登山教室や学校の選び方とおすすめを紹介のページです
登山初心者の講習会・教室は登山メーカー、旅行会社、山岳会が主催で開催されていることが多くなってきています
登山初心者の勉強会は以前からもありましたが、このような教室は山岳会が主催が多かったイメージから、法人の登山初心者スクールが増えてきている印象です
ここでは登山初心者講習と言ってもそのレベルは様々なので、全くアウトドアに興味がなかった人が登山を始めるとき、どの登山初心者スクールがいいか・・という観点からわかり安く解説してみます
▼初めての登山[服装・持ち物など]
登山教室の選び方
登山教室の選び方を書いてみました
今は登山初心者セミナーなどをどれから選んでいいか分からないくらい多くなってきていて、登山の人気がよくわかります
なかなか初心者では登山初心者の講座などをどれから選んでいいか不安になることもありますので、ここでは選び方の基準を説明してみます
ガイドレシオ1:10以下がおすすめ
ガイドレシオというのは講師1人が何人の受講生を支えるかの目安です
1:10というのは、講師1人に対して受講生10人を想定しているという表示です
いまは少数での受講が多く、だいたい1:10以下の教室が良いと思います
講師との距離が適度な距離なので、受講の際にはこの数字を目安にしてもらうと良いと思います
登山初心者教室によっては、この「ガイドレシオ」が表示されていない教室もありますが、その際には電話などで確認をしてみてください
無理なく行ける範囲
今はどの地域でも「登山初心者の教室」は開催されています
セミプロの山岳会の開催も多いですが、プロガイドが運営している登山教室も広い範囲で開催されています
そのため、ムリに遠くの登山教室に通わなくてもよいと思います
まずは近くの登山教室を受講し、それでも不満があるならば首都圏の登山教室や特化している登山教室に出向くやり方がおすすめですね
今はどの登山教室の講師も資格をもっていたり、勉強をしている講師がほとんどなので、初心者教室では技術の差はあまりないと思います
あとは個人的な相性などもあると思いますが、まずは近くの登山教室に行ってみてください
モンベルの登山教室などは広い範囲で行っていますので、おすすめの登山初心者の教室の一つです
登山初心者教室の費用
登山初心者教室の価格帯・費用は「コレが基準!」と言われるものはなかなか示しにくいです
登山講師のレベルや付属しているオプション、日帰り、宿泊などで大きく変わる場合があるからです
ですがいろいろな登山教室をみてみると、価格が高くても、それ相応の内容になっているものが多いので、腑に落ちない点があるときには確認してみてください
ある程度の指標として登山初心者レベルでの「机上講習」の場合は「3,000円程度」、「実地講習日帰り」の場合は山にもよりますが、「8,000円程度」が適当と思われます
これ以上の価格の場合は、特別な山域だったりオプションがあったりしますので、登山教室に問い合わせしてください
逆に安すぎる場合も、見落としているところがあるかもしれませんので、自分が受講したい内容なのかどうか確認が必要です
[登山 教室]山旅スクール
山旅スクールは有名な旅行会社「クラブツーリズム」のスクールです
▼山旅スクールはこちら
大きな会社のスクールだけに信頼と安心感は大きいです
ガイドの人もオンラインから顔が見ることができて、不安いっぱいの初心者も安心できます
入校の流れ
入校は「10月下旬の百蔵山山行」までに受付が必須で、それまでの流れは
- 募集説明会(必須ではない)
- スタートアップ講座(必須)
- 9月~10月の「鉄砲木の頭」「足和田山」「百蔵山」登山(どれか1つ必須)
という感じです
(参考:山旅スクール)
年間スケジュールは10月の「鉄砲木の頭」「足和田山」「百蔵山」からが開始で1年間ツアーに参加して登山のやり方を学んで行きます
基礎クラス(2019年の場合)のスケジュールは下記の通りです
<基礎クラス年間スケジュール>
- 鉄砲木の頭・・・
(基本装備と山の歩き方①) - 足和田山・・・
(基本装備と山の歩き方②) - 百蔵山・・・
(疲れにくい歩き方)) - 日向山・・・
(基本装備と山の歩き方(復習)) - 三方分山・・・
