登山リュックのおすすめブランドメーカーアイテムを紹介。サイズや選び方のポイントを書いています
==▼目次==
登山のリュック|ボクのおすすめ「モンベル1」
現時点でボクが使うと仮定していろいろ無視の「とにかくコレ!」と考えるのが、「モンベルのバーサライト」 有名メーカーの中では「UL ザック」トップクラスです
(▼モンベルのあり得ないくらい軽い「バーサライト」)
(https://m.media-amazon.com/images/I/81VZ8pGWc7L._AC_UL1500_.jpg)
選んだ理由は「価格」と「軽さ」
やっぱりコスパがいいと破れてもOKで使えるメリットがあるし(12,650円)、軽さは軽ければ軽いほどメリットはでかいです(40Lで480g)。 有名メーカーではないガレージタイプのリュックにはこれより軽いリュックはあるにはありますが、有名メーカーでここまで冒険してくるのはかなりうれしい挑戦
デメリットはやっぱり背負い心地が悪いことです。あと、「丈夫さにも不安あり」です。 ボクはあまり気になりませんが、「カラダにフィットしてくれない」という意見は良く聞きます。生地も結構薄くしているので、丈夫な「バリスティックナイロン」を使っているとしても注意が必要。・・・でも、ボクはあまり気にならないタイプなので、バーサライト全推しです
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▼初めての登山[服装・持ち物など]

※価格は調査時の価格です 現在の価格はリンク先にてご確認ください
登山リュック ブランド ランキング「TOP5」
ボクが見てきた登山リュックのブランドランキングのTOP5を紹介
「価格もほどほど」で「機能性」「使いやすさ」がボク好みのメーカー、いろいろ使ってみてこの5つは甲乙付けがたい。強いていうならTOP1は「モンベル」・・かな・・
「オスプレー」のリュック
・リュック専門1974年創業の老舗メーカー。滑走系の冬リュックが強くて、なにより使いやすさバツグン
「モンベル」のリュック
・価格はちょっと安めの初心者向け。丈夫で軽量なリュックが多い庶民の味方。沢登り用のリュックが得意
「ドイター」のリュック
・リュック専門メーカー。軽量リュックが超得意。「竹内洋岳氏」の特殊リュックなども手がける
「グレゴリー」のリュック
・アメリカのバックパッカー誌でおなじみの丈夫で背負い心地が優秀なリュックメーカー。長時間行動が好きな人におすすめ
「ミレー」の登山ザック
・偉人ラインホルトメスナー氏御用達のミレー。ザックは革新的なデザインなのにベースはクラシカルな機能が主。ボク的に隙がない印象。アルパイン系の山屋に人気のブランド
オスプレーの登山リュック
オスプレーは1974年から創業している歴史ある信頼厚い会社
1974年からいままでずっとザックのみ作ってきた会社です
夏用の登山ザックの特徴は、シンプルで軽い
夏用と同じくらいチカラを入れている冬用ザックは、ちょっと重めですが機能性が高いザックです
(参考:https://www.osprey.com/us/en/culture/about-us)
(▼オスプレーリュックを詳しく解説した記事はこちら)
「オスプレーザック[人気比較]OSPREYオスプレイ リュック|レディースメンズ」>>
コード42(KODE42 オスプレー)
オスプレーの名機「コード42」を紹介します(残念ながら生産はしていません Amazonとかでは販売中 後継機は「キャンバー42」)
このコード42も冬用の山スキーザックです
軽さは普通、でも使いやすい登山ザックなので、初心者にもいいですよ
<仕様>
- 製品名:コード42 OS52035
- 価格:18,468円
- カラー:レッド
- サイズ:66×33×3センチ(M/Lサイズ)
- 容量:42L
- 重さ:1600g
- 素材:420Dナイロン、420Dヘックスリップダイヤモンドナイロン
これもウインタータイプのザックですが、ポケットも多く、デザインも「ナイス」
ウエストのコンプレッション(ベルトの締め付け)もやりやすく、無駄な装備もなし
ほかのザックから比べると少し重めで、重さレベルは中の中という感じ
それはナイロンが丈夫なものを使っているからで、使う環境によって、「丈夫さ」と「軽さ」のどちらかをとるかになります(オスプレーは丈夫さ)
また、自分の好きなサイドポケットがないことが、自分にはつらいですが、いらないという人にはデメリットにはなりません
むしろ軽量化になるので、メリットになることがあります
気になるのは、背面が少し蒸れること。蒸れはピッタリフィットが理由で、それで重さを感じることがやや軽減されるため、メリットでありデメリットですね
自分は蒸れより、重さの感じ方が大切なような気がしています
コード42の後継機キャンバー42
▼こちらがコード42の後継機キャンバー42
重さは重くなっていますが、丈夫さと使い勝手はレベルアップしています
サイドのコンプレッションベルトで、よりシェイプさせれば、重さが感じにくくなります
パネルアクセスができるので、上から中を開けるより簡単に中にアクセスできます
登山初心者にはかなりおすすめの機能です
<仕様>
- 容量 S/M=40リットル、M/L=42リットル
- 推奨パッキングウェイト 12~18kg
- 重量 S/M=1.82kg、M/L=1.87kg
- 外寸 縦 68x横30x奥30cm(M/Lサイズ)
- 生地 メイン=420HDナイロンパッククロス、アクセント=420Dナイロンミニチェックドビー、ボトム=420HDナイロンパッククロス
- サイズ S/M、M/L
軽さがもう少しあるとうれしいですが、丈夫さは優秀だと思います
商品説明
- メインコンパートメントにはトップローディングまたはバックパネルアクセスの両方可能
- 取り外し可能なトップポケット
- トップポケットを外した時に、雪の浸入を防ぐフラップジャケット付き
- トップポケット下にロープ固定ストラップとジッパー付きポケット
- 上部と下部にサイドコンプレッションストラップ
- 収納可能なデュアルアイスツールループ
冬用ザックが多く採用している背中から中のものをとれるのはかなり使い勝手がいいです
休憩時にそれはよくわかると思います
ボクの記憶では、背中から中のものをとるシステムはオスプレーが最初だったような・・・
タロン33(Talon33 オスプレー)
オスプレーの「タロン33」を紹介します
軽量なタロン33は軽いので女性におすすめ
▼タロン33
- 製品名:タロン 33
- 価格:15,120円
- 容量:33L
- 重さ:S/M=870g、M/L=920g
- サイズ:62×30×29センチ(M/L)
- 素材:70×100Dナイロンミニシャドーブリック、アクセント=420HDナイロンパッククロス、ボトム=420HDナイロンパッククロス
「軽さを追及」しているためか、ボトムと外側のアクセント以外の素材は、少し軽めの70×100デニール素材を使っています
軽すぎるザックはカラダとのフィット感が悪いこともありますが、「背面長が調整」できたり、「エアスケープアコーディオンフォームバックパネル」が背中をフィットさせているので、軽さだけでなく、背負い心地も考えています
収納可能で邪魔にならない、「デュアルアイスツールループ」と「バンジーストラップ」もついていて、外付けもしやすいです
