「登山・山登り」を英語で言うと・・・
「mountain climbing」
「マウンテン クライミング」
「mountaineering」
「マウンテニアリング」
出典:Weblio 辞書
といいます
「mountain climbing」
(マウンテン クライミング)
は、「バリエーションルート」や「ロッククライミング」に近いような登りが「マウンテンクライミング - mountain climbing」のイメージ
そして、
「mountaineering」
(マウンテニアリング)
は縦走や、トレキングのような整備された登山道や、プラス岩場などバリエーションルートが組み合わさった登山全体を指すときに使われる単語です
「マウンテニアリング(mountaineering)」にはいろいろな考えかたがあります
「わたしの英会話」さんのサイトでは、
私たちが「登山」という意味で使う「Climb」は、高度なテクニックがいる山登りだそうです
例えば、命綱(いのちづな)をつけてせり立った崖(がけ)を登る感じ
(例えば:「ロッククライミング – Rock-climbing」 など
頂上を目指して山を登ったり、池の周りを歩いたり、「Trail(小道:トレイル)」を歩いたりするのは「Hiking(ハイキング)」となるようです。
「SaferClimbing.org」さんのサイトでは
「climbing」 を訳すなら、 多くの場合、「登攀(とうはん)」がぴったりきます
「go climbing」 は、「登攀に 行く」です。
趣味は、と訊かれた時の答に “climbing” と言えば、 多くの英国人の頭には、ロッククライミングが思い浮かぶようです。一方、「mountaineering」 は「登攀を含む登山」です。
端的には、ザイル を使わない登山は、mountaineering ではありません。
と定義しています
また「trekking」という言葉もありますが、これは
健康やレクリエーションを目的とした山歩き。また、高山の山麓を徒歩で旅行すること。歩くスキーなどについてもいう。
(goo辞書)
という「自然を旅する」というイメージがあります。 日本ではなんとなく「軽登山(登頂などを目的としない散策的な登山)」と訳されることが多いと思います
そこから
「climbing(クライミング)」=「登攀(とうはん)」(ロッククライミングのように手を使ってよじ登ること)
「Trekking(トレッキング)」=「健康やレクリエーションを目的とした山歩き」
「Hiking(ハイキング)」=「頂上を目指して山を登ったり、池の周りを歩いたり、「Trail(小道:トレイル)」を歩いたりすること」
という意味になります
これらは微妙な意味合いや意見がありますが、日本人がイメージしている言葉とそう大きくは変わらないと思います
登山用語を英語で【英単語スペル一覧】を解説
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登山・トレッキングで使える「英単語」をまとめました
最近は、マイナーな山でも外国の人をみることが増えていて、道をたずねられたりすることがあります
そのときに、文章として覚えていなくても、「単語」を覚えているだけで、コミュニケーション可能です
今回は「ちょっと専門的な登山の単語」をまとめてみましたので、参考にしてください
英語は単語だけでも覚えておくと登山の時に便利でいいですよ
= ▼ 目次 =
- 「登山・山登り」を英語で言うと・・・
- インバウンド(外国人旅行客)増加で英語が必須になるかも
- 「登山する」
- 「登山家」
- 「登山口」
- 「登山靴」
- 「登山者」
- 「登山隊」
- 「ヒマラヤ登山隊」
- 「登山鉄道[電車]」
- 「登山道[路]」
- 「登山帽」
- 「登山用具」
- 「ウェストポーチ」
- 「ホッカイロ」
- 「入山許可証」
- 「山小屋」
- 「雨具」
- 「寝袋」
- 「ピッケル」
- 「アイゼン」
- 「カラビナ」
- 「コンロ」
- 「虫除け」
- 「蚊取り線香(渦巻き型)」
- 「ストック」
- 「高山病」
- 「低体温症」
- 「沢登り」
- 「沢靴」
- 「歩く(水の中やぬかるみなどを)(苦労して)」
- 「飛び込む」
- 「地図」
- 「地図ケース」
- 「方位磁針」
- 「縮尺」
- 「等高線」
- 「車道」
- 「登山道」
- 「勾配」
- 「(小)径(こみち)」
