鋸山 何分で登れる?
鋸山山頂を最短で目指すなら西口管理所前から往復2時間10分。そして山頂だけでなく日本寺の大仏や地獄のぞきなどをしっかり楽しむなら、JR浜金谷駅からJR保田駅までのロングルート4時間30分で消費カロリーは1725kcalです。山頂までいかず日本寺の景色を楽しむなら平均滞在時間は3時間程度です。
==▼目次==
(鋸山ハイキングコースの所要時間)
- 登山も観光も楽しむコースは4時間30分:浜金谷駅→30分→観月台→20分→日本寺分岐→55分→鋸山山頂→55分→百沢観音→10分→地獄のぞき→40分→大仏→15分→仁王門→45分→保田駅
- 保田駅から鋸山山頂往復の「表参道コース」は4時間20分(上り135分下り125分)
- 登山者が多い浜金谷駅から鋸山山頂までの「車力道コース」は2時間55分(上り100分下り75分)
- 最短の西口管理所前から鋸山山頂コースは2時間10分(上り70分下り60分)
(出典:山と高原地図)
難易度は車力道ルートでレベル11(コース定数)(参考:ヤマップ)一般的に20前後が一般レベルで、30前後が健脚レベルなので「11レベル」は初級者クラスと言えます。
(計算:登山コース定数,体力度)
鋸山 駐車場 どこがいい?
クルマを駐車するなら山頂に一番近い日本寺西口管理所前駐車場(鋸山道路(有料1,000円)を通る必要あり)か、鋸山ロープウェー山麓駅駐車場からロープウェイを使う方法、また町道鋸山観光道路から日本寺東口管理所前駐車場の3カ所がよく使われる駐車場です。どれも駐車だけなら無料ですが、鋸山に向かう場合は拝観料や有料道路料、ロープウェイ代金などが追加でかかります。
鋸山 山頂は3つある
日本寺の「ロープウェー山頂駅」付近に「鋸山山頂329m」という立て看板がありますが、実際の鋸山の山頂はもっと奥に1時間弱進んだところ。実際の山頂には三角点が設置されていて、標高も329.1m。でも展望は良くないです。おすすめは鋸山展望台。正式な山頂に行く途中にあって、眺めも良く、「山頂に来たな・・」という実感があります
▼「山頂看板」山頂付近のエリアということ
▼地味な三角点のある正式な鋸山山頂 標高329.1m
▼鋸山山頂の手前の展望台。ここを山頂と見立てる人も多い。
※参考:日本山岳会>>
鋸山ロープウェイ どこまで?
鋸山ロープウェイはJR浜金谷駅から歩いて10分の「鋸山山麓駅」から鋸山の入口「鋸山山頂駅」まで運行。高低差223m、距離680mを所要時間3分20秒で鋸山入口に到着します
(参考:鋸山ロープウェイ概要)
鋸山ロープウェイの運賃は、大人中学生まで片道650円往復1200円、小学生以下は片道320円往復600円です。営業時間は9:00~17:00で冬の11/16から2月15日は16:00までになります。
鋸山登山道の料金は?
鋸山の登山道「車力道コース」は料金はかかりません。ただ車力道コースでも日本寺分岐から日本寺側に行くときは北側管理所で拝観料が必要になります。車力道コース以外の日本寺境内を通るルートは全て拝観料が必須です
▼日本寺北側管理所
鋸山の拝観料
鋸山の拝観料はいくらですか?
鋸山の日本寺拝観料は通常大人700円子供小学生以下400円です。以前は大人600円だったので、ちょっと値上がりしています。営業時間は9:00から16:00まで。
▼日本寺の拝観料
鋸山登山の服装は?持ち物は?
鋸山登山の服装は普段着でOK。靴も雨が降っていなければ普段使いの靴でOKです。持ち物は500ml程度の飲み物、虫除けスプレー、虫刺され軟膏、スマホがあれば便利。低山でも登山道を外れると似たような森が続くので迷いやすく、実際に遭難事故もあるので注意です。
鋸山 どんな山?
鋸山(のこぎりやま)は千葉県にある標高329.1mの山で県で一番有名な山です。盛夏8月は最高気温が30℃近くなり、冬の12月から2月は最高気温10℃前後で最低気温は0℃前後で雪はふりません。山頂付近はギザギザの鋸(のこぎり)の歯のような山容が名前の由来です。千葉県の最高峰は愛宕山408mですがそれより低い鋸山の方が有名な理由は、アクセスがしやすく落差100mの「地獄のぞき」などでスリルが味わえ、ラピュタの壁や日本一の磨崖仏など歴史・造形の人気が高いからです。
鋸山 紅葉は11月下旬が見頃。紅葉狩りはロープウェイが混むので車力道ルートがおすすめ。
鋸山の大仏の大きさは31m。天然の石を削って作られた「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい) 」は現在の高さは31.0m。作られた当時は37.7mありましたが、経年崩壊等の修復により今の大きさになりました。(参考:Wikipedia)