軽量化といっても利便性も考えられていて、部分的に軽さ重視で作られてはいますが、ボトムが420デニールなので普通に使うくらいなら、丈夫さは問題ないです(参考にストッキングの糸は30デニール以下 糸の量も丈夫さに関係してくるので、あくまで参考)
サイドにギアラック(カラビナなどをひっかける場所)がついているのも特徴の一つで、先鋭的な攻める登山を目指しているのがよくわかります(インサイドアウト コンプレッションストラップといいます)
軽いので、初心者が使ってもいいですが、どちらかと言えば中級者以上向けのザックです
登山リュック モンベル
モンベルは総合アウトドア用品店という感じで、ザック以外も幅広くアイテムを販売しています
ザックのイメージは「丈夫」で「安い」という感じ
おすすめにも書きましたが、やっぱりモンベルは「庶民の味方」という立ち位置です
最近個人店に卸すのをやめたり、ちょっと価格が高めになってきているところもありますが、「庶民の味方」という立ち位置を崩さず進んでいってほしいです
サワークライムパック 30(モンベル)
サワークライムパックは日本のお家芸「沢登り」のためのザックです
水はけがかなりいいので、沢登りだけでなくいろいろなウォータースポーツに使える優れものです
▼サワークライムパック30

<仕様>
- 価格:9,072円
- 素材:本体:ポリエステル・ディッピングメッシュ、210デニール・ナイロン・ダブルリップストップ
- 重量:672g
- カラー:オリエントブルー(ORBL)
- サイズ:高さ61×幅30×奥行き19cm
- 背面寸法:50cm
- 容量:30L
夏の決定版です
軽さはインナーバッグを入れても「672+130=802g」で圧倒的に軽く、そして丈夫です
水に入りながら活動するには、全部が防水になっていない方が出したり入れたりしやすいので使い勝手が格段に違います
サワーパックは「沢登り用」に作られた素材のために、とにかく軽くて頑丈(がんじょう)です
水にぬれても保水せず、「ディッピングメッシュ」が水を四方から抜きます
下部に水が溜まっても、穴が開いているドレンシステムで、こちらも水がかなりのスピードで抜けます
防水袋を使えば、軽くてだしやすいザックなので、登山初心者にもおすすめ・・・ですが、普通のザックは穴なんて開いていないので、やっぱり初心者は不安ですよね
メリットを言うと、例えば全面防水ザックは生地が厚く重くなりますが、サワークライムパックは逆に軽いです
また、通常のザックでも大雨に会うと、レインカバーでも中までぬれて重くなります
これはぬれますが重くなりません
普通のザックも絶対濡らしたくないものは、防水袋に入れると思いますが、これも考えは同じです
サワークライムパックは見た目で損をしていますが、よく考えると普通の縦走にも使える良品ということがわかります
ですが、デメリットもあります
それは、背中を安定させる「枠(フレーム」が入っていないために、少し安定しません
気になる人は気になりますね
これはメリットですが、価格もうれしい「1万円を切る安さ」で、インナーバックを入れると、1万円を少し出るくらいです
別売りのインナーバックは普通のザックでも使うことが多いので、これを入れることによるデメリットはないと思います
インナーバッグは、最後のピークハントで荷物をデポするときにも使えるし、寝るときのマクラにも滝つぼの浮袋にもなるので、とても便利です
重くなるデメリットより、それらのメリットのほうが多いと自分は思います
ザック本体は、メッシュのシースルー構造のため、癖(くせ)はありますが、使うとやめられないザックです
▼防水インナーはこちらを参考にどうぞ
<仕様>
- 価格:3000円
- 生地 : ナイロン100%(ウェザーテック)
- サイズ : 約30L
- 重量 : 130g
- カラー : ブラック
出典:Amazon
ピレネーパック25(ウイメンズ モンベル
▼ピレネーパック25

- 製品名:ピレネーパック 25 (ウイメンズ)
- 価格:10,080円
- 容量:25L
- 重さ:1020g
- サイズ:57×27×15センチ
- 正面と下部素材:210デニール・リップストップ・ナイロンドビー(ウレタン・コーティング)
- 側面素材:330デニール・ナイロン・オックス(ウレタン・コーティング)
- 底部素材:1000デニール・バリスティックナイロン(ウレタン・コーティング)</li
(▼ピレネーパック)
(https://m.media-amazon.com/images/I/410ZkVhnrgL._AC_.jpg)
(メーカー説明)
- 日帰り登山はもちろん山小屋での一泊山行などにも適した女性用パックです
- 背中に収まるスリムなシルエットや、体のラインに沿うショルダーハーネスなど、女性の体格に合わせた独自の設計を行っています
- バックパネルに搭載した新開発のクイック アジャストシステムにより、簡単な操作で素早いフィッティングが可能さらに、体の動きに追従する超軽量フレームを内蔵した「スーパーウイッシュボーン」との相乗効果で一層安定感のある快適な背負い心地を生み出します
- 女性らしい鮮やかなカラーの本体生地には、軽量性と高い強度を両立する素材を採用しています
出典:Amazon
日本の代表的な有名メーカーモンベルの「レディースのためのリュック」です
25リットルにしては少し重いですが、その代わり「丈夫×2」です
底は1000デニール(ほぼ破けません)の素材を使っていて、とりあえず穴はあきませんよね
リップストップナイロン(穴が開いてもさけにくい)を使っていて丈夫さは折り紙付き
背面部のメッシュ素材で、張り付きもいいですが、汗抜けもいいと思います
価格も、モンベルならではの金額設定で、初心者などの始めたばかりのユーザーにやさしいですね
カラーやデザインは女性を意識したシルエットなので、レディースにとてもオススメですね
バーサライトパック40(モンベル)
超軽量でそれ以外の便利さを置いてきぼりにしてしまった、モンベル挑戦の軽すぎリュックです
(▼モンベルバーサライト公式ページ)

【素材】30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
底部/背面:100デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
【重量】480g
(https://m.media-amazon.com/images/I/81M9sGIl3FL._AC_UL1500_.jpg)
<メーカー説明>
軽量ながら快適な背負い心地を実現。スピードハイクやロングトレイルに適した超軽量バックパックです。背面には取り外し可能なパッドを内蔵。
出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133324
とても軽く、全く余計なものを省いた(はぶいた)つくりで全てがギリギリの大きさで、フロント収納など余計なものは一切ありません
潔さ(いさぎよさ)が武器の硬派(こうは)なザックです
少し経験者が使うような仕様になっているため、初心者には扱いづらいかもしれませんが、重さは特筆すべきものがあるので、使って慣れれば大きなアドバンテージになると思います
個人的には、初心者にも使ってもらいたい!
