AIで遭難|登山は道具が4割

日経新聞に、「登山で遭難招いたAI SNSの冒険談学習、天気や体力は考慮しきれず」(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC057G70V01C26A0000000/)という記事が出ていた。AIにその日登れるかどうかを判断してもらい、それにしたがって登ったところ、遭難救助を頼むようなことがおきてしまったらしい。紹介例では槍ケ岳で5月、シンガポール国籍とタイ国籍の男女が遭難して救助されたということ。Webの記録から学習したAIの回答と自分達の力量に大きな乖離があったようだ。海外でも似たような事例があったらしい。

このニュース自体を見ると、登山をしている人にとっては、到底考えられないようなことで「そういう時代になったんだな、、、、」と思うだけかもしれない。

ただボクたちもAIではないにしろ、道具や電子機器などに頼って山に登っている。例えばGPSだ。これも何かの拍子に壊れて使えなくなってしまった場合、特に攻めている登山のときはかなりピンチになるだろう。個人的な例としては、ゴーグルのファンが壊れてしまい、吹雪のときに視界がゼロになったこともあった。ゴーグルをはずすと目を開けられず、冷たさもガマンできないほどで遭難しかけたこともあった。山ではただの道具でも使えなくなると困ることがある。ザックもそうだ。もし大きく破れてしまったら、ほかの道具を運ぶことができない。これも大ピンチになると思う。登山で大事なものって道具が4割くらいウェイトがあるのではないだろうか。(あとの6割は全て体力)

このAIで遭難したニュースの教訓は、道具に頼り過ぎない、、というか、頼っていた道具がなくなったときの代替えを用意しておく、もしくは、代替えがなければ、その道具の取扱注意のレベルを上げておく、というクセが必要かなと思った次第。そういうのはなかなか慣れないけど。あの「渓谷登攀」の大西さんも沢でハーケン打つハンマー壊したけど戻れてるからな。普通はハンマー使って登れたところは、ハンマー無しでは下れないイメージが強い。それでも戻れたのはスゴイ。大西さんからすれば素人のボクなら、それ相応の準備やイメージをしておかないと、遭難してしまうから注意な、という話でした。

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