登山のテント泊のためのザックのおすすめと選び方を紹介します
比較ではテント泊用のザックの重さと軽量性でランキングにしてみました
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大型ザック 比較
テント泊用のザックを比較してみました
重さ、価格、使い心地、機能などのバランスで判断しています
比較対象メーカーは「モンベル、グレゴリー、ミレー、ドイター、オスプレー」です
ザック 45lタイプでは、グレゴリーの「アンバー44」が1位
アンバーは女性用の軽量ザックで、夏のテント泊のザックでとにかく軽くて、見た目がスタイリッシュです
アンバーの44Lというのは女性用の容量で、男性用の場合は「スタウト45」ですね
ザック 65lタイプでは、ミレーの「サース フェー 50+15」が1位
重さも軽量で、価格も比較的安いので1位にしました
テント泊 ザック 65L
順位 | メーカー | 画像 | 品名 | 価格(円) | 重さ | 丈夫 | 背負い | 便利 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ミレー | ![]() | サース フェー 50+15 | 27,500 | 1660g | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇〇 |
2位 | グレゴリー | ![]() | メイブン65 | 37,100 | 1590g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇〇 |
3位 | ドイター | ![]() | エアコンタクト 55+10 | 34,100 | 2370g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇 |
4位 | オスプレー | ![]() | エーリエルプロ 65 | 45,100 | 1750g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇 |
5位 | モンベル | ![]() | トレッキングパック 70 | 28,050 | 2270g | 〇〇〇 | 〇〇 | 〇〇 |
1位はミレーのサースフェー
ポケットも豊富で、価格と重さのバランスがよいです テント泊ザックとして重さだけを見ると、グレゴリーの「レイブン」が軽いですが、価格が障害になり、やっぱりミレーが良いと感じました
全体的に、機能がたくさんあるものはやや重めで、シンプルなリュックは軽めです
価格は機能性や素材の丈夫さなどとリンクしていることが多いので、そんなイメージで参考にしてください 背負い心地が良ければザックがちょっと重くても疲れない場合もあるので、あまり軽すぎても使いにくいことがあります
※モンベルは65Lタイプがないので、70Lタイプを比較してみました
[中型ザック]テント泊用 45L
順位 | メーカー | 画像 | 品名 | 価格(円) | 重さ | 丈夫 | 背負い | 便利 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | グレゴリー | ![]() | アンバー44 | 25,300 | 1280g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇 |
2位 | オスプレー | ![]() | タロン44 | 22,000 | 1500g | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 |
3位 | ミレー | ![]() | サース フェー 40+5 | 23,100 | 1540g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇〇 |
4位 | ドイター | ![]() | エアコンタクト ライト35+10 | 22,550 | 1580g | 〇〇 | 〇〇〇 | 〇〇 |
5位 | モンベル | ![]() | チャチャパック 45 | 20,680 | 1390g | 〇〇〇 | 〇 | 〇〇 |
中型クラスの1位はグレゴリーのアンバーです
アンバーは女性用ですが、人によっては軽量タイプのアンバーを男性が使うこともあります
5位のモンベルが軽くて安いので1位のように見えますが、やっぱり背負い心地を考えると、上位陣よりやや劣ると思いました
その差はそれほど大きくいので、コスパ重視と感がるならモンベルも良いアイテムです
登山テント泊 ザック容量の選び方
テント泊でザック35L~40Lタイプを使いたい人は、普通のテントでは難しいかもしれません
ツェルトや、コンパクトタイプのシングルウォールテントを使ってください(山小屋泊のザックの容量としては1泊用くらいです)
45L~50Lのザックは一人用テント、2人用テントサイズで、1泊用が適当
55L~60Lのザックくらいのサイズから2泊以上の登山用
65L~70L以上サイズのザックは3泊以上のテント泊が目安です
この目安はあくまでボクが考える平均の容量です 「大は小をかねる」と言いますが、登山ザックが大きすぎると逆にバランスが悪くなったり、余計な重さがあったりと、良いことはあまりありません 人によっては、上手にパッキングをすれば、ワンサイズ小さめでもいけます
あまりきつすぎても出し入れが不便で、使い勝手が悪くなる場合があります 何度か山に登って、自分の最適な容量をつかむようにしてください
テント泊の時のザックの詰め方・パッキング
テント泊時のザックの詰め方を紹介
▼基本はこれだけです
- 下段:重くてテン場でしか使わないもの(テント、シュラフ、テンバで作る食料など)
