モンブランで遭難すると【罰金4,900円】日本の北アルプスも登山の「罰金制度が始まる」

 
 

モンブランで遭難すると、罰金を科することがスタート

ついにヨーロッパ最高峰の山「モンブラン」でも罰金制度が口火をきりました。

モンブランとは、ヨーロッパ最高峰で、標高4810m。

我が福島県が誇る「燧ヶ岳(ひうちがだけ)」2,356mの2倍以上。

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さすが標高が高くて恐れおおいです。
 
 

ここに登頂を目指すひとが、あまりに軽装が多いからという事で、フランスのアルプスの町で罰金額は38ユーロ(約4900円)ということ。 
 
 

んっ??

罰金額はなんとなく微妙に安いような気がします。
 
 

あまり高い金額に設定すると、観光客がこなくなってしまうので、こんなものでしょうか。
 
 

難しいですね。
 
 

実際、罰金というのは、イメージがとても悪いです。

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富士山の登山届提出の是非が検討されたときも、罰金や罰則などはなかなか二の足を踏んでしまっていたと思います。

現在日本では、北アルプスで登山届を出さないと5万円過料という罰金の規則がありますが、この決定は、苦渋の決断だったと思います。

観光に関して打撃はありますが、
 
 

・遭難に対するイメージの悪さ

・遭難に対応する地元救助隊と警察の対応が大変(←これは本当に大変なんです)
 
 

という理由から、今回の罰金に踏み切ったのだと思います。
 
 

【遭難事故】「今から」できる遭難対策・方法

404 NOT FOUND | 登山の「岳や本店」
【大人の登山入門サイト】ソロ登山専門で年齢を重ねてからの「レベルアップ」の装備やコツを書いています

モンブランで遭難していた日本人もいた|モンブランの罰金内容

モンブランでは特に今年遭難が相次いだようです。

2017年に日本人も遭難しています

8月11日 AFP】西欧最高峰モンブラン(Mont Blanc、標高4810メートル)で9日、35歳の日本人男性登山者が、悪天候で立ち往生したとして救助を要請した。だが10日現在も視界不良と雨のため救助ヘリコプターが出動できない状況にあり、男性の安否が懸念されている。

出典:モンブランで邦人男性が遭難 悪天候で救助ヘリ飛べず

この時の日本人はそうでないと思いますが、ほかのニュースなどをみると、あまりに軽装で、その困難さを意識していない方法で(子供を連れたりしている)登山をしていることが、遭難の大きな原因のようです。

それ相応の装備や計画をして、考えうる準備をして、それでも遭難してしまう・・・という訳ではではないようです。

ニュースで条例を決めた町の町長は、
 
 

「「警告に耳を貸さず」にスリルを求める登山客への脅しとして罰金は必要だと語った。」

出典:livedoornews
 
 

かなり強い口調で罰金を語っていて、その怒りの度合がなんとなく分かります。
 
 

この新しい条例の少なくても必要な準備物は下記のとおり。

これらが無いと罰金なので、モンブランに行く時には注意です。
 
 

  • 帽子
  • 防水機能付き登山用ジャケット
  • 登山ブーツ
  • アイゼン
  • ロープ
  • クレバス脱出のための装備
  •  
     

    ・・・これを見てビックリ。

     
     

    これらを持って行かないで、天下のモンブランに登る方々がいるとは・・・。
     
     

    これは、単純に無知・・・なんでしょうね。
     

    登山持ち物リスト - Google 検索

     

    自宅の裏山に行くくらいなら、まだいいですが、「モンブラン」にその考えをもってくるのは、かなりの無茶ぶりです。

    帽子もジャケットもアイゼンも持って行かないのは、どうしてなんでしょうか。

    逆にその理由を聞いてみたいです。

    吹雪はとりあえず、この人達はイメージしてないですね。

    これらを見ると、何となく下界と同じ環境なのだろうと勘違い(かんちがい)しているような気がします。
     
     

    モンブランで遭難|日本の北アルプス罰金制度

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    天下の「モンブラン」でもこういう状況。

    日本でも、人が多くなると、こういう状況になるのは、致し方(いたしかた)ないというところですかね。

    すでに、岐阜県では、北アルプスの登山届を義務化していて、出さないと
     
     

    罰金5万円!!

     
     

    これは金額大きいです。

    「モンブラン」より、高い。

    登山届を出さないと、過料されてしまうので、これは大変です!
     
     

    でも、そういう罰金を払う人も大変ですが、遭難した人を探す方も大変なのです。

    そして、そういう救助に行く人の身にもなってほしいと思います。

    救助しに行く人達はどういう人達か、わかっているでしょうか。

    救助隊の主(おも)は、警察の人ですが、普段仕事をして、そのときだけボランティアで探す人も多いです。

    警察の人はそういう救助が仕事ですが、無くていいなら、その方がいいに決まっています。
     
     

    「俺達は好きで遭難したわけではないんだー!」
     
     

    と言う人もいますが、装備や勉強が足りなくて遭難したなら、好きで遭難したわけでなくても、迷惑を掛けてしまうのは同じです。

    法律などで決まっている訳では無いですが、登山に関する一般的な注意を怠った(おこたった)ために、他人に迷惑をかけてしまうということになります。

    一種の業務上過失のようなもの。(あくまで例え)

    そして、遭難する人は遊びですが、救助の人は仕事を休んで探すのです。
     
     

    普段、ガイドや山小屋経営、登山用品のお店の人ならば、ある程度関係することなので、やや納得して探してもらえるかもしれません。

    しかし、そうでない人(たとえば消防団など)で、普通の登山などしないサラリーマンの人もいる場合があります。

    そして、遭難したら、どんなに嫌な人でも探しに行かない訳には行きません。

    時には、遭難救助の際に命を失う人もいます。

    そんな人達が、命を掛けて助けにいくんです。

    少なくても
     
     

  • その山域を最小限勉強する。
  • 登山道の危険個所の確認
  • 登頂にかかる時間の確認
  • 山域にあった装備を勉強する
  • 山岳保険に入る
  • そして、

    登山届を出す。


     
     

    登山届 - Google 検索

    これらをすることが、命を掛けて助けに行く人達への礼儀だと思います。
     
     

    ・・・・とまあ、いろいろ言いましたが、あくまでこれらは自分の考え。

    その人それぞれに、他人に迷惑を掛けないような方法があると思いますので、参考程度としてもらうと嬉しいですね。

    それでは。

     
     

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