登山エアリズム ベースレイヤーユニクロアイテムを使うときの注意点
登山で「ユニクロのエアリズム」を使う方法と使ったレビューを書きました
ユニクロを登山ウェアで使うと、専門のウェアではないので山では汗冷えが「いまいち心配」と言われることもありますが、エアリズムはよく伸びてすぐ乾くので1,000m程度のトレッキングであればストレスなく使えると思います(ボクはよく使っています)
例えば全身ユニクロではなく、部分的にユニクロを使うことで「安全」で「コスパ」な楽しい登山ができます
ボクのレビューなどを参考にしていただけるとうれしいです
==▼目次==
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(アイキャッチ出典:ユニクロ)
ユニクロエアリズムを夏と冬に使う|登山エアリズム
ユニクロのエアリズムは夏に使えるアイテムが多くて、肌触りがいいのでよく着ています
肌触りがよくて、ドライなので着心地がとてもいいです
(https://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/413653/sub/413653_sub21_popup.jpg)
この機能だけを見ると夏にはとても優秀な「エアリズム」に見えますが、薄いので、汗を出しすぎてしまうと処理しきれないこともあります
そんなときは、汗冷えを感じる前にタオルで汗を吸ったり、肌寒くなったらウィンドブレーカーなどを着たりして、風をさえぎるようにしてください
通気性がよく乾きは速いので、処理を速めにすればすぐドライになります
エアリズムだけでなく、汗をたくさん出してしまうとどんなウェアも冷たくなりますので、夏の登山の汗処理は早めが肝心です
冬のアウトドアでは、ちょっと冷たく感じるのであまりオススメしません
ボクも冬はエアリズムではなくヒートテックが多いですね
その理由は薄くて肌触りと冷感重視(夏用に)のアイテムが多いので、汗が抜けないと冷たい感じが残ってしまうからです
特に「キュプラ」という素材を使用しているエアリズム冷たく感じることがあるので、寒い時期は注意です
(UNIQLO)
キュプラは植物繊維を再構成して作った化学繊維で、水分を若干多く含みやすい繊維です
水分を吸収する数値として「公定水分率」という数値がありますが、これがキュプラは「11.0」という数値でかなり高いです
ちなみに綿は「8.5」でポリエステルは「0.4」です
参考:旭工業繊維株式会社 各種繊維の性能表:旭工業繊維株式会社 各種繊維の性能表(http://www.asahikgs.co.jp/img/f.pdf)
綿より吸湿するチカラが高いですが、放湿するチカラも高いので、綿よりは汗冷えはしにくいと考えられています
キュプラは吸湿性と合わせて放湿性も持ち合わせています。
そのため、毛穴から出る汗の湿気を吸い取り、服の外に放湿してくれるので、キュプラ生地を使ったアイテムを身に付けても着心地が悪くなることはありません。
(出典山冨ラボ)
冬のアウトドアでは注意のキュプラですが静電気が起きにくいというメリットがあるので、普段着やちょっとした運動では特にレディースにオススメです
アウトドアでも注意して使えば(汗を多くかかないトレッキングなど)着心地もよくて、ストレスが少なく使えます
ボクは寒い時期にエアリズムをベースに着るときは、上に厚めのミドルウェアを着ることがあります
高価な登山ウェアだけではお金が無くなってしまうので、いろいろやりくりして工夫しながら楽しんで登山をしたいです
ユニクロのエアリズムレギンスを登山に使ってみる|登山エアリズム
ユニクロのエアリズムレギンスを登山に使う場合は、ハーフパンツといっしょに使うとファッショナブルです
(UNIQLO)
(UNIQLO)
(UNIQLO)
エアリズムレギンスは、表面キラキラファッショナブルなので、登山をするのが楽しくなるレギンスですが、生地が薄いので、激しい登山には残念ながらムリ
ボク的にはやっぱりよく整備されたトレッキングでおしゃれに使うのがオススメですね
間違ってもヤブが密集しているようなところは「ほつれやすい」ので、ちょっとダメという感じ(すぐ破れることはないと思いますが・・)
実際は生地が思ったより密集しているので、少し引っかけたくらいでは大きな実害はありません
でもコーデに気をつかう人の場合、見た目ドレープ感がある生地に「ほつれ」が目立つのはガマンできないかもしれません
それに気を付けて使えば、カラーがたくさんあって選ぶことも楽しいので、ファッション好きな人はトライしてみてください
暖かい時期なら乾きも比較的早く、上手に使えば楽しい登山ができるはずです
ユニクロのエアリズムタイツは登山にも使えます|登山エアリズム
ユニクロのエアリズムタイツと言えば登山にも使える「エアリズムパフォーマンスサポートタイツ」です
ガチの登山メーカーのサポートタイツのように、ギチギチのサポートではなく、ソフトなサポートでキツさが苦手な人に特にオススメです
ゆるいサポートなので、ガチガチのサポートに慣れている人には効果がないように感じるかもしれませんが、軽いトレッキングやウォーキングなどでキッチリ仕事をしてくれます
特に長く歩くようなシチュエーションでは、サポートが緩くても効果は絶大です
どうしてももう少しサポートがほしい人は、オススメはしませんが最終方法があります
それは、2枚履きです(おすすめはしません)
サポートは2倍とは言いませんが(布が滑るからなのか・・)サポート力はちょっと上がります
デメリットは若干足が太く見える欠点もありますので注意
それでもサポートのチカラがちょっと足りないという人は失敗覚悟でレッツトライ
ボクは同じサイズで2枚履きしましたが、所感としては、サイズをちょっと変えた方がいいのかもしれませんね
個人的な印象では、それでも有名メーカーのタイツより「やや弱めのサポート力」になりますので、有名メーカーはきつくて、ユニクロでは物足りない人は参考にどうぞ
ユニクロエアリズムメッシュを登山に使う|登山エアリズム
ユニクロのエアリズムメッシュは登山にも使える乾きやすい優秀なシリーズです
(UNIQLO)
乾きもガチの登山メーカーの素材と比べても、この速乾性は優秀と言えます
デメリットはメッシュなのでちょっと透けてしまうことと、耐久性がやや弱いことです
ユニクロのモデルさんを見るとあまり透けているようにはみえないですが、着てみるとやっぱり透ける感じはありますね
ユニクロの口コミにも透けるような・・透けないような・・・という書き込みがあります
ぎりぎり透けてる?透けてない?といった感じで体のラインはやや透けますが、下着は同色系なら透けないので良かったです。
(UNIQLO 口コミ)
透けてしまう欠点は、インナーとして使えば解消できますが、1枚で着るにはちょっとレディースにはオススメできません
メンズはなんとかいけるかもです(ボクの場合はちょっとみんなからは不評でした)
(UNIQLO)
耐久性は値段相応です
毎週のように使って洗濯すると、さすがによれよれ感は出てきますが、ファッション性をあきらめれば、1年くらい毎週使って破けることはありません(ボクの場合です)
速乾なので登山でも使えています
ボクの場合は、これを着て仕事に行って、途中で「休みがもらえて山にいける!!」となったら、そのままエアリズムメッシュを着たまま山に登ります
ボクはすぐに山に行けるように基本「コットン下着」は着ません(常時)
ボクのようにほとんどスキマ時間で山に登っているような、いまそんな仕事をしながら山を夢見ている人には、コスパでドライなユニクロエアリズムメッシュシリーズはかなりいいと思います