燕岳のベストシーズンは有名なコマクサ盛りの7月中旬から8月中旬。ただ予想以上に激混みなので、平日に登ったり、宿泊で時間をずらしたりする工夫が必要です。※燕岳 激混みを回避する方法>>
※燕岳はコマクサの大国です→燕山荘のブログ
※コマクサのおすすめ鑑賞場所>>
燕岳 激混みを回避する方法
激混みを回避する方法は5つ。平日に行く、燕山荘に宿泊し、時間をずらす、 しゃくなげの湯から乗合いバスを活用、駐車場に前泊する、夜登山をするです
- 平日に行く
- 燕山荘に宿泊し、時間をずらす
- しゃくなげの湯から乗合いバスを活用
- 駐車場に前泊する
- 夜登山をする(おすすめ)
ベストシーズンでも期間の始めや終わりなら平日ならやや空いています。ただシーズンのど真ん中では平日でも混み混みなので、学校の夏休み前(7/15より前)がシーズンから少しハズレますがおすすめ。コマクサがチラホラ咲き始めるのがこの頃。
1日目遅めに出発。燕山荘に宿泊し、次の日早朝に下山します。シーズン真っただ中の激混み回避に有効な方法です。休みの確保は難しいですが、カラダもラクで気持ちもラクラクです(※燕山荘の予約はこちら>>)
シーズンは4:00くらいからでも駐車場は混み始めるので、乗合いバスが便利。乗合バスならまだ混み具合はひどくありません。ただ登山道は激混みです
※乗り合いバス運行表>>
※▼しゃくなげの湯 バス亭はこちら
前の日に駐車場に泊まると駐車場問題は解消できます。前泊といっても土日は前の日に駐車場が埋まってしまうこともあるので、早めに到着する必要があります。※登山前日19時頃駐車場に到着。既に7割位埋まっていました>>
ボクがおすすめするのは夜登山。未明の1:30に中房温泉を出発すると稜線で日の出。コマクサ独占の未明の稜線は雰囲気抜群です。前泊と合わせるとカラダもラクチン。慣れないと事故になるので低山で夜の練習をしてから計画が必須。
夜登山の忘れたくない持ち物→「ヘッドライト(本番用と予備用の2つ)、GPS、クマ鈴、ラジオ」ボクの場合、ヘッドライトは10回に1回くらいの割合で予備を使うことがあるので、予備必須です。夜はGPSがかなり重要。クマ鈴とラジオは大型動物対策かつ寂しさを紛らす効果もあります
(▼ヤマップの夜登山の例)
人気の高い燕岳の「人気の高いシーズン」に行くと当然ゲキ混み。人が多いとマナー違反も多く、それを見ているだけで疲れてしまうという悪循環になってしまうのがデメリット(ヤマケイブログ:混雑期の人気コースは悩ましき「混沌」>>)
人混みだけならガマンできますが、マナー違反の目撃で自分のイメージする燕岳が「台無しになっていく感覚」は自分もキツいです・・・・・
コマクサのおすすめ鑑賞場所
おすすめは燕山荘からイルカ岩、メガネ岩のあたり。この場所は全て稜線沿いで、その稜線沿いがコマクサ一色になります。コマクサは砂礫地が適地。砂礫地とは小さな石や砂になっているところ。
(▼コマクサの周りが砂礫地)

コマクサの周りが砂礫地
(▼ヤマレコ 花の記録が多いレコード)