[登山 入門]初めての登山と始め方
登山のサイト「岳や本店」です
初めての登山で「ソロをやりたい!」「これから長く山登りをやりたい!」という人向けに、初心者にも必要な本格的なノウハウや登山初心者の心得を紹介しています
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ここでは登山の魅力や歩き方、山の選び方、使える天気予報、信頼ある登山の保険も紹介、安全なレベルアップにつなげてみてください
==▼目次(2)登山持ち物・ステップアップ編==
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登山の楽しみ方・計画[入門編]
まずは登山の楽しみ方と登山計画の作り方を紹介します
登山の楽しみ方や魅力は人それぞれですが、やはりいつもの環境とは違う空間を味わい、そして日ごろのストレスを解消するのが一番の登山のメリットで、登山を趣味で始める人が年々増えてきているようです
登山は、普段ではみられないすばらしい景色や、人によっては冒険的な登り方などもそれに当たりますが、ただそれにはある程度の危険も伴ってきます(トレッキングやハイキングでもそうです)
その危険を自分なりに客観的に把握し、何かあった場合にすぐに救助等に入れるように「登山計画書」が必要になってきます
登山計画は情報が多ければそれにこしたことはありませんが、少なくても
- 「日付」
- 「山域」
- 「帰る予定時間」
これらは必須の事項です
どんなに急いでいてもこれは忘れずに家族に告げるか、計画書に書いてください
登山の時間帯はなるべく午前中でお昼には下山を心がけ(登山のスタート時間は下山時間から計算して決めてください)、登山のコースタイムは山と高原地図(スポンサーリンク)や「ヤマケイ地図」がおすすめです
登山をはじめたいと思っているひとは、まずは地図を見て楽しそうなところから始めるといいと思います
- 登山の「楽しみ方・魅力」を紹介>>
- 初めての「登山計画」の立て方>>


登山の楽しみ方と計画は関係ないように見えますが、登山に限らず何かを楽しむためには計画を立てると思います
行き当たりばったりの楽しみ方もありますが、危険をともなう登山でそれをやってしまうと他人に迷惑をかけてしまうことがあるので、計画は必須
持ち物を忘れても行った先のお店で買ったり借りたりすることができる日常と違って、登山では必要な装備を補給する場所はありません
現在の考え方では、登山を楽しむためにはやはり計画を立てたほうが都合がよく、山に行く前から楽しみ方が広くなることもあります
計画を立ててから登山を楽しんでください
登山の歩き方・登り方[入門編]
登山初心者の歩き方で急な登りでの基本は
「歩幅を狭く歩く」
と登山の登りで息切れしにくいです
特に登りでは平たんなところと同じような歩幅の歩き方をすると疲れてしまうので注意
歩幅を狭くすると、スピードが遅くなるからといってやらない人もいますが、やってみるとそうでもないということがわかるはずです
とにかく一度やってみてほしいです
平坦なところの歩き方は、
「足をやや広げて歩く」
ということが基本
登山道はデコボコがあり、そして重いリュックを背負っているので、基本的に重心が安定しません
それを支えるように足と足の幅を気持ち広めにとって歩くととてもラクです
また下りは慣れていないとヒザが痛くなることがよくあります
これは軟骨がすり減っているわけではなく、筋肉が疲労で痛くなることがほとんどで、下りの着地をなるべく優しくすることである程度は防げます
登山やトレーニングで筋肉がつき始めるとだんだんと痛くなくなるので練習あるのみです
登山の下りで滑る人はつま先に重心を置いて歩くと滑りにくく、「かかと」から着地するのではなく、つま先から着地すると安定します
▼詳しくはこちらの記事から

登山教室・登山ツアー[入門編]
登山初心者で不安な人は、まずは登山教室や登山ツアーで歩きや山の雰囲気に慣れることも上達の方法です
- 登山初心者 「教室・講習会」>>
- 登山初心者 「ツアー」>>


