安いテントとは?[格安の防水テントを考察]
安いテント・格安テントおすすめを紹介します
▼一人用テントおすすめ[ソロキャンプ・登山]

テントおすすめの安い・コスパなアイテムを探してみると、そのアイテムの量にびっくりします その数の多さから最近のキャンプ・トレッキング人気がうかがえます
ソロ系のテントは量があって選び放題で楽しいですが、安いものはすぐ壊れてしまったり、思っていた機能がなかったりすることがあるのでしっかり選ばないと失敗してしまいます
特に安価なテントの場合「防水性」が「ある」「ない」があるので注意です
ボクが調べる限りですが5000円以下で防水性があるテントはかなり少ない
キャンプやトレッキングで使いたい場合には防水性が必要なので、初心者の人はまずはコレが注意
ここではコスパと防水をキーワードにいろいろ探してみました
Go Glamping テント
Go Glampingさんのテントは安いしおすすめで価格は8000円を切ってくる価格です
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81ja0ytQBkS._AC_SL1500_.jpg)
▼ワンタッチでたてることができる独自の機構がうり
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81WeoCbrZ2L._AC_SL1500_.jpg)
こちらのテントはワンタッチの独自機構と使いやすさが売りのようですが、ボクのおすすめは「中華系」のテントながらアフターケア等をしっかり明記されていて、かつブランドで販売しているアイテムがしっかりアウトドア系で埋められていることで、責任ある販売をしてくれそうな感じで簡単にいうと信頼があるということです
こういうメーカーは格安もいいですが、口コミも良いです
デザイン、広さ共に気に入っていたのですが、上部の固定されるはずのジョイントが固定されない不具合があり、メーカー保証があるので問い合わせをし、返金となりました。
はじめの連絡から丁寧に対応していただきました。
次に出る新商品の方を楽しみに待つことにします。
キャンプ好きの若い人達で運営されているそうです。
これからも頑張ってください。
日本では残念ながらAmazonの中華系のお店というと「うさんくさいイメージが多い」ですが、このようなしっかりとしたブランドもあります これからも頑張っていってほしいです
▼こんな感じでアフターサービスをしっかり明記されているところ
【安心品質保証】初期不良等の不具合場合には、弊社までご連絡ください、全力でアフターサポートさせて頂きます。24時間以内に対応させていただきます
Amazonのこの規模のメーカーでは少ない保証です
▼このテントの販売業者はこちら
販売業者:Shenzhenshibaoanquyijiajiajudian
お問い合わせ先電話番号:+8613430855226
住所:
shiyanjiedao
Zhongxinglu13hao-3sanceng, guantianshequ
Shenzhen
Guangdong
518000
CN
運営責任者名:Liao Jianan
店舗名:Goglamping
(Amazon)
ポリエステルFDY150D/36F
こちらのテントの「生地がポリエステルFDY150D/36F」と書いてあるのでしらべたところ
▼FDY糸とは
「FDY」は衣料用途では保温性や速乾性など、タイヤコードやシートベルト等の産業資材用途では特別に高い強度に対応するなど一般的に高付加価値の糸が多い。TMTマシナリーはこの「FDY」の製造設備に強く、世界で高いシェアを持っています。
(http://www.jtma.or.jp/explanation/3fiber.html)
しっかりとした強度の生地ということがわかります
デニールとは繊維の太さを表す単位で。9000メートルで1グラムの糸=1デニールとなっています。参考にストッキングなんかは30デニールから100デニールと言われているので、それをイメージしてしまうと
36FのFとはフィラメントの略で「フィラメント(長繊維)」と「ステープル(短繊維)」という繊維の区別で使われます この区別で分けてみると、天然繊維では、シルクはフィラメントで、綿、麻、毛はステープルになります なんとなくイメージがわかってもらえるでしょうか
36というのはフィラメントの数です
この数が多いのか少ないのかというと
一般的に、レギュラー糸(ポリエステル)は、167デシテックスの場合48フィラメント(167T/48F)84デシテックスの場合36フィラメント(84T/36F)というフィラメント数のものが多いです。
(https://gomupro.com/fiber_and_gomu/kikaku/kiji_314.html)
