立山登山の難易度は小学生コース、初級コース、中級コースに分かれている日帰りコースがおすすめ
「立山(たてやま)」というのは、1つの山ではなく、3つの山の総称です
- 雄山(おやま、標高3,003 m)
- 大汝山(おおなんじやま、標高3,015 m)
- 富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999 m)
立山は日本の代表的な山脈の一部で、3000m級の山がたくさんある場所の一つです
自分は東北に住んでいますが、東北は3000m級の山が残念ながらありません
東北で一番高い山は「燧ヶ岳(ひうちがだけ、標高2,356m)」なので、3000m級はあこがれますね
ここでは、その立山登山をする場合の「難易度」について書きました
参考:ウィキペディア
▼関連記事
▼[関東 ハイキング]初心者日帰り[TOP 5 おすすめ]
▼目次
立山登山の難易度
立山を満喫(まんきつ)したいならば、やっぱり「立山連峰」の3つ山のどれかには登りたいですよね
時期などは限られますが、それだけなら「小学生でも可能です」
小学生コースから中級者までのコースは下記のとおりです
- 小学生コース:「室堂」→「一ノ越」→「雄山神社」→「一ノ越」」→「室堂」
- 初級者コース:「室堂」→「一ノ越」→「雄山神社」→「大汝山」→「富士ノ折立」→「真砂岳」→「大走り」→「雷鳥沢キャンプ場」→「室堂」
- 中級者コース:「室堂」→「一ノ越」→「雄山神社」→「大汝山」→「富士ノ折立」→「真砂岳」→「別山」→「雷鳥坂」→「雷鳥沢キャンプ場」→「室堂」
「小学生コース」
これはどちらかというと「一ノ越」までは観光コースという感じです
こちらの「立山ガール日記」さんの記事をみると、よくわかります
3,000m級を観光気分で味わえるのは、とても魅力です
ただ、「一ノ越」からそれなりに岩場になってくるので、自分で「ちょっと危ないな・・・」と思ったら、そこから引き返してもOK
雨さえ降らなければ最高のコースです
初級者コース
これは「立山縦走」と言われている登山のショートカット版です
参考に「山登りとJazzと・・・」さんのブログをみるとわかりますが、このブログでは、「雄山」から「真砂岳」まで行って、「大走り」という坂道をショートカットしています
「立山」と言われている3つの山「雄山」「大汝山」「富士ノ折立」の3つが一気にクリアできてピストン(来た道を戻る登り方)ではなく、1周回れるコースで、とても満足できます
これができると、初心者からは余裕で脱出ですね
この「大走り」というショートカットを使うと、「雷鳥坂(らいちょうざか)」を下るより1時間10分くらい短縮可能です
1時間くらいの短縮ならば、「別山」までいったほうがいいという意見もあるとおもいますが、初心者にとってはこの1時間はとても大きいです
ブログを拝見(はいけん)すると、高山植物の画像がたくさんあって、かなり余裕を持った登山をしています
このように、初心者におすすめする理由は、余裕を持ちながら、「立山」クリアすることができることです
立山という3つの山をクリアしたその記録を、安全に家に持ち帰るにはもってこいのコースで、おすすめです
「中級者コース」
これは、一般的に立山縦走コースと呼ばれるルートです
こちらの>>「kara」さんのブログでよくわかりますが、中級者程度であれば、日帰りが可能です
ヤマケイの「月(つき) さん」の記録では、小学生が縦走してます・・・スゴイ(小学生山ガールと登った立山三山 ≫)
日帰りで「立山」の3つの山と「別山」が満喫(まんきつ)できるのは、かなり満足できると思います
それなりに経験があるなら問題なく行けるコースですが、もう少し頑張ると「立山」「別山」「浄土山」の「立山三山」クリアが届きます
あと1時間くらい余計にあるきますが、もっと上を目指したい人には、おすすめのコースですね
ここでは、あえて「浄土山」は書きませんでした
ここで書いている記事はあくまで「初級者から中級者になりかけている人」が対象で、「レベル的に浄土山はちょっとキツイかな・・」と思いました
ここまで来て「三山」をクリアしないと後悔する・・と思う人は、遭難するときもそう考えてしまう場合があるので、要注意
立山ガイドの大塚さんの記事を見ると、「立山三山」クリアの標準日程は2泊3日です
これを日帰りでクリアできる人は中級者を超えつつあると思います
立山の概要
「立山」はどこにあるかというと、「富山県」の南にあります
東京から電車でいくと「4時間30分」くらいかかります
「北陸新幹線」で
「東京」
