スーパーデリオス(アーバンテック)は効果が高くコスパな携帯用浄水器おすすめのアイテムです
ここでは「スーパーデリオス」のメンテナンスやエキノコックスについて、ペットボトルを使ったやり方などを書きました
山で水がなくなったときは、沢などの水をそのまま飲まないで、浄水器をつかいましょう
寄生虫などの危険がグンと減ります
詳細は下記をごらんください
[スーパーデリオス]▼目次==
- スーパーデリオスの効果をレビュー
- スーパーデリオスにペットボトルを装着
- スーパーデリオスの使用期限
- [スーパーデリオス]登山にろ過器は必須
- スーパーデリオスはエキノコックス除去に最適
- [スーパーデリオス]携帯用浄水器を比較してみる
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[スーパーデリオス]スーパーデリオスの効果をレビュー
スーパーデリオスの効果は泥水でも瞬時に透明になるくらいなので、安心して使うことができます
▼携帯用浄水器スーパーデリオスの動画です
(https://www.youtube.com/watch?v=ESQqbDMrEdQ)
ボクもかなりヘビーに使っています
さすがに泥水を通したことはないです(そんなことをすると長持ちはしないのでやってません)
でも沢登りで水がなくなったときは、沢の水をくんで良く飲んでいます
沢の水はある程度コケや土の匂いがしますが、デリオスを通すとかなり匂いが少なくなるので、フィルターが効いているんだなと感じます
沢の水はある程度キレイですが、人里近くは雑菌などが心配なのでデリオスがあると助かります
それぞれの使う条件によって、性能と購入金額を考えたいところですが、登山に限っていえば軽くて丈夫でコスパも良いので、「スーパーデリオス」は最適だと思います。
携帯性
形はマヨネーズの中サイズと同じような形で、容器とフィルターが合わさっていて、丸めるとこぶし大まで小さくなります。
災害時の防災バックの中にいれておいても、小さいのでかさばりません。
また登山のときには、隙間があればどこでもはいります。
重さ
58gで超軽量です。
これには重金属をこしとる機能はありませんが、登山をするような場所にはほとんど化学工場や、石油燃料を使うようなところは無いので、問題ないと思います。
それより、動物のフンなどからくる寄生虫やカビ、大腸菌を完全にカットできる能力はすばらしいと思います。
参考:デリオスネット(http://www.delios.net/jp/delios.php)
[スーパーデリオス]スーパーデリオスにペットボトルを装着
正規の容器は小さく、携帯にとても便利ですが、それでもより小さくできるならそうしたいものです。
そこでいろいろ試しましたが、容器はペットボトルでも、プラティパスでも口の大きさが合います。
そのため、ろ過する部分のみ持って行けば、現場では何でも容器の代わりになるので、おすすめです。
また、ろ過する部分は1回つかうと、微生物などが付着して、乾かさないで置くと繁殖してしまい、くさくなる事もありました。
そのまま次の山行につかっても、自分はお腹を壊すようなことはありませんでしたが、気になる方は、思い切り振って水を切り、陰干しで徐々に乾燥させるといいと思います。
しかし、乾燥にはかなりの時間がかかります。
自分の経験だと、1週間~2週間かかりましたが、それでもちょっと濡れてるような気がしました。
目が詰まっているので、なかなか乾燥しないのです。
そこで考えたのが、「塩素消毒液を流す」というゴリ押しのやり方です。
これなら乾かなくても微生物等(エキノコックスも)は、ほぼ全滅すると思います。
ただ、塩素をつかうため、若干塩素臭はしてしまうので、100パーセントオススメできないのは残念です。
[スーパーデリオス]スーパーデリオスの使用期限
デリオスに特に使用期限は決められていませんが、目詰まりして水の出が悪くなってきたら交換時期です
目が細かいので、ろ過スピードは速くありません。
細かいということは、目詰まりしやすいことになります
自分の使った感じでは、ろ過させる前に、タオルなどで水を通して大きなものをろ過させておくと、いいです
登山で50回くらいは使っていますが、まだ使えています
汚れなどによる目詰まりの為、水の出が悪くなったら別売の交換用フィルター(デリオス-E)をご購入ください。(ご購入方法)
