六甲山というと、標高が1,000m以下、また山頂付近に道路が横断していることから、それほど難しい山のイメージはありませんでした
しかし今回の投稿を見ると、意外にヤブが多く、ちょっと登山道から外れると、岩場や滝もあってとてもワイルド
最初に考えていたイメージと違って、ワクワクするような山の雰囲気がとてもうらやましく感じました
今回は10代男性の元気な口コミを紹介します
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[六甲山登山 有馬温泉までの記録]
六甲山は兵庫県南部に位置する山塊で、難易度的には初心者~中級者向け
サッカー部で活動していた私は高校卒業後に一度登ったが、そのときは思った以上にしんどかったと記憶している
時間は「3時間程度」で山頂まで登ることができ、そこから「1時間半」かけて下山した
サッカー部現役のころならもう少し楽だったと思う
[六甲山登山 有馬温泉までの記録]登山ルート
六甲山の縦断コースの説明
- アクセスは「阪急芦屋川駅」をおり、「高座の滝」まで住宅街を歩く
- 道なりに行くと南側の「登山口」にたどり着く
- 山道には山頂までの看板があるのでそれ通りに登れば迷うことはない
- 山頂についた後、北側の「有馬温泉駅」まで看板通りに下山する
[六甲山登山 有馬温泉までの記録]おすすめポイントは「温泉」と「ロッククライム」
なんといっても下山後に「有馬温泉」で疲れを癒せるところが大きな魅力であると思う
有馬温泉は日本有数の温泉街であり観光客でいつもにぎわっている
下山してすぐに登山者向けの旅館もあり、またほかの登山客もたくさんいるので、登山後で汚くなった体を気にする必要はなかった
そして登山を開始してすぐに険しい岩の壁がある
ロッククライムを楽しむこともできるので好きな人にはおすすめかも
補助用の綱も垂れており、ちょうどいい難易度であった(残置の綱は、劣化で切れる可能性があるので注意が必要)
[六甲山登山 有馬温泉までの記録]山頂とおすすめの定食屋
山頂には「一軒茶屋」という定食屋さんがあり、登山で疲れた後に食べる「人気のきつねうどん」は格別である
しかし店の閉まる時間が3時(時期によって変わる)とかなり早いので注意が必要
登山道の途中には休憩所が設置されており、ベンチに腰を掛けて休憩することができる
山頂は神戸の街を一望できる
山頂まで舗装された道路が続いているので車や自転車で上ることも可能であり、夜になると夜景が驚くほど綺麗である
この山頂からは少し離れるが、阪急王子公園駅から少し歩いてロープウェイで登ると、「掬星台(きくせいだい)」という展望台がある
この展望台からの夜景は「日本三大夜景」の一つとして数えられ、人気のデートスポットである
[六甲山登山 有馬温泉までの記録]苦労した点
登山中盤に砂利&急斜面の道があり、かなり体力を消耗した
砂利で足を取られ、かつ、あまり整備されていない斜面が長い距離にわたって続いた
「四つん這い(よつんばい)」でないと登ることは不可能であり、この道の下山はかなり危険であると思う
また山頂手前で腰の長さにまで伸びた草があり、獣道のようになっている
一応「道」として認識できるが、他の登山客とすれ違うまで道を間違えていないか、かなり不安であった
途中、「イノシシ」に遭遇する恐れもある
実際私も風吹岩(最初の休憩ポイント)で出会った
遭遇しても騒がないことを意識しておけばよい
登山口から山頂まではトイレが一切なく、山頂までは3時間以上はかかるため注意が必要
[六甲山登山 有馬温泉までの記録]おすすめグッズ
六甲山に登るときのおすすめのグッズを紹介する
六甲山で必要な装備:グローブ
先ほど書いたように四つん這いで登らないといけないような道が途中にあるので,軍手などのグローブがあると便利
六甲山で必要な装備:温泉の用意
やはり有馬温泉に入らないのはもったいない
タオル等はレンタルできる旅館がほとんどなので、重くならない程度にパンツやシャツなどの着替えだけも持って行くのがおすすめ
▽有馬温泉の泉質紹介
泉質は湧出場所により異なり、塩分と鉄分を多く含み褐色を呈する含鉄塩化物泉、ラジウムを多く含む放射能泉、炭酸を多く含む炭酸水素塩泉の3種類がある。
出典:ウィキペディア
泉質の種類が場所によって異なるという、オトク感がとても高い温泉
ラジウム温泉のような珍しい温泉もあって、近くに来たら是非訪れたい場所ですね
[六甲山登山 有馬温泉までの記録]裏技的な下り方
下山はくねくねしながら降りていく
勇気と実力のある方はショートカット(曲がらないでまっすぐ下る)しながら下っていくこともできるので、試したい人は試してみてほしい