ポケットはフロントにはありませんが、そのほかにはそれなりにあるので、困ることはないはずです
価格も手頃で、素材もこの軽さにしては、かなり丈夫
おすすめの中の1つですね さすがモンベル
▼モンベルザック関連記事
「[チャチャパック30の評価]キトラパックと比較|登山初心者おすすめモンベルリュック」

登山リュック「ドイター」
今はイワタニプリムスに所属している、リュック専門のブランド「ドイター」
1898年創業で高所のアルピニストのための登山リュックを主に制作(アイガー、ナンガパルパット登山のサポートなど)
一般的なモデルは快適性と背負い安さを追求。
個人的には軽さと機能と価格の安さのバランスが良い感じ。
(https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/about/history/index.html)
エアーコンタクトライト35L+10(ドイター)
「エアーコンタクトライト」のメリットは「容量が大きいのに安い」、これに尽きます
デメリットはクッション性が高いので、カラダにピッタリフィットが好きな人はなんとなく浮いている感じがすること
エアーコンタクトライトはドイターの3シーズンザック(春、夏、秋)のロングセラーの良品
ここでは汎用性が高い「35L+10」を紹介します
女性用に作られたザックですが、男性でもOK
重さは軽量ザックのドイターにしてはちょい重の「1580g」、ほかのメーカーと比べるとやや軽のレベルですが、この容量で23,100円とコスパ良し、Amazonなら15,000円クラスもあるのでコスパかなりよいです
容量が自分の登山に合わないというときには、同じシリーズで外の容量を選ぶと容量以外は似ているので、選びやすいことが利点です
(https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/mountain/index.html?group0=mp_air)
<仕様>
重さ 1400g
表地: 100D ポリエステル H.T. / 600D ポリエステル
ソール素材または裏地: ナイロン
収納可能サイズ: 31-40L
留め具の種類: ファスナー
タテ68cmxヨコ28cmxマチ19cm
ポケットの数:8(外側6/内側2)
価格: ¥19,800
ペース36(pace36 ドイター)
ベース36は冬タイプのザックですが、丈夫で使い勝手が良い初心者におすすめのタイプ(現在は生産終了 後継機は「グラビティ エクスペディション 45+」)
<仕様>
- 製品名:ペース36
- 定価:16,740円税込
- 現在値引き:11,718円税込(2017/5/1)
- 容量:36L
- 重さ:920g
- サイズ:66×30×22センチ
- 素材:ドイターマイクロリップナイロン、100Dポケットリップミニ
36リッターで920gはかなりの軽量化です
素材の明記がマイクロリップナイロンとは、リップストップナイロンのことだと思います
リップストップナイロンとは、細かい糸を縦横に配置し、裂けにくい素材に仕上げているものです
見た目も斬新でかっこいいですが、軽さ追及のため、少しペラペラ感があるのは否めないです
ウインタータイプでも軽さと装備が問題ないので、夏でも十分使えます
現在はこのウインタータイプがほかのメーカーからも、シーズンオフなので安く売られています
夏でも冬でも使える両シーズンタイプのザックは、いろいろなシーズンに使えてコスパも良です
「ドイター」は登山ザックをメインに作っているメーカーで、当初から軽さとスタイリッシュが特長です
先鋭的な海外の登山にもよく使われていて、(たぶん竹内洋岳さんのスペシャル機があったような・・)機能性と軽さの両立はかなり優秀です
でも高価ですがね・・
ドイターのザックは見た目ペラペラ感があって、あまり頼もしくないイメージがありますが、機能はお墨付きのメーカーなので、使ってみてください
<機能と特長はこちら>
- トップクラスの軽量(スライトウェイト仕様)
- H2Oシステム:ハイドレーションシステム対応(夏にも使える)
- チェストストラップ
- スキーアタッチメント:サイドのコンプレッションベルトでスキーを中央で固定できます
- ヒップベルト・ポケット:ヒップベルトの右側にポケット
- サイドポケット
- ドイター スピードライト システム
グラビティ エクスペディション 45+(ドイター)
45リットルで「950g」という軽すぎるリュック。価格も19,800円でこの機能では信じがたい価格。公式サイトでは人気でいつも品切れしている印象です
初心者には使いにくいかも。 でも軽いリュックを使ってしまうと「元の普通のリュックに戻れなくなる病」になるくらい「軽さは神」です
(https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/items/D3362222/index.html)
グレゴリーザック 登山用
グレゴリーは登山というより「バックパッカー」や「ハイカー」におすすめのリュックが専門です
背負い安さと丈夫が持ち味で、長く平坦な道をあるくことに特化したリュックが多いです
最近は大きくモデルチェンジがあって、より登山にも使えるようなフォルムになってきています
(▼登山におすすめのリュックはこちら)
ジェイド33(JADE33 グレゴリー)
- 製品名:ジェイド33 M
- カラー:ルビーレッド
- 重さ:1420g
- 容量:34L
- 金額:¥23,760税込
- 本体素材:210D/100D
- 底部素材:210D
(特長)
- クイックリリース・バックルが表面についた伸縮性フロントスタッフ・ポケット
- 両サイドに伸縮性メッシュサイドポケット
- 超高耐久性クイックリリース・バックルが付いたクロスオーバー・サイド・コンプレションストラップ
- 2つのジッパー式ヒップベルト・ポケット
- 独立したツール&トレッキングポール用ループ
- 内部に給水リザーバー用スリープとチューブ引き出し口付き
- ジェイド33(JADE33)では容量と終日続く快適さが完全に両立しているので、どの季節でも幅広くお使い頂けます
- 33Lの容量は星空の下で眠る夏の夜にも、相当量のギアと重ね着用ウエアを必要とする冬の活動にも対応できます
- クロスフロー・サスペンションの優れた通気性を持つこのフル装備パックなら、遠出にも対応でき、急変しそうな天気にも気後れを感じることは決してありません