(疲れにくい歩き方(復習)) - 日和田山~物見山・・・
(岩稜歩行の基礎①) - 大小山・・・
(岩稜歩行の基礎②) - 1月 雪山訓練inたんばら・・・
(新年会山行! 冬の山歩き) - 2月 仏果山・・・
(地図の見方①) - 2月 南高尾縦走・・・
(地図の見方②) - 3月 雷電山・・・
(低山縦走①) - 3月 沼津アルプス・・・
低山縦走②) - 4月 北高尾縦走・・・
(長距離低山縦走) - 4月 六ツ石山・・・
(高低差のある山) - 5月 丹沢主脈縦走・・・
(長時間歩行&山小屋宿泊) - 5月 南八ヶ岳 西岳・・・
(高所岩稜歩行①) - 6月 奥秩父 金峰山・・・
(高所岩稜歩行②) - 6月 北八ヶ岳縦走・・・
(高所縦走) - 7月 北八ヶ岳 蓼科山・・・
(高所岩稜歩行③) - 7月 南アルプス 仙丈ケ岳・・・
(高所登山&長時間歩行) - 8月 南アルプス 北岳・・・
(目標山行:高所登山) - 8月 北八ヶ岳 天狗岳・・・
(高所登山②) - 9月 南八ヶ岳 赤岳と硫黄岳・・・
(修了山行:高所岩稜歩行④) - 冬の山歩き・・・
(冬の装備と知識) - 体験ストーンマジック・・・
(岩登りの基礎と安全確保) - 1・2月 地図とコンパス・・・
(読図知識) - 3月 夏山に向けて&パッキング講座・・・
(夏の装備と知識) - 4月 山岳気象講座・・・
(山の天気を学ぼう)
(出典:山旅スクールスケジュール)
見ると、講習会的なスクールが半分で、後の半分は実地訓練になっています
基礎講習では、本当に何も知らない人のための基礎中の基礎(装備や歩き方)から、1年で高所の岩稜歩きまでのコースになっています
結構本格的ですね
スクールの頻度は、毎月2回程度の教室があって、1月に1回以上の参加が望ましいとしています
修了の証明をもらうには、6割参加が必須ですが、どうしても難しいときはスタッフに確認してください
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営業時間:月曜~土曜 9:15~17:30
日曜・祝日 お休みとなります
山旅スクール 口コミ
山旅スクールの口コミ記事を探してみました
まずは登山を山旅スクールから始めた「白髪の山旅スクール留年生」さん(以下「白髪」さん)の記事です
「白髪」さんは2年続けてこの山旅スクールを途中退場しているようです
山旅スクールは途中でやめてもお金がムダになるわけでないので、自分のペースですすめることができます
「白髪」さんが卒業したかどうかまではこの記事には書いていませんが、その後の記事を見ると無事卒業できたようですね
こちらの「空の深さ」さんの記事
北岳目標ということは、山旅スクールの基礎講座ではなく、上級講座のようです
このとき北岳山頂までは、2つのパーティに分けています
スピードがあるうさぎチームと歩みがゆっくりのカメチームです
でもどちらも頂上に到達することができていて、上級コースと言っても、その人にあったサポートがもらえるので安心ですね
山旅スクール デメリット
公式の質問にも書いてありますが、デメリットは価格がやや高いということ
公式からは、「ガイドレシオが高いため」という理由になっているようです
ガイドレシオとは、お客何人に対して1人のガイドをつけるかどうかという指標(1:10などの比率で表示することが多いです)
山旅スクールではおおよそスクール生10人に対して1人のガイドが付くようです
ですが、ほかの登山初心者教室を見てみると、1:7というところもあるので、山旅スクールだけが良いというわけではないようです
主催が旅会社でツアーのようなスクールが多いので、ツアー価格的なところが多いような気がします
[登山 教室]山女子クラブ
山女子クラブは東京の池袋と横浜で開催している登山教室です
机上で習える登山教室が横浜にもあるので、初心者女子には朗報です
▼こちらの動画も参考に
名前のとおり、女子のみの参加で、20歳以上がその要件です(同伴者としてなら男性もOK、20歳未満でも加入できますが、親の同意必須になります
登山初心者におすすめするコースは「初心者登山教室」といわれる机上講習がメインのスクールです
▼山女子クラブ「初心者登山教室」はこちら
