英彦山 登山|ブログで[体験レビュー]銅鳥居(かねのとりい)登山口コース

英彦山 登山の体験談を書きました

「英彦山」は福岡県の添田町にあり「ひこさん」と読みます

今回「体験談」を提供いただいたのは、30-40代の男性です

参考にしてみてください

[英彦山 登山]体験レビュー

先日登った、福岡県添田町の英彦山についてお話しします

英彦山は福岡県と大分県に跨がって(またがって)位置しており、標高1200mで福岡県では「3番目」の高さです

標高はそれほど高くはなく、日帰り登山で楽しめる山です

しかし、かつては「日本三大修験道霊場」だったこともあり、標高の割には急登区間が多く、短時間で体力を消耗する山でした
参考:朝日新聞

▼登山の始め方まとめ

登山のおすすめ紹介 「岳や本店」
登山のおすすめを紹介。登山初心者向けを中心におすすめの山や装備、服装などを紹介。

[英彦山 登山]銅の鳥居(かねのとりい)登山口から出発する

私が登ったコースは、

  1. 銅鳥居(かねのとりい)登山口から
  2. 英彦山神宮を通り、
  3. 玉屋神社、
  4. 鬼杉、
  5. 南岳、
  6. 中岳、
  7. そして銅鳥居に戻る

というコースでした

英彦山 登山道

「北岳」も行こうかと思いましたが、北岳を下山してしまうと、銅鳥居登山口の駐車場から5km以上離れてしまいます

下山後に道路を5kmも歩くのは辛いので、今回、残念ながら北岳はコースから外しました

ちなみに本数は少ないのですが、町営のバスが1日に2本くらい出ていますので、時間を調べれば利用することもできます

[英彦山 登山]南岳ルートで遠回りしてみた

銅鳥居からスタートしましたが、英彦山神宮まで約850mは石の階段を登ります

自然石を使っており、形が不揃い(ふぞろい)で結構疲れました

その上、最初は弛かった(ゆるかった)傾斜も英彦山神宮に近付くにつれて、きつくなります

完全に息が上がった状態で、英彦山神宮に到着しました

歴史のある立派な神社ですが、境内はコンパクトでした

英彦山神宮からは、中岳山頂までそれまで同様、階段が作られています

一説によると「約3400段(!)」らしいのですが、長年の風雨によりかなり荒廃(こうはい)してしまい、いたるところで階段が崩れていました

英彦山神宮から30段ほど階段を登ると、中岳コース(英彦山神宮 山頂)と南岳コースの分岐点があり、私は南岳を目指して、分岐(ぶんき)を右に曲がりました

それからは、傾斜もほとんどなく気持ちの良い登山道でした

登山道沿いにはかつては山伏が修行した窟(いわや)が点在し、さすがは日本三大修験道霊場という感じで、至るところに修験道時代の史跡(しせき)がありました

[英彦山 登山]鬼杉コースのロングコースを選択

途中、鬼杉へのショートコースとロングコースの分岐があり、ロングコースへと進み、玉屋神社を目指しました

徐々にアップダウンが現れ始め、修験道霊場の本領が発揮といったところです

[英彦山 登山]玉屋神社ルート

玉屋神社に到着すると、その姿に目を疑いました

Google マップ

なんと岩壁に神社がめり込んでいます

一体どうやって作ったのか謎でしたが、後から聞いたところによると、岩壁の外側だけ建物が作られており、奥は洞窟になっているそうです

[英彦山 登山]鬼杉が大きすぎた件

玉屋神社を過ぎると、更にアップダウンが急に激しくなりました

その上、2年前の九州北部豪雨の影響で、登山道が荒れており、かなり歩きにくかったです

そして、かなり長い急登を越えた先に「鬼杉」がありました

樹齢1200年といわれ、鬼が逆さまに指したという伝説が残っています

写真を撮りましたがあまりに大きすぎて、全景を撮るのは不可能でした

[英彦山 登山]「きつい」と言えば南岳手前

鬼杉から今度は900m先の「南岳山頂」を目指しました

そして今回のコースで「一番きつかった区間」がここでした

鬼杉から材木石までの区間は、ガレ場の急登が続き、ストックが大活躍でした

少しずつ登り、どうにか急登区間を終えましたが、その後もきつい登りが続き、息がつきません

その後は3ヵ所の鎖場があり、今度はストックが邪魔になり、リュックに仕舞うことになりました

そしてようやく標高1200m、厳密には1199.6mの南岳山頂に到着しました

[英彦山 登山]の山頂 展望台は注意が必要

山頂はとにかく地味で、祠(ほこら)と一等三角点がひっそりあるくらいで、私以外に誰もいませんでした

ちなみにその横には倒壊の危険があるので、立ち入り禁止になっている「展望台跡」がありました

そこから中岳の山頂に移動しましたが、尾根道を15分ほど歩くと、到着しました

こちらは英彦山神宮上宮の立派なお社や休憩小屋、「英彦山山頂1200m」と書かれた巨大な木製の杭があり、南岳とは全く雰囲気が違い、多くの登山客で賑わっていました

その日はきれい澄んでいたこともあり、大分県の由布岳や九重連山、うっすらと熊本県の阿蘇山も見ることができました

[英彦山 登山]石段が「2㎞」ある

昼食を済ませ、中岳コースから下山しましたが、これがまた大変なものでした

かつては上宮への参道として作られた石畳が荒れ果て、足場の悪い階段を約2kmに渡って下らなければいけません

普通の階段でも、下りは辛いのに、荒れているので余計に膝に負担がかかりました

その上、全体的に滑りやすく、リュックに仕舞っていたストックを再度出さなくてはいけませんでした

どうにか英彦山神宮まで下山しましたが、そこから更に850mの階段を下らなければなりません

そこで、奥の手を使いました

実はスロープカーというケーブルカーのような乗り物が走っており、片道520円で、銅鳥居まで下ることができます

途中乗り継ぎをし、約20分で銅鳥居登山口まで帰ってくることができました
実に楽チンでした

[英彦山 登山]スロープカーは使った方がいいかも・・

今回、私は約6時間かけて、登りましたが、標高が低い割には、体力を使う山だというのが、一番の感想でした

アップダウンや急登が数多くあり、特に中岳コースの階段には本当に疲れました

行きはスロープカーの利用は全く考えていませんでしたが、下りでの利用は有効だと思います

それでも山内に点在する修験道時代の史跡には説明書きもあり、史跡巡りも楽しむことができました

他にも北岳コースや裏英彦山ルール、山伏の峰入りルートなど、更にマニアックなコースもあり、きつかったのですが、その懐の深さに一目惚れしてしまい、また挑戦してみたいと思っています

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