【パタゴニアの修理が感動だった話!】登山のジャケット・フリースのリペアは完璧でした・・

patagoniaの修理は「剥離(はくり)」や「長さ直し」にも対応

パタゴニアへ修理を依頼したときの感想を書きました

登山ウェアメーカー Patagoniaのカタログ写真

パタゴニアの修理対応はかなりユーザーに寄り添ったやり方で、修理の期間などに少し不満がありますが、永久保証や剥離交換や返品などは脱帽です

参考にしてください

 
 

 
 

パタゴニアの修理の考え方

まずはパタゴニアムービー三連発

この3つは別々のお話ですが、コンセプトはいっしょです

そのコンセプトは
 

「修理」

 
物を直しながら長くつかいましょうということです

 

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パタゴニアらしい、ちょっと「カッコつけ」の考え方ですね・・・
 

 

パタゴニアは衣料メーカーなので、修理では食べていけません

逆に修理をして、ユーザーが製品を買わなくなると、商売あがったりになります

根本的に製品を売らなければならないのに、修理をコンセプトにするというのは、パタゴニアの企業戦略で、

 

  • アフターケアもちゃんとしてます
  • 過剰(かじょう)なお金儲けは考えていません
  • 地球環境のことを考えて、リサイクル・リユースを推進してます

 

などというメッセージが込められているのだと思います

 
 

とにかくこちらの動画をどうぞ

「遊び時間を延長:ヴィダル・クリスティンソン:パタゴニア」

 

遊び時間を延長:エリー・アトキンス:パタゴニア

 

遊び時間を延長:マック・アンダーソン:パタゴニア

 

ユーザー目線で考えると、やっぱり修理は理にかなっている

「カッコつけ」などといいましたが、動画はとても面白いと思いました

どれも

  • 「長く遊ぶには、ギアは欠かせない」
  • 「道具やウェアは修理をして長く使おう」

というメッセージが込められています

修理はパタゴニアだけだけではなく、ほかのメーカーもあまり強く宣伝はしていませんがやっています

ですが、ここまで強く宣伝しているメーカーは珍しいと思います

 

今回修理をお願いしましたが、パタゴニアの修理は、さすがウェアのメーカーだけあって、内容は丁寧でした

用紙と一緒にウェアを送ったあとに、電話があって、いろいろ聞かれました

そこでは、できることと、できないことがあると言うこと

このときは、追加のベルト通しはつけることはできないと言われました(その後、近くの修理屋さんにお願いしてベルトループをつけてもらいました)

その後に届いた製品をみると、

 

修理は完璧に近いです

 

要求通りの修理も、電話対応などのきめ細かいサービスがあってできることだと感じました
 

パタゴニア 剥離などの交換

剥離については、修理と言うわけにはいかないようです

カスタマーに聞いても、修理というよりは、交換がよい場合が多いということ

こちらの「manaka987」さんのブログも参考になります

 

まだまだ着れるのでパタゴニアに修理依頼の電話を  すると!!

剥がれているのはコーティング剤で圧着しているのでまたしばらくすると剥がれてしまうので

修理を受け付けていないとのこと

参考:恐るべしパタゴニアの神対応 トレントシェル

 

基本的に剥離に関しては修理では対応が難しいということのようです

そのため、大抵は返品か交換

このブログも交換という形をとっています

ただ、題名のとおり、対応が「神」だったようです・・・すごい

 
 

パタゴニア修理のデメリット

修理は完璧でした

でもちょっと時間はかかりました

自分の場合は、出してから手元に戻るまで、約10日くらいだったと思います

公式の納期はこちら

 

納期について

  • 通常の修理品
    (お客様ご自身の使用による破損、損傷をした製品)
    1~2か月程度
  • ラゲージのジッパー交換
    1か月程度
  • 製品の裾上げ、
    袖詰め、縫製のほつれを含む初期不良
    2週間程度
  •  
    ちょっと遅いですよね
     

    パタゴニアも、あくまでアフターケアの一環でそれほど人数はかけていないと思いますが、少し遅いですね

    専門ではないので、難しいでしょうが、何とかしてほしいところ

    今回のムービー、スキー場のパトロールのムービー「エリー・アトキンス」の動画でも言っていますが、破けたけど、明日も着る必要がある場合、やっぱり自分で応急手当をしてしまいます

    そして、シーズンが終わってから、ようやくメーカーに修理にだすのです

    個人的には、まだ1回しかパタゴニアに修理に出したことはありません

    10年近く使っているものもある中で、ウェアなどが壊れないのはありがたいです

    山登りでウェア・ギアは環境によっては、生命線になる大事なパートナー

    メンテナンスを怠って(おこたって)、ピンチのときに壊れ(こわれ)たり、破れ(やぶれ)たりしないように、これからも大事に使って行きたいですね

     

    こちらの「パタゴニアのブログ」で詳細に「修理の考え方」が書いてあります

    参考にどうでしょうか

     
    ▼パタゴニア 修理の考え方

    【遊び時間を延長 ギアを長く使うことに忠誠を誓おう】

     
     

    パタゴニアの永久保証について

    また、パタゴニアは永久保証とはっきり明記はしていませんが、ほとんどそれと同等の考えを書いています

    その中で、自分が「これはすごい」と感じたのは、製品が破れたり壊れたりしたときの保証だけでなく、「備わっていると思っていた機能が不足している」場合でも返品に応じるといった姿勢です

    個人的にこれはかなり会社側にはリスキーなことと思いますが、「とにかく不満なら返品してくれ」というスタンスなんです

    この姿勢がコアなパタゴニアファンの信頼を強くしている理由ですねー
     

    ▼パタゴニア 保証の考え方

    パタゴニアでは製品を保証しています。
    お受け取りになった時点でパタゴニア製品にご満足いただけない、またはご使用において十分な機能がないなどの問題点やご不満がございましたら、お買い上げいただいた店舗またはパタゴニア日本支社までご返品ください。
    製品の交換または修理をいたします。
    製品の交換が困難な場合には返金いたします。

    なお、ご使用による摩耗や損傷の修理については実費をご負担いただくことをご了承ください。

    出典:パタゴニア公式サイト

     

    パタゴニアへ修理の依頼はこちら

    修理依頼票はこんな感じです

    PDFのデータしか公開していないので、手書きしかないかなと思います

    これもエクセルデータをつくってくれるとうれしいのですが・・・


    ▼修理依頼票

    登山ウェアメーカー Patagonia 修理依頼票

     
     

    動画の中で、ギアの修理方法は:「www.patagonia.jp/keepitinplay」といってますが、自分が調べる限りこのアドレスを入れると、別のアドレスに飛んでしまうので、こちらのアドレスから修理へ進んでください

    こちらを見るとばっちりです