安達太良山 登山|山開き情報|2024年は5月19日日曜日 混むので未明着がおすすめ

安達太良山の山開きは?

2024年の山開きは5月19日(日)

内容は下記のとおりです

場所:奥岳登山口
➀山開き記念ピンバッジペナント配布(午前9時30分~)

※無くなり次第、終了となります。
➁安全祈願祭(午前8時~)

安達太良山、5月19日に第70回山開き|お知らせ|二本松市|にほんまつDMO|〜菊と日本酒と温泉と… いま東北から新たな発信を〜
安達太良山、5月19日に第70回山開き

安達太良山の山開きは混むので注意

毎年5月、安達太良山は山開き

(▼五葉松平からのコース)
図面 安達太良山ゴンドラコース 

 
 

山開きになると、安達太良山は、突然混み始めます

ビックリするほど混みます

特に、冬の山スキーシーズンと夏の夏山シーズンの境目は驚くほど人がいなくなり、その後5月に激込みになるので余計混むイメージが強くなる印象

富士山ほど混むことはないですが、それでも比較的シーズンはかなり混む方だと思います

そういえば、サバイバル登山家の服部文祥氏も富士山に登るには、閑散としているシーズンオフがいいといっていたことを思い出しました

 
 

安達太良山の山開きのアクセス

高速道路

高速道路は

  • 「二本松インターチェンジ」から下りて「岳温泉方面」
  • そうすればスキー場の看板がでてきます

  • 「あだたら高原スキー場」へ進むと駐車場があって、「奥岳登山口」があります
  • (▼Googleマップのあだたら高原スキー場)

    電車

    電車はちょっと大変

    1. 東北新幹線で福島県の「郡山駅」へ
    2. 「郡山駅」から奥羽本線で「二本松駅」へ
    3. バスかタクシーであだたらスキー場へ

    山開きには臨時バスが出ます。2022年は詳細未定ですが、二本松の岳温泉観光協会のおしらせにアップされるので、そちらを参考にしてください

    (▼岳温泉観光協会おしらせ)

    お知らせ – 岳温泉観光協会公式サイト

    安達太良山のロープウェイ

    安達太良山が初心者などにおすすめする理由が「ロープウェイ」

    これがあるので、ボクの子供も山頂に行けるくらいラクチンです

    (▼ロープウェイ運行状況と運賃)

    福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原

    オトナは片道1,000円ちょっとと少し高いですが、展望とラクチンが手に入るなら「アリ」です

     
     

    安達太良山の山開き前はクマ注意

    安達太良山の山開きはたいてい5月中旬から後半の日曜日

    そのため、その前に登るとまだ閑散(かんさん)としているため、いいですね

    山開き直前まで人が少ないので、野生の動物(クマなど)が近くまできています。なので「クマスプレー」は持っていくといいです

    [安達太良山の山開き]ある5月の安達太良山の登山と装備の記録

    この日は少し強風の予報が出ていましたが、家庭と仕事の環境から、この日しか行ける日がないため、とりあえずGoです

    前回は朝早くに行き過ぎて、山頂に着いても真っ暗でしたので、今回は山頂で少し夜明けがわかるような時間に出発です

    でも、戻る時間は決まっているので、出発を後らせる分、そのあとの時間短縮を考えなければなりません

    ちょっと駆け足になる計画ですが、ギリギリなんとかなりそうなので、計画してみました

     
     

    ボクは未明に出発

    前日、いつもは24:00近くまで起きているのですが、そうなると、寝る時間が全く無くなってしまうので、21:00くらいに寝ます。

    目覚ましをかけて、家族が寝ているところを後目(しりめ)に準備をして出発。

    準備といっても、当日準備は「お湯」くらいです

    道具や装備は前の日に準備しておかないと、起きてすぐはさすがにボーっとしていて、忘れ物をしてしまいます

    よって、当日準備は「お湯」と忘れ物チェックくらいですので、30分くらいで出発できます。

    さすがにこの時間に、クルマは全くといっていいほど走っていません

    とりあえず幽霊に会いませんように・・・。

    そう祈って駐車場に向かいます

     
     
     
     

    あだたらスキー場駐車場に到着

    あだたら高原スキー場への道路を車で上っていると、風がかなり強く吹いてきました

    安達太良は風が強いことが有名なので、あまりビックリはしませんが、今日は少し強いようです

    自分の感覚ですが、警報や注意報などが出ていなければ、安達太良山はたいてい、山頂よりスキー場の風のほうが強い場合が多いです

    その理由は、予想ですが、山頂から五葉松平経由で降りてくる風が、ちょうど「ろうと」のように風が集まってくる地形のせいで、スキー場は風が強いのだと思われます

    駐車場より、山頂の方が強風の場合もありますので、何とも言えませんが、ここで諦める(あきらめる)には早すぎます

    少なくても薬師岳くらいまではいかないと、判断はできません

    駐車場には、前回は他のクルマはありませんでしたが、今回は何台か停まっていました

    多分、小屋泊をしているお客さんだと思われます

     
     

    出発

    暗くて、風が強い中、いそいそと準備をして、出発します。

    今日は忘れ物がないようなので、一安心。

    とりあえず薬師岳を目指します。

    薬師岳からゴンドラの降り口の様子を見に行ったところ、ギョッとするものがおいてありました。

    あだたらパンダです。

     
     

    イルミネーション用の動物などがゴンドラの降り口に所狭し(ところせまし)とおいてあり、最初は幽霊かと本気で思ってしまいました。

    とりあえず何事もないように、パンダを拝んで(おがんで)おいて、気を取り直して出発します。

    前回来た時より、雪が融けて(とけて)水たまりが多いです。

    今日は長靴できましたが、大正解。

    ジャブジャブ水たまりの中を進みます。

    安達太良山は粘土質の土なので、雪解け水が多いと靴がかなりよごれます。ボクは長靴おすすめ

    仙女平分岐を越して、1550mから1600m区間の雪がたまっているところに到着すると、うっすら夜が明けてきました。

    まだ、この区間には雪がたまっていますが、ところどころ穴が開きはじめているので、1週間過ぎると半分くらいになってしまうと思います。

    雪の踏み抜きに少し苦しみ、ようやく山頂直下に到着。

     
     

    風はなく、空も少し晴れてきたので、絶好の安達太良日和です。

    今回は山頂での写真は明るいので、色付きです。

    ※わかりづらいかもしれませんが、山頂の ほこら です。
     
     

    周辺を少し観察して、すぐ戻り足につきます。

     
     

    帰り道

    もうだいぶ明るくなってきたので、幽霊は怖くなくなりました。

    帰りは明るくなってきたので、少し多めに写真をとります。

     

    1600m付近の雪溜まり。

     
     

    登山道は雪解け水で川のようになっています。

     
     

    マイナーですが、安達太良山の目印的存在、「篭山」をパチリ。

     
     

    シャクナゲの花はこんな風に頭を先に突き出して、

     
     

    そこから葉っぱ全体を雪の外にだしてくるんですねー。
    勉強になりました。

     
     

    無事駐車場に到着です。

     
     

    駐車場に到着

    無事駐車場に着きましたが、ここからが本番の第2編です。

    時間を遅くしているので、すぐ戻らなくてはなりません。リュックなどはあとで片づけるように、雑多において、着替えや飲み物も飲まず、ひたすら家に帰らねばなりません。

    あまり時間の余裕がない計画は嫌なのですが、こんな計画もいい勉強と思うしかありませんね。
     

    以上です。