かなりきっちり机上の勉強をやるので、すぐにでも山に行きたい人には合わないかもしれません(ちょっとしたデメリット)
例えば2020年のスケジュールを見ると、地図読みだけで正味4回もやります
池袋と横浜で机上が2回ずつ、そして、実地の地図読み訓練が2回あります
それだけ地図読みは何回もやらないとイメージしにくいので、この回数は個人的にしょうがないと思いますが、最初からこれでは途中で飽きちゃう人もいそう
それだけ基礎をしっかりやってくれるので、やりきればかなりチカラになります
代表講師は「小日向孝夫先生」で、あの「ヤマケイ」の編集長をやっていた方です
▼こんな本とかも出しているとても頼れる先生です
▼細かいプロフィールはこちらのAmebaを見るとわかりやすい
初級教室の机上は2,000円程度、実地講習が6,000円くらいです
山女子クラブの「ステップアップ」
山女子クラブには初級教室のもうひとつ上の教室、「ステップアップ教室」というのがあります
これは中級や上級者になりたい人のためのコースです
上を目指したいひとのコースなら「ステップアップ教室 上級「岩の殿堂・剱岳にチャレンジ」」という剣岳の小屋泊コース
日程は3泊でカラビナ、スリング等の登攀系用具も必要で、かなり大変な、教室というよりは「ツアー」ですね
【日 程】
8月28日(金)
21:45毎日新聞社ロビー集合
22:30出発~~翌朝7:30~8:00立山室堂到着
8月29日(土)
9:00出発~雷鳥沢~別山~剣沢~剣山荘15:30(宿泊)
8月30日(日)
5:00出発~前剣~タテ這~頂上~ヨコ這~前剣~剣山荘(休息後)~剣御前小屋16:00頃(剣御前小屋泊)
8月31日(月)
5:00出発~別山~真砂岳~大汝山~雄山~一ノ越~室堂12:00到着
12:30のバスで19~20:00新宿着予定【費 用】*キャンセル料 1週間前25%・3日前50%・前日・当日100%(講習費+宿泊費分)
講習費=21000円
交通費=毎日アルペン号:東京=室堂 往復25500円(小日向が予約)*行き帰りバスです
小屋代=10000円(2泊分)
保険料1日500円
(https://yamajoshiclub.jp/intermed200829-tsurugi)
費用は合計57000円くらい
3泊にしては安いですね
このほかにも尾瀬と燧ヶ岳のツアーや、鳥海山、月山などのツアーもあります
どちらも魅力的で人気です
このステップアップ教室というのは、山女子クラブではなく、小日向先生の個人事務所・マウンテンバレー企画で企画・運営しているので、詳細はそちらに連絡ください
▼小日向先生の個人事務所・の連絡先
山女子クラブ 口コミ
山女子クラブの口コミはこちらのトランスジェンダーの「湊(みなと)」さんのブログが参考になります
そう、一応女子限定と言ってはいますが、この山女子クラブは、女子のこころを持っている人もOKなんです
門戸はとても広くしてあるということですね
湊さんの記事は、実地講習で「疲れない歩き方」がテーマの登山です
まずは最初に歩き方の指導があって、そこからは、それを生かしながら登ります
途中途中の休憩でも、通常の登山ならば座ったり、眺めを楽しんだりしますが、講習なので地図の確認や見方の指導がもらえるため、先生の所に集まっている画像もありました
ほかの講習会のレポートをみてみると、大体最大7名程度での講習が多いようです
そこでくまなくサイトを見てみると、
*レンタカーは3人以上7人まで1人15000円
(https://yamajoshiclub.jp/inteermed20092628-chokai_gassan)
と書いてありました
これはレンタカーをよくつかっているので、そのために少数での登山が多いのかな・・と思いました
予想通り少数の講習が多いなら、先生との距離が近くいろいろ教えてもらえそうなので、初心者にはおすすめですね
[登山 教室]山ガールカレッジ
山ガールカレッジは初心者限定、女子限定の登山教室です
▼山ガールカレッジはこちら
ほかの教室のように、決まった入校時期がなくて、いつでもどこからでもスクールツアーに参加できるのが大きなメリットです
登山用具もいろいろ見れたよ
さすがに山ガールというだけあって、可愛い女の子ばかり!
