登山リュックの容量
登山リュックの容量は、日帰り登山なら20~30リットル。小屋1泊なら30~40リットル。山小屋2泊・テント1泊なら40~50リットルがおすすめです
登山初心者でどんな登山をするか決まってなければ「20L・30L」ザックがおすすめ
初心者でも、これから「小屋泊やテント泊をやりたい」と考えている人なら、「40L」から買うのがおすすめです
40Lは日帰り登山にはちょっと大きいですが、重さのデメリットは最小限で、1泊登山にも使える汎用性があります。
初心者でも「経験を積んで槍ヶ岳に登りたい!」など目標がしっかりしていれば、それを踏まえたザック計画(最初は30Lの安いザックを買っておいて、次に60Lを目指すなど)を立てて購入がよいです
登山の道具の中で「ザックは長い付き合い」になります。 自分のやりたいことを踏まえてじっくり選ぶのがいいと思います
==▼目次==
登山 15Lリュックの容量
15Lの容量はハイキングに最適の容量です。おおよそ2時間くらいのハイキングに使える容量です。
(https://m.media-amazon.com/images/I/51sWn2PnKlL._AC_UY695_.jpg)
小学校の子供の遠足にも使えて、親子で使えばコスパも高くなります
▼おすすめ15Lリュックはこちら
(▼コールマンの15Lリュック)
(▼コロンビア 15Lリュック)
登山リュック 15L どのくらい?|荷物一覧
- レインウェア(上着のみ
- おやつ
- 水筒(500ml程度)
- 腰掛クッション
- ファーストエイド など
ボクは15Lの軽量ザックをサブザックにして、40Lザックに併用し冬季のテント泊や縦走などに使っています
その場合は「外付け」で、ザックにバンドで括り付けて使っていますが、あまりおすすめはしません
15リットル リュック 何歳?
15Lは子供のハイキングリュックに便利。6才~12才までの小学校の遠足で使えます。親もちょっとした普段使いでもハイキングにも使えるので、親子で使えてコスパがいいリュックです
肩のバンド部分を調整すれば子供でも使えるのでおすすめです
登山 20Lリュックの容量
20Lリュックは日帰り登山に適したザックで、3時間くらいの散策から低山トレッキングにおすすめ
(https://m.media-amazon.com/images/W/IMAGERENDERING_521856-T1/images/I/71mFAAHdTLL._AC_UY395_.jpg)
これから日帰りメインで登山を始める人が最初に買いたいリュックの一つです
(▼ミレーの20Lリュック)
(▼サロモンの20L軽量リュック)
登山リュック 20L どのくらい?|荷物一覧
- レインウェア(上下セット)
- おやつ
- お昼ごはん
- 水筒(1L程度
- 腰掛クッション
- ファーストエイド など
- ヘッドライト
できれば20~25Lくらいのリュックを使うトレッキングから「ヘッドライト」はもっていきたいです
小学生 遠足 リュック 何リットル?
小学生の遠足には15~20リットルがおすすめです。低学年は15リットル。高学年は20リットルがおすすめ。子供のリュックは余裕があったほうが荷物の出し入れで物を無くしてしまわないので、荷物が多ければ20リットルおすすめです
登山 30Lリュックの容量
30Lタイプのリュックは手軽で使いやすい人気の容量で「小屋泊で1泊」ができる容量になります。夏の富士山登山でも活躍してくれます
(https://m.media-amazon.com/images/W/IMAGERENDERING_521856-T1/images/I/819Z7dcO2QL._AC_SY695._SX._UX._SY._UY_.jpg)
使い勝手の良さと軽さから女性の登山初心者におすすめしたいリュック。
30Lは汎用性が高いので、最も人気があるリュックの容量です
(▼カリマー30Lリュック)
(▼モンベル軽量30Lリュック)
登山リュック 30L どのくらい?|荷物一覧
- レインウェア(上下セット)
- おやつ、非常食
- 昼ごはん、夜ごはん、朝ごはん
- 水筒(1L程度
- ファーストエイド など
- ヘッドライト
- 寝袋(夏用)、スリーピングマット
- ガスバーナー
30Lで小屋泊をする場合、入れ方やそのほかの荷物によっては、スリーピングマットなどが外付けになる場合があります
寝具系を外付けにする場合は、濡らしたくないので「ビニル袋」などに入れて外付けが良いです
バックパック 30リットル 何泊?