登山初心者の教室は都心などでは以前からありましたが、最近徐々に増えてきている印象を受けます
旅行会社などが企画する「登山初心者のためのツアー」でも登り方や装備の考え方も教えているところが多くなってきているので、今は教室とツアーの境目が徐々になくなってきている印象を受けます
最初から旅行登山ツアーでガイド料を支払って楽しみながら登山の基礎を覚えるのもアリだし、しっかりとした登山教室で最初は楽しくなくても基礎を固めたいという人はやっぱり登山教室をおすすめします
登山の地図・天気予報[入門編]
登山では初心者でも経験者でも地図と天気予報は重要な情報です
地図は紙ベースの地図ならば、国土地理院地図が良く使われていますが、山と高原地図も耐水性の地図で人気が高いです
オンラインのデジタル地図もたくさんあって、「ヤマケイ地図」や「ヤマップの地図」も使いやすいですね
▼ヤマケイ地図

▼ヤマップ地図

登山初心者でも「紙ベースの地図」とスマホなどで見れる「デジタルの地図」の2つを互いのスペアとして持っていきたいです
デジタル地図はアプリで使えるものが豊富なのでそちらも参考に
登山では天気予報もとても重要です
天気予測を失敗し、遭難した事例はたくさんあります
とにかく天気予報をみて、実際の現地の天気と見比べて経験値をたくわえてください
天気予報にもクセのようなものがあります いろいろ見ていると、風が得意なサイトや登山に特化したサイトなどだんだんわかってくるようになりますが、まずおすすめなのは無料の「てんきとくらす」の山域ごとの行楽情報です
更新が若干遅く、雨情報はそれほど精度はよくないですが登山で一番重要な風情報は注目できるので、登山初心者は参考にしてください
登山靴[入門編]
登山で靴は一番重要な装備といって良いです
登山は長い時間歩くアクティビティなので、足を守る靴はとても重要 履き心地やグリップなどにちょっとでも違和感があると、歩いているうちに靴ズレや疲労が人より多い・・のような状況になって、登山が楽しくなくなります
また、メンテナンス不足で靴のソールがはがれてしまったり、クツヒモが切れたりしてしまうと、下山が難しくなってしまいます(これは新品でも注意)
応急処置ができればいいですが(テープや細引きで再固定)そうでなければかなり苦労します
そのために登山靴の選び方とメンテナンスは重要です
まず初めての登山靴はショップの店員さんに聞くのが一番のおすすめ オンラインショップにはないキメ細かいアドバイスを受けることができてGOOD
メンテナンス、チェックは修理や対応する時間も必要なので登山をする前々日がおすすめ
新品でも不良品の場合があるのでチェックが必要です
靴をみて剥がれなどがないか、よく確認してください
登山のマナー・保険[入門編]
登山はマナーがいくつかあります
普段の生活でもマナーが存在しますが、下界より環境が厳しい山では、そのマナーはとても大事になってきます
登山道で交差をするときや、タバコのマナーなど、守らないとケガをさせたり、不快に思わせたりすることが山ではあります
マナーを守ってお互い楽しい登山にしたいです
登山で保険に入ることもマナー(ほぼ義務になりつつありますが)の一つです
いまでは登山保険を入っていないと入会できない山岳会や、参加できないツアーもあるくらいです
保険はマナーというよりは迷惑をかけないための必須の条件になりつつありますね
登山の注意点・危険・遭難について[入門編]
登山では普段の生活にはない注意点や危険があります
特に山特有の注意点は「道迷い」です
道迷いは普段の生活でもありますが、下界では命に関わることはそうそうないはずです
登山では道迷いは命に直結する危険な状況
道迷いはすでに「遭難」しているということとイコールで、登山初心者の初めての登山でも雑な計画を立てているとすぐやってくる危険です
予防策は地図持参や計画書作成などありますが、実際遭難してからの脱出は、とにかく「落ち着くこと」
普段からイメージトレーニングでパニックにならず自分なりの落ち着く方法を考えておいてください(ボクのおすすめはとにかく深呼吸)
登山とトレッキングとハイキングの違い
登山とトレッキングとハイキングの違いって難しいですよね
登山初心者でも上級者でもこの違いがよくわからない人が多いと思います