(BBA混じってスミマセンスミマセン)
大変充実した講義でした
/^o^\フッジッサーン#山ガールカレッジ pic.twitter.com/nkdBkhW0Wn— りうママ (@riumama) June 6, 2019
ちょっとざんねんなのは、20代~50代くらいまでの女性が対象だということ
60代以上の方は、基本的に対象外になっているんですね・・
▼Q&Aはこちら
Q.参加資格を教えてください。
A.18歳から59歳までの女性で、健康体であり、日常の歩行に支障を来していない、5〜6時間程度の連続歩行が出来る体力がある方のみご参加いただけます。
なお、満20歳未満の未成年者がご参加される場合は、保護者の参加または同意書の提出が必要となります。
(https://www.yamagirl.net/event/?type=college)
ボクの周りには50代60代から登山を始めたいって人も多いので、これは残念です
それだけややハードな登山教室になるということがわかります
先生はあの「アドベンチャーズガイズ」の古谷先生
あの・・といってもよくわからないと思いますが、芸能人の「なすびくん」をエベレストに送った「近藤 謙司」さんがいる会社なんです
実はケンケンさん(近藤謙司さん)は、ボクが好きな登山家の一人で、多分日本で一番、ガイド型のエベレスト登山をやっている会社なのではないかなと思います(間違っていたらすみません)
そういう技術面での信頼が厚く、クライアントの細かい体調やアドバイスの経験が豊富なガイドが先生を努めてくれるのはかなりの贅沢に感じます
▼アドベンチャーズガイズのスタッフ紹介はこちら
費用や内容など
女性限定にしているので、実地講習の場所の選定や、そのほかの気配りも女性目線で考えてくれています
Q.他のツアーや登山教室と何が違いますか?
A.実習場所は可能な限りトイレの不安が無い場所を選定しており、歩くペースや休憩回数なども女性に合わせたものにしています。
(https://www.yamagirl.net/event/?type=college)
実地講習には美肌温泉もからませるなど、女性のための教室をめざしています
費用は実地登山が約6,000円程度、そして机上講習が2,000円程度です
エベレスト登山を手がけているガイドが先生ということで、なんとなくレベルが高いように感じるかもしれませんが、登山初心者というか、まったくの素人でもわかりやすいように、登山道具の使い方など、はじめから丁寧に教えてくれます
▼机上講習の内容はこちら
≪ 受講で目指すこと ≫
◆登山には色々な楽しみ方があることを理解する。
◆登山に必要なアイテムがどのようなものか理解する。
◆自分の登山目的に合ったシューズ選びができるようになる。
◆用途に合ったバックパック選びができるようになる。
◆レイヤリングの基本を理解する。
◆登山靴とバックパックの正しい着用法を理解する。etc
(https://www.yamagirl.net/event/session/13471/)
こちらは机上講習の内容ですが、基礎の基礎から習うことができるので安心できます
そして、コースの目標がしっかり書かれているので、「自分はこれ知ってる」という人は、飛ばしてもう少し上の教室の受講ができたりします
山ガールカレッジ 口コミ
山ガールカレッジの口コミを調べたら、「山ガールが行く♪」さんの記事がありました
ちょっと古い(2012年)の記事ですが、地図読みの実地講習のレポートです
これを見ると、ツアーと違って、真剣に登山の知識を学ぼうと感じる人が多いと思いました
個人的にそういうポジティブな環境に飛び込むと、自分の意識改革や、やる気も出てくるので良いですよね
読みすすめていくと、講師の先生に「小日向先生」がいました・・・あれ?これって山女子クラブだっけ?・・と思い確認しても、やっぱり山ガールカレッジのレポートのようです
推測ですが、小日向先生は以前こちらの講師もやっていたんでしょうね
登山の世界って思ったより狭く、ボクもこれに近い経験をした記憶があります
[登山 教室]石井スポーツ(ICI)登山学校
石井スポーツさんも、「登山学校」として教室を開講しています
(出典:石井スポーツ:https://www.ici-sports.com/climbingschool/)
「登山学校」といっても、特に入校するわけでもなく、そういう名前の講習会があって、個別に講習を受けることができる制度になっています
石井スポーツの登山学校は
