山の名前がわかるアプリ[無料版]紹介

山の名前を調べるアプリのおすすめは?

「山の名前がわかるアプリ」おすすめは「ARナビ」。人気が高くユーザー要望で頻繁にアップデートされていて信頼感が厚い。
そのほか気になるアプリはこちら

  1. AR山ナビ -日本の山16000-
  2. 日本百名山データ
  3. 山座同定ナビ
  4. 山カメラ(現在は停止)

山の名前を調べるアプリ出調べた山

山の名前アプリは最近特にレベルがアップしてきていて、新しいアプリがたくさんでています

ときどき最新アプリを試してみいるので、良いものがあればまた紹介します

AR山ナビ -日本の山16000-

かなり優秀な山の名前を知るアプリです

iPhoneとAndroidがあり、山にかざすだけで山が同定できます

現在では一番人気の同定アプリ

AR山ナビ -日本の山16000-

AR山ナビ -日本の山16000-

Noriyoshi Tsunashima無料posted withアプリーチ

日本百名山データ

百名山のデーター集です

登るためのアプリではなく、山の概要が書いてあるだけなので、注意が必要です

でも山が好きな人なら、見てるだけで、時間が経つのを忘れて見入ってしまいそうなアプリです

日本百名山データ

日本百名山データ

Mejiro Publications無料posted withアプリーチ

これはとても優秀です

いろいろ使いましたが、性能が一番いいと思います

問題はiPhoneに未対応だということ・・・どうにかしてほしいですね

山座同定ナビ

山座同定ナビ

ソフトデザイン・松川竜彦無料posted withアプリーチ

山カメラ

「日本初の山座同定 (さんざどうてい) アプリ」ということで、ちょっと前まではかなり使えたアプリですが、ほかの新しいアプリケーションがたくさん出てきていて、現在は止まってしまっています

ちょっと残念ですね

▼山カメラ公式サイトはこちら

山カメラ。
日本初の山座同定 (さんざどうてい) アプリ! 『山カメラ。』は、アウトドア環境で楽しいAR(拡張現実)アプリです。

山の名前を調べる本おすすめは?

山の名前を知る本はこちら

  1. 朝日・飯豊・磐梯・吾妻 (YAMAPシリーズ)
  2. 山岳信仰 – 日本文化の根底を探る (中公新書)
  3. 山の名前で読み解く日本史 (プレイブックス・インテリジェンス)

朝日・飯豊・磐梯・吾妻 (YAMAPシリーズ)

地元人が書いた、山の良書

見ているだけで楽しくなりますが、逆に気持ちが先行してしまって、なぜか焦り(あせり)出してしまう副作用もあります

蔵王のデータがありますので、記事といっしょにごらんください


 
 

山岳信仰 – 日本文化の根底を探る (中公新書)

これを見ると、山と人間のかかわりの根源は「信仰」だということがわかります

富士山もそうですが、登山とは、信仰の対象にお参りする行為が基本のようです


 
 

山の名前で読み解く日本史 (プレイブックス・インテリジェンス)

皆さんが知っていらっしゃるとおり、日本は山が多いです

その山々が日本史とどうかかわっていたか・・

見ているだけでワクワクしてしまう本です


 
 

読み物「東北 蔵王山の名前が議会にかかった話」

蔵王山の読み仮名を巡って、地元の市民が山形市議会に請願書をだしていたことがあります

Livedoor News 2017/6/24
「蔵王山の読み仮名 山形市民は濁音に不快感があり市議会に請願」
(http://news.livedoor.com/article/detail/13246556/ )

 

内容は「ざおうざん」という国土地理院で認めている呼び名を「ざおうさん」にしてほしいということのようです。
今までの「ざおうざん」という読み方も、国土地理院が何も考えずに決めていた訳では無く、昭和6年に地元と協議をして決めた・・・・とニュースにはあったので、それなりの確認をして決めてのでしょう。

今回、請願が出ることになった原因は、平成27年の噴火兆候で入山規制のニュースが原因のようですね

そのときに、「ざおうざん」とニュースで言っていたことを、地元の人がとても違和感を覚えたということで、今回、議会に請願書を出したということのようです。
 
 

地図の間違いは結構ある?

今回の蔵王についても、行政では地元協議をしたと言っていますが、どのような協議をしたかは、定かでありません。
 

そういえば自分も似たようなことを聞いたことがありあます。

福島でも、地名など、地図と地元の呼び名で食い違いがある場合があるようなのです。

登山の先輩から聞いた話では、国土地理院の話ではないですが、例えば福島市荒川の支流、塩ノ川にあるツバクロ滝は、「山と高原」の地図では手前の大滝をツバクロ滝と行っています。

しかし、実は奥にある2条の滝のことをツバクロ滝と地元では言うそうです。

その他にも、こういう事例はあって、登山の先輩方にいろいろ話を聞くと、国土調査の際に、国で地元の意見を聞きながら地名を確認していたようでしたが、言葉の訛り(なまり)などから、聞き間違いも結構あって、それが修正されずにそのままになっている場合がある・・ということでした。

実際、地図は間違っていても、特に観光に大きな影響がなければ地元の人が困るわけではないので、そのままになっているようだ・・とのこと。

登山をしている人は、親しみを込めて、昔の地名で呼んでいることが多いようですね。

 
 

福島の山の名前もこんなのがある

ここでふと考えてみると、福島県の山は「ざん」ではなく「さん」か「やま」が多いような気がします。

少なくとも有名どころでは「さん」が多いのではないでしょうか。

飯豊山、磐梯山は「さん」で、飯森山、西吾妻山などは「やま」ですね。

自分がさらっと確認しましたが、「ざん」と呼ばれるような山は福島県には少ないような気がします。

調べる限りで濁点になっているのは、鬼面山(きめんざん)と霊山(りょうぜん)、帝釈山(たいしゃくざん)があげられますが、有名どころでは、やはり「さん」か「やま」ですね。

そういう状況からすると、有名で、そして信仰の対象となっているような蔵王がどうして、ざおう「ざん」になったかそれが知りたいですね。

(自分の調べるかぎりでは見つかりませんでした。)

 
 

まとめ

登山をする自分とすれば、山には入らせていただくという考えで接しているので、自分も地元の人と同じように、蔵王については、自分はやっぱり「ざおうさん」の方がいいですね。

現在はそのときの請願のとおり、蔵王山=「ざおうさん」に変わったそうです。

「蔵王山は「ざおうさん」 山形市議会で意見書可決」
( http://news.livedoor.com/article/detail/13281367/ )
 

そちらのほうが、親しみやすく、信仰が芽生えるような気がして、しっくりきます

いろいろ調べてみると、国土地理院で地名を変えた案件(あんけん)もあるようでおもしろいですね