登山は日本語ですが、トレッキングやハイキングは英語です
日本のように山頂までの行程が、クライミングのように特別な技術が必要にならないのは世界的に見ると珍しいそうです(植物が多いので山が削られて尖ることが少ないため)
世界の大抵のピークハントはどこかでクライミング的要素が入ってきます
だから日本の「ピークハント=登山」の英訳は「クライミング」になってしまう場合が多いです
ですが、日本の登山はほとんどがトレイル(登山道)を歩くトレッキング的要素のみで頂上に立つことができます
そんなことから日本の登山は「クライミング」と「トレッキング」の中間的な意味合いが強いです
ハイキングというのは日本では自然の中でシートを引いて食事をして戻る・・的な意味合いが強いですが、英語圏でのハイキングは、自然の中を歩く行為が全てハイキングになります
基本はトレイル(登山道)があるところ限定ですが、湖を回ることや低山や3000m級の山でも登山道を歩く行為ならば、全てハイキングです
国の山の形状によってその意味合いが少しずつことなるのはおもしろいですね
登山の山小屋紹介[入門編]
登山初心者で始めに山に泊まるときは、テント泊もいいですが、やっぱりまず山小屋泊がおすすめ
テント泊と山小屋泊の大きな違いは、まず重さです
山小屋のサービスにもよりますが、テント泊と比べると荷物の重さが少なくても1~2キログラムくらい軽いです
1キログラムとは水1L程度の重さで、2キログラムは2Lの水なので、かなり重さ違うことがわかると思います
▼登山初心者おすすめの山小屋紹介

次は安心感
テント泊では薄い生地1枚か2枚ですが、山小屋はしっかりとした外観で安心感があります
夜に雨が降ってきたり、風が強くなると登山初心者では不安で眠れなくなるかもしれません
あくまで心理的要素ですが、そういう安心感は疲れを休めることにも直結するのでそれだけでも登山初心者には山小屋がおすすめと言えます
登山のロープワーク 結び方[入門編]
登山ロープワークでまず覚えてほしいのは「エイトノット」です
これは自分のハーネスとロープをつなぐ大切な結び方でまずはこれを手に染みこませるのが1番最初です

エイトノットは見た目をキレイに揃えると強度が増すので、最初は丁寧につくることが大切です
まずはエイトノット、次はインクノット(マスト結び)がおすすめ
インクノットはあまり使わないような気がしますが、ロープの仮固定ではよく使います
「ここでロープを止めたいな・・」というときにサッとできるインクノットはとても重宝します
エイトノットは日常で使うことは少ないですがインクノットは結構使います
まずはこの2つをしっかり覚えてほしいですね
[登山 入門]登山装備・服装編
登山の初心者の装備・道具をまとめました
登山初心者の持ち物といっても、やっぱり大事なものは上級者の持ち物とそれほど変わりません。
ここでは登山を長くやりたい初心者のためのザックや登山靴、テントやシュラフの選び方やおすすめを書いています
特におすすめの「装備リスト」はかなりチカラを入れて作ってみたので、参考にしてみてください
- 登山初心者[基本]装備リスト
- 登山初心者[小屋泊]装備リスト
- 登山初心者[ザック]選ぶ・おすすめ
- 登山初心者[ザック]容量
- 登山初心者[登山靴]を選ぶ
- 登山初心者[靴下]を選ぶ
- 登山初心者[応急手当]
- 登山初心者[テント]はモンベルがおすすめ
- 登山初心者[シュラフ]の選び方
- 登山初心者[水筒]
- 登山初心者[雪山登山]リスト
- 登山初心者[腕時計]

登山服装・ウェアの選び方[入門編]
登山初心者のための服装まとめです
登山初心者といってもあまり安いウェアは、選択間違いが多くなってしまうので、あまりおすすめしません
服装の選択を不安に思う場合は、登山の有名メーカーから購入することをおすすめします
コスパなメーカーも多い(モンベル、キャラバンなどがおすすめ)ので、参考にしてみてください
- 登山初心者[服装]選び方・おすすめ
- 登山初心者[インナー]
- 登山初心者[アンダー]
- 登山初心者[サポートタイツ]
- 登山初心者[ミドルウェア]
- 登山初心者[アウター]
- 登山初心者[インナーダウン]
- 登山初心者[ダウンジャケット]
- 登山初心者[帽子]
- 登山初心者[トレッキングパンツ]
- 登山初心者[レインウェア]
- 登山初心者[服装 ユニクロ版]