- 注意:サイドのボトムコンプレッションが画像のクイックリリース式バックルからラダーロック式へ仕様変更になっております
出典:Amazon
ジェイドは女性向けに作られていたザックですが、男性でも使ってOKです
価格的にお手軽感はないのが残念
ですが、なにより信頼と使い勝手(つかいがって)がダントツに近く、かなりいいです
この33リットルという大きさは、通常は「日帰り登山」に使用する大きさですが、夏の登山では、1泊縦走で「小屋泊」に使えるくらいの大きさです
1泊の場合は、ザックの中に全部の道具は入らないかもしれないので、マットなどかさばる物は外付けがいいです
例えばシュラフマットや、着たり脱いだりをよくするウィンドブレーカーなどが外付けの対象です
公式の注意書きで、サイドのコンプレッションバンドが、上下ともクイックリリースタイプの画像ですが、ラダーロック式になっているようです
自分は取り外しが簡単な「クイックリリース式」が外付けがしやすく好きなのですが、ガチ登山には簡単にとれないラダーロック式が便利かもしれません
全体の重さは、33リットルという容量からみると、やや重いです
その理由はグレゴリースタウトは評価がたかい耐久性があるから、ヘビーに使うには丈夫さも有利です
またサイドポケットが深くて丈夫で自分好み
サイドには飲み物を入れることが多いので、かがんでも簡単にペットボトルなどが落ちない深いポケットがありがたいです
深い場合、水筒やストックの収まりが大変よくて出し入れを頻繁(ひんぱん)にする小物(地図など)を入れておく場合便利です
全体的に「シック」で「シンプル」、自分好みなデザインも今回紹介しているザックの中では「上位に位置」しています
▼関連記事
グレゴリージェイド33をレビュー! ≫

▼グレゴリー50Lのザックはこちら
グレゴリー【パラゴン58 レビュー】米「ベスト13」の登山バックパック50Lを評価!

ズール40(Zulu40 グレゴリー)
- 製品名:ズール40 M
- カラー:ネイビーブルー
- 価格:¥25,920税込
- 容量:40L
- 重さ:1520g
- 素材:本体210D/100D 底210D
(製品特徴)
- イックリリース・バックルが表面についた伸縮性フロントスタッフ・ポケット
- 両サイドに伸縮性メッシュサイドポケット
- 超高耐久性クイックリリース・バックルが付いたクロスオーバー・サイド・コンプレションストラップ
- 2つのジッパー式ヒップベルト・ポケット
- 独立したツール&トレッキングポール用ループ
- ジッパー式セキュリティーポケットとキークリップが付いた固定雨蓋40リットル
- 付属品:レインカバー
- ズール40(ZULU40)の容量はデイパックより大きく、温暖な時期の1泊や冬季の終日活動に最適です
- アルパイン・パックよりはるかに軽量、涼しく、トレッキングに適していますが、厳しい用途にも耐え得るタフなズール40は、重さと嵩を感じさせることなく、フルサイズパックの特徴を提供します
出典:Amazon
容量が増え、名前が変わっただけで、「ジェイド33」の容量が大きくなったバージョンが「ズール40」です
重さは40リットルで1520gは、ランクでいうとまん中くらいですね
そんなに軽くない
40リットルというのは、初心者の人が最初に扱うにはちょっと大きいかもしれませんが、初心者でも本気で登山をしたい人には、個人的にオススメしたいです
この容量は、小屋1泊に使うにはぴったりで、テント1泊で少しキツイくらい、テント2泊はもう少しパッキングに工夫が必要になってきます
自分の中では、カリマーとグレゴリーのデザインはがとてもオススメですね
アンバー34 グレゴリー
収納可能サイズ: 31~40L
サイズ:ワンサイズ (第7頸椎骨~腰骨最上部 36~51cm)
容 量:34リットル
重 量:本体=1.08kg、レインカバー=74g
推奨パッキングウェイト:16kgまで
素 材:本体/200D×900Dポリエステル、210Dポリエステル 底部/630Dバリスティックポリエステル 裏地/135D高密度エンボスポリエステル出典:Amazon
グレゴリー「ジェイドシリーズ」の後継機です
違いは「軽さ」 とにかく軽いです(レディース仕様なので特に軽いです)
ジェイドシリーズが重いというわけではなく、ポケットの大きさや、ベルトの太さをシェイプして軽くしています
基本はジェイドと同じ機能を持っています
より中級者向けになったといえるかもしれません
個人的には収納スペースに余裕のある「ジェイド33」も捨てがたいですが、最新のアンバーも気になりますね
詳細は下記でレビューしています
▼グレゴリー【アンバー34】デメリットとメリット|評価できる軽量リュック解説

「ミレー」の登山ザック
ガチ登山のブランド「ミレー」
かのラインホルトメスナー氏をサポートしていた有名なメーカーです
1930年代創業で、最初はリュックばっかり作っていて、高所登山に特化したアイテムが多いです
バックパックはどれも超シンプルで、かつデザインが斬新なものが多いです
トリロジーシリーズを中心に軽量タイプが多いのも特徴で、ハイエンドモデル多数です
(参考:https://www.millet.jp/history/)
ミレー プロライター
ミレーのデザイン性の高い軽量ザックで、モダンアルピニストのためのザックです
▼プロライター30+10
サイズは40Lなのに、重さが1000g台のかなり軽量のザックです
そのかわりに余計なポケットや機能が省かれている、使う人を選ぶザック
そんなテクニカルなザックをボクが登山初心者におすすめする理由は、「
丈夫さ」です
この軽さでアルパインやスキーツアー仕様のザックなので、丈夫さは優秀です
ミレー独自の耐久性の高い生地をつかっていて、引き裂き防止の「3ラインハニカムナイロン」と摩擦につよい「コドラナイロン1000デニール」を使って、最強生地に仕上げています
人間工学に基づいた背面システム「X-LIGHTER BACK」で背負い心地のストレスを解消し、クライミングハーネスに干渉しにくい取外し可能な「ハイウエストベルト」を装備したハイエンドの良品です
価格は2万円を超えるので、お世辞にもコスパが高いとはいえませんが、軽くて丈夫なザックは登山初心者の強い味方になってくれます
<仕様>
・X-LIGHTER BACK
・2バックル留め高さ調節可能な雨蓋
・拡張可能なメインコンパートメント
・ロープ固定を兼ねたコンプレッションストラップ
・2つのジッパーフラップポケット
・ダイレクトアクセス