- 「境界(線)」
- 「丘・山」
- 「山」
- 「山頂」
- 「岩」
- 「崖(がけ)、壁(かべ)・垂壁(すいへき)」
- 「巨石」
- 「川」
- 「滝」
- 「ダム・堤(つつみ)・堰(せき)」
- 「[左岸]川岸・堤防」
- 「[吊り]橋」
- 「 (両側の切り立った)渓谷」
- 「支流の分岐(点)」
- 「小滝、段々滝」
- 「川底」
- 「ルート・登る道筋・登山道」
- 「ライン」
- 「スラブ(岩)」
- 「フェイス・ほぼ垂直な岩壁のこと」
- 「オーバーハング・前傾壁」
- 「ルーフ」
- 「クラック・岩の割れ目・裂け目」
- 「ザイル・ロープ」
- 「ビレイ(ビレー)・確保」
- 「ロープワーク」
山で使えそうな英単語(個人的な注訳付き) その1
山で使えそうな英単語(個人的な注訳付き) その2
山で使えそうな英単語(個人的な注訳付き) その3
▼初めての登山[登山入門:服装・持ち物など]
インバウンド(外国人旅行客)増加で英語が必須になるかも
近年、外国から登山に来るかたが多くなってきました(外国の観光客のほとんどは富士山に行ってしまいますが・・)
自分は全く英語を話すことはできませんが、知り合いのイングランド出身の女性は、自分が片言(ほぼ日本語です)で話かけても、問題なく雰囲気(ふんいき)でコミュニケーションをとってくれます
その経験から、ちょっとでも片言で話せれば、山登りに来る外国の方と少しコミュニケーションがとれるのでは・・と思っています
なぜなら、「山好き」が共通しているので、楽しくコミュニケーションをとれそうな気がしてます
文章として覚えるのと、しっかり勉強をしないといけないので、苦手でも、まずは「単語」だけでも覚えておくといいと思っています
今回は参考に、いろいろなサイトから単語を引用させていただき、自分が個人的に注訳を付けてみました
英単語だけでも覚えておくと、外国の友達増えるかもです
登山で使えそうな英語の単語(個人的な注訳付き) その1
「その1」の単語は「Weblio 辞書」から引用しました
訳は個人的な注訳です
登山する
「climb(クライム)」
【形式ばった表現】
「ascend(アッセンド)」,
「scale(スケール)」,
「go up(ゴーアップ)」]
「 a mountain(ア マウンテン)」
【形式ばった表現】
「make an ascent of a mountain
(メイク アン アッセント オブ マウンテン)」
「go mountain‐climbing」
(ゴー マウンテン クライミング)
先ほどもいったように、「マウンテニアリング(mountaineering)」は縦走や、ある程度整備された登山道を登るときに個人的には使います
形式ばった表現(アセント ascentなど)は、どちらかというと、登山というよりは「急登を大汗かきながら登る」などと言う意味が合うんじゃないかと思います
どちらにしろ、難しい表現ですね
登山家
「a mountaineer」
(ア マウンテニア)
「an alpinist」
(アン アルピニスト)
個人的に自分は「登山家(mountaineer)」の枠(わく)の、そのまたハシッコ(登山愛好家)にぶら下がっていると思います
デフォルメして言うと、「山屋(やまや)さん」という感じでしょうか
「アルピニスト(an alpinist)」は何となくおこがましい感じがして、名乗れません
野口健さんは「アルピニスト」と呼ばれています
服部文祥さんは「アルピニスト」ではないですが、登山家です
登山口
「the starting point of a trail up a mountain」
(ザ スターティング ポイント オブ ア トレイル アップ ア マウンテン)
「the place from which the ascent is made」
(ザ プレイス フロンム ウィッチ ザ アッセント イズ メイド)
個人的には、こんな長い英語で使うことはなさそうです
「スターティングポイント(starting point)」だけでも通用しそうな気がしますが・・・
登山靴
「《a pair of》 (mountain‐)climbing boots」
(クライミング ブーツ)
辞書をみると、「a pair of」ってつけないと、片方だけをさすようになるんですね
自分が片言で使うなら、 「マウンテンブーツ(mountain boots)」で終りそうです
登山者
