登山タイツ・サポートタイツのおすすめは 1位モンベルサポーテックタイツ、2位 ワコールCWXです。ほかにも C3Fit(シースリーフィット)スキンズがコンプレッションタイツとして優秀です
(※タイツ比較はこちら>>登山タイツおすすめ比較)
==▼目次==
登山タイツおすすめ比較4選
初級者向けの登山タイツおすすめNo1は「モンベル サポーテックタイツ」。理由はなにより価格。1万円を切る価格で着圧もサポート機能もついているのでおすすめです
1位 モンベル サポーテック タイツ | メンズ 9,240円 レディース 8,910円 | ![]() (広告) | メンズ 130g レディース 113g | <機能> テーピング理論 段階着圧 UVカット シームレス モンベル |
2位 ワコール CWX スタビライクス | 16,500円 | ![]() (広告) | 重さ不明 | <機能> テーピング原理 段階着圧 UVカット ストレッチ 吸汗速乾 洗濯機可 (CWX) |
C3fit フュージョン ロングタイツ | 14,850円 | ![]() (広告) | 重さ不明 | <機能> 段階着圧 シームレス UVカット ストレッチ 吸汗速乾 抗菌防臭 洗濯機OK (C3fit) |
C3fit フォーカスサポート ロングタイツ | 15,400円 | ![]() (広告) | メンズ 128g | <機能> サポート効果 UVカット フロントファスナー 洗濯機OK (C3fit) |
スキンズ SERIES-3 | 17,600円 | ![]() (広告) | 重さ不明 | <機能> A400シリーズの後継モデル 動的段階着圧 洗濯機OK (スキンズ) |
==レビュー▼目次==
モンベル「サポーテックタイツ」レビュー
モンベルサポーテックタイツは中厚手のコスパで高機能なサポート・コンプレッションタイツ。バランスが良いので初心者におすすめです
(メンズ)
(https://m.media-amazon.com/images/I/41Fi0X5LE3L._AC_.jpg)
(レディース)
(https://m.media-amazon.com/images/I/41r-0BYFizL.jpg)
1万円以下でコスパなのに、テーピング理論と段階着圧の両方を装備
ウエストと股上部分をのぞいて、全面がシームレスな設計
テーピング理論で支えるのは腰、ひざ、太もも裏と関節の曲げをフォロー
ウエストをヒモで調整できる
前開きはあまり他で見られない機能
デメリットは耐久性がほかのサポートタイツより弱い。特にヒザの周り部分(主観です)
また反射マークや抗菌防臭、吸水拡散も特徴の一つで、大変おすすめ
ワコール「CW-X スタビライクスモデル」レビュー
登山サポートタイツのパイオニア「CW-X」。スタビライクスモデルは発売当初からあるロングセラーアイテムで、登山用と言っていいほど山にあっているタイツ。サポートのチカラは一番です
ワコールは日本の登山界にサポートタイプタイツを最初に確立してきた会社
昔からあるサポートタイツなので人気が根強くなかなかから他の会社のタイツに変えられないというかたはたくさんいて、プロ登山家 竹内洋岳さん もその一人
(※詳細記事はこちら>>「CW-X レビュー」)
CW-Xの「スタビライクスモデル」が一番登山に合っていて人気が高いです
メーカーの商品説明でも「長時間持続させたいスポーツにおすすめ」とあります。
股関節からひざ、腰をサポートし、体軸のブレを軽減し、段階着圧も装備
吸水速乾のクールマックスという素材を使用しており、洗濯機OK、そして日本製
デメリットは価格。モンベルのコスパには勝てなかったですね
機能的には、ややCW-Xが勝っていると思いますが、倍近い価格差は埋められませんでした
価格的に上級者用かも
(▼メンズ用)
(▼レディース用)
ゴールドウィン「C3Fit(シースリーフィット)