・3つの荷揚げ用ループ
・FPP Ergoアイスアックスホルダー
・スキーホルダー&サイドコンプレッションストラップ
・取外し可能なギアホルダー付きウエストベルト
・背面一体式ショルダーストラップ
・容量:30+10L
・バックレングス=46cm
・サイズ:W30_H53_D18.5cm
・重量:1,020g
[ミレー]マトリクス25・ネオ30
ミレーのマトリクスはかなり斬新なデザインで左右非対称のオシャレなリュック(残念ながら現在は生産中止。後継機は「リュック NEO 30」に受け継がれています)
▼マトリックス25
(https://m.media-amazon.com/images/I/913t2VsKrlL._AC_UL1500_.jpg)
<仕様>
- 製品名:マトリクス 25 (MATRIX 25)
- 価格:19,440円税込
- 容量:25L
- 素材:トリプルリップストップナイロン70D 230T オックスフォードナイロン420D
- 重さ:830g
(特長)
- ST-LIGHTER BACK
- OPPOSITE OPENING(バックオープンシステム)
- ダイアゴナルスキーキャリーシステム
- サイドストレッチポケット
- クイックアックスアイスアックスホルダー
- コンプレッションストラップ
- スタビライザーストラップ
- トップスカート
- ショベルとプローブ用のコンパートメント
- ハイドレーションポケット
(メーカー説明)
- 高い機能性を革新的な左右非対称のスタイルに込めたバックパック
- 背負い心地がよく機能的なバックシステム「ST-ライターバック」や、最新の人間工学に基づいたショルダーストラップなどを搭載し、アルピニズム&スキーツアリング仕様になっています
- 非対称アルパインシェイプデザインに、新世代のクイックアックスアイスアックスホルダーなど、クライム&ライドに要求される機能を装備しています
出典:Amazon
コンパクト、そして、とても目立つデザインが大きな特長で、視線を集めたい人におすすめです
スキーキャリーシステムがあるので、冬のザックとばれてしまいますが、その重さと、機能とデザインは、夏の縦走にもかっこよく使いたいザックと思って下さい
容量は「25リットル」で、夏も冬も日帰りの登山がメインです
ぎりぎり夏で1泊くらいはできそうです
一番の特長はデザインで、見て分かるとおり、スタイルを気にする人にはピッタリ
そして仕様を見ると「機能性」もいいんです
生地が一工夫され、軽さが追及されています
それでいて、ストラップなどは、こういうアルパイン系の軽いザックはペラペラなものがありますが、「マトリクス」はしっかりとしたつくりになっていて安心です
そして、あまりにも目立つデザインなので細部の良さがわかりにくいですが、余計なものをまったく付けておらず、計算された軽量化が見え隠れしています
外見だけでなく、機能も贅沢(ぜいたく)な、できる人の「登山リュック」デス
機能もデザインもステキな「マトリクス」ですが、残念ながら現在は生産中止で後継機は「ネオ30」。こちらも左右非対称のデザインで、マトリクスと比べてよりシンプルな構造が特長です
(▼マトリクスの後継機「ネオ30」)
サースフェー40+5(SAASFEE40+5 ミレー)
登山初心者のザックにおすすめのサースフェー40+5の紹介です
▼サースフェー40+5
<仕様>
- 製品名:サースフェー40+5(SAAS FEE 40+5)
- 価格:22,680円税込
- 容量:40L+5L
- 重さ:1540g
- 素材:コーデュラナイロン570・840D、ベロシティーナイロン420D、オックスフォードナイロン420HD
デザインは「シンプル」で「質実剛健」な感じのザック(バックパック)
最大の特長は、そのくっついている機能の割にはとても軽いということです
ついている装備をまとめると
(付属機能)
- 2気室構造
- コンプレッションストラップ
- 取り外し可能な雨蓋
- 2つのジッパーフラップポケット
- サイドジッパーポケット
- アイスアックス・トレッキングポールホルダー
- サイドコンプレッションストラップ
- ウエストポケット
- ハンドレスト
- ハイドレーションシステム対応
- ボトムコンプレッションストラップ
- レインカバー
- ホイッスル
これだけついていて1500g台なので優秀ですね
軽さは山では「最強の武器」です
そして、その「軽さ」は「価格」に反映されちゃっているのが残念です
サースフェーの少し高めの価格設定は、軽さの犠牲(ぎせい)ということになります
ここはガマンですね
見た目はシンプルに見えますが、周辺ストラップの数や位置も申し分なく、「ポケットの数9箇所」と、とても多いので、便利さは保証付きです
特にポケットの数は特におおくて、逆に小物をどこに入れたか、分からなくなるかもしれません
ポケット大好きな人にはオススメできるほど洗練された場所にポケットがついています
自分はどこに入れたかわからなくなる性格なので、個人的にサースフェーは自分には合わないかもしれませんが・・・
デメリットは特にないです(ポケット以外)
しいていえば、「サイドポケット」がもう少し大きいといいと思いますが、この辺りは好みなので、参考程度にお願いします
ミレーでは、なるべく使いやすいオールマイティさも売りにしていて、登山初心者におすすめの理由の一つです
その他ホイッスル付きもなんとなくうれしいところで、また丈夫さもおすすめの高い理由の一つ
ザックの素材は、通常、210D(210デニール)くらいが標準だと思うのですが、420Dの生地をつかっているので、かなり丈夫だと思います
このナイロンの太さでこの軽さはいいですよ お買い得です
▼関連記事
「[サースフェー レビュー]SAAS FEE40L+5を評価してみたところ・・登山初心者おすすめザック」

登山リュック 比較
登山ザックをメーカー別に比較してみました
比較の対象は「5メーカー」の「登山ザック30L台のアイテム」で、1位はボクが選んだ最強リュックです
順位 | メーカー | 画像 | 品名 | 価格(円) | 重さ | 丈夫 | 背負い | 便利 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | モンベル | ![]() | バーサライトパック30 | 11,000 | 395g | 〇〇〇 | 〇〇 | 〇〇 |