「a mountain climber」
(ア マウンテン クライマー)
「経験の浅い登山者たちは、山を甘くみる傾向がある」
「Inexperienced mountain climbers are apt to underestimate the dangers of mountains」
「マウンテンクライマー(mountain climber)」は上級者の呼ばれ方っぽいですね
自分には合いそうにもありません
どちらかと言えば、自分は「ハイカー(Hiker)」って感じだとと思ってます
登山隊
「a mountaineering [climbing] party」
(ア マウンテニアリング パーティ)
「a team of (mountain) climbers」
これも簡単に「パーティ party」でほぼ通じると思います
ヒマラヤ登山隊
「a Himalayan expedition」
ここで言う「expedition(エクスペディション)」はフリースやソックスの仕様として、よく聞く単語
「エクスペディション」の意味は「遠征隊」のことです
登山鉄道[電車]
「a mountain railway」
日本ではあまり見られませんが、標高の高い所に荷物や人間を運ぶための鉄道
ゲージ(線路幅)が特殊だったり、電車本体以外にウインチなどのシステムがあるような鉄道のことです
アニメ「機関車トーマス」を見ると、よくわかります
登山道[路]
「a mountain trail」
「a path up a mountain」
「この山には登山路が 3 つある.」
「There are three trails leading to the top of this mountain」
「登山熱」
「a craze for mountaineering」
辞書では難しく言っていますが、「トレイル(trail)」で通じると思います
今は「トレイルラン」や「マウンテンバイク」などのアクティビティの人気が出て来ているため、一般の人でもトレイルというと、登山道だとわかるようになってきたと思います
登山帽子
「an alpine hat」
登山帽子というと、イメージは帽子の周りにツバがついているハットで、鳥のハネがついているような感じ
自分は、山ではハットというよりは、ほとんどキャップ(ベースボールキャップ)を使っています(もしくはヘルメット)
登山用具
「mountaineering equipment」
登山用具全般を示します
高価なものが多く、有名メーカーだけで買うと大変な価格になります
自分は、はずせないものは有名メーカーで買って、それほど重要でないものは、ワークマンなどの仕事の作業道具を売っているお店で買います
登山で使えそうな英語の単語(個人的な注訳付き) その2
ここからは、
「わたしの英会話」さんのサイトにのっていた英単語を参考にしました
注訳は自分の個人的な注訳です
ちょっとだけ参考にしてもらうとうれしいです
ウェストポーチ
「Waist bag」
英語圏では、「ウエストポーチ」より、「ウエストバッグ」のほうが一般的のようです
自分もポーチはよくつかいます
地図やハッカ油などをいれておくと、超便利です
ホッカイロ
「Heat Pad」
「わたしの英会話」さんの注訳では、
日本語でHokkairoで問題ないかと思います
ということ
自分も「ホッカイロ Hokkairo」でOKだと思います
入山許可証
「(backcountry/wilderness) permit」
「パーミット(permit)」 の意味は「許可」
外国へ遠征でもしないかぎりは、一般の方の場合、日本ではあまりつかわない単語(入山許可証)ですね
仕事で山に入るような方は必要な場合があります
山小屋
「Hut」
山を登っているとよく聞くと思いますが「ヒュッテ(Hut)」といいます
雨具
「rain gear、rain wear」
「レインウィア(rain wear)」のような雨と風をシャットアウトする装備は、夏でも冬でも、低山でも高山でも、とても大切です
雨をさえぎるというよりは、風を止める機能がとても大事
山では、盛夏でも低体温症で遭難することもあるので、注意が必要です
寝袋
「sleeping bag」
「スリーピングバック(sleeping bag)」は名前が長いので、自分はドイツ語の「シュラフ」をよく使います
化繊(ナイロンなど)のものと、ダウンのシュラフがありますが、季節や登山の形態でどちらがいいか検討してもっていったほうがいいです
