最近、諸事情により、ナショナルジオグラフィックの定期購読をやめました
「とても残念」
自分が最初に購読を始めた理由は、
「とにかくカッコいいから!」
大学生のころに、「登山」をしていた友達が読んでいて、その表紙などのスタイリッシュさ加減が、とても羨ましく、それをみて買ってしまったのが、最初です
でもその時は、持っているカッコよさだけを考えていたので、中身をちゃんと読まずにいました
今考えるともったいない
途中、貧乏が理由で購読を休んだ空白期間があって、社会人になってから少し自由になるお金ができたので、ショナルジオグラフィック(ナショジオ)を定期購読していました
しかし、またまた諸般の事情により(理由はやっぱり貧乏です)、やむなく定期購読をやめました
今回やめるにあたっての思い出話として、その大学時代当時、
何が羨ましかったか
というところを少し話してみたいと思います。
[ナショナルジオグラフィック雑誌]歴史がカッコいい
ナショジオ(慣れている人はこう呼びます)は、名前を
ナショナルジオグラフィック=国家地理学?
といいます
黄色いカバーの現在はA4番より少し小さめの雑誌で、なんとなく小粒
ナショジオの創刊は1888年1月に設立された非営利団体 ナショナルジオグラフィック協会が1905年に創刊した本
当初は文字が主でしたが、1905年に編集者ギルバード・H・グロブナーが、就任した際に、現在の写真を主とした内容に変わっていきました
「字」ばかりではおもしろくないですよね(面白いと言う人もいますが)
現在では、「知的好奇心を満足させるビジュアル優先の雑誌」に成長しています
そして、この雑誌、ものの本によると、
「米国では教養のある家庭のシンボル」
として広く読まれているということです
登山や冒険にも関連している記事もあって、ためになるというか、憧れ(あこがれ)を抱いてしまうような構成になっています
「これがカッコいい」
そして、写真が多いので、子供に見せるのにいいのかもしれません。
[ナショナルジオグラフィック雑誌]教養のシンボル
自分が当時気になっていたのは、この
「教養のある家庭のシンボル」
という言葉でした
あまり頭がよくなかったことを自負していた自分としては、登山をしている友達がその教養のある、あか抜けた雰囲気の雑誌をもっていることが、特権階級にいるような雰囲気を醸し出していたのが。羨ましかったのです
当時はお金がなかったせいか、定期購読は無理でしたが、ときどき背伸びしては、本を買っていたのを覚えています。
そして、酒飲みや女性とのデートに忙しかった自分は、買ってはいましたが、1度眺めて、あとはタンスの肥やしになっていました。
恰好いいからという理由で買った雑誌だったので、そんなものでしょうね
[ナショナルジオグラフィック雑誌]再 会
それから数年の月日がたって、改めてナショナルジオグラフィックに触れる機会がありました
それは、なぜか温泉宿にこの本が整然とならんでいました
それを見つけたときに、当時の気持ちがフィードバックしてきて、懐かしく感じ、またほしいな、と思いました
その温泉の主人に話をきくと、主人の趣味でおいてあるということでした
「!!!!」
久しぶりに手に取ってみると、その当時は感じられなかった、知的好奇心がムクムクに出てきました
当時はカッコだけでしたから
ナショナルジオグラフィックの内容の種類は多岐(たき)にわたります
環境問題であったり、人権問題や、登山、冒険、日常の些細な出来事に焦点を当てたり、本当に飽きさせない内容です
ときどき、子供にはややショッキングな画像などもありますが、それも勉強でしょう
一時期、ナショジオを自分の子供が読んでいました
グラフィックが多いので、子供でも見やすいのが特徴のひとつです
記事に何度も顔をだしている、「JAMSTEC(海洋研究開発機構)」という研究機関に入りたいとかいう、途方もないことを言っていました
まあ、就職先が見つかってよかったです
[ナショナルジオグラフィック雑誌]また買いたいです
残念ながら、現在は購読をあきらめています
しかし、機会があればすぐにでも再開したいと思っています
子供に自慢できる本の一つですね
それでは。