スーパーデリオスは約200リットル(スーパーデリオス660回分相当)まで繰返し使用できます。(岐阜市水道水を使用した場合)出典:デリオスネット(http://delios.net/jp/delios.php)
また、早く殺菌して、水を飲みたい場合は、水を沸騰させた方が断然早いです。
沸騰させれば、ほぼ寄生虫は死滅します。
また、上記でもお話したとおり、水に溶けた重金属などの物質はろ過しません。
メーカーでは、魚がすんでいるかいないかで判断するようにアドバイスしています。
自分の山行の条件を確認して、使うようにしましょう。
(参考 株式会社キッツマイクロフィルター)
[スーパーデリオス]登山にろ過器は必須
最近ご無沙汰の、飯豊山とか行ってみたいなと思っています。
飯豊山以外のほかの山にも当てはまりますが、山で個人的に重要だと思われることの一つは、水の確保でしょうか。
飯豊山は本山小屋、切合小屋などに水を取れるところはありますが、管理していないときは水がでないところもあります。
でも、水を全部持ち上げるのは、重くて大変です。
また、糞尿などにより汚染されていて、水はあるのに使えないというところもあります。
最近では、そのような汚染された水をろ過する道具が多く売られていているようです。
[スーパーデリオス]スーパーデリオスはエキノコックス除去に最適
山の中の水には恐ろしい寄生虫などの有害物質が入っている場合があります。
特に危険なのは「エキノコックス」という寄生虫でしょうか。
参考:船橋市(犬におけるエキノコックス症の発生に伴う注意喚起について)
エキノコックスという寄生虫は、北海道に主に生息しており、大変危険な寄生虫の一つです。
成虫が、キタキツネやイヌに寄生して、腸の中でタマゴを生みます。
それがフンと一緒に外に出ます。
外にでると、フンはなくなってしまいますが、タマゴが残って水を汚染します。
埼玉獣医師会のサイトでは、間違って北海道で水を飲んだ記事が書いてありました。
それによると、
「下山早々駆虫薬を約一ヶ月飲み続け、3年に1回のエキノコックス検診を5回受診し、20年目には念には念を入れて超音波+CT検査を受け、25年経った現在、中高年向け人間ドックの画像検査では異常なしとの診断を受けました。」
とその後の対応が書いてありました。
そこまでしないと不安なのでしょう。
卵が人などの口から体内に入ると、数年から十数年の潜伏期間を経て重い肝障害を起こします。
感染部位(肝臓の一部)を切除すれば治りますが、長期間自覚症状がないため、発見が遅れて、肝臓全部に感染している場合などは、死に至ることもあります。
通常は、人の体内では幼虫のままで卵が作られず、人から人へは感染しないと言われています。
参考文献:公益社団法人 埼玉県獣医師会「水に潜むエキノコックス」より
北海道ではエキノコックスの対応が一般の人まで知れ渡っていますが、本州やその他の地域の人は、まだ分から人が多いでしょう。
自分も山で水を飲んだりしていたので、気になって、医者に相談したことがありました。
しかし、北海道では普通に検査などをしてくれるようですが、本州付近では、なかなかやってくれません。
現時点では自覚症状がないので、様子をみてください
と言われることがほとんどです。
しかし、青森県や愛知県でもエキノコックスは見つかっています。
まだ、感染しているキツネや犬の個体数も、まだ少ないかもしれません。
本州での感染が分かってから、調査を始めているようですが、まだオンライン上には現在の経過や、その成果などはまだでていないようです。
しかし、水は確実に汚染されています。
[スーパーデリオス]携帯用浄水器を比較してみる
そのような寄生虫などを除去するために、水をろ過する道具が多く売られています。
今は災害も多いためか、水のろ過器は、一般の家庭からも注目されています。
そのためか開発も活発で、現在の開発されているフィルターは、とても高性能です。
例えば水道に設置するものについては、1万円以下くらいで塩素も吸着する優秀なフィルターを購入することができますし、「セイシェル」など災害時に大量の水をろ過できる規模の大きなろ過器も一般的に売られるようになっています。
また、水の中に浮遊しているカビや細菌はもとより、溶けている重金属なども吸着するような超高性能のフィルターも出て来ており、ユーザーとしては、その条件と金額をにらんで、いろいろ購入できる選択肢が増えている事は、大変ありがたいと思います。
(▼こちらのセイシェルは機能は優秀ですが、高価)