ぬれがあるような登山(沢登りなど)では化繊のシュラフ
真冬やスピード登山の場合はダウンがいいと思います
ピッケル
「Ice ax」「Ax」
ピッケルのほうが有名だと思います
これもドイツ語
「アイスアックス(Ice ax)」は、冬のアイスクライミングに使用する道具
縦走などにつかう「アックス(Ax)」は日本では「ピッケル」と呼ばれるのが一般的ですね
アイゼン
「Crampon」
これもドイツ語(アイゼン)のほうがよくつかわれているかも
「クラムポン(Crampon)」は、最近でこそ使われるようになってきましたが、個人的には、心平さんの有名な「クラムボンはプカプカわらったよ」を思い出してしまうので、あまり使いません
カラビナ
「Carabineer」
これはそのまんま「カラビナ」です
英語だったんですね 知りませんでした
沢登りをしていると、よく現場に忘れます
もう少し安いとうれしいですが、あまり安いものは壊れやすいので悩みどころです
コンロ
「Cooking stove」
「コンロ」という名称のほうが個人的にはよくつかいます
「クッキングストーブ(Cooking stove)」が英語ということは、「コンロ」もドイツ語か?と考えるかもしれませんが、コンロは「焜炉」と書きます
そうです 日本語なんですね
ちょっとびっくり
虫除け
「Insect repellent spray」
虫よけスプレーは、汗をたくさんかく人には特に重要
蚊(か)やアブにさされて「集中力がなくなる」のは、意外ですが、山では危険なことです
蚊取り線香(渦巻き型)
「Mosquito coil」
「モスキートコイル(Mosquito coil)」といって、特に夏、寝るときに重要な役割を演じてくれます
自分のツェルトは、このモスキートコイルのニオイが染みついていて、コイルを焚かなくても蚊(か)があまりよってきません(ちょっとは寄ってきます)
※タープでねるときには、特に必須だとおもいます
ストック
「Ski pole」
「スキーポール(Ski pole)」が英語
「ストック (stock)」はドイツ語です
高山病
「Altitude sickness」
高山病は突然かかる病気です
1度だけかかったことがありますが、そのときはとにかく休んで息を整えたら楽になりました
低体温症
「Hypothermia」
「ハイポサーミア (Hypothermia)」低体温症は、山では特に気を付けるべき症状(しょうじょう)
ソロ登山のときにこれにかかったら、ほぼ「死」です
「濡れ(ぬれ)」と「風」には特に「要注意」
登山で使えそうな英語の単語(個人的な注訳付き) その3
「SaferClimbing.org」さんのサイトから単語を引用させていただきました
ちょっと専門的な英語の説明が多かったサイト
すごく詳しかったです
沢登り
「gill (ghyll, gorge) scrambling」
「shower climbing」
湖水地方だと「gill」が、ウェールズだと 「gorge」 が多い様子。
「ghyll」は少し文学的
最近では「シャワークライミング(shower climbing)」がどちらかと言えば、よくつかわれています
ちょっと昔は「ウォータークライミング(Water climbing)」とも言っていました
日本の沢登りは、ほぼ「日本独自の文化」
どちらかというと、通常のクライミングに似ていますが、濡れた沢の中を登る「技術」や「道具」が異なることがおおいので、「シャワークライミング」というスポーツにわかれていっています
そして、沢登りをする人達を「沢屋(さわや)」といいます(自分もこれの末席にいます)
沢靴
「wading shoes」
「ウェーディングシューズ(wading shoes)」といって、裏面がフェルトや特殊なゴム製の靴をさします
沢登り以外には、渓流釣りや鮎釣りなどにもつかわれることがあります
縦走もそうですが、沢登りは特に足元のグリップが重要
各個人、いろいろなこだわりがあるようです
歩く(水の中やぬかるみなどを)(苦労して)
「wade」
ウェーディングシューズはここからきています
沢登りは、ほとんどがこれをしているようになります
飛び込む
「jump in」
「dive」
「plunge」
沢登りでは、滝ツボなどを泳ぐことがあります
最近では、滝ツボでの事故が多いため、なにも調べないまま飛び込んだり(ダイブ(dive))することはあまりオススメしません
