テムレスで登山をしているボクが「防寒テムレス」についての使い方や黒のテムレスについてなどレビューしました
ボクは「防寒テムレス」を10年近く使っています。最近ではテムレスもいろいろな種類が登場しました。 でも登山では「青の防寒テムレス」か「黒の01ウインター」がやっぱりおすすめです

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テムレス 登山の使い方
テムレスで登山をするときの注意点は、厳冬期や風が強い登山のとき。 そのときはやっぱり寒いのでそれが注意ですね。(ストックを持っているとより冷えます)
使い方|その1
テムレス(防寒テムレス)を冬の登山に使う場合は「化繊のインナー」が必要です
(▼ゴールドウィンのインナーグローブ)
化繊のインナーがないとさすがに「冷たい」です
使って最初のうちは冷たくないので油断しがちですが標高を上げていくにしたがって冷たくなります
インナーは必須です
使い方|その2
防寒テムレスはやや大きい方が冷たくなりにくいです
あまりすき間に余裕がないと外の冷気を直接受けてすぐ冷たくなります。 Lサイズが適正の人は、インナーも入るので、「2Lか3L」がおすすめです
防寒テムレス(裏地にボア有り)
1双分↓(右と左セット)
テムレスをスペアグローブにすると・・
ボクは主に「冬登山のスペアの手袋」に使うときが多いです
軽くてザックの隅っこにカンタンに収納できるので、夏でも寒いときは持って行ってるし、冬のランニングでも必須のアイテムになってしまいました
こんなことがありました
山スキーのときに後輩が手袋を風で飛ばしてしまったことがありましたが、その時は吹雪で、手袋のない状態で滑って戻ってしまうと100mも行かないうちに「凍傷」で、ソロだったら即「遭難」です
山でぬれて風にあたることはとても危険な行為
そのときは自分がスペアの手袋をもっていたのでなんとか戻ることができました。軽くて暖かいスペアは必須です
「テムレス」と「防寒テムレス」は違う
テムレスと防寒テムレスは違います
アウトドアで有名なテムレスは「防寒テムレス」のことです
(▼防寒テムレス)
(https://m.media-amazon.com/images/I/71hK8v1m8ZL._AC_UL1500_.jpg)
普通のテムレスも優秀ですが、夏でも防寒テムレスの方がかなり使えます
(▼普通のテムレス ボアなし)
(https://m.media-amazon.com/images/I/81f84Wc1VTL._SL1500_.jpg)
「テムレス」と「防寒テムレス」の違いは内側のボアがあるかないか。 「防寒テムレス」の方がボアがあって暖かです
普通のテムレスは透湿防水ですが、個人的にあまり使えません
普通のテムレスは冬にインナーを入れないと寒くて使えないし、夏も冷たい水仕事をするなら防寒テムレスの方が良いです。 普通のテムレスではボアが入っていないからかもしれませんが、通気しなかった汗の濡れを早く感じてしまいます。 防寒テムレスの場合はボアのためか不思議と濡れをあまり感じないので、夏でも防寒テムレスがおすすめ
普通のテムレスなら洗車場などで最近よくみるようになりましたね
テムレスはワークマンでも売るようになった
テムレスを以前はワークマンで販売していませんでした(場所によっては販売していたようですが・・)が、だんだんと有名になってきてようやく近くのワークマンでも販売してくれるようになりました
(▼ワークマンのオンラインでも普通のテムレスは販売している)
それでも夏のオフシーズンでは店舗になくなることがあります。 コメリのようなホームセンターでも、防寒テムレスは冬だけ・・というところが多いです
福島でも最近では至るところでテムレスをみるようになりましたが、「防寒テムレス」となると通年品揃えがあるのはもう少しかかりそうです
防寒テムレスのメリット|安い・機能的・丈夫
登山の冬グローブはとても高く、普通に金額が1万円をこえてきます
自分もお金が全然ないころでしたので、ゴアテックスの手袋を穴が開いても自分で縫ったりして、試行錯誤をしながら大事に使っていました。