C3Fitシリーズは、段階着圧に特化した製品と、テーピング理論のサポートに特化した製品の2種類そろえている比較的新しいブランドです
(▼段階着圧タイプ)
(▼テーピングサポートタイプ)
ブランド名称のC3(シースリー)とは、Compression(コンプレッション)(段階着圧で働きかける)、Conditioning(コンディション)(身体機能を整える)、Comfort(コンフォート)(あらゆる動きを快適にサポートする)を意味しています
ブランド設立当初はサポートと段階着圧の機能が合体した製品もあったが、現在は完全に機能を分けて販売中
冒険家 三浦雄一郎氏がアンバサダーとして有名
サポートも段階着圧機能も悪くないのですが、先行のワコールやモンベルとの差別化がうまくいってないのか、いまいち人気がない
もう少し安くしないとなかなか売れないかも
スキンズ レビュー
スキンズは、2019年に一度破産してしまったややネガティブな印象があるオーストラリアのブランドですが、段階着圧機能を最初に始めたブランドで、現在は完全復活。着圧機能のレベルはNo1です
(▼My スキンズ)
「スキンズ」は「着るサプリメント」として、段階的着圧機能を最初に発明したブランド
スキンズの効果は著名な誌面で数々の論文が発表され、また化学的実証を第三者機関に委ねるくらい自信があるタイツ
(▼スキンズ医学雑誌掲載など)
(https://www.rakuten.ne.jp/gold/kargiemargie/skins.html)
登山ではないですが、子供の産後のむくみにも使えてかなり助けられました
薄手の生地で取扱注意ですが、使用感もさらりとして快適
ユニクロの登山のタイツ
ユニクロの登山に使えるタイツはエアリズムパフォーマンスサポートタイツです
(※詳細レビューはこちら>>ユニクロのサポートタイツで登山)
(https://image.uniqlo.com/UQ/ST3/jp/imagesgoods/443370/sub/jpgoods_443370_sub28.jpg)
(▼ユニクロサポートタイツ一覧)
コスパを考えると機能はともかく結構優秀
ハードな登山には向きませんが、トレッキングやハイキングにはぴったり
まあまあハードな登山でもショートパンツではなくズボンの内側に使うなら破れなくておすすめ
価格がとても財布に優しいので、何枚も買ってしまいそう
(※ユニクロの登山ウェア解説はこちら>>)登山の服装 ユニクロ版)
ワークマンの登山のタイツ
ワークマンの登山用サポートタイツは Action Save(アクションセーブ)というタイツブランドです
(https://workman.jp/img/goods/L/11701_t1.jpg)
(https://workman.jp/shop/g/g2300011701018/)
価格は1500円!!という安さでコスパバツグンです
ある程度のサポートのチカラはありますが価格と口コミを見るとそれほど高機能とは言いがたいかも
UVカット機能、速乾で吸汗な素材とコンプレッションがついていて1500円なので、口コミをみると絶賛の書き込みも多いです
(▼アクションセーブの公式サイトはこちら)
登山タイツのメリットは?
メリットは「疲れの軽減」、「ケガの軽減」、「足の保護」の3つ。これがスポーツタイツの登山での効果です
テーピング効果があるサポート機能は、ヒザや腰に不安がある人、ケガをしたくない人におすすめ
段階着圧機能は、疲れやむくみを防止したいひとにおすすめ
サポート&段階着圧の2つの機能が組み合わさったタイツは「CWX」、「サポーテックタイツ」
サポートのみと段階着圧の2種類のシリーズがあるのが「C3Fit」
段階着圧オンリーは「スキンズ」です
登山タイツをはく意味は?
サポート機能がある登山のタイツ・レギンスには筋力がおとろえてくる中高年のケガ防止や遭難を防ぐ役割があります。普通の保温や保護だけの普通のタイツにはない機能で、登山の疲れやケガを防止します
登山の着圧効果は?