水流と地形が悪ければ、滝ツボから出れなくなることもありますし、急に冷えた水の中に入ると、ショックで心停止になる場合もありますので、要注意です
地図
「map」
これは一般的に登山では「有名な英単語」
「マップ Map」は、登山には必須の装備で、これなしで山に行くのはあまりオススメしません
最近はスマホのGPS機能も年々すぐれてきていますが、スマホがこわれた場合をかんがえると、紙の地図も持ちたいです
地図ケース
「map case」
「地図ケース(map case)」は地図がぬれないように必要
専用の地図ケースがない場合は、ジップロックが便利です
方位磁針
「compass」
「コンパス(compass)」も登山には必須の道具です
登山では必須の道具なんですが、キチンと「地図」と「コンパス」を使える人はすくないと思います
それほどむずかしくないので、練習すると、山がまた楽しくなると思います
縮尺
「scale」
国土地理院の地形図「スケール(scale)」は2万5千分の1が基本で、5万分の1の縮尺の地形図もあります
地形図は眺めているだけで、まったく飽きませんね
等高線
「contour」
現在の日本の地形図の「コンタ(contour)」は1本ごとの間隔(かんかく)は標高「1m」間隔です
車道
「road」
「street」 は「街路」
登山で車道があると、とてもラクチンですが、登山をする山の中にあると、興冷め(きょうざめ)するのも確かです
登山道
「track」
個人的には、トレイルより小さな道を「トラック(track)」と表現します
勾配
「gradient」
自分はあまり使った事はないですが、欧米などでは、鉄道の勾配をいうときによく使うそうです
自分が山で勾配を表現するときに使う言葉は、垂直(すいちょく)「バーティカル(vertical)」、もしくは平坦(へいたん)「フラット(flat)」ぐらいしか使わないですね
(小)径(こみち)
「path」
ここで言う小径(こみち)「パス(path)」は、どちらかと言えば、「ケモノ道よりもう少し整備されている道」のことを言います
縦走では整備された道が多いですが、沢登りではこのような道が多いです
境界(線)
「boundary」
代表的な山の頂上は、県同士の境(さかい)であることが多いです
その境で、キレイな山だったり、荒れている山だったりすることもあって、自治体の山へのチカラの入れ具合がわかる場合もあります
丘・山
「hill」
エディーマーフィー主演の映画「ビバリーヒルズコップ」の「ヒル(hill)」です
日本は、急な山が多いので、それほど使うような単語ではありません
イギリスなどは、山というよりは、丘のような山が多いので、「ヒル (hill)」をよくつかうそうです
山
「mountain」
これは無しでは、このサイトは存在できません
山頂
「peak」・「summit」・「top」
☆Peak ピーク・・・山頂、先端、絶頂、最高点
よく耳にすることがある、「Summit(サミット:頂上、山頂、絶頂、極点、首脳会談)」との違いは、「Peak」は尖った場所を指すことが多く、1つの山にいくつもあることが多いですが、「Summit=頂点」は、ひとつの山にしかないのです。
出典:わたしの英会話
「ピーク(peak)」・「サミット (summit)」・「トップ (top)」どれもよく使いますが、自分は単純に「トップ (top)」をよく使います
岩
「rock」
これも有名
「ロックンロール (rock ‘n’roll)」という単語でも有名な単語です
崖(がけ)、壁(かべ)・垂壁(すいへき)
「[vertical] cliff」・「wall」
自分のキライな単語
ビビリにはつらい場所のこと
巨石
「boulder」
これも最近日本で有名になってきた単語
「ボルダー (boulder)」ですね
うちの近くにも遊ぶところがあるんですが、近くといっても1時間以上クルマを使わないと行けないとこなので、ちょっと不便です
ジムはあまり性(しょう)にあわないし、ジムの数もあまりないです
家の庭にボルダー欲しいですね
川
「brook(s)」・「stream(s)」・「river(s)」(小さい方から順に)
例:
(The) R(iver) Thames (テムズ川)、
Red Brook (レッド支流)
[注]「川」の場合、River が先に来るのが普通 (米国は逆?)