[登山 入門]登山を一人で登るためには
初心者に注意してほしい一人登山のやり方を紹介します
登山初心者にソロ登山はあまりおすすめできませんが、注意すれば一人の山登りをすることができます
できれば経験者と何度か登山をして要領をつかんでからソロ登山をすることをおすすめします
- 女性ひとりで登る方法>>
- ソロ登山の注意点>>
- ソロ登山の装備>>

[登山 入門]登山の本おすすめ
登山初心者におすすめの本を紹介します
インターネットの情報もいいですが、登山入門書は1~2冊あるととても便利です
情報の信頼度も高く、ハウツー動画などと違って、自分のペースで確認することもできます
ここでは、入門書の紹介のほか、ボクがとても影響を受けた漫画や登山家の本も紹介しています

[登山 入門]登山サークル・山岳会
登山初心者のサークルや山岳会についての紹介です
登山初心者でみんなでワイワイやりたい人や、早くレベルアップをしたい人はサークルや山岳会がおすすめです
会ごとにちょっと婚活系だったり、ガチな登山系だったりします
実際に入ってみないとわからないことも多いですが、ホームページをよく確認するとある程度はわかりますので、参考にしてみてください

[登山 入門]登山の地図・コンパス・GPSなど
登山初心者で忘れてほしくないアイテムは「地図」「コンパス」「GPS」です
どんなにしっかりとした上級者と行動しても、離ればなれになってしまえば「1人」です
想定外かもしれませんが、1人になってしまう確率はそれほど低くありません
1人になってもパニックにならないためにも、地図とGPSは必要です
- 登山初心者 地図 おすすめ
- 登山初心者[地図GPSアプリ]
- 登山初心者[コンパス・方位磁針]
- 登山初心者[ココヘリ]おすすめ

[登山 入門]登山料理の道具・食べ物
登山初心者が料理に使いたい道具やおすすめの食べ物を紹介します
バーナーやドリップコーヒーはこだわると登山にいろどりが加わって、とても楽しくなります
道具も長く使っていくと、とても愛着がわいてきてこだわりがより強くなるので、最初から高価な道具を購入するのもおすすめです
- 登山初心者[バーナー]
- 登山初心者[ナイフ]
- 登山初心者[コーヒードリップ]
- 登山初心者[行動食]
- 登山初心者[オススメおやつ]
- 登山初心者[ジェットボイル]

[登山 入門]登山のトレーニング
登山のトレーニングは筋力を鍛えるというよりは、ケガをしないためのトレーニングが重要です
山に登るためには、ある程度の体力も必要ですので、普段から歩く練習やストレッチをする習慣が大事です
- 登山シンプルトレーニング>>
- サポーターと膝トレーニング>>
- 忙しい人の「階段トレーニング」
- 疲れやすい人へ[体幹トレーニング]

[登山 入門]登山のマナー・トイレなど
登山初心者に知ってほしいマナーやトイレ事情の説明記事です
マナーはあまり厳しくすると、登山自体にある自由な雰囲気が壊れてしまうような気がしますし、だからと言ってマナーを守らない人が増えていくと、みんなが気持ちよく登山をすることができなくなってしまいます
登山初心者も「山のマナー」はどんなものがあるのか見てもらって、個人個人での判断をより良いものにしてもらって、全体的にみんなが楽しい登山になっていってほしいと思います
- 登山初心者[マナー]
- 登山初心者[トイレ]
- 登山初心者[タバコのマナー]

[登山 入門]登山初心者が富士山にいくために
登山初心者が富士登山をする場合の持ち物と、登山口ごとのレビューを書いてみました
- 登山初心者[富士山 持ち物]
- [富士山 吉田口]
- [富士山 富士宮口]
- [富士山 須走口]
- [富士山を断念した話]
これからも記事を増やしていく予定です

[登山 入門]登山便利グッズ紹介
なくても登山ができますが、あればとても便利なグッズを紹介します
- 登山初心者[トレッキングポール]
- 登山初心者[目だし帽]
- 登山初心者[防水スプレー]
- 登山初心者[ゴアテックス洗剤]
- 登山初心者[臭い消し]
- 登山初心者[ラジオ]
- 登山初心者[クマスプレー]

※アイキャッチ:安達太良山by「RED SUGAR」さん