- 上段内側(背中側):重く道中使うもの(水、昼食、ガス一式)
- 上段外側:軽量なもの(レインウェア、)
- 雨蓋やポシェットなど:軽量で道中よく使うもの(ファーストエイド、コンパス、行動食、ヘッドライト)
また、左右のバランスもなるべく均等にすると、疲れもかなり軽減されます
最初は他の人のパッキングを真似してもいいですが、パッキングは十人十色です
自分の登山に合うように、自分なりに工夫することが大切 登山はちょっとしたストレスが後半になって疲れになります
毎回の登山で、ちょっとずつパッキングのやり方を修正して、少しずつストレスを減らしていくことが、パッキングのコツです
テント泊ザック おすすめ
テント泊用ザックだけでなく、同じメーカーのザックでも容量・サイズによっていろいろ違いがあり、人によって合う人、合わない人もいるので1つをおすすめするのは難しいです
そのため、ここでは使うシチュエーションに分けておすすめを紹介します
大型ザック おすすめ45L・65L
一般縦走(登山道)65L
比較でも紹介した、ミレーの「サースフェー50+15」がおすすめ
▼サースフェー50+15
安くて軽い、そしてポケットが多い、この3つがおすすめの理由です
そのほかにも、アメリカでバックパックリュックの代名詞になっているグレゴリーから、「バルトロ65」もおすすめします
▼グレゴリー バルトロ65
比較で紹介しているグレゴリーメイブン65の姉妹品で、どちらかというと、バルトロの方が有名(少し重くて頑丈) グレゴリーロングセラーのバックパッキングモデルで、フラッグシップモデルとして長く人気があります
一般縦走(登山道)45L
45Lタイプはグレゴリーの「アンバー44」が軽くて価格も手ごろなので良いアイテムです
▼アンバー44
オスプレーの「タロン44」もシンプルでおすすめ
▼タロン44
登山リュックをコスパで見てみる
コスパでみてみると、信頼あるメーカーの中では、「モンベル」のリュックのコスパは優秀です
▼モンベルトレッキングパック55
アコンカグアのザックも価格がとても安いです もっと人気になってもいいと思っています
▼アコンカグア パタゴニア75
ラドウェザーもリュックを出してきていますが、価格が安すぎて(定価9800円→3480円 調査時)ちょっと気になります
▼LAD WEATHER 60L
ラドウェザーは新しいメーカーですが、信頼はあるので間違いないとは思いますが・・・
テント泊 ザックの女性おすすめ
テント泊ザックで女性におすすめといえば、「カリマー」と「ミレー」です
どちらもファッショナブルでしっかりとした機能が特徴です イギリス発のメーカー「カリマー」のデザインはモダンでシンプルです
▼カリマー クーガー55-75
まだそれほどザックでは有名なメーカーではありませんが、デザインだけでなく、背負い心地もかなり研究され、ボクとしては背負い心地は1番じゃないかと思っています
ミレーはシンプルで機能美あふれるデザインが持ち味
▼女性用 サースフェー60+20
価格は高めですが機能もデザインも捨てがたいひと向けです
テント泊ザックの人気ランキングを調べてみた
アマゾンを見てみると、人気ランキングは断トツに「オスプレー」一色です(60L以上)
(https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/dvd/56797051)
なぜか60L以上の大型ザックはオスプレー一色。 そのなかでもオスプレー「イーサー」シリーズの人気が高いです
「イーサー」シリーズの特徴は夏でも冬でも使えて機能がたくさんついているところ
その分価格は安くはありません
次に51L以上の人気ランキングを見てみると、一気にコスパなアイテムが多くなります
(https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/shoes/331562011)
- 1位 「[HAWK GEAR(ホークギア)] バックパック 80L」
- 2位 「[HAWK GEAR(ホークギア)] バックパック 55L」
- 3位 Naturehike 登山リュック ザック 大容量 70L+5L
- 4位 Phoenix Ikki 60L
- 5位 カリマー ボブキャット65L
![[HAWK GEAR(ホークギア)] バックパック 80L 大容量 防水 アウトドア 防災 災害 登山 旅行 (迷彩B)](https://m.media-amazon.com/images/I/41x8dwyNVML._SL160_.jpg)
![[HAWK GEAR(ホークギア)] バックパック 55L 防水 大容量 レインカバー ザック 長期旅行 防災 災害 (迷彩)](https://m.media-amazon.com/images/I/41b1OnG5rdL._SL160_.jpg)


1位と2位を独占している「ホークギア」は日本の大阪の会社です
▼ホークギアブランドの親会社
住所:5830884大阪府羽曳野市野493-1
運営責任者名:金城吏希氏
店舗名:五星館株式会社
出典:Amazon
1位の価格は7990円(調査時)で確かに安い・・防水素材を使っていて、80Lで2300gという脅威の軽さ・・・
気になるのは素材が破れにくいかどうかくらいですね
3位のネイチャーハイクは、最近人気の中国のメーカー これも安くて機能もそれなりのアイテムが多いです
4位の「Phoenix Ikki」も中国のメーカー なんとなく聖闘士星矢系の名前なので、中高年向けのマーケティングの香りがします
5位のカリマーはイギリスの登山メーカーで1946年創業の信頼ある会社 最近日本で売り出してきていますが、そんなにやすいアイテムはありません 5位のボブキャットは廃盤になったアイテムなので、こんなに安く販売されているんですね