2位 | グレゴリー | ![]() | スタウト35 | 22,000 | 1270g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇〇 |
3位 | ミレー | ![]() | サース フェー 30+5 | 21,450 | 1500g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇〇 |
4位 | オスプレー | ![]() | タロン33 | 18,700 | 1060g | 〇 | 〇〇 | 〇〇 |
5位 | ザ ノースフェイス | ![]() | テルス30(レディース) | 21,450 | 1270g | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 |
まあどれも優秀なので、登山リュックブランドのランキングではどれが1位になってもおかしくないですが、ボク的に「登山リュック最強ブランド」は「モンベル」です
機能はシンプルで耐久性もあり価格もそれなりに安くて(アウトレットもあるし)言うことなしです
登山リュック容量・サイズの選び方
登山リュックの容量など選び方を紹介
ボクが良く使う登山ザックも「30リッター・40リッター前後」が多くて登山形態によってよく迷います
選び方の基本はこちら
・日帰り登山・小屋の1泊「30L」
・テント泊1泊「40L」
※ソロのときは一つランクを上にすると良いです(30Lを35L、40Lにするとか・・)。理由はパーティで分けていた荷物を自分ひとりで持つようになるから・・です
・テント2泊なら「50L」
・テント3泊なら「60L」
※2泊を超えてくると、道具はあまり増えず、食料が比例して増えていきます
・冬季2泊「70L」
※冬季の1泊テント泊なら60LでOK
(▼容量選びはこちらで詳細にまとめています)

「ザックは大きければどんな時も使えるから50や60リットルくらいを買えばいいのでは?」
ということをよく言われますが、
登山のザックは大きくても、小さくてもダメです
その理由は登山に見合ったザックでないと、「重さ」と「バランス」が悪くなるからです
やっぱり「ちょうどいい大きさ」が一番負担もなく、道具がちょうどよく収まります
登山リュック 安いコスパなおすすめメーカー
登山リュックの安いアイテムの登山の有名メーカーというと
この3メーカーが一番安いです
(▼30L程度クラスでの価格比較)
・コロンビア バークマウンテン32L:12,980円
・モンベル バーサライト30L:10,120円
・アコンカグア メンドーサ 30:7,980円
ほかの有名メーカーでは20,000円くらいの相場ですが、半額くらいの価格で購入可能
半額というと怪しい感じがしますが、コロンビア、モンベル、アコンカグア、どれも日本での一般的な登山で使うには十分な性能を持っています
(カンタンにいうと、他のメーカーはオーバースペック気味か、ブランド価格が入っていると思われます)
▼コロンビア バークマウンテン30L
登山リュック「アウトレット」まとめ
登山のリュックメーカーでアウトレットをやっているサイトをまとめました
モンベルリュックのアウトレットはこちら>>
・有名メーカーのアウトレット販売はモンベルから始まったといって過言ではないです。リュックだけでなく、多種多様なアウトドアアイテムがアウトレットになっています。基本は生産中止のアイテムが中心なので、交換部品とかは少ないので注意
ノースフェイスリュックのアウトレットはこちら>>
・ノースフェイスリュックのアウトレットは人気が高いためなのか量はありません。ときどきチェックして気になるアイテムが合ったら即買いがおすすめ だいたい30%引きがほとんど
グレゴリーアウトレットはこちら>>
・アウトレットというよりはセール品という感じ。グレゴリーも人気が高いので、セールするとすぐ売り切れます。即買い必至
オスプレーのアウトレットはこちら>>
・日本の正規販売店「ロストアロー」のアウトレット。オスプレーは人気がないわけではありませんが、いつみても正規品と同じくらい品揃えが豊富で、ほとんどこっちで買ってしまうくらい。おすすめです
パタゴニアのパックアウトレットはこちら>>
・モンベルと同じくらい以前からアウトレット販売をしていたパタゴニア。 クライミング用リュックが多いので、トレッキングリュックはちょっと少ないですが、高価なイメージのあるパタゴニアのセールはちょっと気になります
マムートリュックのアウトレットはこちら>>
・マムートは全てが高価なので、アウトレットからいつもみてしまいます。アウトレット品の品揃えは思っていたより豊富で、掘り出し物もよく見つかります。 ベースが高いので30%引きにしてもさほどときめかないのがデメリット
ミレーのアウトレットはこちら>>
・ミレーのアウトレットは品揃えはたくさんありますが、リュック系はなかなかアウトレットには落ちてきません。なので出てきてもすぐ売れてしまう印象。毎日要チェックです
コスパな「アコンカグア」登山ザック
ブランドとしてマイナーだけど、価格がとてもステキな「アコンカグア」
「アコンカグア」というと、南米最高峰の山ですが、ブランド「アコンカグア」は実は日本の会社です
※アコンカグア登山がしたい人の相談もしています(ボランティアのような感じ)そちらも気になるならば連絡してみると良いかもしれません。
アコンカグア登山の相談はこちら>>
(参考:https://store.aconcagua.jp/view/company)
ウスアイア45L アコンカグア
アコンカグアのちょっと大きめザックの「ウスアイア45L」は1泊登山のときにおすすめ
ウスアイア45
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61Vn2ErwEBL._AC_UL1200_.jpg
サイドにあるコンプレッションベルト(ワンタッチで着脱できるベルト)はサイドだけでなく背面でも使えますが、あまり重い物を付けると、バランス悪くなるので注意です
使い安い2気室になって、上からも下からも中に入れます
重さも1700gなので、45Lからするとやや軽い部類
そしてコスパは高いです
一般的なザックの機能がほぼついていて13,000円はオトクだと思います
45Lならば、上手に使えば2~3泊はいけるので、これ1つだけあれば、ほとんどの登山ができます
個人的にはだいたい40~45Lくらいがどんなシチュエーションにも対応できる汎用性が高い大きさだと思うので、これ1個あると便利ですね