↓(1時間50分)
「長野駅」
ここから「アルピコ交通バス」に乗り換えて
「長野駅」
↓(1時間45分 4/16-11/30運行予定)
「扇沢」
ここから「立山黒部アルペンルート」を使って
「扇沢」
↓(約53分)
「立山室堂」
※最短のルートで「計4時間28分」
このくらいの距離にあるということですね
立山信仰の山としても有名で、雄山の「雄山神社」がとても有名です
ここで結婚式をする人もいるようで、それを紹介しているブログがコチラです→「あつた勤労者山岳会」(http://atsuta-rozan.com/files/album/tateyama0909/tateyama0909.htm 現在はアドレスがかわっています https://atsuta-rozan.net/ )
参考:立山黒部アルペンルート
初心者のおすすめルート
立山は大きくていろいろなコースが楽しめますが、初心者にまず行ってほしいコースは
このコースは地元富山の小学生などが登っているコースで、危険性が少なく、それでいて、立山の奥深さを実感できるコースです
コチラ参考の「ゆきだるま」さんのブログ>>「人生初の本格的登山で立山・雄山に挑戦!ひざが笑うのを超えて大爆笑!!」です
「一の越」までの石畳(いしだたみ)の雰囲気と、雄山神社までの岩場がくわしくわかりますので、参考にしてください
また、富山の小学校では、高学年になると立山に登るみたいです
うらやましい・・・
こちらのYahoo!知恵袋では小学生が集団登山をするときの注意点が書いてありました
親と子供で登山をする場合は、親がいるので、子供もおとなしいですが、友達が集まると、「かなり自由」になります
そうなるとちょっと危ない
友達との集団登山は注意しないといけないですね・・・
立山登山おすすめシーズン
有名な「立山黒部アルペンルート」をみるなら「アルピコ交通バス」の「長野から扇沢」直通が運行している「4月から11月」が立山のシーズン期間
その中でも、9月から10月の紅葉シーズンがおすすめです
4月から5月のアルペンルート開通(雪壁の回廊)の時期もおすすめなんですが、「黒部アルペンルート」のサイトを見ると・・・・かなり激混み(げきこみ)なんです
雪の芸術「回廊」の景色は素晴らしいですが、混み具合がおすすめできません
土日だけではなく、平日もかなり混んでいて、これはダメなパターン
これが紅葉の時期の場合は少し込み具合は弱まります
土日は混んでいますが、平日までは混んでいません
ということで、平日の紅葉時期は穴場なので、おすすめですね
立山登山アクセス方法
立山に行く方法はまずクルマでも電車でも麓(ふもと)まで行ったら、そこからは、専用のバスやケーブルカーで上がっていきます(4月から11月の期間)
立山に入れるところは、「北の富山」からか「南の長野」だけです
北(富山)からの入り口は「JR富山駅」から徒歩で「電鉄富山駅」まで行ってそこから「立山駅」
クルマの場合は「立山IC」か「富山IC」でおりて「立山駅」の駐車場まで行きます
「立山駅」からアルペンルートの「室堂」までの運賃は往復「6,710円(大人)」かかかります
結構かかりますね・・・
南は「長野」か「信濃大町」まで新幹線・電車で行きます
そこから「アルピコ交通バス」などで「扇沢」に直行
クルマの場合は、「安曇野IC」からおりて「扇沢」です
そして「扇沢」から立山黒部アルペンルートで「室堂」までは「往復大人9,050円」です
これも高い・・・
立山に行くにはこの2つのコースです
近くまで行くと大勢でぞろぞろ歩いているので、迷ったらそれらしい人に聞くと教えてくれると思います
詳しくはこちらの>>黒部アルペンルートサイトをごらんください
立山頂上雄山神社について(御朱印など)
立山の「雄山」の頂上に神社があります
シーズン中(7月1日から9月30日)までは、そこで御祈祷(ごきとう)を受けることができます
また、先ほども書きましたが、結婚式をあげることもできるようです
気になる人はこちらで問合せください
お問い合わせ>>雄山神社サイト
また、御朱印もあって、マニアにうれしいですね
こちらの「御朱印帳の記録」さんのサイトをみると、御朱印は500円、御朱印帳は1,000円ということです
最後に
立山の難易度はそれほど高くありませんが、室堂や山小屋に泊まる場合は高山病に注意が必要です
頭が痛くなったり、変な疲れがあるようならば、高山病を疑って、高度を下げたほうがいいです
初級者でも登れる山ですが、「標高は3,000m級」
楽しく登山をするためには、体調管理にも注意を払いたいですね
以上です