登山の難易度やレベルランキングがよくわかる「山のグレーディング表(公表分)」を1つのエクセルシートにまとめました
登山初心者が山の難易度を知るためには、各県でつくられている「山のグレーディング」というツールが便利です
便利なのですが、各県で個別につくられているので、比較したり検索したりするときにちょっと不便に感じてましたので、今回それを1つにまとめてエクセル表にしてみました
なんとなく作ってみてもそれほど便利になっていないような気がしますが、試しに使ってみてください
ちなみに登山初心者にまずおすすめする山は、グレーディングの「難易度A」の山ですので、グレーディング表をダウンロードしてフィルタで「A」を探してみてください
このエクセルシートはまだ、つくりが雑なのでちょっとずつ更新していきたいです
山のグレーディング自体は、は各県で公的に設定されていて、信頼度はバツグンです
でも現在全国の県がすべて設定しているわけではないので、これからはほかの県も(我が福島県も)作ってほしいですね
▼こちらからダウンロードできます
>>山のグレーディング
エクセルまとめ
※2021/7/25 百名山リスト追加しました
登山の難易度|山のグレーディング」=▼ 目次==
現在グレーティングを活用しているところを一覧にしました
各県でちょっとずづ仕様がことなりますが、同じグレードの出し方で、共通しています
とても参考になるので、自分の登りたい山はどの位置にあるのか楽しく見ることができます
山のレベルがわかったら、次は登山届も簡単便利なやり方がありますので、参考にどうぞ!
オンライン登山届【コンパスの使い方】|安心の計画書を簡単に作成
最近、年齢に関係なく、登山を始める人が多くなってきました
登山初心者がまず最初に考えることは、目標の山が自分が登れる山なのか・・・・それが一番の気になるところだと思います。
現在、
群馬県・長野県・山梨県・静岡県・新潟県・岐阜県
の 6県 が登山対象の山を 難易度別にランク付けをして公表しています。(その後グレーディングをしている県が増えてきました 今は11県!・・もっと増えてほしいです!)
自分が登れる山がどれか、おおよその確認がこの「グレーディング」された表で確認できます。
登山の難易度|群馬県 山のグレーディング
群馬県:
>> 群馬 山のグレーディングはコチラ
>> 群馬 山のグレーディング「一覧表」はコチラ
問い合わせ先:群馬県 観光局観光物産課
登山の難易度|長野県 山のグレーディング(信州山のグレーディング)
>> 「信州 山のグレーディング」について
>> 信州 山のグレーディング「一覧表」はコチラ
問い合わせ先:長野県 観光部山岳高原観光課
電話:026-235-7251
登山の難易度|山梨県 山のグレーディング
>> 山梨 山のグレーディング
>> 山梨 山のグレーディング「一覧表」はコチラ
問い合わせ先:山梨県 観光部観光資源課
電話:055(223)1576
登山の難易度|静岡県 山のグレーディング
>> 静岡「山のグレーディング」
>> 静岡 山のグレーディング「一覧表」はコチラ
問い合せ先:静岡県 文化・観光部観光交流局観光政策課
電話:054-221-2534
登山の難易度|新潟県 山のグレーディング
>> 「新潟 登山に関する記事」について
>> 新潟県警の山岳情報
>> 一覧表はコチラ
スポーツ課
025-280-5951
登山の難易度|岐阜県 山のグレーディング
>>「岐阜県 山のグレーディング」について」
>>岐阜県山のグレーディング「一覧表」はコチラ
問い合せ先:岐阜県 危機管理部防災課
電話:058-272-1125
※2018年に改訂しました そのときの通知はこちらです→「岐阜県山のグレーディング」を改訂しました
登山の難易度|山形県 山のグレーディング
また、まだ未確定ですが、山形県も平成29年度の予算でグレーディングをするようです。
グレーディング開始されています
参考にどうぞ
「平成29年度当初予算 主要事業の概要」:
この中で、「やまがたの山と水魅力向上推進事業費(新規) 」(11ページ)に「登山ルートのグレーディング(難易度・必要体力度)の設定」というものがありました。
今は下記のようにグレーディングされています
問い合せ先:山形県 みどり自然課
電話:023-630-2206
登山の難易度|栃木県 山のグレーディング
栃木県もグレーディングに今年から取り組んでいるようですね。
問い合せ先:栃木県 自然環境課
電話:028-623-3211
登山の難易度|高知・愛媛県 山のグレーディング(石鎚山系公式Webサイト)
四国でも始まったようです
問い合せ先:西条市 観光振興課
電話:0897-52-1690
登山の難易度|秋田県 山のグレーディング
美の国あきたネット秋田県の公式ウェブサイト、美の国あきたネットです。
秋田も2019年からグレーディングが発表になりましたね!
▼問い合せ先はこちら
秋田県 活環境部 自然保護課
電話:018-860-1613
登山の難易度|山のグレーディングの使い方
ランク付けは
- 体力度
- 技術的難易度
の2つで構成されています。
体力度
体力度はランクを「10」ランクに分けています。
ランク 1 が初心者レベル、ランク 10 が上級者レベルです。
体力度のランクを分かりやすく群馬県の指標を参考にすると下記のようになります。、
- 日帰りランク →「1」、「2」、「3」
- 1泊ランク →「3」、「4」、「5」
- 1泊から2泊ランク →「6」、「7」
- 2泊から3泊以上ランク →「8」、「9」、「10」
と、このようなイメージのランクになります。
(注)無雪期 天候良好時の参考体力度です。
(注)ルート定数=コースタイム(時間)×1.8+ルート全長(km)×0.3+累積登り標高差(km)×10.0+累積下り標高差(km)×0.6 という計算で算出しています。
(注)鹿屋体育大学山本正嘉教授の研究成果をもとに作成しています。
技術的難易度
技術的難易度は下記のような表に分けられます。
群馬県の資料参照
↓
登山の難易度|グレーディング設定の経緯
グレーディングの始まりは、平成26年5月に長野市で開催された「中央日本四県(新潟県・山梨県・静岡県・長野県)サミット」において、4県が共同でこの課題に取り組むことに各県知事が同意したことが発端です。
「中央日本四県サミット」とは、太平洋から日本海にかけて南北縦断でつながっている4県の集まり。
いままで、特に連携をしていなかったが、互いの活性化につなげるように新たな連携を取ることが狙いのようです。
長野県の阿部守一知事の呼び掛けに各県が応じて開催されたということでした。
そこに群馬県と岐阜県が参入してきて、現在にいたります。
このグレーディング一覧ですが、登山初心者にもいいですが経験者の方もかなり参考になると思います。
自分の行くところが、客観的にどういうところか確認して行くようにすると、安全を積極的に考えるようになり、事故が少なくなっていくといいですね。