段階着圧は血流を促す機能。ボクが感じる登山での効果は「疲れの軽減」と「寒さ防止」です。筋肉痛や疲れは少なくなり冬に使うと血流が良くなり寒さが和らぎます
ブランドごとの着圧機能で一番疲れ防止に優秀と感じるのが「スキンズ」
価格は高いですがそれに見合った機能だと思います
「C3Fit」にも着圧特化のタイツがありますがやや劣る印象ですね
着圧タイツの目的は?
登山で段階着圧をする目的は何より疲れの軽減です。筋肉のブレ防止やケガの予防などの副次的な効果もありますが、一番の目的は第2の心臓のように血流をうながし、老廃物や疲れの元を外に排出し、酸素や栄養をすばやく細胞に送るのが一番の目的です
段階着圧の先駆者「スキンズ」。パイオニア「スキンズ」の当初からの目的は前日の疲れをソフトな段階着圧で血流を促し次の日までに疲れを回復させること。これが段階着圧の始まりで、着るサプリメントと言われていました。
着圧タイツのメリットは血流をポンプ効果で循環させること。普通の生活をしているだけのときよりも登山やスポーツなどカラダを動かしているときのほうがより循環が大きくなるので、メリットを最大限に活用できます
登山サポートタイツの寿命は?
ボクの例。1万5千円を超えるロングのサポートタイツは山で年間2週間に1回くらいの割合で使って5年以上もっています。CW-Xは10年近く使っていますが、やや「へたる」くらいでまだまだ現役。ワークマンやユニクロのサポートタイツはだいたい3年くらいでへたったり破けたり。洗濯の回数が多ければ多いほど寿命が短くなる印象です
登山タイツ・サポートタイツのデメリットは?
デメリットはキツいこと。着圧には慣れが必要です。キツいので脱いだり着たりがちょっと大変。小屋泊、テント泊では脱いで寝ることをおすすめします。ただ、慣れれば着たまま寝ることも可能です
メディキュットのスポーツ効果は?
最近人気のメディキュット。スポーツでの効果は段階圧力機能があるので、疲れやむくみに効果ありです。でもスポーツ推奨のシリーズはないので購入は自己判断ですね。「メディキュット エニタイムエクササイズ アクティブ」ならスポーツ・登山でも使えそうですが、破れやすいデメリットもあるので注意
デメリットは耐久性がないこと。破れやすいという口コミも多数です。洗濯のやり方を見てもメディキュットは手もみ洗い(参考:メディキュット洗い方)、CWXは洗濯機でOK(CWXの洗濯方法)なので、登山タイツとの耐久性は歴然
価格が3,000円くらいなので耐久性は諦めるしかないですね
同様の美容系着圧タイツのスリムウォーク。価格は安く2,000円を切る価格帯。昔からあるので信頼があります。デメリットは伸縮性がちょっと弱いこと。
トレッキングではスリムウォークとメディキュットのどっちがいいのかというと、ボクの答えはスリムウォーク。
その理由はメディキュットよりスリムウォークの方が破れる口コミが少ないし、スポーツ用があるからです
(▼スポーツ用スリムウォーク)
登山でパンツとタイツ どっちがおすすめ?
夏の整備された登山道では暑さ防止のメリットが高いハーフパンツとタイツがおすすめ。ヤブがある登山道や初春、晩秋の登山なら寒さとケガ防止のメリットがあるトレッキングパンツがおすすめです
足を曲げたときのツッパリ軽減のためにショートパンツとタイツを選ぶこともありますが、個人的にサポートタイツを使うならツッパリが強いのでそれほど大きな差とは感じません。
最近登山で半ズボンが多いのはなぜかというと、ショートパンツをファッションととらえる人も多くなったからです。女子だけでなく男子も増えてきていますね。寒い時期でも冬用の厚めのタイツを使えば、寒い時期もショートパンツやスカートが使えるので、ファッション性の幅が広がってきています
それでも登山短パンのデメリットは何よりケガ。ヤブの登山道や岩場などでは登山パンツがおすすめです