バックパック30リットルでは、小屋泊1~2泊できます。テント泊ならギリギリ1泊できます。
外付けを活かすと、余裕をもって1泊が可能です
リュック外のバンド部分にスリーピングマットやレインウェアなどをはさんで持ち歩くと、リュックの中に余裕がでてきます
登山 40Lリュックの容量
40Lリュックからテント泊1泊も可能になります。小屋泊なら2泊くらいOK。容量が大きくなり重さもそれなりになってくる容量です
(https://m.media-amazon.com/images/I/81KgLnFAJkL._AC_UY625_.jpg)
テントは「ソロテント」「2~3人くらいまでのテント」くらいを持っていくことが可能になり、本格的な登山という感じになります
(▼ノースフェイス 42Lリュック)
(ドイター40Lリュック)
登山リュック 40L どのくらい?|荷物一覧
- レインウェア(上下セット)
- 薄手の保温着(ダウンなど)
- おやつ、非常食
- 昼ごはん、夜ごはん、朝ごはん
- 水筒(1L程度
- ファーストエイド など
- ヘッドライト
- 寝袋(夏用)、スリーピングマット
- ガスバーナーなどクッキング用品
- ソロテント
40Lくらいから、2気室(リュックの中を2つに区切る)のアイテムが増えてきます。 2気室は、濡れ物やテントなどは下に入れるなどできて、整理がとてもラクになります
40Lは汎用性が高く、最初に買うなら40Lか30Lがおすすめ
今後、山泊を考えているなら40Lを購入がおすすめ
40リットル リュック 何泊?
40リットルリュックは、登山ならば小屋泊2泊分くらい。テント泊なら1~2泊できます。普通の旅行なら3泊くらいできる容量です
登山 50Lリュックの容量
登山では2泊から3泊、そして冬の1泊登山ができる容量です。
(グレゴリーの50Lリュック)
(https://m.media-amazon.com/images/W/IMAGERENDERING_521856-T1/images/I/61s8PSAMtoS._AC_UY625_.jpg)
50Lのリュックはバックパッカーに人気が高い容量。
ボクの印象では50Lというと「グレゴリー」のイメージが強いです。
ボストンバックやトランクの代わりに、登山だけでなく旅行で知らない土地を放浪するときに使われることも多いです
(▼名機パラゴン58 アメリカバックパッカー誌で賞をとったことがある定番)
(▼グレゴリー50Lリュック)
登山リュック 50L どのくらい?|荷物一覧
- レインウェア(上下セット)
- 保温着(ダウンなど)
- おやつ、非常食
- 昼ごはん×2、夜ごはん、朝ごはん×2
- 水筒(2L程度
- ファーストエイド など
- ヘッドライト
- 寝袋(3シーズン用)、スリーピングマット
- ガスバーナーなどクッキング用品
- テント
登山の持ち物は、50Lくらいからクッキング用品や寝具などの容量はあまり変わらず、食べ物の量がちょっとずつ増えていくようになります。
あまりに軽量化にこだわって食べ物を軽量にするよりは、重くても楽しくおいしい食べ物を選んだ方が良い場合が多いです
登山 60Lリュックの容量
60Lリュックは山で2から3日のテント泊のためのリュック。60リットルくらいからあまり使わないのでコスパは良くないリュックと言えます
(60Lドイターリュック)
(https://m.media-amazon.com/images/I/81miy+K3uYL._AC_UY675_.jpg)
60Lの容量は普段はあまり使わない容量で、バックパッカーの人
モンベルの60L「アルパインパック60」の人気が高いです。 人気の理由はコスパの良さ(24,200円)と軽さ(1660g)ですね
(▼モンベル公式 アルパインパック60)

60Lなのに1660gは軽すぎ。軽すぎの理由は余計な外付け機能が無いからで、プラス完全防水なところも人気の秘密
逆に外付けストラップが少ないので初心者にはおすすめしにくいかも
軽すぎても使い勝手が悪いと、登山をしていてもイライラするだけなので、レースのように時間を削る登山でない限りはちょっと重くても使いやすいリュックが良いですね
(▼初心者おすすめミレーのサースフェー60+20)
ミレーの「サースフェー60+20」は登山でも旅行でもつかえる便利なアイテム。 重さは「2470g」で使い安くする機能が盛りだくさん。 丈夫でポッケも多くて使いやすさのレベルはかなり高いです。
(https://www.millet.jp/c/hardware/backpacks/50l/MIS0637)
登山リュック 60L どのくらい?|荷物一覧
- アウターウェア(上下セット)
- 保温着(ダウンなど)
- おやつ、非常食
- 昼ごはん×3以上、夜ごはん×2以上、朝ごはん×3以上
- 水筒(2L程度
- ファーストエイド など
- ヘッドライト
- 寝袋(3シーズン・冬用)、スリーピングマット
- ガスバーナーなどクッキング用品
- テント
このレベルになってくると、共同装備や食料が多くなってきます
バックパッカー系では使い安くなる容量
価格もそれなりに高くなってきますが、60Lくらいになってくると、激しく使わなければ一生もののアイテムになるので、大事に買いたいですね
登山のザックが大きすぎる件
登山ザックは大きすぎるザックよりは、やや小さなザックを選ぶのがおすすめです。登山ではリュックは大は小を兼ねません。大きいザックにちょっとだけの荷物はバランスも悪くなり、ザック自体の重さも馬鹿にできないからです
例えば70Lが2,000g~2,500g程度。40L~50Lが1,500g~2,000g程度と考えると、その差は1000g(水1リットルくらい)くらいの差にもなります
登山のように長く歩いていると、特に後半に大きな差になって、ばててしまうことがあります
個人的には、やや小さいリュックを選択して、軽量化を考えながらパッキングするとうまくいくことが多いです