公式でも詳しくは紹介していませんが、コンプレッションのベルトや留め具もそれなりに多くて、ポケットも軽量化のために減らすようなことはしていません
アコンガグアのザックの中では、王道の正統派ザックです
<仕様>
【サイズ】70x35x25cm
【容量】45L ウエストベルトは最大113cmです。
【重さ】1.7kg
【素材】ポリエステルリップストップ 300D ポリエステル600D
【メーカー希望小売価格】22000円
メンドーサ30L(Mendoza30L アコンカグア)
アコンカグアのメンドーサは現在製造されていません
すでに新しいザックに後継を譲っているので、逆に安売りの対象になっています
製造になっていないからと言って買うのを控えるのはちょっとチャンスを逃しているかも
登山のザックはクルマや高価な電化製品と違って、メーカー推奨の部品交換をしなくてはならない製品ではありません
ほとんどは他メーカーの部品で事足りるし、交換することも滅多にないです
そのために、)製造をやめてしまった登山のザックは逆に価格が安くなることがあるので、オトクなんです
<仕様>
- 製品名:メンドーサ 30L(Mendoza ) 男女兼用
- 定価:14,800円→7,980円(2019/1月現在)
- カラー:黒
- 容量:30L
- 重さ:1,200g
- 素材:ポリエステル300D
(特長)
- ポールホルダー
- レインカバー付き
- サイドメッシュポケット
(説明)
- 30Lのザックはハイキングに最適
- 山道ですれ違う時も邪魔にならない、縦型スリムなザックです
- もちろんポールホルダー付き
- バックパネルにはメッシュ素材を使い熱がこもりにくくなっています
- レインカバー付きなのでお得感があります
- サイドのメッシュポケットはドリンクポケットに最適
- ザック内部にも2個のポケットがあり、雨蓋内部にもポケットがあります
- チェストベルトは、高さ調節が出来ます
- ジッパー、バックルはすべてYKK正規品です
出典:Amazon
定価は普通ですが、値引き割合は高く、何はともあれ「安い」です
2017年で確認したときもAmazon値引きは半額くらいでしたが、現在も半額に近い値引き
素材も申し分なく「丈夫」で軽さもまあまあな感じ
装備も必要なものは標準装備されています
それでこの安さというのは、「もうけ大丈夫かなー?」と思ってしまいますね
素材もリップストップなどの特別なものではないですが、300デニールで丈夫なものを使っていますし、オプション装備類も十分です
重さは、300デニールなので、やや重いですが、それでも特別重いわけではありません
レインカバーもついているので、これでこの値引き価格悪くないと思います
「アコンカグア」はザックやバッグをメインとしたメーカーで、日本ではやや新しい会社です
それほど有名ではありませんが、安くて機能も充実していてコスパが高いので、登山初心者にも良いとおもいます
イグアス(IGUAZU)23L+7L(アコンカグア)
イグアスは登山初心者には使いやすい防水タイプのザックです
デザインや使いまわしを考えると、登山だけでなく街でも使えそうなところがうれしいですね
ボルダリングやロードバイクにも使い勝手がよさそうです
雨を気にする必要がないというのは、とても自由な感覚があります
アコンカグアの中では、イグアスは使い勝手が良いのかロングセラーで人気が高いアイテム
まだまだ活躍してくれそうです
<仕様>
- メイン素材: ポリエステル
- 容量:23L+7L
- 重さ:460g
- 価格:7,500円(値下げされていることが多いです)
バイクや海のレジャーでも使える「完全防水」の23L+7L=30Lのバックパックです
個人的には「沢登り」におすすめ
こういう完全防水タイプは、生地を厚くするので、重くなりがちなのですが「イグアス」は「460g」でかなり軽いです
・・・ほんとだいじょぶ?
と思ってしまいますが、シンプルな構造で、ベルトや生地、ポケットなどのムダな箇所をはぶいた結果、重量をかなり軽くできたと思われます
軽量で完全防水と考えると、攻めの沢登りで使えそうです
水没(すいぼつ)してもOKで、軽いので、クライムするときにも邪魔にならないです
ただ、ちょっと心配があります
ムダな箇所をはぶいたということは、丈夫さはやや弱くなっている可能性はあります
仕様を見る限り弱さは見られませんが、価格と軽さを考えるとあまり激しい使い方はできないかもしれません
山の中でバックパックが破れるのは「ヒサン」です
自分は「30㎝」近く破れたことがありましたが、そのときは、ヒモとガムテープでなんとか下山までなんとかなりました
完全に破れてしまうと、ほかの入れ物や、手伝ってくれるパートナーがいないと、荷物は置いて行くしかありません
そういう意味では、「イグアス」はちょっと気を付けたほうがいいかもしれません(個人的な感想です)
それ以外の機能、例えば、脇からも内部にアクセス可能な機能も、使い勝手は抜群
そのシンプルでスタイリッシュな外観のため、街でも山でも使えて、価格も安価なので、「コストパフォーマンスはかなり高い」と思います
実際の価格も悩まずに買える価格まで値引き中のようです
サッと使えて、どこでも使えるバックパック
軽さと防水と価格が優秀なので、人気は高いです
仕事の途中で突然山に行きたくなったときにとても便利につかえそうです
コルドバ35L(Cordoba35L アコンカグア)
「コルドバ」はアコンガグアのザックの人気のアイテムでロングセラーの良品です
35Lくらいでは登山初心者の場合は泊まりというよりは日帰りに対応した容量です
背面もネット素材で通気性がよく汗をためません
ポケットも多く、ハイドレーション(ザックの中に水筒を入れチューブから水を飲むシステム)も便利にできるように穴が開いています
コンパクトですが、内部を1気室と2気室にすることができるので、荷物を分けることができてとても便利です
<仕様>
- 製品名:コルドバ 35L(Cordoba)
- カラー:BLACK
- 定価:16,800円
- 値引き価格:7,580円 + 配送料(2017/5/1)
- サイズ:58×30×15センチ
- 重さ:1400g
- 容量:35L
- 素材:ポリエステル 300D、ポリエステル600D
(特長)
- フロントにストレッチポケット
- サイドドリンクポケット
- 2気室
- ハイドレーション対応
- レインカバー付き
(メーカー説明)
- バッグ前面に大きなストレッチポケットがあるのですぐ取り出したいものを入れておくと便利