と書かれているとおり、それほど特別ではなく、あくまで標準だということが言えます
(参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B08XWH2L9R/)
コスパな防水テント「MERMONT テント」
防水性があって格安なテント「MERMONT テント」
価格はかなり安いです(防水だし)
▼MERMONT テントこれで3980円
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51f9V0IAtNL._AC_.jpg)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B01NADDS2B)
この格安テントは防水性があるのに5千円を切ってくる安さ
書いてある機能からこの価格はちょっと怪しい・・ということでいろいろ調査をしてみました
まずはブランド ブランドは「ウェイモール (WEIMALL)」というあまり聞かないブランドです アマゾンの安いアイテムにありがちですが、中国や東南アジアの会社が多いです
そこから、この安さは外国製(特に中国製品は安い)なのでは?・・と思って調べてみたら、日本のブランドでした(製造は海外製品みたいです)
▼調べた販売業者はこちら
販売業者:WEIWEIホールディングス株式会社
お問い合わせ先電話番号:092-406-4220
住所:
一丁目1番8号
孔ホーリーランド天神7F
福岡市中央区舞鶴
福岡県
8100073
JP
運営責任者名:三谷麻衣さん
店舗名:WEIMALL
(Amazon)
プロダクトは外国のようですが販売は日本の方がやっているのでなんとなく安心ですね
▼防水性はこんな感じ
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61BzcWV5%2BoL._AC_.jpg)
防水性もあるということで信頼したいところですが、Amazonレビューに不安なことが書いてありました
▼不安なレビューその1
開封後、点検のため設営したが、取れない汚れが一部あるのと記載していていたシームテープが何処にも付いていなかった
ハズレ
5回目のキャンプでポール1本折れました
風もないのに・・・グラスファイバーだと駄目なのね
ヨゴレ、シームテープがない、ポールの破損のレビューです ヨゴレはイヤですが、それより気になるのはシームテープとポールの破損です
グラスファイバーでも点検設置くらいでは壊れませんし、シームテープがついていないのは交換案件になります
不良品がこれ一件だとよいですが・・
▼不安なレビューその2
雨の中使用しましたが室内に水たまりが出来るほどの浸水。
入口のファスナーも壊れやすく大変な思いをしました。
天気の良い日に使用するのであれば必要十分です
仕様では防水性アリですが、この口コミを見てみると不安になります こちらの人もシームテープがなかったのかもしれません
ボクが使っているファイントラック社(ガチの登山メーカー)のツェルトもこの目地の部分をシーム(目地止め)して使わないといくら防水でも普通に雨が侵入してきます 仕様ではシームテープ付きということですがこちらの方の場合どうだったのでしょうか
注意事項には「大雨、豪雨など、雨量が多い時のご使用はお控えください。」と書いてあるので、霧雨くらいの雨にしか対応していないかもしれません 耐水圧は1500mmといっていますが、目地がしっかりしていないと意味がないので注意です
参考までに耐水圧の目安は下記の通りです
▼耐水圧の参考
20,000mm — 嵐
10,000mm — 大雨
2,000mm — 中雨
300mm — 小雨
●傘の耐水圧:250mm程度
●体重75kgの人が濡れた場所に座った時の圧力、約2,000mm
●濡れた場所へ膝まずいている時の圧力、約11,000mm
(ブリジストン)
重量は1.82kg、内寸140×205×高さ103㎝、天井にフック付き 防水のシームテープが付属していない口コミがあったので、購入のときはチェックしてみてください
(参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B01NADDS2B)
格安テントの「XIANRUI テント」
こちらの「XIANRUI」のテントは3120円でかなり格安なテント しかも防水です
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51sfguaiLDL._AC_SL1000_.jpg)
やっぱりこの価格でこの機能をそのままは信じられないので、こちらの「XIANRUI」の販売業者さんからを調べてみます
▼販売業者
販売業者:深セン市仙瑞科技有限公司
