ペツル ティカ 使ってみた感想|登山のヘッドライト

ペツルのヘッドライトは同程度の他メーカーアイテムと比較するとちょっと割高。例えば300ルーメンヘッドライトを比べると、モンベルパワーヘッドランプ3,190円、ペツルティキナ4,180円、ブラックダイヤモンドアストロ300 2,860円(2024年現在)(参考:まず登山にヘッドライトは必要だ)という風にちょっと高い。ここから分かる通り、ペツルのヘッドライトはブランドヒエラルヒーでは現在上位に位置する。スマホでいうとiPhoneのような存在だ。(ヘッドライトのブランドについて

ペツルティカ

その中で「ティカ」はペツルロングセラーのアイテム。・・・といっても毎年ちょっとずつマイナーチェンジを繰り返していまに至っている。ティカの性能は5,830円(2024年現在)、最大350ルーメン、電池込みで94g、夜歩きなら110時間できて登山では申し分ない性能。同じペツルの「ティキナ」も最大300ルーメンで価格が4,180円(2024年現在)と価格が安価で機能も申し分無い。ただ価格差が1,650円程度なら350ルーメンで赤色灯がついている「ティカ」がおすすめだ。

ボクはモンベル、ブラックダイヤモンドのヘッドライトも持っているが、今の主力は「ペツル ティカ」になっている。その理由はボクの山行に合っているからだ。普通の日帰り登山の非常用ならモンベルのコンパクトヘッドランプがおすすめだ。軽くて電池も単三1個で済み、光量も5~60ルーメンとちょうど良い。だがボクは夜の登山が比較的多く、トレーニングも夜がメイン。それには300ルーメン以上でアルカリ電池でもバッテリーでも対応できる「ティカ」がちょうど良いというわけだ。

ブラックダイヤモンドの「アストロ300」も良いライトだ。軽さ重視で電池持ち重視なら「ティカ」ではなく「アストロ300」が良いと思う。(重さ:ティカ94g ティキナ92g アストロ83g(電池込) 低照度:ティカ110時間、ティキナ100時間、アストロ140時間)ただボクは付け心地も重視する。装着のときアストロはボックスタイプで回転しやすいのか着けるときもたつく時がある。忙しいボクはそれでイライラしがちだ。ティカはそれが少ない。

どのメーカーも完全に同じヘッドライトは作っていない。競合を微妙に避け、使う人の利便性をピンポイントでついているプロダクトになっている。今回のレビューが参考になれば幸いである。

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