自分の感覚でいいますと、「ブルック brook」は、山の中の細い支沢で人間が渡れるくらい、「ストリーム stream」は人間が簡単に渡れないくらいの支流、「リバー river」は母なる川・・・というような感じです
滝
「(water)fall(s)」
これも沢登りでは登ります
自分はハーケンが必要か、そうでないかのギリギリの滝しか登りませんが、普通の人はバンバン登ります
滑るし、落ちてくる水で、息ができないような状況になりますが、好きな人は好きです
ダム・堤(つつみ)・堰(せき)
「dam(s)」・「weir(s)」・「barage(s)」
これはそのまま「ダム (dam)」が一般的かと
沢登りではなかなか泳ぐことはありませんが、沢への道がなければ泳いで沢の入り口に行く事もあります
とっても怖いですが、浮き輪(リュックで代用)を持って行けば、ほぼおぼれることはないと思います
[左岸]川岸・堤防
「[left] bank(s)」・「embankment(s)」
沢登りでは、慣れないと、どちらが「左岸(さがん)」か「右岸「うがん」か分からないことがあります
この場合、葉っぱを流して、
と思ってください
[吊り]橋
「[suspension] bridge(s)」
整備された吊り橋(つりばし)なら安心ですが、山の中の吊り橋は、だいたいが壊れて(こわれて)います
その場合は、吊り橋を渡るより、川を渡ることが多いです
(両側の切り立った)渓谷
「gorge(s)」
沢登りの中でも、特にマニアックな場所、それが「ゴルジュ gorge(s)」です
沢登りレベル中級以上の人達にとって、楽しくて夜も眠れなくなるような場所と言われています
しかし、ビビリの自分がそういった話聞くと、まったく理解できないと思うしかないです
支流の分岐(点)
「fork(s)」
支流の分岐を英語で「フォーク (fork(s))」と言いますが、自分は英語としては、あまり使いません
ですが、「支流の分岐(ぶんき)」という単語は良く使う単語なので、英語も覚えておきたいです
小滝、段々滝
「cascade(s)(滝は (water)fall)」
「カスケード (cascade(s))」も日本の現場では、英語としてあまり使わないです
この小滝や段々滝までが、個人的に楽しいと思えるレベルです
川底
「river beds」
沢登りなどの時はあまりつかいませんが、「川底」という日本語は、釣りのときにはよく使います
「川底をこするように釣る」などのように使うことが多いです
最近釣りはあまりやっていないので、使うことは少なくなりました
ルート・登る道筋・登山道
「route」
「ルート (route)」とは、縦走のときの登山道を、指すことが多いです
ライン
「line」
ルート上で、ルートよりはるかに精密な意味で、実際に通る道筋
端的には、1m の精度で語る
例: このルートは登るには、あそこの黒い岩の 50cm 横のラインを取るべし
主に滝を登るときやクライミングの登る道筋や、山スキーなどの滑走(かっそう)予定線をそう呼びます
スラブ(岩)
「slab」
スラブ(岩)。
凹凸の少ないなめらかな(一枚)岩。
昔は傾斜角 45度程度までだったが、最近の岩登りの世界では 80度程度でもスラブと言うことがある。
「スラブ slab」は滑るというイメージが強いです
これも、沢登りのなかには好きなひとがいて、そういうひとは、タコのように吸い付いて、スラブをラクラク突破します
自分は怖いので、近づきません
フェイス・ほぼ垂直な岩壁のこと
「face」
中でも特に平たい部分を指す。
クラックと対比して使われることが多い。
つまり、クラックの外側の部分が、フェイス部。
個人的にはあまり使わない単語
クライミングを主流にやっている人であれば使う単語です
オーバーハング・前傾壁
「overhang」
これも個人的なことで恐縮ですが、オーバーハングしているような壁には近づかないので、あまりご縁がない単語です
ルーフ
「roof」
オーバーハングの極端な部分で、ハングしすぎて、ちょうど天井のようになった部分。
テラスを下から見たようなところを「ルーフ roof」といいます
ここを通過するひとは、クライミングの超上級者です
クラック・岩の割れ目・裂け目
「crack」
「クラック (crack)」は、クライミングをしていると、天から差しのべられた、「ステアウェイ トゥ ヘブン (Stairway to Heaven)」(天国への階段)のように見えるので、自分は好きな部類の単語
(ツェッペリンも好きです)
これを手掛かり、足掛かりにしてのぼります
ザイル・ロープ
「(climbing) rope(s)」
これも「ザイル Seil」はドイツ語
英語は「クライミングロープ climbing rope」といいます
自分はどちらかと言えば「ザイル」を多用します
クライミングには太さが直径10㎜・9㎜で、40~60mのものを使う事が多いです
沢登りでは、太さが直径8㎜・9㎜、30~50mの物を使う場合が多いと思います
ビレイ(ビレー)・確保
「belay」
ザイルを頼りに道具(または人体)を用いて、登って(降りて)いる人が落ちた時、その墜落を止められるようにしておくこと。
またその確保支点。
ロープを使ったクライミングをする場合は、ほとんど2人体制で、「登るひと」・「ビレイヤー (belayer(s))」がパートナーを組んでのぼります
ときどきソロで登る人もいて、そういうかたは、機械的なビレイシステムを使ってのぼります(「ソロイスト」と言う機器を使う場合など)
ロープワーク
「ropework」
ロープ(ザイル)を用いて結び目を作ったり、確保したりする所作
ロープの結びや、折りたたみ方、伸ばし方などは、クライミングをする人にとって最重要事項のひとつ