白山 登山のベストシーズンはクロユリのシーズン7月下旬から8月下旬がおすすめ。紅葉なら10月上旬の草紅葉が良いです。しかしこの時期激混みなので対策が必要になります。(白山登山の激混み対策>>)
<目次>
クロユリとは
白山で一番の高山植物はクロユリ。クロユリは白山のシンボルマークや石川県の「郷土の花」にもなっているくらい代表的な高山植物です。ただ臭いがウン〇なので離れて見ましょう。(ハエに受粉してもらう必要があるので、ハエが好きな臭いを出している)
(▼白山の花と言えばクロユリ)
白山の紅葉
人気は白山室堂付近の草紅葉です。白山は1800mくらいから森林限界になっていて、西側は甚之助避難小屋付近からハイマツ帯になっています。
(▼森林限界前の白山の紅葉)
(▼森林限界を越えるとハイマツ帯で低木の紅葉や草紅葉が見られます)
白山の紅葉も有名で、特に「白山白川郷ホワイトロード」の紅葉はクルマですぐに見ることができるので人気です。10月上旬~10月下旬がホワイトロードでは見頃
白山登山 クロユリはどこで咲いていますか?
室堂近辺の群落が一番大きくおすすめ。それ以外にも南竜ヶ馬場や弥陀ヶ原、お池めぐりコースの水屋尻雪渓付近、平瀬道と展望歩道の分岐付近があります。

白山 クロユリの分布
白山登山の激混み対策
白山は初級というよりは中級の山。それでもシーズンの土日はいろいろなレベルの登山者で激混みになります。白山は混むのでクルマの乗り入れ規制を土日行っていますが、混みすぎて平日もたびたび乗り入れ規制をしているくらい混んでいます。白山での激混み時の対策は、「人気の砂防新道を使わない」「ナイトハイク」「ツアー参加で混雑を避ける」以上の3点です
- 人気の砂防新道を使わない
- ナイトハイク
- ツアー参加で混雑を避ける
混雑するのは西の「砂防新道」がほとんどなので、混むのがキライな人はそのルートを外すのがベター。距離や景色を考えると、東側の静かな「平瀬ルート」がおすすめ。西側より木々が豊富で緑も濃いルート。
(▼ヤマレコ平瀬道の記録 お盆でも人少なめな穴場)
みんながなかなか使わない理由は登山道までの道のりが狭く、ときどき工事中で通れないから。狭いといってもキレイな道路なのでボク的にはそれほどデメリットではないのですが・・・
(▼平瀬道登山口までの道路)
(▼平瀬道の登山口)
シーズンまっただ中の8月上旬とかはどうやっても混むので、ナイトハイクがおすすめ。シーズン中はやっている人がいるので寂しくはないです。
(▼白山のナイトハイクの記録)
昼間と違い、盛夏でも薄手のダウンが必須。ヘッドライトと予備ライトも忘れずに

余裕があるならハイシーズンでもゆったり効果的に過ごせるガイド付きツアーがおすすめ。これには時間とお金の余裕が必要ですが、ハイシーズンの混雑を気にしないでゆっくり満喫するには良い選択です。ほぼガイドさんがやってくれて貸し切りキャビンの山旅人さんなどのツアーなどおすすめ
(▼山旅人さんのツアー(要確認))
ツアーなら時間や行程の気遣いで苦労することがないので混んでいても安心。でも費用は高価です・・・