お問い合わせ先電話番号:+8613641453160
住所:
龍崗(りゅうこう)区坂田街道五和南路
四季花城桂花苑E301室
深セン市
広東省
518129
CN
運営責任者名:宋海涛
店舗名:XIANRUI JPDirect
(Amazon)
やっぱり販売は中国の業者さん 別に中国の方でもいいんです しっかりしたものを販売してくれれば
いろいろ仕様をみてみましたが、とにかくセールスポイントはとにかく「安さ」です
▼ワンタッチで持ち運び便利がうりらしいが・・・
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71qihLVg43L._AC_SL1000_.jpg)
口コミは・・・・ちょっといまいちな感じ
防水性があるということですが、「ない!」という口コミが多数
生地も汚れていたり穴が開いていたりがあるようで、一番は説明書がないのでたたみ方がわからないという話です
口コミを見る限りはわざと同業者を攻撃しているような口コミではないようなので、本物の口コミのようです
全部が全部そうではないみたいですが、品質はやはり金額と同等の品質管理しかしていないように見受けられます
アマゾンの安売りアイテムはだいたいが中国系で、怪しいブランドを作って「安くて機能的」をうりに一気に販売し逃げる・・・という手法がよくあります
売り切れになると責任者の明記がなくなってしまうので、売ったあとのフォローがしにくくなるのも問題です
良いレビューもあるのに、そちらのほうがうさん臭く感じてしまいます
(参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B08XLS4QM5/)
キャンプテントの格安アイテム[アウトドアナチュレ3~4人用テント]
こちらのテントは一人用テントではありませんが、一人だけどちょっと広い空間がほしい人のための格安テント
3~4人用で防水性があるという仕様で、それが問題なければ安心(ちょっと重いですけどね・・)
3~4人で6000円を切っています
▼アウトドアナチュレ3~4人用テント
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81JfBR4jfVS._AC_SL1000_.jpg)
アウトドアナチュレというブランドは調べてみると、アウトドア系はテントくらいで、あとは蛍光灯を販売しているようです(Amazonの場合)
なにかちょっと怪しい感じはします
販売元は「巨人ショップ」さん
販売業者:ShenYangShiFengShengWuChanYouXianGongSi
お問い合わせ先電話番号:+8618040223232
住所:
大什字街80号大悦城B座大東区
17-06
瀋陽市
大東区
遼寧省
110000
CN
運営責任者名:Hua Li Li
店舗名:巨人ショップ
(Amazon)
日本の店舗名で中国からの販売ということでした これだけでは安さだけが目立ってサービスについてはよくわかりません
テント仕様:
サイズ :210*210*135cm 重量: 3.5kg
材質:170Tポリエステル 網:210Dオックスフォード
折畳サイズ:(約)長さ76cm×幅15cm×高さ15m
付属品:テント*1 収納バッグ*1 ペグ*8 ヒモ*4 取扱説明書*1
(参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B09536L4NF/)
オックスフォード布とは
安いテントの仕様をみてみるとときどき「オックスフォード布」という素材が目に入ります
これを見ると、何か特別な生地を使っているようにみえますが、そうではありません
オックスフォード布とはただの「縦横に糸をそろえた平織り」のことで特別でもなんでもありません
▼
一般的なオックス生地の定義としては、簡単に言うと「タテヨコに二本の糸を引き揃え、あるいはタテ二本ヨコ一本を引き揃ええて織った、平織りの生地」という具合。
~中略~
・「オックスフォード」:おおよそ20番手~40番手の糸を縦横に用いて組み合わせて織られる。よく定番的なものは縦に40番手双糸と横に20番手単糸を用いたり。
(CIRCLE OF CIRCUSさんより:http://blog.circleofcircus.com/?eid=212)
Amazonの怪しい販売店の見分け方
怪しい一発屋と信頼あるブランドを見わける方法は、ブランドの販売種類です アマゾンでブランドを検索して多種目を販売している場合は怪しいです 統一されたアイテムを並べているところは、すべてではないですが信頼が高い傾向にあります
参考までに
安いテント(キャンプ用)安いものより[一段階上のテント]がおすすめ
いろいろ紹介してきましたが、ソロテントは安いテントより、なるべく10000円を超えるくらいのテントがやっぱりおすすめです