- 机上講習
- 実技講習
- ツアー
この3つに分類されています
机上講習は1時間程度の講習会で、調査時の机上を例にすると、
「アウトドア用品は優れた防災グッズ 普段はキャンプに、いざという時は防災に!」
という講習が開催されていました
費用は石井スポーツメンバーズカードを持っている人ならなんと「無料」の講習会です
ポイントカードがない人でも講習を受けることができて、その場合は1,000円で受けることもできます
この講習は1時間くらいなので、価格も低く設定されていいます
このほかにもテント泊の机上講習や地図の読み方などの講習会もあります
(https://www.facebook.com/happys.yukky/posts/503311469770617)
実技講習
実技講習はフィールドに出ての講習です
- 「奥武蔵で沢を歩き、尾根を歩いて読図を楽しもう!」
- 「高尾山〜景信山 「富士山ガイドと行く富士山登頂率向上プログラム」その1 歩き方編」
など、楽しく学べる実技講習がたくさんあります
▼例えば高尾山の工程はこんな感じ
京王線高尾山口駅(210m)〜高尾山(599m)〜城山(670m)〜小仏峠(548m)〜景信山(727m)〜小仏バス停(300m)〜※バス移動(15分240円)〜JR高尾駅
机上講習もたのしい講習が多いですが、実技講習の数は毎回机上よりも多く、個人的にこっちをみるのがちょっと楽しいです
講師も石井スポーツの先生だけでなく、現役ガイドの講習も受けられて、幅広く学ぶことができます
実技講習は数が多く、どれが初心者用なのか分からないときは、絞り込み検索を使ってください
▼絞り込み検索はこちら
(出典:石井スポーツ登山学校:https://www.ici-sports.com/climbing_school/school/school.php)
いろいろな絞り込みがあるので、自分が選びたい絞り込みをすると、間違いないです
費用は6000円から10,000円の講習が多く、ヨドバシゴールドポイントカードを持っている人は安く受けることができるのでオトクです
ツアー
ツアーは石井スポーツ主催というわけでなく、石井スポーツの傘下で、ほかの旅行会社が段取りをします
簡単にいうと、登山教室というよりは、完全に旅行ツアーのような形態になっています
一つ石井スポーツのツアーのメリットは、同行するガイドが石井スポーツの講師陣の場合があるということです
有名なプロ登山家の竹内洋岳さんや平出和也さんが来てくれるかもしれないのは、うれしいですね
▼登山学校講師陣はこちら
石井スポーツ登山学校のデメリット
机上・実技の講習は固定されている定番の講習というものがなく、自分の求める講習会がない場合があります
これはほかの登山教室と異なりデメリットの一つです
「地図読み」や「歩き方」メインの講習はない月はあまりないようですが、同じ講習はない場合が多いです
それでも、毎月異なる講習があるのは、あきることがないというメリットにもなります
【石井スポーツ登山学校】自宅で練習できるロープワーク講座
石井スポーツからコロナ対策として動画の講座が作られています
講師は登山学校校長の天野さん
天野さんは日本人初の「ピオレドール賞(フランスの権威ある登山賞)」をとった人でボクにとっては雲の上の存在です
そんな天野さんがロープワークについて講座を開いています
この講座一つだけでなく、いくつかに分かれてロープ講座が作られているので、ほかの講座も見てみると勉強になります
▼【石井スポーツ登山学校】自宅で練習できるロープワーク講座
(https://www.youtube.com/watch?v=Uppgy4MKA8Q)
高所登山の造詣の深い天野さんの技術は実用的なので、とても参考になります
丁寧な講座なので、登山初心者におすすめです
[登山 教室]ネイチャーガイドリス
登山ガイドのネイチャーガイドリスさんで行っている「Smart Trekking School~山歩き入門講座~」もおすすめの登山初心者教室です
▼山歩き入門講座はこちら
登山教室初心者で東京の講習会を探しているなら、このネイチャーガイドリスがおすすめですね
この教室は「野中径隆(のなかみちたか)さん」の個人事務所で、初心者専門の事務所として丁寧で安全なツアーを企画している個人のガイド会社が運営しています
この初心者に優しい野中さんのガイド教室では年間を通して基礎の講習会を開催していてそのスケジュールは下記の通り
▼日帰り講習会
