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登山 トレーニング

高齢者登山の将来を事故や遭難の原因から考えてみる

 
 

毎週休みのたびに、レジャーでの事故を聞くような季節になりました。

日本経済新聞
「1人死亡、7人けが 海や山で事故相次ぐ」

このニュースでは、川で1名、海で2名、湖で1名、山で4名と事故が目立っているようです。

特に山での事故は、死亡事故こそありませんでしたが、その事故の頻度は多いですね。

また、山での事故の頻度もそうですが、年齢が高い方の事故も多いです。

今回ニュースでは海・川・山含めて、20代が2名、50代が2名、60代が2名、70代が1名、80代が1名でもう1名は不明。

これを見ると、「最近の若いものは・・・」など、昔は若い方の無謀ぶりや、身勝手ぶりの愚痴(ぐち)をこぼすような大人の方がいましたが、今は逆で、いろんな意味で若い方の足を引っ張っているような気がします(自分も含めてですが・・・)

 
 

 ▼ 目次 

 
 

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まずは自分の体力を理解する

先ほどもいいましたが、最近のレジャーでの事故は、年齢が高いかたが多いですね

若いころから登山をしていて、年齢を重ねている方や、40代や50代になると、仕事に余裕が出て来て、老後の趣味を何にしようかと考える人も多いでしょう。

何を隠そう、自分がそうでしたから。

気が早いかもしれませんが、早い人は30代で老後を考える時代になっています。

自分もこういう時代ですので、老後にも通用するような仕事や趣味を探さないといけないと思い、いろいろ考えていました。

若いときにできるような体力や瞬発力が必要な趣味は難しく、体がついていきません。

そうかといって、体を動かすのは好きなので、体をあまり動かさない趣味はちょっと勘弁です。

自分の場合、最初から登山をやる、とは決めていた訳ではありませんでしたが、なんとなく登山が趣味のようになってきて、だんだんと本格的にやるようになったところです

皆さんも、登山を始めたきっかけの理由はいろいろありますが、自分は、若いときも、年齢を重ねたときも、それほど大きくやり方を変えなくて、お金がかからない楽しめる趣味、ということで、登山、という趣味に行きつきました。

すこし後付けの理由のようになってしまいましたが、40代くらいから登山を始めたのはこんな理由です。
 

・・・脱線してしまいました、話を戻します。
 

何を言いたいのかというと、年齢を重ねると、その事故になる原因はとにかく体力であるということです。

事故のニュースを見ていると、そう思います。

 
 

  • 1)若いときから登山をやっていた方が、だんだんと体が衰えて(おとろえて)、それに気づかなくて、事故になるようなケース。
  • 2)自分のように途中から初めて、知識も装備も体力も不足していて、そこから事故が起こるケース。

 
 

など、年齢を重ねてからの体力の衰えが事故になるケースが多いような気がします。

そこから、考察すると、人生経験もあり、物事に対して慎重な方々が事故に遭うのは、単純に体がついていかなくなったからなのではないか、そう思うわけです。
 
 
 

自分は足の小指を、よくカドにぶつけるようになりました

自分もそうです。

最近特になのですが、洗い物をしてから、軽く水を切ろうとすると、シンクに洗い物をぶつけることが良くあります。
 

単純に衰えです。
 

角(かど)にもよくぶつけるようになりました。
 

これも衰えです。
 

近くのものを見てから、すぐ遠くの物を見ると焦点がすぐに合いません。
 

これも身体の衰えです。
 

また脱線しそうになるので、ここまでとしますが、衰えは徐々にやってきます。

この徐々にというのが問題で、自分がいったいどのあたりの体力になっているかは、すぐに体を動かしてわかるものではありません。
 

週間AERA
「経験が災いする? 高齢者登山の落とし穴」

 

こちらの記事で下記のような警察の方からの意見がありました。

&nbsp ;

「経験不足や無計画な登山によって遭難してしまうのは、比較的若い人に多い。
一昨日も、登山経験のほとんどない30歳の女性が軽装で北アルプスに入って滑落・負傷し、ヘリコプターで下山しています。
ところが高齢者の場合、装備や計画に特別問題がなくても遭難し、死亡事故にまで至ってしまうケースが少なくない。年齢からくる衰えが事故につながっている可能性は、否定できません」

 
 

そうなんです。
 

装備、計画になんの問題がなくても遭難したり、ケガをしたりするのが、問題なのです。
 

特に登りは、ゆっくり行けば、ある程度のところまで行けてしまいます。

しかし、上ってしまうと、下らねばなりません。

ヒザが悪い方や、体重がある方にとって、下りは魔の巣窟(そうくつ)です。

体が疲れてきて、早く帰りたい心理が働くと、より危険度は増します。

今回のニュースの事故も下りでケガをしていますね。

また次のようなことも言っています。

 
 

「群馬大学病院の齋藤繁医師」のお話。
「たとえば通常時の酸素摂取量は、20代でも60代でもそれほど大きな違いはない。ところがいざというときの予備力は、20代は通常時の4倍ほどあるのに対し、60代は1.5~2倍程度にしかならない。個人差はありますが、酸素摂取量以外の能力についてもほぼ同じことが言えます。

つまり、道に迷って予定の1.5倍歩かなくてはならない、急な雨で体温が奪われ道も悪くなった、仲間が体調を崩して荷物を持ってあげなくちゃいけない、などの不測の事態に対処するための力が、年齢を重ねるにつれ弱まるのです」

 
 

これもそう。

ピンチのときは、体力のない(ここでは、ピンチの時のちからを予備力といっています)高齢の方は、とっても弱いのです。

若い方の半分しかないのです。

そのため、アクシデントに滅法(めっぽう)弱いということですね。
 
 

また、山ではないですが、冒頭のニュースの中で、川で死亡された方がいましたが、その方は、70代の方だそうです。

川などは特に危険で、若くても通常は川の中に立ったり、昔と違って川で泳いだりするようなことはしないので、普通は経験されている方は少ないと思います。

そして、その怖さは流されてみないと分かりません。

プールや、海水浴場では流れが分からないので、イメージしにくいですが、くるぶしくらいの水位(すいい)でも、流れが早ければ転びます。流されます。

そして、川の近くは、濡れやコケなどで、通常の舗装などの接地感とは全く異なるところもあります。

川の流れに慣れていたとしても、普通のクツでは川の近くには近づかない方が無難です。

沢登りをやっている自分も、普通のクツで行けば、親水公園などで滑ることは良くあります。(自分の運動オンチのせいもあるかもしれませんが・・・)

そして、年齢を重ねている方はなおさらなのです。
 
 
 

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まとめ

自分も年齢を重ねるにつれて、若い人に付いて行けなくなってしまうのは、とても悲しい事実です。

いくら知識と経験があるからといっても、体力の低下はどうすることもできません。

どんな事柄も「心技体」。

心(やる気)だけではダメですし、技(技術や知識)だけでもだめ、体(体力)だけでもダメです。

高齢登山の事故や遭難の原因は「体力不足を理解していない」ことが一番の原因。

自分の一番低い能力を見極めて、それにあったレジャーをするのが、大人の対応なのでしょう。
 

自分も肝に銘じます。
 
 
 

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