災害に強い趣味を目指して|登山を始めた動機について
台風や地震などの災害で役立つサバイバル装備を紹介します
実際東日本大震災や台風などの災害で、実際使ってみて、してこれ最強のサバイバルグッズと感じた登山用品です
参考にしてください
サバイバル登山家服部文祥さんが次のような記事を書いていました
「サバイバル登山家・服部文祥さんの「地震に負けない日常生活術」」
服部さんは、自信のサバイバル登山を応用すると、都市部で災害にあっても対応できる、と記事では言っています
これを見て、服部さんの場合は、自分とは逆の道のりだな・・・と、ふと思いました。
服部さんの場合は、趣味が結果的に災害に強いものであった、ということのようですが、自分の場合は、東日本大震災があって、そこからこの登山に行きついた、と逆のパターンだったのです
▼登山グッズおもしろ版

東日本大震災の影響から登山を始めました
自分がこの趣味を本格的に始めたのは、東日本大震災のあとからだったと思います
それまでも「トレッキング」をしていましたが、それほど本格的ではありませんでした
そのころは、性格上、趣味がなにかないとストレスをためてしまうタイプなので、没頭(ぼっとう)する趣味をさがしていました
いままでの趣味は
- マンガ
- 海釣り
- サッカー
これらがメイン
ですが、どうしても先のことを考えてしまって、ただストレスを発散するだけの趣味では、精神的にもお金的にもバランスが悪く、何がいいか決めかねていました
登山を趣味に決めた理由は?
趣味を決めるために、いくつかの条件を考えてみました
理由1 震災の教訓から、災害になって道具などが使える趣味
これが一番の理由
平成23年の震災の影響は大きく、基本的な生活が一変してしまいました
最初のうちは趣味どころの話ではなく、生活することが精一杯
気持ちに余裕がなく、とりあえず趣味の事は全く頭にない始末です
そのころは、震災からの復興が、生きるメインだったので、そういうことから考えると、復興が趣味だったのかもしれません
しかし、その復興にも疲れ、ストレスの増大は家族などには隠せませんでした
家族から、
「ストレスの発散をしては?」
という忠告もありましたが、このときは趣味をする元気がなく、受け流していました
そんな不安な中、今後も災害の度に水や食べ物、暖を取る事など、災害のたびに不安になることは、かなりのストレス
そこから、登山の道具は役に立つことがわかり、登山を趣味にすることにしました
理由2 あまり自分の性格からかけ離れていない趣味
自分は、何か趣味で没頭するものがないと、精神的につらくなってしまう・・というのは、何となく分かっていました
自分の性格上、みんなでワイワイやるような趣味は、まず合わないですね
また、じっとしているのも性に合わないので、できればインドアより、アウトドアな趣味がいいと思っていました
以前にやっていた、趣味のマンガは、完全にインドアでで×
それ以外のスポーツなどのアウトドアも、ワイワイガヤガヤやるのが苦手で、なんとなくやる気がわきません
やっぱりひとりでやるものがいいですね
そこで、ひとりで、アウトドアで体を動かして、災害にも応用できる趣味=登山とうわけです
理由3 趣味の登山は普段の家庭にも役に立つもの
これもやはり震災の影響での考え方だと思います。
家庭的に震災後は、自分だけ自由にするには、とても気が引けるし、現実的にはなかなかやっていくことも難しいところでした。
また、趣味をしているときに、家族のことを考えてしまうと、やる気がなくなってしまうこともありました。
多分罪悪感があったのだと思います。
何をやっても楽しめない状況が続きましたが、登山に使っている道具などは、災害時にも使えるものばかりで、家庭にとても役に立つものが多くあります。
実際、災害以外にも、持っている道具が生活の役に立っていることもあり、家族からも、何となく理解してもらっているのかな、と思えるようになってきました。
理由4 お金が掛からない趣味
登山は少なくとも初期投資にお金が結構かかるので、当てはまらないかもしれません
なるべくお金がかからないものを選んでは買っていますが、それでも一般的には値段が高いものがとても多いです
なるべくお金がかからないように、登山の道具を買うには、「一に忍耐二に忍耐」です。
セールやアウトレット、そのほかには、メルカリなど、オンラインのフリーマーケットを使用することもあります
また、高い物を買う場合は、しっかり家族にプレゼンをして、安全重視を前面に出して買うようにしています
家族の理解が得られないと、40代での登山は難しいでしょう
一番責任のある年代なのに、好き勝手やっては示しがつきません
プレゼンなどをする場合には、家族の身になってプレゼンをするようにしましょう
登山の道具で災害に役に立ったもの
現在は、まだ東日本大震災のようにひどい災害には起こってはいないですが、小さな災害などで、登山の道具や知識が役にたっています。
ヘッドランプ
これは災害でなくとも役に立っています。
例えば探しものを探す場合、暗い所をこれで照らして覗け(のぞけ)ます。
また、自分の家は、照明が少ないので、夜になるとヘッドランプを使う時があります。
通常の家では考えられませんが、照明が苦手な家族がいるので、家自体が薄暗いのです
また、仕事でも使います
詳細は話せませんが、建物の屋根裏や、暗い部分を見る時には特に使います
また、災害で電気が止まった時には、特に大活躍
震災の時の教訓で、家族では、ひとり1個ライトを持つようにしています
浄水器
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通常、ライフラインの水が止まった場合でも、役場などの給水車が出てくれて、困るということは少ないのですが、万が一の場合、小型の浄水器を常備しています。
水は汲み置きをしていますが、飲む時には、煮沸したりしないと安心できません。
泥水を浄水するのではなく、汲み置きしてある水を飲む時に使用したいと思っています。
登山では使用したことはありますが、まだ災害時には使用したことがありません。
今後できれば使用したくありませんが、これを持つことによって、心に余裕を作りたいです。
シュラフ
これも重宝
災害だけではなく、特に、家族が病気になったりしたときに保温するには特にいいですね
当たり前のことですが、温まった空気が逃げないので、コンパクトなところ、例えばクルマなどで家族を運ぶ時には、
サッと出せてサッとしまえる。
そして暖かい
また、家での茶の間で、仮眠してからすぐ出掛けるときも、サッと出して、仮眠して、サッとしまえる。
シュラフはとても便利ですねー
非常食
※ソイジョイはほぼ無添加で、そして美味しいのでおすすめ
これは特に重宝しました。
一般家庭の非常用の食糧と違って、よく使うので、何年に1回などの、特別更新が必要ではありません。
そして、ときどき、「非常食を食べる会」を家族でして、こういうものがあることをアピールしています。
最近のインスタントの非常食は、添加物も少なく、アルファ米などは、だんだんと本当の米に近づいているような気がします。
それでもまだまだ通常の物には程遠いですが、非常のときや、アウトドアで食べる分は全く問題ないと思います。
リュック
これも、災害のときは役に立ちました。
とくに30~40リッターのものは、水を運んだり、食糧を運んだり頻繁に使用しました。
最後は、荷物を出す暇(ひま)がないくらいだったので、ものを入れっぱなしでしたが、容量があるので、余裕でした。
意外と災害で使えることがわかりました。
テント
これは、災害のときではありませんが、子供達とレクリエーションをするときには、特に喜んでもらえます。
アウトドアで、テントを立てて、焚き火をすると、子供にとても受けて、尊敬されること間違いないでしょう。
まとめ
登山を趣味にして、合わせて災害に強くなれたことは、震災を経験した自分にとって、精神安定剤のようなものでした
まだ始めて5年くらいしか立っていませんが、今後も家族の理解をもらいながら、楽しく続けていけたらなと思います