- 山の歩き方講習会・・・
8-9月を除く通年 - 雪山入門・机上講習会・・・
12-1月 - GPSアプリと地図読み講習会・・・
8-9を除く通年 - 岩場歩き・基礎練習・・・
春秋開催(4-6月、10-12月) - 沢歩き体験会・・・
5-10月開催
▼宿泊型講習会
- 登山補講技術講習・・・
通年開催 - 雪上技術訓練・・・
12-2月 - GPS雪山テント泊入門ツアー・・・
2月開催 - テント泊入門ツアー・・・
5月開催
(出典:山歩き入門講座:https://natureguide-lis.com/tour/smart_trekking/school.html)
こんな感じのスケジュールで、年間を通じて、登山初心者の講習会を開催していて、ガイドレシオは参加者6名から8名に1人ガイドがつくように設定、わからないことがあればすぐに確認しやすくなっています
特に登山初心者が最初に受けるべくおすすめの講習は「山の歩き方講習会」です
野中さんの独自で具体的な指導が定評で、ひとりひとり特有のクセなどの対処法も教えてもらえるので、わかりやすくステップアップすることができます
▼山の歩き方講習会はこちら
バランス重視の理論で、負担が1つの場所にいかないようにフォームを修正していきます
実際は野中さんに頂いたアドバイスを元に、自分で修正を加え鍛えていかなければなりませんが、具体的なやり方を教えてもらうと、早くレベルが上がりやすく、やる気もでてきます
ボクも経験上、年齢が高い方の歩行のクセは、なかなか簡単に直るものではありません
「直ったかな・・」と思ったら、もう一度、野中さんの講習を受けて再チェックがおすすめです
修正したと思っても、再チェックしないと、自分で判断するのはアドバイスがもったいないと思います
1回の講習料は8,000円とそれなりに費用はかかりますが、カラダが疲れ、節々の痛みを感じながら山の中でバテる自分をイメージすると、高い講習料ではないように感じます
歩き方が気になっている人はぜひ受けてみてほしいです
登山の歩き方・山の歩き方 基本編 登山ガイド 野中径隆
こちらが野中さんの「歩き方ガイド」のダイジェスト版です
優しい雰囲気と、落ち着いた声で思わず見入ってしまいます
(https://youtu.be/nTm5luE9C7U)
1つめ、2つめの歩き方のコツは、一般的に出回っている歩き方で、それをイメージしていけば、「疲れる歩き方」にはならないですね
3つめの歩き方の基本もあるのですが、ダイジェスト版なので、途中で切れて3つめを知りたい人はメルマガ登録が必須になります
完全版の動画もとても参考になりますが、月2回程度のメルマガもとてもためになります
どちらもとてもオトクなので、登録しない手はないと思います
[登山 教室]モンベル山歩き講習会
登山の総合アウトドアメーカーモンベルが主催している「山歩き講習会」があります
登山初心者にやさしく、価格もオトクな講習会が多いです
▼モンベルの山歩き講習会はこちら
ガイドレシオ(ガイド1人にたいして、お客何人をみることができるのか)は「1:7から1:8」が多くて、初心者への目配りが行き届く人数配置で安心
ガイドが近いところにいてくれるので、聞きたいこともすぐ聞けますし、なによりガイドの動きを身近でみることができるので、それをマネするだけで上達していきます
主催が登山の有名老舗メーカーなので、信頼はバツグン、オンラインでの標示もわかり安く、「体力度」や「初級・中級」などがひと目でわかって選びやすさ良いですね
モンベルもツアーをやっているので、アウトドアメーカーといっても経験スキルはとても高く、ガイドとして頼りがいがありますね
モンベル山歩き講習会のメリット
「山歩き講習会」は講習内容についてもほかの教室と見劣りするところはないと感じられますが、最大のメリットは
- 首都圏と同じレベルの講習が全国でも受講することができる
これが最大のメリットだと思います
全国に提携ガイドがいて、その地域の直営店が主催して登山講習会を開催してくれるため、その高い水準の講習を全国で受けることができるという点は大きな魅力だと思います
現地点での山歩き講習会を見てみると、北は北海道、南は沖縄まで、それこそ全国展開をしているので、わざわざ首都圏にまで足を運ぶことなく講習会に参加できるのはすごいですね
モンベル山歩き講習会の口コミ
モンベル山歩き講習会等の口コミがあったサイトも紹介してみます
黒木久美さんのブログ