そんな時にホーボージュンさん(有名なアウトドアのライターさん)がツイッターで
「防寒テムレス」
というものを使っていると知りました。
その有名な方は雪上でテントを立てるときや、炊事をしたり作業をしたりするときに使用するということで、冬の遠征先ではかならず農作業用品売り場などで買っているということでした(このとき北海道では当たり前の装備としりました)
費用はサイズや売り場にもよりますが1対「1500円前後! うれしくて飛び上がってしまうような金額です
防寒テムレスはアウトドアにもってこい
自分も早速買っていろいろなアウトドアに試してみました。
この手袋は簡単に言うと、裏起毛になっているビニルの手袋です。
通常のビニル手袋と違うのは透湿素材が汗を発散させてくれるということで冬のアウトドアにはぴったり。
とがったものを扱ったり(釣り針など)、岩を登ったりすることに使用するのは難しいですが、それ以外のことにはたいてい使用できると思います。
防寒テムレスの耐久性は5年くらい
ストックを持って冬山へハイキングに行くだけなら、自分は5年くらい使えました。
そのあと自宅の雪かきをしているときに少し破れて交換をしましたが、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。
また、この手袋はただのビニル手袋ですからとても軽いのです。
冬山のメインに使うにはちょっと寒いので、スペアなら荷物の軽減にもなるのでありかもしれません。
しかしデメリットもあります。
それはスキーや登山の手袋と比べるとただのビニル手袋なので丈夫さは欠けます。(それでも自分には十分でした)
またカラーも1色しかなく、それもショッキングブルーしかありません(今は黒もあるのでこのデメリットは解消)。そのためスキー場や人が多くいるところでは少し恥ずかしいです
テムレスの「黒」
防寒テムレスの「黒」はまだまだ人気でアマゾンなどでもハイシーズンは売り切れてしまうこともあります
個人的に「青」がテムレスらしくて、以前のような売り切れではなくなってききたのでおすすめなんですが、やっぱり「黒」が人気みたいです
見つけたら即買いですね
ちなみに色以外の機能は通常の「青」の防寒テムレスと一緒です
▼こちらで販売しています
(テムレス01ウインター 青テムレスと同じやつ これおすすめ)
テムレス 04アドバンス
テムレス04のアドバンスタイプは、名前こそ最新テムレスのように感じますが、裏ボアがないので、ボクは使いません
(▼テムレス04アドバンス オールシーズンモデルっていっていますが、ボクは冬使いません)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B08X4R3TLZ)
(▼テムレス03アドバンス ドローコードが付いていもボアがないので使いません)
(https://www.amazon.co.jp/dp/B08M5J7GTW)
01ウィンター(青の防寒テムレスと同じ)がおすすめですね・・・
防寒テムレスの改造について
いろいろなサイトで防寒テムレスの裾(すそ)の部分から雪や冷気が入ってくるので、閉じる改造をしているようですが、それはいらないです
テムレスを着用しているときは、防寒着を着ていることが多いので、そのボリュームでほぼこの裾の部分は塞がり(ふさがり)ます
また、雪が入ってくる場合がありますが、入り口部分くらいにしか入ってきません
裾を閉じることで、テムレスをはずしたり着用したりするスピードが少なくなってしまうことの方がデメリットだと思います(なので、ドローコート付きのテムレス02ウインターは使っていません)
冬山では手袋を脱いではいけないと言われますが、初心者の人であれば、最初ははずすことが多いはず
自分は山スキーで転んだり、風が強いときでも雪の侵入は(あまり)問題なかったので、面倒な改造はしなくてもいいとおもいます
それより、大きめのテムレスを選ぶことのほうがかなり重要です
寒いときは個人的に大きめのテムレスでインナーとホッカイロを入れると快適です
参考にしてください