ・日帰り登山・小屋の1泊「30L」
- ・テント泊1泊「40L」
- ・テント2泊なら「50L」
- ・テント3泊なら「60L」
- ・冬季2泊「70L」
※ソロのときは一つランクを上にすると良いです(30Lを35L、40Lにするとか・・)。理由はパーティで分けていた荷物を自分ひとりで持つようになるから・・です
※2泊を超えてくると、道具はあまり増えず、食料が比例して増えていきます
※冬季の1泊テント泊なら60LでOK
(▼容量選びはこちらで詳細にまとめています)

「ザックは大きければどんな時も使えるから50や60リットルくらいを買えばいいのでは?」
ということをよく言われますが、
登山のザックは大きくても、小さくてもダメです
その理由は登山に見合ったザックでないと、「重さ」と「バランス」が悪くなるからです
やっぱり「ちょうどいい大きさ」が一番負担もなく、道具がちょうどよく収まります
登山用ザックの選び方|忘れたくない大事な機能
登山初心者のザックオススメの「大事な機能」は下記の3つ
- 破れない
- 軽い
- 便利
この3つを中心を頭において選んでください
具体的にどのように選ぶかは下記のとおりです
破れないリュックを選ぶには
最近は破けやすい「生地」を使っているリュックは、有名メーカー品であれば、ほとんどありません
初心者の目安は、リュックに使っている主要なナイロン生地の糸の太さが「210デニール(ナイロンの糸のサイズ)」くらいを目安に選んでみてください(※それより糸が細くても量があれば問題ない場合もあります)
それ以外にも、生地の耐久性を仕様にかいてある(リップストップナイロンを使用しているとか)アイテムならより安心です
軽さの目安
登山ザックの軽さも重要
30L、40Lならば、下記の重さを目安にしてください
- 30リットルは1500g以下
- 40リットルは1900g以下
これがボクの考えている重さの目安で、購入の場合これより重い登山ザックは、よく検討するようにしています
便利さとは
「便利さ」とは「自分がどれだけ使いやすいか」ということです
ボクが「便利だな・・」と思う機能はこちら
- ・ウエストベルト(腰のベルト)の有無
- ・チェストストラップ(胸のストラップ)
- ・サイトポケットがあるかないか
- ・雨蓋があるかないか
これらがあるとリュックの使いやすさが断然違います
そのほかにも、ポケットの多さや、ポケットの位置、コンプレッションベルトや、ベルト位置なども自分に使い安いかどうかも大事ですが、これらは使ってみないとわからないところもあってで、結構難しいポイントです
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