【登山の心筋梗塞】で遭難事故|山では誰もが【心臓が止まる可能性アリ】

男性が心臓を抑えて苦しがっている 病気・けが
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登山開始6時間以内が危険、心臓病死が多発|心臓負担の増大で40才特に注意

 
 

読売新聞のオンライン記事で
 

読売オンライン

「登山開始6時間以内が危険、心臓病死が多発」出典rakutenNEWS
 ( 読売オンラインアドレスはこちら:http://sp.yomiuri.co.jp/national/20170603-OYT1T50078.html )

 

というニュースがありました

ここでは山岳医の大城医師の日本登山医学会での発表の記事が書かれています
 

いま年齢を重ねてから登山をしたいという方が多いようで、それによる事故も多くなっています。

その中でも、登山での事故の理由は色々ありますが、心臓の疾患による死亡事故が、遭難と低体温(雪崩なども含む)の次に多く、注意が必要です。

長野県山岳総合センター「高年登山者の傾向と対策」の平成25年のデータを参照すると死亡者全体の5人に1人が心疾患でお亡くなりになっているようです。
(⇒PDFはこちら(高年登山者の傾向と対策)

そして、記事では、登山初日に開始から6時間以内に心臓に関する疾患になる確率が多く、気を付けなければならないと言っています。
 
 

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心臓に負担かかる原因

 

記事では、2011年~2015年の長野県や富山県など10道県の登山による疾患データをまとめています。

そこから心疾患を分析すると、
 

  • 1 5年間で553人が死亡。
  • 2 このうち73人が心筋梗塞こうそくなどの心臓病が原因。
  • 3 年齢や性別が判明した68人はすべて40歳以上。
  • 4 その94%にあたる64人が男性。
  •  

    という特徴があるようです。
     

    そして、それらの原因は、
     

    気温や高所、運動に体が慣れない状態で歩き始めると、心臓への負担が大きくなるためとみられる。

     

    とまとめています。

    それ以外にも、日頃の運動不足や、それまでの仕事の心労などによるストレス、不眠、お酒など、具体的にいうときりがないほど原因はあります。

    しかし一番気になるデータが、長野県山岳総合センター「高年登山者の傾向と対策」の記事の中にありました。

    それは、平成25年の心疾患による死亡者の特徴の一つで、
     

    平時に心疾患の既往症がある登山者は一人もいなかった

     

    という内容です。

    つまり、心臓を患っていると自覚している人が誰もいなかったということでした。
     

    これにはビックリ。

    つまり、登山をすると、平地では心疾患はないと思っている「自分」にも疾患の可能性がある・・・・ということなのです。
     
     

    その対策

     

    自分に疾患の可能性があるというニュースは目からウロコが落ちる思いで、今後は注意しなくては・・と思うようになりました。

    それでも登山は出来る限りしたいので、その対策を集めて見ました。
     
     

    運動強度の確認

    鹿屋体育大学教授の山本教授によれば、山の上と下界では運動の強度に差が出てくるということです。

    参考までに、縦走とハイキングの比較する運動強度は下記のようになりますので、参考にしてください。

    この運動ができないと判断されるのであれば、その登山は難しいということです。

    難しいとなれば、グレードを落として山に関わるようすると、心臓に負担が掛かる事が少なくなるので、参考の判断目安としてみてください。

     

    1 無雪期の縦走
      
      下界のジョギング、サッカー、テニスなどをおこなうくらいの体力が必要。

    2 ハイキング
      ↓
      下界のバスケットボール、エアロビクスなどをおこなうくらいの体力が必要

     

    とされますので、まず、自分でどのくらいの運動ができる体力があるか、客観的に把握しておくといいと思います。

    参考:「登山に必要な体力とトレーニング」
     
     

    脱水症状を防ぐ

    シンプルに下記2点を心掛けてください。
     

  • 1 登山前に500mlの水分を取ってください。
  • 2 登山中も30分ごとに水分補給してください。
  •  

    一度脱水になると、回復に半日くらいかかりますので、早目の給水が効果的です。
     
     

    ペースを守る

    少なくとも初日は
     

  • ・ペースの目安は、平地の半分のスピード
  • ・話しをしながら登れるスピード
  •  

    を心掛けていくといいと思います。

    また、人が多いところは周りの人達が気になって、焦っていろいろ失敗してしまいます。

    登るペースも、自分のペースで行けなくなってしまうので、注意が必要です。

    なかなか集中ができないような場合は、
     

  • 帽子を出来るだけ目深にかぶって周囲を見ないようにする(危険な場所でない場合)
  • 音楽を聞く(危険な場所で無い場合)
  • ソロで行かない(同行者がいるとペースを守れる)
  •  

    等を危険でない限りやってみてはどうでしょうか。

    あくまで、参考ですので、自分に合った集中法を見つけておくといいと思います。
     
     

    携帯用酸素

    息苦しくなったとき、高山病の症状がみられたときは、酸素が有効です。

    お守りとしてもっていてもいいと思います。

    ポケットオキシ 圧縮型酸素ボンベ 10L

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    (ドキュメントで詳しく書いてあります。ご参考に)

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    (こちらはトレーニングの参考に)

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    参考サイト:

    高年登山者の傾向と対策
    http://www.sangakusogocenter.com/topics/docs/konentozansya.pdf

    「登山に必要な体力とトレーニング」
    http://www.oiraku.jp/kouenkai_data/1503mountain%20of%20the%20day/seminar_data1.pdf

     

    ※本記事はあくまで参考です。当サイトは心疾患医療の専門家が運営しているサイトではありません。
    病気やその他の治療に関することは専門医にご相談お願いいたします。

     
     
     

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