ノースフェイスダウンの種類[一覧]

ノースフェイスのダウンは同じ名称でロングセラーをしているのはごく少数。毎年ちょっとずつ名前や機能を変えてるので、訳が分からなくなるユーザーは多いと思う。(ノースフェイスだけではないが・・・)
ここではノースフェイスダウンで主要なダウンの種類をまとめた

▼ノースフェイスダウンの種類一覧

(※ノースフェイス ダウンはなぜ人気なのか・・・>>

ザ・ノース・フェイス ビレイヤーパーカ
(Amazonより)

  • バルトロシリーズ
  • バルトロはシリーズ化されているロングセラーアイテム。
    現在ノースフェイスダウンというとコレを指すことが多い。
    防風機能と保温機能が高い。
    なによりファッション性があり人気が高い。
    完全防水でないので登山に使うには注意。

    「バルトロ」とはカラコルム山脈にある大氷河のこと。世界で2番目に高い「K2」の近くで、ヒマラヤを代表する氷河が名前の由来。

    特徴はダウンの中に「光電子」と言われる遠赤外線効果を封入していること。遠赤外線はユニクロのヒートテックと同じように、添加されている「レーヨン」が関係していると思われる。

    価格はジャケットが64,900円(2024.3)
    (参考:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/ND92340)

  • ヌプシシリーズ
  • ヌプシは1992年に開発されたアイテムの復刻版。バルトロの次に人気がある。
    バルトロとの違いはヌプシは遠赤外線効果がない、防風性能がやや弱い、ただその分価格が安くて軽い。
    防水ではないので注意。
    メンズジャケットで38,500円(2024.2)

    ジャケットの名前の由来「ヌプシ」とは正確には「ヌプツェ」と言い、ヒマラヤの西にある有名な山でエベレストの西南に連なる山々のこと。主峰のヌプツェIは標高7,861mで7つの峰からなる。(参考:ウィキペディア
    (参考:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/ND92335)

  • マウンテンシリーズ
  • マウンテンダウンは本格的登山にマッチするシリーズ化されているロングセラー。
    ヒマラヤンをのぞけば保温、防水、透湿のゴアテックスアイテムでノースフェイス最強のダウン。
    日本の登山で着るだけならこれで間違いない。(海外ならヒマラヤン推奨)
    ただこれだけ機能を入れると重いはずだが、なぜか公式のマウンテンダウンには重さ表記がされていない。
    重さが明記されていなこういうアイテムは、経験上ほぼ重いアイテムだ。やや悪意を感じるは気のせいか。

    価格はジャケットで70,400円・・・。

    (参考:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/ND92337R)

  • ヒマラヤンシリーズ
  • ノースフェイスダウン極地用最強の一番高いヤツ。
    三浦雄一郎氏のチャレンジを支えているブランド。
    特徴はゴアテックスで丈夫でやたら暖かい。
    中綿多いので倍くらい重いのがデメリットか。
    価格はジャケットで10万円弱コース、パンツは8万円コース(2024.2)。

    着るとブクブク過ぎでファッション性はないと思うが、ファッションで着ている人が街で見かけたことがある・・・そんな人を見ると、ノースフェイスの偉大さを感じる、「ヒマラヤン」はそんなブランド

    (参考:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/ND92322)

  • サンダーシリーズ
  • 中綿にダウンと化繊をほぼハーフアンドハーフのシリーズ。
    個人的に少し疑問を感じるシリーズ
    化繊とダウンのいいとこ取りのような気がするが、化繊の強みは濡れても暖かいこと、乾きやすいことなので、羽毛が一緒に濡れたら暖かさが半分になってほぼ終わりのような気がするが・・・。
    そんなことから化繊・ダウンを一緒にするとことで、逆に良いところを生かし切れないと思っている。
    価格を下げるために中綿に化繊を水増ししているようにに見えるのが気になるところ。
    価格はメンズジャケット31,900円(2024.2)

    (参考:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NY82312)

ノースフェイス ダウンはなぜ人気なのか・・・

登山というよりはファッションで有名なノースフェイスダウン。なぜ登山じゃなくアパレルとして人気になったか・・それの理由はノースフェイスが2000年からファッションブランドとして提案を最初に成功させ、そのまま人気を保って今に至るからだ

▼ノースフェイス渡辺貴生社長より

原宿の真ん中で、当時、大人気だったヒップホップブランドとコラボするなど、ストリートファッションや若者のライフスタイルとつながったブランドイメージを作っていったのです」(渡辺さん)。こうした戦略が当たり、売り上げが跳ね上がった。
(参考:絶好調「ノースフェイス」立役者が挑む意外な難題

スポーツウェアの売上げが1997年から落ち目になったとき、ノースフェイスがファッション性重視に「最初に」舵を切った。そこで人気を得て、先行者有利の法則から一気にアウトドア業界で伸びていったということ。