その理由はソロのときには何かあったら手伝ったり考えたりしてくれる人がいないから・・・です
一人の時にあまりに安いテントを使って浸水があったり破れたりすると一人で全部対応必須です 経験者なら落ち着いた対応ができるかもしれませんが、初心者では対応が大変ですよね
そのためにソロテント(特に初心者の場合)はそれなりにしっかりしたものがおすすめです
GEERTOP テント
GEERTOP社の12000円くらいするテントですが、やっぱり安心をとりたい人はこちらがおすすめ
ソロテントでもしっかりした登山用のテントは一張り20000円を超えていきます(ボクの使っているツェルトは緊急用の簡易テントですが17000円くらい)
それから比べるとこちらのテントは格安です
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/610FHllnlML._AC_SL1000_.jpg)
フラッグシップのソロテントではありませんが、キャンプやトレッキングなどでは十分な仕様です
重さも価格を考えれば十分 香港のしっかりしたブランドなので問題ないかと思います
製品仕様:
フライシート:20D 360T PU8000MM ナイロン格子柄生地(シリカコーティング)、シームテープ加工。 インナーテント:20D 360Tナイロンチェック柄生地+ B3高密度微細通気性メッシュ。 フロア:20D 360T PU8000MM ナイロン格子柄生地、シームテープ加工。
重量:1.81kg
内室サイズ:145×210 cm
テント高さ:110 cm
(https://www.amazon.co.jp/dp/B016QRJG1E/)
▼販売業者
販売業者:GEERTOP CO., LIMITED
お問い合わせ先電話番号:+8613712934320
住所:
UNIT 04, 7/F BRIGHT WAY TOWER
NO. 33 MONG KOK RD
KL
HongKong
999077
HK
運営責任者名:Tao Cai Hua
店舗名:GEERTOP
(Amazon:https://www.amazon.co.jp/sp?_encoding=UTF8&asin=&isAmazonFulfilled=1&isCBA=&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&orderID=&protocol=current&seller=A2XKNKZZM8TC1Y&sshmPath=)
BUNDOK(バンドック) ソロ ドーム 1 BDK-08
こちらも11000円くらいの1万円越えソロテント Amazon直接販売の信頼あるテントです
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61cpdtRZoNL._AC_SL1500_.jpg)
正面の写真をみるとかなり広くて大きく感じます でも横からみると一人用ということがよくわかります
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81symy76UgL._AC_SL1500_.jpg)
こんな感じでかなりタイトに仕上がっています
▼仕様はこんな感じ
ブランド BUNDOK(バンドック)
シーズン 通年
商品の重量 1.88 キログラム
材質 シート:ポリエステル・インナー:ポリエステルメッシュ・フレーム:アルミ合金
この商品について
カラー:カーキ
一人用・耐水圧:約3000mm
サイズ(約):フライ/W200xD150xH110cm・インナー/W200xD90xH100cm・収納時/W38xD15xH15cm
材 質:シート:ポリエステル・インナー:ポリエステルメッシュ・フレーム:アルミ合金
重量(約): 1.88kg
組立式・収納ケース付
シーム加工・ベンチレーション・ギアハンモック・小物入れポケット付
信頼できるテントでとてもおすすめなんですが、注意事項がかなり多いのが玉にキズ
1つは「高い耐水圧に、快適な居住性を実現」と言っておきながら「山岳用」は非推奨みたいです・・キャンプやトレッキングでは使えると思います ソロキャンプのテントとしては安いのでかなりおすすめ
2つは組み立て・・「多機能で高性能な一人用ソロドームテント」と言っておきながら「必ず2名以上で組立をおこなってください。」というのはよくわかりません・・ソロじゃないじゃん・・
まあ口コミをみると皆さん一人でテントを組み立てているようなので問題ないと思います
また「AmazonChoice(アマゾンチョイス)」なだけあって口コミもかなり良いです
トレッキング・キャンプのテントでは格安・・ではないですがボク的にはおすすめです