- 上半身の基本はアンダー、ミドル、トップスの3層が基本
- (ファイントラックは5層のレイヤリング推奨だが上手にサイズ調整しないと動きにくい)
- 下半身はアンダーとトップスの2層が基本
- 何枚も着ると動きにくく血流が悪くなり逆に冷えることもある。ほどほどの重ね着が良い
- グローブやバラクラバなどの追加アイテムが必要
- ゴーグルは厳冬期(12月~2月)には必須。
- 山スキー、アルパインではヘルメットが必須
- 夏と比べるととにかくお金がかかる!
とりあえずこんなところか・・・・
※冬山登山を初心者がやるときは、単独ではなく必ず上級者と一緒に行くこと
冬の登山[アンダーウェア]の選び方
- 素材はポリエステル、ウールが主流(絶対ではない・・あくまで主流)
- ボクの愛用はモンベル、パタゴニア、ファイントラック社のアンダー(個人的にパタゴニアが秀逸)
- アンダーは厚めを1枚が動きやすい。1枚がイヤな人はファイントラック社のスキンメッシュをインナーに追加がおすすめ
- 寒さがニガテな人はアンダーはワンサイズ上がおすすめ。ブカブカだが寒さの度合いが一気に変わる
冬の登山[中間着(ミドルウェア)]の選び方
- 中間着の役割はアンダーから汗を吸い取りそれを発散させるのが一番の役割
- 化繊のフリースやセーターなどがそれにあたる
- ウールはあまり薄手にはならないように。薄過ぎると逆に冷たい。厚手ならいける
- 羽毛のダウンは登るときは濡れないようにゴアテックスで包まれた製品が可。基本ダウンは休憩用
- 化繊中綿のダウンのようなジャケットは濡れてもフワフワなので使いやすい。でもやや重い
- モンベルのヤツが使い安い
冬の登山[アウタージャケット]の選び方
- アウターの役割は風防止と濡れ防止。保温は次点
- 硬い殻のイメージ。英語ではシェル(殻(から))と言われている
- 透湿防水が標準。ゴアテックスがおすすめ
- 登るとき吹雪等でなければ、脱いでリュックにくくりつけて登るときが多い。暑いから
- アウターは高価だがしっかりしたものを選ぶ。2万円くらいから推奨。安ものは破れる、濡れで透湿効果が薄れる・・など
- 個人的に少し重くても丈夫なアウター推奨。破れるとかなり気持ちがヘコむ
- アウターにフードは必須。できればヘルメット対応が良い
冬の登山[バラクラバ]の選び方
- 厚手と薄手がある。最初は厚手からがおすすめ
- バラクラバはモンベルとファイントラック。種類があって定番もあるのでおすすめ
- マムート、ノースフェイスなどは、シーズンごとにバラクラバの名前やスペックの変更頻度が大きくてなんとも・・
- 流行で名前やスペックをちょくちょく変えてくるメーカーは山を見ていないんじゃないか・・と思ってしまう
- グチはここまでにして
- バラクラバの役目は保温と凍傷防止
- 呼気でゴーグルやメガネが曇りやすい
- 呼気対策にはファイントラックの息抜きがあるバラクラバが良い(ボクも使っている)
- 無くてもなんとかなるが、使うと快適さのレベルが一気にあがるはず
冬の登山[アウターパンツ]の選び方
- 冬アウターパンツはとにかく防水で生地が厚いヤツにすること
- 防水だからといって夏のレインウェアパンツは×。とにかく冷たくキツい
- レインウェアパンツで冬山チャレンジしているが寒くて雪の上に座るのがキツい
- 友人が春スキーにファイントラックのストームゴージュパンツ(耐水性)を履いてきたが撃沈していた・・
- パンツは透湿性より防水性
▼(例)モンベルアルパインパンツ
【モンベル】アルパインパンツ Women's
標高3,000mを越える冬山縦走、山岳ガイドなどのプロユースにも耐えられる強度と軽量性を兼ね備えたパンツです。驚異の透湿性と耐久性を備えたゴアテックスプロを採用。適度なゆとりを持たせ、しゃがんだ際にも圧迫感が少ないシルエットです。アイスクラ【続きをよむ】
[冬用グローブ]冬の登山ウェアの選び方
- とにかくスペアは必須
- グローブが雪に埋もれて無くしたり、風で飛ばされたりすると遭難がほぼ確定
- グローブを外さないで作業する練習が必要
- スペアの重さが気になるならテムレスなどでもOK
- 5本指系とミトン系(ひとさし指と親指のみ独立)があるが、5本指が動きやすくおすすめ
- ブラックダイヤモンドがいろいろある
- ミトン系は暖かいが個人的に動きにくい。北海道や深雪好きのボーダーがよく使う
- 寒いときは貼るホッカイロをいれてもいい
- 手首が露出すると寒いので露出しないように
- 手袋の中に雪が入ると冷たくてツラい
[帽子(ビーニー)]冬の登山ウェアの選び方
- 頭髪があっても頭からの熱の発散は思ったより多い。ないとカラダ全体が冷える
- カラダや頭の保温だけでなく、顔まわりの凍傷防止にもなる(暖かい血液循環をうながす)
- 厳冬期で風が強いと顔の凍傷になりやすい
- スポーツ系のビーニーの中にはコットンが多く入っているものもあるので注意
- ボクが持っていたナイキのベッカム仕様のキャップは、化繊系と思ったらコットン系でがっかりした
- 材質は化繊系かウール系が良い
- できるならウール系が暖かい
- ウール系デメリットはフィット感が良くないところ→フィット感良いウール系なら死角なし