沢登り【草鞋の履き方・作り方】と地下足袋・ラバーシューズの選び方|登山の知識

沢登り
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沢靴に相性(あいしょう)のいい「ワラジ」と「地下足袋」履き方(はきかた)と作り方を書きました

また、ラバーシューズとわらじの相性も書きました

夏は沢の季節

自分は5月くらいから、10月くらいまで「沢登り」をやっていますが、盛夏の沢登りは、「沢や」にとっては、メインのシーズンになります

沢登りはコケや水分の多いところを登っていくので、足回りが重要

特に「沢靴」の選び方は特に重要です

今回はその「沢靴」の中で最強の「わらじ」について書きましたので、参考にしてください

 
 

 
 

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目次

 
 

沢靴はコケ対策が「一番大事」

 

沢登りで履く靴は他のどの靴にも見られない特殊な構造を持っています。

日常で履くような靴は、靴底がゴムか、それに近い素材で作られていますが、沢登り用の靴の一番の特長は、靴底がフェルトで出来ているものが多いというところです。

最近では、ラバー底のものも多く出て来ていますが、基本はフェルト底が多いようです。

日本の渓流部は、その特有の気候から、岩や倒木などにコケが付いているところがとても多く、そのコケが、摩擦を減らして、とても滑るようになります。

しかし、それが、フェルト底であれば、ある程度(完全ではありません)コケなどに食い込むことができるので、通常のクツよりは、摩擦を得ることができて、安全というわけです。

また、水の中を進むことが多いので、水はけがいいように、穴が開いていて、素材も軽くて保水しない化繊が多く使われています。

沢登り以外でも、このような構造のくつは、渓流釣りや、鮎釣りなどでも幅広く使われていて、フェルトの中に釘(クギ)の芯のようなピンがいくつか打たれているようなクツもあります。

沢に特化(とっか)したクツですが、これを日常で履くと、逆に滑ってしまったり、雨がクツの中に入ってきたりするので、履かないほうがいいですね。(履くひとはいないと思いますが・・・)

 

 

沢靴は底がフェルトである理由は、先ほども言いましたがコケの存在が一番の理由になります。

普通のクツで、日常周りにあるようなコケを踏んでも、そう簡単に滑ることはないと思いますが、沢などで、濡れた(ぬれた)コケが付いている石を踏むと、一気に滑ります。

なかなかそのような突然滑るような機会はないでしょうが、イメージとしては、濡れた氷の上に乗るような感覚が、一番近いでしょうか。

コケの種類によっては滑るものと、そうでないものがありますが、軽く見ただけでは全くわかりません。

意外に海にある藻(も)のようなコケよりも、色が石と同化したような、一見コケとわからないようなものが、特に滑ります。

また、石だけではなく、沢の中にある倒木は特に滑ります。

フェルトより、ラバー底の靴は、特にコケが付いている倒木に弱く、まるで事故にあったように、摩擦が0(ゼロ)になるので、細心の注意が必要です。

 
 

地下足袋に「わらじ」は最強だった・・ではなく「今も最強」

 


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ラバーやゴムの底の場合は、デメリットを解消するために、滑り対策で「わらじ」をはく場合があります。

わらじは、倒木にも対応できる優れもので、昔から沢ではかれていたわらじは、現在においても「スリップ」については最強。

今もまだまだ使っているひともいます。

先輩方に話しをきくと、以前は「地下足袋」にワラジをはいていて、それは今でも通用するということ


(▼こちらは力王の地下足袋)

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(▼こちらはマルゴの地下足袋 なるべく長いものが石など入らずいいです)

「わらじ」のデメリットは、使い捨てで、何回も使うことは難しいこと(3回くらい繰り返し使えます)と、価格もそれなりにするということです。

また、「はき方」もある程度おぼえないといけません。

わらじは、靴の先が割れている地下足袋のような形状の靴にしかはけませんが、やり方によっては割れていないものにもはく事は可能です。


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今はこんなスパイク付き地下足袋もあります


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(スパイク付きのものは魅力的ですが、個人的に、急な登攀(とうはん)があるようなところは、向いていません 岩などはスリップするので、通常の地下足袋をおすすめします)

「わらじ」は一度、沢の水で濡らしてから装着するようにします。

そうしないと、歩いている間に、わらじがずれてしまって、もう一度装着するようになってしまいます。

そして、使った後は、乾かして保存しておきます。

締め紐などが切れてしまっていたりした場合のメンテナンスも必要で、少し手間が掛かってしまうことが悩みのタネでしょう。

参考:沢靴用ワラジを作ってみました♪

 

(▼ワラジは簡単に作れます(少し練習はほしいですが・・・)

 

(▼ワラジの履き方です。先割れのタビか、ウェーディングシューズが望ましいですが、割れていなくてもなんとかなります

 

ラバーシューズに「わらじ」は新しい最強の組み合わせかもしれません

 
 
 

ラバーシューズでも「わらじ」が履ける


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ラバー底でも、足を置く所のコケさえ除去してしまえばグリップは確保されます。

よって、ラバー底を使用している方の中には、軽量なブラシを持って行って、ここぞというところは、ブラシで岩をこすって、コケを取ってしまいます。

そうすればグリップを確保できるので、持って行くと便利です。

しかし、目視で滑ることが判別できないようなところでは、気を付けないといけません。

そういったことから、ラバー底を使用して沢歩きをするときには、滑ることを前提に歩くと、気疲れはしますが、間違いないと思います。

 

そして、ラバー底の靴は「わらじ」にも相性(あいしょう)がいいです

先割れしていないと履けないと思われますが、やり方次第では履けます


▼こちらのわらじは先割れしていない靴にも履けます

ラバーシューズに草鞋


▼こちらの鹿児島労山さんは、靴に履けるわらじの作り方と履き方

鹿児島労山・わらじの作り方 (http://www2.synapse.ne.jp/k-rouzan/)

 

 

沢靴・わらじの価格

 

登山の靴は価格が高いものが多いですが、沢登り用の沢靴は、その他の縦走用の靴などと比べると、まだリーズナブルのものが多いと思います。

沢靴は 水はけ が重要なので、材質が縦走用の靴のように厚くなく、また、ゴアテックスなどの、特殊なメンブレンを使う必要がないため、費用は押さえられているのだ・・・・と思います。

昔(5年くらい前)はもう少し安かったと思いますが、現在は、一昔よりは1000円~2000円程高くなっているような気がします。

全体的に見ると、現在は10,000円~15,000円くらいが相場でしょうか。

通常の縦走用の靴より、水の中に入るため、耐用年数は低いです。

縦走用の靴は上手に使えば、5年以上持ちますが、沢靴は長くても3年くらいだと思います。

靴自体が破けたりしなくても、靴底のフェルトやラバーが減ってきたり、固くなったりするので、安全をとるのであれば交換した方がよいです。

特に、沢靴は靴底が命なのです。

すり減りを気づかないでおいて、大事なところでスリップしてしまうと命取りです。

お金も大事ですが、命をとりましょう。

 

「わらじ」はだいたい700円くらいから2,000円くらいが相場です

平均すると1,000円くらい

わらじは消耗品なので、人によっては1回で捨ててしまう人もいますが、コストパフォーマンスはよくないですね

個人的には3回くらいは使えます

ですが、激しい(はげしい)登山をする場合は、様子をみて交換してください

もったいなくてためらうと、山でわらじがこわれたりします

それは一番避けたい(さけたい)ところなので、怪しくなったら交換は必須ですね

沢靴の種類や実際の価格などはこちらをどうぞ。

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