こちらのキレイなお母さん、黒木さんが書いているブログでは、「山歩き講習会 楽になる歩き方編」を紹介しています
▼黒木さんのアメーバブログはこちら
この回は「大山」での講習です
最初はモンベルガイドのリュックの中身の解説があったようで、とても興味深いですね
達人のリュックの中身というのは、ボク的にはテクノロジーの宝庫だと思っていて、とても勉強になると思います
このときは雨だったこともあり、雨対策のパッキングのようでした(貴重だと思います)
その後は歩き方メインの講習がつづき、とても有意義な日だったと締めています
敏じぃさんのブログ
こちらは「敏じぃさん」さん(敏さんとおよびします)のブログで、GPS講習会の様子がわかる内容です
▼「敏じぃさん」のブログはこちら
敏さんはガーミンのGPSを購入したのですが、あまりに専門的なので、使い方がいまいち
そこでモンベルのGPS講習を受けてみようということになったようです
このときの参加者は5人と少数
モンベルの講習会のメリットとしては、講師との距離感があまりなく、どんどん質問できるのがメリット
平均ですが定員が8名程度の講習が多いので、すぐに締め切ってしまうこともありますが、少数で和気藹々の雰囲気はおすすめですね
ここでの講習内容は、GPSをセットして登って確認、その後の下りも再度GPSの設定のレクチャーを受けて下るというシンプルな講習です
実際GPSは使って見ないと覚えないので、基本の流れが分かったら何度も実践して、疲れていても使えるようにカラダに染みこませることが重要です
「敏さん」は講習が終わった後、ビールを一杯やってから帰路についています・・・うらやましい
[登山 教室]日本山岳会 登山実習
陛下も籍を置いている日本山岳会も当然のように登山初心者向けの教室をやっています
▼日本山岳会 登山実習
▼陛下が日本山岳会の晩餐会にご出席されたときのニュース
ボクの近くの山岳会もそうですが、あくまでセミプロの講習会なので、大事をとってガイドレシオは高く設定してあります(ガイドレシオというほどではないのですが・・)
講師は4人、一般の参加者は26人なので、ここからみるとレシオは約1:7弱のレシオ
ですが、班ごとのリーダー、サブリーダー、スタッフを混ぜると山岳会所属は18名なので、それをみるとレシオは1:2を切るようになります
実際教示するのは講師で、リーダーなどは、危険防止のための補助員ということでしょうが、講師陣と距離が近いのは確かです
今回紹介するのは、「初心者登山教室」です
この日は三頭山(奥多摩)で行った、登って下ってのシンプルな教室
でも内容は濃く、バスの中での「地図の読み方」と「山の天気」の講習からはじまり、実地ではそれらを確認しながら進むので、カラダだけでなく頭もいっしょに使っての登山です
ただ登るだけでなく、いつもよりやることが多いので、こんなときは体力とともに気疲れもしてしまうことがあるので注意ですね
講師からの植物のレクチャーなどもあって、ほんとうに内容は濃いものになっています
山岳会の登山教室は班をつくっての教室が一般的で、班ごとに登るメリットは、やっぱり協力とコミュニケーションです
登山に必要なこの2つは、バラバラだとなかなか生まれません
同じ班という仲間意識から、自然な協力や話し合いができるようになり、レベルの向上につながります
日本山岳会は全国に支部があって、登山教室の情報が知りたいときには、地元の山岳会のホームページをみてください
▼日本山岳会 支部一覧
[登山 教室]好日山荘登山学校
登山用品店の好日山荘も「登山学校」という形で教室を開催しています
好日山荘は「公益社団法人日本山岳ガイド協会」と連携していて、しっかりとしたノウハウと初心者から上級者までの幅広い対応が魅力の教室です
好日山荘の登山会員になると教室の受講料や本店販売での優待特典が付くので、気合いを入れて登山学校を受講する場合はこちらの会員になるのがおすすめです
会員になるには「好日山荘店舗にて、好日山荘登山学校に入校を申し込まれ所定の手続きを完了」する必要があります(Web上では取り扱っていません)
講座は大きく
この2つに分かれていて、講座の申込みはWeb上で申し込むことができます
Web上には講座を開催する日付や講座費用(講座は1回ごとに支払いになります)集合場所や時間などが書いてあります
ハイキングから上級の縦走なども手がけているので、レベルに応じた体験ができます
1つ1つ登山ツアーのように申込みができるので、ちょっと様子見をしたい人も積極的に参加しやすいです