トレッキングポールで建てるテント紹介です

トレッキングポールでテント設営をすれば荷物を軽くできる・・
トレッキングポールでテントを設営・・と聞くとボクはツェルトをイメージします
トレッキングポールや枝を使って休む空間を作る場合は、登山では「ツェルト」で一般的によく使われています
昔からやっているやり方が一番いい!ということで、トレッキングポールでテント設営おすすめは、荷物軽減もできるツェルトがやっぱりおすすめです(木の枝や近くに木があれば建てられる万能品です)
▼ツェルトではこんな感じに使うことがあります
オクトス ツェルト
(https://www.amazon.co.jp/dp/B087WXYR5R)
ただこのツェルトを初心者にはおすすめするのはちょっと難しいかも 建てるためにはコツがほしいし、どちらかというとツェルトは遭難したときなど、緊急の際に使う簡易シェルターなので、居住性は最低限しかなく、どちらかというと上級者向けの使い方
初心者の場合は、できれば「トレッキングポール専用のテント」を使ったほうが楽しい登山ができるのでそちらがおすすめ
トレッキングポールテントのおすすめ
初心者におすすめということで、価格はちょっと高めですが、トレッキングポールでテント設営の完成型おすすめがブラックダイヤモンド社の「ディスタンスシェルター Zポールセット」です
完成型と言った理由は専用のポールを使用したりなどの工夫で、極限までの軽量化がされているということがその理由です
逆をいうと、ほかのメーカーのポールでは設置が難しい(ポール天頂部の穴がないと使えない)ために、汎用性がないというデメリットもあります
それでもポール込みの重さが1030gで、ソロでも使えますが2人用のテントです 2人用で1kgは軽い!
加えてシングルウォールの弱点「結露」を防止するため、天頂部と足下に換気口があり、難燃性の素材を使っているので火の取り扱いにも安心感があります
かなり優秀なので、初心者にはトレッキングポール(Zポール)とセットで購入するのがおすすめですね
タープでトレッキングポールおすすめのアイテム
タープ設置にトレッキングポールが使えます(最近は結構人気のようです)
一般的なタープは専用のポールを使いますが、軽量化をしたい場合はトレッキングポールを使う人もいいて、ほとんどはソロのときに使います
▼こんな感じでトレッキングポールを使います
(https://www.amazon.co.jp/dp/B01HO7KYNO)
ニンジャタープ
デメリットは「空間の高さ」
低さは思ったより低いので注意
このトレッキングポールを使うやり方の場合、立って何かするのは×で、座ってする作業に向いています(イスかシートがほしいです)
ちょっと横になるとか、テントの前室として座って料理をするときに便利
本格的に料理をしようとすると腰が痛くなってしまうので、お湯を沸かすとか簡単なスープを作るくらいまでなら快適です
タープとトレッキングポールを接続するところは、穴が空いていればトレッキングポールの石突をそこに差し込み使います
穴が空いていない場合は布をあててトレッキングポールのグリップ側を使います
登山のモノポールテントはトレッキングポールが使えるか
登山でモノポールテントというと、ファイントラック社のセンターポールタイプのポットラックというテントが記憶にあります(現在のファイントラック社のモノポールはシェルター状でちょっと違う)
▼ファイントラックのセンターポールテント(アウター部)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B0040HJI2A)
ファイントラック ポットラック
ただなかなか登山で三角タイプのモノポールテントを使っている人は、少なくてもボクの周りにはいません
個人的に、「登山テント」「トレッキングポール」と考えると、アライテントの「シングルツェルト」が連想されます
▼シングルツェルトはまさしく軽量化のためのトレッキングポールテント
アライテント シングルツェルト
(https://www.amazon.co.jp/dp/B000AQYTEM)
「シングルツェルト」は現在生産されていませんが、280gで軽量すぎるツェルトとして有名でした(なのでできれば復活してほしいです)
メリットは軽量さと防水性、でもデメリットもたくさんあって、防水ならではの結露、狭い、モスキートネットがないので夏には入り口に蚊取り線香必須などがデメリット・・・このデメリットでなかなか売れなかったのかもしれません
