中山の宝塚登山[レビュー]
中山は宝塚市内にある高さ478mの山です
低いようにみえますが、縦走すると4~5時間かかるくらいのボリュームがあります
また、中山はそれひとつだけの山ではなく、いくつかの山が続いていて「中山連山」とも呼ばれています
※アイキャッチ出典:ウィキペディア
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[中山 宝塚で登山]中山連山の縦走路地図はこちら
今回のルートは宝塚市にある中山寺から山道に入っていきます。
中山寺は標高が低く、初心者の方でも十分登山を楽しむことができる山です。
登山コースは、「中山寺」から「奥之院」経由で行く西側からのコースと、阪神山本駅前から最明寺滝脇をとおる東側のコースがあります
この2種類の登山コースを選ぶことになります
西側のコースは山間の中にある民家や神社を経由して登山をするコース、もう一つの東側のコースは岩場があるルートです
簡単なコースは西側からのピストンで、こっちは初心者向き
山道ですがある程度踏み固められていて、岩場などはないです。
もう一つ東側のコースは岩場があるのでお勧めはしません。
西側からの夫婦岩戸・奥之院を通るルートであれば、山頂まで2時間もかからないでしょう。
[中山 宝塚で登山]中山寺の安産祈願
ちなみに「中山寺」は安産の観音様を祭っていて、山道を抜けた山院の中でも御朱印の他、安産関連のお守りを販売しています。
また、ほかのお寺の方面に行くこともできるので慣れればとても面白い登山ができると思いますが、この登山道は合流地点がたくさんありますので迷わないように初心者は注意です。
ほとんどの「分岐」にはきちんと詳細が記されていますので、まず迷うことはないです
迷いそうだと感じたときは、きちんと踏みしめられている道さえ進んでいればまず、大丈夫です。
[中山 宝塚で登山]中山連山のアクセスは阪急宝塚線から
利用が多い出発地点は「阪急宝塚線中山観音駅」から中山寺の中を進み奥の院を目指すアクセスが一番人気です
駅に降り立ち中山寺の門をくぐるまでに約100メートルしかないので、迷いません
初心者は電車がおすすめです
また、中山寺から「奥之院」に行くまでにいろいろなスポットがあります
有名な「夫婦岩」や「展望台」があって、まったくあきません
車で行く場合は、中山寺の中に有料の駐車場があるので、そちらに駐車してください。
宝塚中山の登山ルートは自由度が高い
下山もいろいろなルートがあります
この中山は下山中にほかの山にアクセスすることができるのが利点で、下山中に他の山の方面に下山することも可能です
必ずしも中山寺の方面にピストンする必要はないです。
[中山 宝塚で登山]中山連山の清荒神とは?
この山は秋に上るのが一番おすすめ
紅葉がきれいで素晴らしい景色を形成しています。
しかもこの山、有名な清荒神(きよしこうじん)を祭っている「清澄寺」の方面に行くことも可能で、安産祈願を受け取り後、家内安全のお守り(火と台所の神様なので)をもらいに清荒神の方面に行くことができます。
[中山 宝塚で登山]ハイキングコースの注意点はクマ?!
初心者の方でもハイキングコースとして歩くことができますが、注意事項としては書かれている看板の表記にはきちんと目を通しておくことです。
目を通さない人も多いようなので、注意です
まれに市のホームページには「クマが出没の注意書き」が書いてあるようなので、よく確認してください。
(▼宝塚市より)
クマについて
ツキノワグマ等は春以降活動期に入るため、山などに入った際に遭遇する確率が高くなります。
宝塚市においては、クマによる事故などは発生しておりませんが、森林や森林の近くに立ち入る場合は十分にご注意ください。
(http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kanko/1009480/1021453.html)
確認不足の場合、熊と遭遇したりする可能性もありますし、道が雨でくずれてかけていることもあったり、登った経験がない人だと迷子になることもあります
注意書きや案内に気を配ってください
※参考:毎日新聞 宝塚市にクマ https://mainichi.jp/articles/20170630/ddl/k28/040/400000c
[中山 宝塚で登山]初心者は迷うので注意が必要
この中山、慣れないうちはルートに沿い登山して、同じ来た道を戻る(ピストン)ということを繰り返し、慣れてきてからよそのお寺方面に行くのが一番、安全な方法です。
ちなみに奥の院では湧水をペットボトルに入れて持ち帰ることができるんですが、依然と違う場所から水を引いてきているらしく、水が湧き出る量が少なくなっていて、なかなかペットボトルがいっぱいにならず、列ができることもあります。
その為、湧水を所望する場合、かなり根気と忍耐が必要なことをあらかじめ言っておきます。