- 両脇にもドリンクポケット付きです
- ジッパーやバックルはすべてYKK社製で安心です
出典:Amazon
コルドバは「値引き率」もスゴイです
楽天だけでなく、アマゾンでも安い値引きで販売しています
重量は、他と比べるとそれほど軽くはないですが、許容(きょよう)範囲の中で心配なしです
重さの理由は生地の強度と思われます
300デニールと600デニールのポリエステルをつかっていて丈夫です
「コルドバの特徴」は「丈夫さ」と、下部のテントなどを装着するストラップがワンタッチになっていること
通常のバックパックはワンタッチになっているものは少なく、自分でちょっと細工をしないと、テントなどを設置できません
自分がここに設置するのは、ぬれてもOKのテントや、アウターです
底に付けると、重量バランスも悪くないし、持っていく荷物が増えていいことばかり
メーカーの説明では「ワンデイ=日帰り」をすすめていますが、日帰りだけではもったいないです
やる気になれば2泊もいけるかも(登山初心者にはおすすめしませんが・・)
ほかではあまりない機能で、「外付けの大きな道具」の取りつけがとても簡単で、自分としては、大変ウェルカムな機能、ほかのメーカーもマネしてほしいです
あとレインカバーもあります
レインカバーは便利ですが、個人的にはできれば取り外しができるともっといいです
コールマンのリュックも安い
最近山でも見かけることが多くなってきたコールマン
デイバックや普段使いが中心のリュックが多いですが、本格的なトレッキング用のリュックもあります
価格も安めでありがたい
(▼登山におすすめ コールマンのパワーローダー30L)
このほかにも小物バッグやデイバッグも種類が多いので、一覧をみているだけで楽しいかも
(▼コールマンのリュック一覧)
登山ザックの「女性おしゃれおすすめ編」
登山リュック レディース版を紹介
ボクのおすすめリュックは「ミレースイウ22L」。使い安くてデザインがキュートなウイメンズ向けアイテムです
(▼スイウ22)
ミレーは最近レディース向けのリュックにチカラを入れていて、女性向けのスイウ22から始まった「スイウシリーズ」は現在5アイテムが発売されています
(▼スイウシリーズオフィシャルページ

ノースフェイス(テルス33)やオスプレー(テンペスト30)などのメーカーのようにレディースおすすめは多くなってきていますが、ミレーのデザインと機能性が融合したウィメンズリュックはかなりおすすめなので、参考にしてください
※以前はミレーの「トリロジー25」がおすすめでしたが現在廃盤に・・・
▼トリロジー25
こちらの記事でレディースおすすめリュックをいろいろ紹介

登山リュック 「防水タイプ」紹介
登山リュックで完全防水タイプというと、ボクは「モンベル」の「ゼロポイントシリーズ」がおすすめでしたが、現在、完全防水タイプは販売していません・・・とても残念。沢登りが得意なモンベルの防水型リュックだっただけに、再販を期待したいです(何度か再販しては廃止になっている・・)
アコンカグアのイグアスも完全防水タイプでコスパがかなり良い方
カヤックなどのメーカー「シートゥーサミット」も完全防水リュックを販売しています
(▼デイパックタイプの完全防水リュック)
(▼26Lタイプの完全防水リュック)
シートゥーサミットは、完全防水タイプインナーバッグなど、マリンスポーツ系のアイテムも信頼が厚いです(日本ではブラックダイヤモンドを取り扱っている「ロストアロー」が正式販売中)
登山ではそこまで完全防水タイプは必要とされていないので、有名メーカーはあまり防水リュックを販売していません。 大抵は普通のリュックに防水のインナーで対応
もっといろいろ防水リュックを見たい人はAmazonでみてください
Amazon 防水リュックはこちら>>
(スポンサーリンク)
Amazonには防水リュックはたくさんあって価格もかなり安い。だけど安すぎるリュックは耐久性が心配。そこは自己判断でお願いします。ボクの経験則として、30Lで7,000円を超えるリュックならば多分問題ないと思います
登山用ザックの選び方のポイント
ここからはもう少し種類が特に多い「30Lから40L」のリュックをどんな感じで選ぶのか、わかりやすいように、重要なチェックポイントを「3つ」あげてみました
登山初心者のザックオススメの「選ぶポイント」は下記の3つ
この3つを中心に、どれが自分に必要で、そしてガマンできるか、考えながら選ぶと良いです
破れない
リュックの一番の役割は、道具を運ぶことなので、山の中で、リュックが破けて(やぶけて)、物が運べなくなるのが、「一番ダメ」
でも最近は破けやすい「生地」を使っているリュックは、有名メーカー品であれば、ほとんどありません
生地の強度には、ある程度の安全マージンをとって作られているのでそれほど心配はいらないです
目安として、使っている主要なナイロン生地の太さが「210デニール(ナイロンの糸のサイズ)」くらいを目安に選ぶといいかもしれません
※それより糸が細くても量があれば問題ない場合もあります
ナイロン生地では「リップストップナイロン」や仕様で生地の丈夫さをアピールしているアイテムならより安心です
「軽さ」
登山ザックの軽さも重要
軽さは登山にとって、かなり強い武器
長距離時間をかけて歩く登山は、100gの重さが後半では疲労の原因になる場合があります
30L、40Lならば、下記の重さを目安にしてください
- 30リットルは1500g以下
- 40リットルは1900g以下
これがボクの考えている重さの目安で、購入の場合これより重い登山ザックは、よく検討するようにしています
「便利さ・バランス」
表題で言っている「便利さ」というのは、「自分がどれだけ使いやすいか」ということです
初心者おすすめの基本的な便利・バランスで選ぶポイントは
・ウエストベルト(腰のベルト)の有無
・チェストストラップ(胸のストラップ)
・サイトポケットがあるかないか
・雨蓋があるかないか
これらがあると使いやすさとフィット感が良いです
そのほかにも、ポケットの多さや、ポケットの位置、コンプレッションベルトや、ベルト位置なども自分に使い安いかどうかも大事ですが、これらは使ってみないとわからないところもあってで、結構難しいポイントです
登山リュック|その他のメーカーアイテム・コラムなど
そのほかの登山メーカーの記事を紹介します
[登山リュックその他記事]
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