▼似たようなタイプのテントもありますが、ちょっと価格が高め
トレッキングポール テント|ハイキングで設営ラクな軽量テントは?(トレッキングポールタイプ)
ハイキングで使えそうなトレッキングポール仕様テントを紹介
価格重視で「GEERTOPのトレッキングポールテント」
機能性重視で「ヒルバーグのトレッキングポールテント」
この2つを紹介します
GEERTOPのトレッキングポールが使えるテント
GEERTOP(ギアトップ)社のトレッキングポールを使ったテントが人気です
ギアトップ社とはあまり聞き慣れないメーカーなので調べて見たところ「香港」の会社でした
ギアトップ社
販売業者:GEERTOP CO. LIMITED
お問い合わせ先電話番号:+8613712934320
住所:
UNIT 04, 7/F BRIGHT WAY TOWER
NO. 33 MONG KOK RD
KL
HongKong
999077
HK
運営責任者名:Tao Cai Hua
店舗名:GEERTOP
(https://www.amazon.co.jp/sp?_encoding=UTF8&asin=&isAmazonFulfilled=1&isCBA=&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&orderID=&protocol=current&seller=A2XKNKZZM8TC1Y&sshmPath=)
中国製品というと気になる人もいると思いますが、口コミや販売者標記を見る限りは問題ないように思います・・・たぶん・・・
このGEERTOPのテントの「人気の秘密」は軽くて(約1200g)安い(価格はAmazonで8755円です)ため
登山のテントの老舗「アライテント」の人気のテント「エアライズ」と比較しても(重さ:1360g 価格:42900円)かなり優秀なテントです
<参考>
エアライズ1 1人用(最大2人)
価格税込42,900円
重量
1360g(本体+フレーム+フライシート)
ギアトップ社のテントはトレッキングポールの重さを加えていないので、公式表示の重さは軽く見えてしまいますが、それにしても軽いです(一般的なトレッキングポールは重くてもペアで500gくらいなのであっても1860gくらい)
口コミもまずまずの印象を受けます
▼インナーとアウターに分かれているので結露に強いです
(https://www.amazon.co.jp/dp/B01JL0XJ2K)
ただ価格の安さは何かを犠牲にしてなりたっているので、そこはよく理解をしてほしいです
口コミのなかで、「加水分解を起こす」という口コミがあったので、たぶんそれほど長く使えるアイテムではないのかもしれません
似たようなアイテムで、ボクのアライテントのビビィシェルターは10年以上問題なく使っていて耐久性も性能も良いですが、やっぱり価格は高めです
ヒルバーグのトレッキングポールで建てるテント
ギアトップ社とならんでトレッキングポールが使えるテントで人気が高いのがヒルバーグ社の「アナリステント」
(https://www.amazon.co.jp/dp/B08MT33WL6)
このアナリストは1人用ではなく2人用なのに重さが「1400g」
かなり優秀(これにトレッキングポールの重さが加わると1800gくらい)
ただ価格はかなり高く、公式で「83600円」でした・・・これはかなり高い
(参考:https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/12770204)
ヒルバーグ社は1971年創業のスウェーデンの会社で信頼が高い会社 でもこの価格の高さはなかなか納得できる価格ではないですね・・・それでも人気が高く、Amazonでも売り切れが続いています
個人的に北欧系のアイテムはどれも高価で普通の1.2倍くらい高いというイメージがありますが、それにしても8万円超えは高いです
価格の高さの理由としては「耐久性」です
ヒルバーグは引き裂き強度を特に重視していて、「kerlon1000(ケルロン1000)」という素材は一般的に使われているテント素材の6倍程度高い耐久性があります
(参考:https://www.hilleberg.jp/about/our-tent/strength/)
この生地の高い耐久性=(イコール)高価格ということになります
高いけど一生物のテントがヒルバーグの「アナリステント」です